説明

昭和電線ケーブルシステム株式会社により出願された特許

181 - 190 / 218


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】焼成時の雰囲気調整が容易で製造速度の大きな酸化物超電導線材の熱処理装置を提供する。
【解決手段】熱処理装置1は、熱処理炉4と、この内部に配置された水平方向の回転軸に対して回転可能な円筒状の回転体5とを備え、回転体5の円筒体5aには多数の貫通孔5bが円筒体5aの全面に均一に形成されており、円筒体5aの一端側は蓋体により密封され、他端側は円筒体内部のガスを熱処理炉4外へ排出するためのガス排出管7が蓋体に接続されている。円筒体5aの外表面に離間して複数のガス供給管8が対称に配置されており、各ガス供給管8には多数のガス噴出孔が円筒体表面に向かって雰囲気ガスを噴出するように形成されている。YBCO超電導層の前駆体を成膜したテープ状線材6は、回転体5に巻回されて超電導体生成の熱処理が施される。 (もっと読む)


【課題】基盤上の表面平滑性に優れた第1中間層の上に第2中間層及び特性の優れたYBCO超電導層を形成する。
【解決手段】2軸配向させたNi―W合金テープ状基板1の表面に、MOD法により複数回の塗布および仮焼を繰り返して成膜した5nm以下の表面平滑性を有するAZrからなる第1中間層2、パルス蒸着法により成膜したCeO膜からなる第2中間層3、MOD法により形成されたYBCO超電導層4およびこのYBCO超電導層の上にAg安定化層5を成膜して1MA/cm以上の臨界電流密度(Jc)を有するYBCO超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】各分割ブッシングのテーパ接合面に気泡や異物の混入のおそれがなく、同テーパ接合面における面圧の安定化が可能なブッシングを提供する。
【解決手段】第1の分割ブッシング12は、第1の内部導体16と、その周囲に設けられた受容口18を有する第1の固体絶縁体20と、第1の固体絶縁体20の周囲に設けられた第1の遮蔽層とを備えている。第2の分割ブッシング14は、第2の内部導体22と、その周囲に設けられた、受容口18に挿入される円錐状の挿入部26Aを有する第2の固体絶縁体26と、第2の固体絶縁体26の周囲に設けられた第2の遮蔽層28とを備えている。第2の分割ブッシング14に、挿入部26A及びその近傍の各周囲を包覆しかつ内周面が第2の遮蔽層28に密着する絶縁ゴム成形体30を配設した。 (もっと読む)


【課題】臨界電流値が高い厚膜のテープ状RE系(123)超電導体を製造する。
【解決手段】ハステロイ基板上にGdZrおよびCeOを順次形成した複合基板上にYおよびBaのトリフルオロ酢酸塩とCuのナフテン酸塩を溶解した原料溶液を塗布し、仮焼熱処理を施した後、超電導体生成の熱処理より低い温度で中間熱処理を施し、次いで、最高加熱温度760℃、水蒸気分圧13.5%、酸素分圧0.09%のアルゴンガス雰囲気中で超電導体生成の熱処理を施すことにより、約2μmの厚さを超えるYBCO超電導膜を有するテープ状RE系(123)超電導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】アレスタの放圧能力の向上を図る。
【解決手段】アレスタは、機器ケ−ス1の開口部1aに気密に配設されたブッシング2を備えており、このブッシング2にはアレスタ素子積層体6が着脱自在に装着されている。
ブッシング2は、ブッシング本体3と、ブッシング本体3の先端部にブッシング本体3と同心状に埋設された高圧シールド体4とを備えている。
アレスタ素子積層体6は、酸化亜鉛を主成分とする複数個のアレスタ素子61aを積層して成る積層体61を備えており、当該積層体61の外周には接続導体62および押し金具65に跨って絶縁モールド体67が設けられている。
このような構成のアレスタ素子積層体6をブッシング2内部に収容した状態において、アレスタ素子積層体6とブッシング2の挿入孔(先端部挿入孔51a、中間部挿入孔53a、下部挿入孔53a)間に気体層Gを形成する。 (もっと読む)


【課題】熱収縮チューブの加熱収縮作業によって検電用リード線が熱損傷することのないケーブル接続部を提供する。
【解決手段】ケーブル絶縁体16上に連接して嵌装されたストレスコーン20及び保護金具22と、ストレスコーン20に埋設された電極を有する検電部44と、一端が検電部44に接続され、ケーブル絶縁体16と保護金具22との間を経て他端が外部の検電表示機に接続される検電用リード線46と、検電用リード線46を挿通させる開口部50を有し、かつ保護金具22の一端部とケーブル絶縁体16とに跨って嵌装された筒型の保護カバー48と、保護カバーの一端部とケーブル絶縁体とに跨って設けられた、熱収縮性チューブからなる防食層54とを備えた。 (もっと読む)


【課題】フッ素ゴムに匹敵する耐熱性、機械的特性などの特性を有し、かつ、フッ素ゴムに比べ価格の安い電気絶縁性組成物、およびそのような電気絶縁性組成物を用いた絶縁電線を提供する。
【解決手段】(A)テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体100重量部に対し、(B)エチレン−プロピレン共重合体および/またはエチレン−プロピレン−ジエン共重合体を10〜80重量部含有する電気絶縁性組成物、およびこれを用いた絶縁電線である。 (もっと読む)


【課題】表面平滑性及び配向性に優れた基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】冷間加工により所定の厚さに成形したNi―W合金に900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して2軸配向させたテープを製造し、このテープに電解研磨を施して表面平滑性を5nm以下としたテープ状基板1の表面に、Ce―Zr―O膜からなる中間層2及びCe―Gd−O膜からなる中間層3を順次形成した後、その上に酸化物超電導層4を形成することにより希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


【課題】機械的強度及び配向性に優れた複合基板を用いて特性の優れた希土類系テープ状酸化物超電導体を製造する。
【解決手段】、耐熱性及び耐酸化性を有するハステロイ1とNi―W合金2とを冷間加工により貼り合わせ、900〜1300℃の温度で配向化熱処理を施して複合基板3を製造し、この複合基板3上に、Ce―Zr―O膜からなる中間層4及びCe―Gd−O膜からなる中間層5を順次形成した後、その上に酸化物超電導層6を形成して希土類系テープ状酸化物超電導体10を製造する。 (もっと読む)


181 - 190 / 218