説明

岐阜工業株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の目的とするところは、コンクリートの圧力が異常圧に達するときにコンクリートを流出させて異常圧を下げるためにシャッターの開放を瞬時に行うことができる打設コンクリートの異常圧開放装置を提供することにある。
【解決手段】注入管の側面に形成されたコンクリートの流出口に対して開閉可能に設けられたシャッターを閉塞状態にロックするロック板16を形成し、ロックピン18の係合によりロック状態が保たれるようにした。また、受圧板31が、コンクリートの異常圧を受けたときは後退し、連結板33を介して押し上げられた揺動アーム21は反時計方向に回動して、ロックピン18の係合状態を解除する方向にロックピン18を引上げる。すると、ロックピン18がロック板16との係合状態から抜き出され、シャッターは瞬時にアンロック状態となって一気に開放されて、コンクリートの流出を可能とする。 (もっと読む)


【解決手段】トンネル1の内周でトンネル1の長手方向に沿って成形した覆工コンクリート2に対し流体を吹き付ける複数の流体出口12を有する流体供給管11を備え、流体供給管11の各流体出口12から出る流体を回収する流体回収トレー4を設け、流体回収トレー4から流体を回収する流体回収タンク13を設けるとともに、流体回収タンク13から流体を流体供給管11へ供給するポンプ14を設けた。
【効果】流体回収トレー4によりトンネル1内への流体の落下を防止して、覆工コンクリート2に吹き付けられた流体によりトンネル1内や各種設備が汚れることを防止することができる。覆工コンクリート2に吹き付けられた流体を流体回収タンク13に効率良く集め、さらには流体回収タンク13内の流体を流体供給管11へ循環させて覆工コンクリート2に吹き付けるための流体を再利用して節約することができる。 (もっと読む)


【解決手段】コンクリート打設型枠2に打設孔3a,4a、3b,4b、3c,4c、5を幅方向Xの両側で周方向Yに沿って複数配設している。この各打設孔に電動コンクリートポンプ16を接続している。この各打設孔のうち下側にある打設孔から上側にある打設孔へ順次コンクリートポンプ16からコンクリートを供給する。供給コンクリートの圧力を検出する圧力センサ6a,7a、6b,7b、6c,7cを幅方向Xの両側で周方向Yに沿ってコンクリート打設型枠2に複数配設している。この各圧力センサにより検出された供給コンクリートの圧力に関する検出値が供給コンクリートの圧力に関する異常時設定値を超えた場合に電動コンクリートポンプ16を停止させるように駆動制御する。
【効果】覆工コンクリートの表面を良好な状態に仕上げるとともに、異常圧発生時にコンクリート打設型枠2の破損を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】小型の覆工コンクリートの湿潤養生装置を提供すること。
【解決手段】トンネル内壁面11をコンクリートで被覆するトンネル覆工工事で使用され、トンネル1内を移動する覆工用のセントルSとトンネル内壁面11との間の空間に打設されたコンクリートの硬化後、当該硬化した覆工コンクリートの表面にひび割れの発生を抑制するようコンクリート表面を湿潤状態にして養生させる覆工コンクリートの湿潤養生装置2である。湿潤養生装置2は、天井面に設置され前記セントルSの後方に延びる軌道33と、軌道33に沿って移動可能な移動体44と、移動体44に設置され覆工コンクリートに向けて噴霧液を噴霧する噴霧装置5とを有する。軌道33は、セントルSの進行に伴いその進行方向に増設される支持材6によって移動自在に支持される。 (もっと読む)


【課題】打設済みの堤形状のコンクリート構築物の堤頂部に連続して、コンクリート張出部を施工するに当たり、一連のコンクリート張出部の施工工程を、足場支保工およびパイプ支保工無しで施工できるようにした張出部用型枠のブラケット支保工およびコンクリート張出部の施工方法を提供する。
【解決手段】少なくとも連結部材を主桁3aの下端部に設けて、ジャッキボルト構造によりアンカーブラケットに対して連結部材を着脱自在とする構成としたことにより、打設済みの堤形状のコンクリート構築物1の堤頂部2に連続して、コンクリート張出部2aを施工するに当たり、一連のコンクリート張出部2aの施工工程を、足場支保工およびパイプ支保工無しで施工できるようにした張出部用型枠のブラケット支保工およびコンクリート張出部の施工方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】トンネル覆工の施工において、打設状態が視認できない空間へのコンクリート打設量をできるだけ少なくし、かつ打設状態が視認できる領域での視認を容易にする。
【解決手段】トンネル覆工用の型枠1Aのうちその天井部10よりも下方に位置し天井部10に隣接する部分であるアーチ部13には、コンクリート9を高圧で供給する吹上口40を設ける。吹上口40の圧力は、吹上口40から吐出されるコンクリート9を重力に抗して型枠上方へ向けるに十分なものとする。天井部10には、コンクリート9の打設状態を観察する窓5cを設ける。このような型枠1Aを用いて、窓5cから視認できる位置までコンクリートをできる限り水平に打設する。 (もっと読む)


【課題】コンクリートをトンネル覆工用の型枠内に高密度に充填でき、耐久性に優れたトンネル覆工が形成可能な施工方法を提供する。
【解決手段】トンネル内に型枠を設置して覆工用のコンクリートを打設する工程において、圧力測定手段15、16によって型枠1内におけるコンクリートの充填圧を計測して、コンクリート9の充填圧を型枠1の変形または破壊が生じない範囲に調整する。型枠1で仕切られた空間のラップ側24に設けた天端部第1吹上げ口11からコンクリートを圧入し、コンクリートを型枠1内に充填した後、バイブレータ8によるコンクリート9の締め固め作業を実施する。その後、型枠の妻側25に設けた天端部第2吹上げ口11cからコンクリートをさらに圧入する。 (もっと読む)


【課題】覆工空間に流し込まれたコンクリートを締固める際のバイブレータケーブルの直線性を保持して、棒状バイブレータ及びバイブレータケーブルの妻型枠側への移動をスムーズに行わせるトンネル覆工コンクリート打設方法を提供する。
【解決手段】トンネル覆工用型枠10の外周面に突設して、バイブレータケーブル21の遊嵌固定機能を有する第1板状部材17a及び第1板状部材17bからなる固定ガイド片18を、トンネル12の軸方向Xに間隔をおいて直列状に複数配置し、覆工空間23にコンクリート11aを流し込む前は、固定ガイド片18によって、バイブレータケーブル19を、覆工空間23の厚さ方向Yの中間部分に保持しつつトンネル12の軸方向Xに直線状に配置して仮固定しておき、コンクリート11aを流し込んだ後に、バイブレータケーブル19を遊嵌状態に切り換えて、棒状バイブレータ20を振動させつつ妻型枠16側に牽引する。 (もっと読む)


【課題】覆工空間に流し込まれたコンクリートを締固める際のバイブレータケーブルの直線性を保持して、棒状バイブレータやバイブレータケーブルの妻型枠側への移動をスムーズに行わせる。
【解決手段】トンネル覆工用型枠10を用いて覆工コンクリート11を形成するトンネル覆工コンクリート打設方法において、棒状バイブレータ10を既設覆工コンクリート15に近接して配置すると共に、妻型枠16を貫通してバイブレータケーブル19を配置し、既設覆工コンクリート15と棒状バイブレータ20との間の覆工用型枠10に形成したワイヤー導入孔17から覆工空間23に導入したワイヤー部材18を棒状バイブレータ20の先端部に連結し、ワイヤー部材18を介して既設覆工コンクリート15側へ引張り力を負荷することにより、バイブレータケーブル19の直線性を保持しつつバイブレータケーブル19を妻型枠16側に牽引してコンクリートを締固める。 (もっと読む)


【課題】インバートコンクリート打設時の堰止めを迅速に行ってセグメントの浮き上がり等を有効に防止する。
【解決手段】トンネルTの底部に打設されるインバートコンクリートの堰止め装置1であって、トンネルT底部の内周面Fに沿った円弧状の下端外周を有する堰止め枠2と、堰止め枠2の背後を支持して内周面F上をトンネルTの長手方向へ移動可能な台車3と、台車3を所定位置で、内周面Fに固定する固定手段とを備える。固定手段は、内周面Fを構成するセグメントSのグラウト注入用ナットに螺入したボルトによってセグメントSに固定される受け枠65を備えており、当該受け枠65に台車3を、伸縮可能な棒ジャッキ64で連結する。 (もっと読む)


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