説明

国立大学法人神戸大学により出願された特許

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【課題】ファウリング等の問題を改善したポリフッ化ビニリデン多孔質分離膜を、有機溶剤を用いないで、簡易な操作で、環境的にも安心、安全に製造することが可能な方法を提供すること。
【構成】本発明の製造方法は、MPCとBMAとの共重合体を溶媒に溶解した溶液に、ポリフッ化ビニリデン多孔質膜を接触させて、該多孔質膜表面を改質する、多孔質分離膜の製造方法であって、前記共重合体におけるMPC構成単位と、BMA構成単位のモル比が、10〜50:90〜50であり、且つ該共重合体を溶解する溶媒として、水を用いることを特徴とし、得られる分離膜は、逆浸透膜、限外濾過膜、精密濾過膜、透析膜、イオン交換膜等に利用可能である。 (もっと読む)


【課題】培養細胞の回収ロスを抑制すること。
【解決手段】生分解性材料からなり、半透膜機能を有する中空糸を1本以上含み、かつ、中空糸の内部空間に培養液を供給することにより中空糸の外部空間(ECS)に存在する細胞に生育必須成分を供給するための中空糸束30と、中空糸束30を格納するハウジングと、を少なくとも有し、かつ、ハウジング20の任意の部分が脱着可能であると共に、中空糸束30の少なくとも一部が外部に露出可能な構造を有することを特徴とする細胞培養用中空糸モジュールおよびこれを用いた細胞培養方法。 (もっと読む)


【課題】タンパク質・糖類・脂質などの生体高分子の機能解析に利用可能な分子認識基板を用いる生体高分子の分析方法において、窒素由来の共雑シグナルを低減し、高感度かつ高精度の質量分析に基づく生体高分子分析を簡便に行うことができる方法、および、当該方法に使用可能な基板を提供すること。
【解決手段】(1)標的生体高分子認識部位を有し、かつ窒素を含有しない人工高分子を備える生体高分子認識基板を試料と接触させる工程と、(2)試料と接触後の基板を質量分析に供し、前記人工高分子に選択的に結合した生体高分子の質量分析を行う工程と、を包含する生体高分子分析方法。 (もっと読む)


【課題】所望の適合溶質を容易に高生産可能な製法を提供する。具体的には、微生物内に所望の適合溶質を生合成させ、容易に分離・回収可能な製法を提供する。
【解決手段】微生物が本来有する主要な適合溶質の生合成能を低下又は欠失させ、且つ所望の適合溶質生合成に関連する外来遺伝子を導入した微生物を高浸透圧条件下で培養し、当該微生物中で所望の適合溶質を生合成させる工程を含み、さらに当該微生物中で生合成した所望の適合溶質を、低浸透圧条件下で微生物から排出させ、回収する工程を含む製造方法による。 (もっと読む)


【課題】安価な原料を使用し、製造工程が容易であり、特に低温領域に反応温度を制御する必要がなく、従来のポリ(3−置換チオフェン)の製造方法と同等の収率で、当該方法によって製造されるポリ(3−置換チオフェン)と同等以上の優れた立体規則性および分子量分布を有するポリ(3−置換チオフェン)を製造する方法を提供すること。
【解決手段】パラジウム触媒、有機アルカリ金属塩および極性非プロトン性有機溶媒の存在下、モノハロゲン化3−置換チオフェンを重合することを特徴とする、ポリ(3−置換チオフェン)の製造方法。 (もっと読む)


【課題】より簡便に効果的にジメチルグリシンを製造する方法を提供する。
【解決手段】グリシンからサルコシン、サルコシンからジメチルグリシンへの二段階のメチル化反応によるジメチルグリシン合成のための代謝経路に関連する外来遺伝子を、微生物に導入することによる。更に、ジメチルグリシンの合成にメチル基供与体として使われるS-アデノシルメチオニン(SAM)の合成系を並行して強化することで、より大量のジメチルグリシンを生合成することができる。本発明の製造方法により、植物バイオマス由来の単純な炭素源からジメチルグリシンを微生物内で高密度に蓄積することができ、さらには淡水などの低浸透圧条件下でジメチルグリシンを排出させ、容易に分離・回収することができる。さらには、使用した微生物を繰り返し利用することで、ジメチルグリシンを連続して高生産することができる。 (もっと読む)


【課題】簡単な素子構成で、テラヘルツ電磁波を長時間持続させて発生させることのできるテラヘルツ電磁波発生源を提供する。
【解決手段】テラヘルツ電磁波発生源101は、N型半導体層とP型半導体層とが交互に少なくとも3層積層された半導体積層構造を有するnipi積層体110を有し、このnipi積層体110に対して、超短パルスレーザーを照射することによりテラヘルツ電磁波を発生する。これにより、簡単な構成で、テラヘルツ電磁波を長時間持続して発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】同一の分子骨格を有し、所定の波長域に吸収極大を有する光波長選択吸収色素。
【解決手段】


で示されるロザリン誘導体を含有する。 (もっと読む)


【課題】高い光入力強度まで非線形光学応答特性が得られる半導体多重量子井戸構造の非線形光学素子を提供する。
【解決手段】半導体多重量子井戸構造を有する非線形光学素子において、障壁層の厚さを井戸層より小さい原子層の厚さとし、ミニバンドを形成する。これにより、電子・正孔のミニバンドのエネルギー幅を所定エネルギー値以上とすることができ、励起子キャリアの存在空間体積が増大し、その結果、励起子キャリア密度が低下し、励起光エネルギーを増大できることになる。入射光を高い光入力強度まで非線形光学素子に入射させることが可能となり、高い光入力強度まで非線形光学応答が飽和することなく応答強度が増加できる。 (もっと読む)


【課題】リン酸オセルタミビルを容易に入手可能な原料化合物から高い光学純度で得ることができる、高収率かつ実用的なリン酸オセルタミビルの新規化学合成法の提供。
【解決手段】光学活性な環状エポキシエステルの特定な化合物を出発原料とし、シクロヘキセニルアジドおよび環状ジアミド−アルコールを経由するリン酸オセルタミビル(10)の新規化学合成方法。
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