説明

宇部興産機械株式会社により出願された特許

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【課題】サージ圧の発生を削減して、バリの発生や湯噴きを防止し、更に現場の鋳造品質のバラツキを最も少なくする、ダイカストマシン及び鋳造方法を提供する。
【解決手段】ダイカストマシンは、製品を鋳造成形する金型(101)と、金型に溶湯(15)を射出するための射出シリンダ(102)と、射出シリンダを高圧で押圧するための油圧装置(303)とを具備する。油圧装置(303)は、作動油を射出シリンダに供給する射出用ピストンアキュムレータ(20);射出用ピストンアキュムレータ(20)からの作動油の流れを開閉するための高速速度調整バルブ(31)と;射出用ピストンアキュムレータ(20)のガス室(217)に、それぞれの切替弁(75,76,77)を介して流体連絡するように並列に設置される複数のガスボトル(71,72,73)とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 塗料注入機の先端に形成した塗料注入孔にピンを挿脱することにより、塗料の流通又遮断を切り替えるタイプの塗料注入機を使用して型内被覆成形を実施する場合において、該ピンが高温となって塗料注入機内で塗料を硬化させるという問題を防止する。
【解決手段】 本発明によれば、樹脂を射出する際に、金型キャビティへの塗料流路を遮断した状態で、該注入ピンの先端と塗料注入孔の先端とが略一致する位置となるように配するとともに、樹脂の射出完了直後から塗料注入開始前までの間において、該注入ピンの先端を、塗料流路が開口しない程度に、塗料注入孔の先端から離間させる。本発明は前記構成により、注入ピンが、成形直後の高い熱量を持った樹脂に接する時間を短くでき、樹脂の熱量によってピンが加熱されることによって生じる塗料の硬化を抑えることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 ダイカストマシンの射出スリーブに金属溶湯を注湯する給湯用のラドル装置に関し、短時間で確実に正確な溶湯量を供給でき、かつ搬送中に溶湯が滴下することがない給湯方法および装置を提供する。
【解決手段】 ラドルの下端部にある給湯口を開いた状態で給湯口の下側のみを保持炉の溶湯内に浸漬し、ラドル内の気体を真空吸引することにより保持炉の溶湯をラドル内に吸引し、ラドル内の溶湯の湯面が上昇して湯面検知手段に接触し検知した時給湯口を閉じ、真空吸引を保持した状態で、ラドルを保持炉から引き上げ射出スリーブまで移送し、真空吸引を停止するとともに給湯口を開き、不活性ガスをラドル内に供給して、射出スリーブ内に溶湯を注湯する。 (もっと読む)


【課題】 固定分級羽根と回転分級羽根を順次通過させて製品として取り出すエアスエプト式の竪型粉砕機の運転方法において、ガスの流量を増やすと、製品中に粗い粒子の混入が発生して品質に悪影響を与えるという竪型粉砕機の問題を、効率的に防止する。
【解決手段】 回転分級羽根の回転方向側にガスが流れるように該固定分級羽根を傾斜させるとともに、該固定分級羽根を通過するガス速度(Vg)を、回転分級羽根の回転周速度(Vr)よりも小さくして、10m/s〜16m/sまでの範囲とする。
本発明は、前述の構成により、固定分級羽根を通過後の原料が、回転分級羽根に強く吹き付けられて分級を阻害するという問題を生じることがなく、さらに、回転分級羽根に回転する力を与えることができるので、回転分級羽根の回転に要する消費動力を低減させることが可能である。 (もっと読む)


【課題】 付着し易い原料をロータリフィーダにより搬送する際に生じることのある原料閉塞という問題を防止する。
【解決手段】 本発明によれば、ロータリフィーダ内のロータ羽根を、回転方向側に前傾させる構成としたことにより、ロータ羽根が回転する際において、その先端が付着物に対し鋭い角度で切り込み掻き落として、付着物を効率的に除去する。また、前述の作用効果により、ロータ羽根が回転前進する際の抵抗が、従来装置と比較して小さくできるので、従来装置で除去できなかったような強固な付着物も除去できる。
本発明によれば、これらの理由から、付着し易い原料を使用する場合等においても、頻繁にロータリフィーダを停止させて内部に付着した原料を取り除く必要等がなくなり、その結果、従来装置に比較して、長時間の連続安定運転を続けることが可能になる。 (もっと読む)


【課題】押出工程における油圧ポンプ及び油圧ポンプを駆動する電動機及びポンプを効率の良い状態で運転するとともにポンプの運転台数を削減して、エネルギーの消費が少ない押出プレス及び押出制御方法を提供すること。
【解決手段】油圧ポンプの吐出量を制限して圧力を優先する制御部及び油圧ポンプの圧力を制限して吐出量を優先する制御部を備えて、圧力の優先制御で一本目を押出と共に押出時の負荷圧力を検出し、該検出した圧力に応じて前記いずれかの制御部を選択して油圧ポンプを駆動する。 (もっと読む)


【課題】
電動射出成形機のスクリュ制御は従来より樹脂圧力の閉ループと射出速度の閉ループから構成されており、その制御はPI制御を行っているため、射出速度制御から樹脂圧力制御に移行する段階で積分項のクリアのタイミングが重要である。タイミングによっては樹脂圧が振動するという問題がある。
【解決手段】
スクリュを駆動するモータをトルク制御し、射出速度制御のトルク指令値と樹脂圧力制御のトルク指令値の演算を平行して行い、速度から圧力への切り替えを連続的に行う。また、樹脂圧制御をばね系とし、樹脂体積弾性係数を用いた現代制御理論によりPI制御の積分項を考慮することなくモータを制御し、センサの計測データから外乱を推定することによりパラメータの細かな調整が不要となり、高速応答の制御が可能となる。 (もっと読む)


【課題】金型交換装置等の特殊な装置や高強度の交換用金型を必要とせず、形状設計の自由度が高い多層成形体を容易に製造可能な多層成形システムを提供する。
【解決手段】第一の射出装置31、発泡剤含有可塑化樹脂を射出可能な第二の射出装置32、その内部にキャビティ5が形成され得る金型10、及び型締装置20を有し、キャビティ5に充填射出された発泡剤含有可塑化樹脂が未発泡状態のまま保持された未発泡層を有する一次多層成形体を成形可能な多層成形装置100と、未発泡層が成形面に対向する状態となるように一次多層成形体が配設されるとともに、未発泡層を発泡させて、緻密層と、成形面の表面形状を投射した表面形状が形成された発泡層を有する多層成形体を成形可能な発泡成形部とを備えた多層成形システムである。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で容易に且つ確実に離型を行うとともにタイバーに対するタイバー連結手段の連結を解除することができるダイカストマシンの制御方法を提供する。
【解決手段】可動盤4を固定盤2に対して進退移動させる型開閉手段6と、タイバー4の所定位置に可動盤4を脱着可能に連結するタイバー連結手段7と、タイバー連結手段7によりタイバー5の所定位置に連結された状態の可動盤4を固定盤2に対して推進させて固定型1に対して可動型3を型締め・型開きさせる型締め手段8と、溶湯をキャビティ11内へ射出充填させるプランジャ装置12とを備えたダイカストマシンにおいて、成形が完了してから、型締め手段8により可動型3を固定型1から離間するよう移動させて型開きするストローク量S2と、プランジャ装置12によりプランジャチップ10をさらに前進させて突き出し動作を行うストローク量S1とを同じに制御する。 (もっと読む)


【課題】押出中に押出を停止して所定長さに押出材を切断し、一本のアルミ合金等のビレットから断続的に複数本の押出材を得る押出プレスの押出方法において、押出停止後の再押出開始時の立ち上がり時間を短縮し、もって生産性を向上させることができる押出プレスの押出方法を提供すること。
【解決手段】押出の停止に際して、押出プレスのメインシリンダ及びサイドシリンダ内の油圧圧力を所定の設定圧力まで降圧して保持することでおこなう。 (もっと読む)


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