説明

岐阜工業株式会社により出願された特許

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【課題】材料や施工に無駄を生じることなく、簡易な構成でトンネル冠部の覆工コンクリートを効率良く効果的に締固めることのできるトンネル覆工コンクリート打設方法を提供する。
【解決手段】既設覆工コンクリート15と妻型枠16との間のトンネル覆工用型枠10の外周面に、パイプ挿通孔17を有するガイド片18を複数突設すると共に、棒状バイブレータ20の後端部分に接続されたガイドパイプ19を、パイプ挿通孔17に挿通してガイド片18に支持させつつ、妻型枠16の外側からバイブレータケーブル21を牽引可能な状態とする。トンネル覆工用型枠10と覆工面22との間の覆工空間23にコンクリートを打設すると共に、コンクリート中に埋入された棒状バイブレータ20及びガイドパイプ19を、ガイド片18のパイプ挿通孔17をガイドとして、バイブレータケーブル21による牽引によって妻型枠16側に移動させながらコンクリートの締固めを行う。 (もっと読む)


【課題】材料や施工に多くの無駄を生じることなく、簡易な構成でトンネル冠部の覆工コンクリートを効率良く効果的に締固めることのできるトンネル覆工コンクリート打設方法を提供する。
【解決手段】覆工空間23にコンクリートを充填打設すると共に、棒状バイブレータ20を振動させながらバイブレータケーブル19を牽引して、当該バイブレータケーブル19が最も外径の小さな第1中空パイプ17aに棒状バイブレータ20を飛び出させたまま係止された状態から、第1中空パイプ17aを、次に外径の大きな第2中空パイプ17bに、第1中空パイプ17aが第2中空パイプ17bに係止されるまで挿入し、さらにバイブレータケーブル19を牽引して、第1中空パイプ17aが挿入された第2中空パイプ17bを、次に外径の大きな第3中空パイプ17cに、第2中空パイプ17bが第3中空パイプ17cに係止されるまで挿入する工程を含む。 (もっと読む)


【課題】ガントリー型トンネル掘削機によるトンネル掘削において、その走行用レールの移動に伴う該レールの摩滅を低減すること、及びレールの移動に要する動力を低減すること。
【解決手段】ガントリー型トンネル掘削機(10)は、一対のレール(14)上を走行可能であるガントリー(16)と、ガントリーに取り付けられた複数のアウトリガー(32)と、ガントリー(16)に設けられた、各レールをその長手方向へ移動可能に吊持するための少なくとも1つの吊持手段(34)とを備える。 (もっと読む)


【課題】セントルフォーム1の内側の作業用閉空間SP1を季節によらずに良好な作業環境にできるとともに、トンネル工事の工期短縮を図る。
【解決手段】覆工コンクリートC2の打設時にトンネルの内壁面S1に沿って配される型枠21を具備し、前記トンネルの掘削方向に移動可能に案内されたセントルフォーム1である。前記セントルフォーム1の移動方向の前端部に設けられて、該前端部よりも前方の切羽側空間SP2と前記セントルフォーム1とを仕切る前方仕切部材30aと、前記セントルフォーム1の後端部に設けられて、該後端部よりも後方の坑口側空間Sp3と前記セントルフォーム1とを仕切る後方仕切部材30bと、前記前方仕切部材30a及び前記後方仕切部材30bによって前記セントルフォーム1の内側に区画形成された作業用閉空間SP1の温度を調整する空調機51と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 覆工空間の周方向の複数位置での打設コンクリートの締め固めを、最小限の支持部材設置数で行う。
【解決手段】 トンネルT内壁面とこれの内側に配設された覆工用型枠3との間に形成された覆工空間S内に打設される覆工コンクリートを締め固めるためのトンネル覆工コンクリートの締固め装置であって、締固め用バイブレータを覆工空間S外から覆工空間S内へ進退可能に支持する支持パイプ6と、互いに異なる複数位置でバイブレータを覆工空間S内へ進退可能とすべく支持パイプ6を移動させる移動手段44,5Aとを備える。移動手段は、覆工空間S外で当該覆工空間Sの周方向へ延設されたレール部材44と、当該レール部材44にこれに沿って移動可能に設けられ上記支持パイプ6を支持する台車5Aとを備える。 (もっと読む)


【課題】パイプの抜き跡を残さない覆工の形成方法及びこれに用いられる型枠装置を提供すること。
【解決手段】型枠装置は、トンネルの壁面16との間にコンクリート打設空間17を形成するための型枠であって頂部を有する、コンクリート打設空間に打設されるコンクリートのための供給口が設けられた型枠18と、型枠の端部近傍に配置されかつ型枠の頂部に上方に向けて取り付けられたパイプであってその軸線に沿って昇降可能である少なくとも1つのパイプ42と、型枠に取り付けられパイプに近接するバイブレータであってその軸線に沿って昇降可能である少なくとも1つのバイブレータ44とを備える。次に、コンクリート打設空間17へのコンクリートの打設の間又はこれに先立ち、パイプ42をトンネル壁面に当接し又は近接するまで上昇させ、コンクリートがトンネル壁面の頂部に達した後、パイプを下降させ、パイプの下降の間にバイブレータ44を作動させる。 (もっと読む)


【課題】構造物の壁面への覆工の形成に際して打設されるコンクリートと構造物の壁面との間に残る空気を排出するために使用されるパイプであって、該パイプを通してのコンクリートの排出量を制限することができる空気抜き用パイプを提供すること。
【課題を解決するための手段】パイプ(42)は、構造物(10)の壁面(16)への覆工のために設置される型枠(14)と構造物の壁面との間のコンクリート打設空間(17)に打設されるコンクリートと構造物の壁面の頂部又はその近傍との間に残る空気をコンクリート打設空間外に導くために用いられる。パイプは閉鎖された一端(64)と、一端の近傍に形成されパイプの内部と外部とに連通する少なくとも1つの穴(66)とを有する。空気は穴(66)を通してパイプ内に導入可能である。 (もっと読む)


【課題】養生に用いる水または蒸気による冷却により前記覆工コンクリートの温度が低下することに起因する前記覆工コンクリートのひび割れを発生させることなく、前記覆工コンクリートを効率的に養生することができる養生設備を提供すること。
【解決手段】移動式型枠を用いて成形されたトンネルの覆工コンクリートの養生ための養生設備は、トンネルの軸線に沿って配置された、湿気を与えないで前記覆工コンクリートの養生を行う第1の養生装置および湿気を与えて前記覆工コンクリートの養生を行う第2の養生装置を含み、第1の養生装置は、第1の台車と、該第1の台車に固定された第1のフレームと、該第1のフレームに固定された第1の養生手段とを有し、第2の養生装置は、第2の台車と、該第2の台車に固定された第2のフレームと、該第2のフレームに固定された第2の養生手段とを有する。 (もっと読む)


【課題】発熱体設置の手間をなくし、かつ消費電力も低く抑えることができるコンクリート打設用型枠を提供する。
【解決手段】 コンクリート打設用の型枠3であって、コンクリートCに接するその外壁321の内面に沿って複数位置に閉断面の筒状強化リブ35が設けてある。熱風発生機42を設けて、強化リブ35の一端筒開口に、熱風発生機42から延びる送風パイプ43とヘッダパイプ44を介して熱風供給パイプを連通させる。 (もっと読む)


【課題】 多くの人手や手間を要することなく、機械的な手段によって供給されたコンクリ−トを充分に締固めて、効率良く覆工コンクリートを打設してゆくことのできるトンネル覆工コンクリートの打設方法を提供する。
【解決手段】 トンネル覆工用型枠10を用いたトンネル覆工コンクリート11の打設方法において、トンネル覆工用型枠10にトンネル軸方向Xに延設する複数のスリット部15を設けると共に、これらのスリット部15を介して複数の振動板16をトンネル覆工用型枠10の内側からこれの外周面10aとトンネル12内周の覆工面42との間の覆工空間17に向けて進退可能に突出できるように配設し、覆工空間17に供給されたコンクリート14を、覆工空間17に突出させた振動板16を振動させることによって締固める。 (もっと読む)


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