説明

国立大学法人 東京医科歯科大学により出願された特許

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【課題】口蓋裂などの先天異常、鼻口腔瘻、上顎洞口腔瘻などの瘻孔に代表される生体の軟組織欠損を、適正かつ安全に再建、閉鎖、修復できる、医学的、倫理的、技術的に実用化が十分可能な膜材料を提供する。
【解決手段】吸収性多孔質膜材料に血液、血液成分、骨髄液等を供与してなる、軟組織再生基盤材料を提供する。生分解性材料には、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ε−カプロラクトンなどのポリカルボン酸系材料(混合物、共重合体を含む)、キチン、ポリアミノ酸、多糖類などが好適に利用される。中でも、ポリ乳酸−ポリグリコール酸−ε−カプロラクトンの3元共重合体は、ε−カプロラクトンのモル比率により柔軟性等を調整でき、ポリグリコール酸のモル比率により分解速度を調整できるため、本目的に好適である。 (もっと読む)


【課題】人工臓器などに要求される特性を兼ね備えた複合生体材料を提供する。
【解決手段】複合生体材料は、Ti(チタン)とSPU(セグメント化ポリウレタン)とをγ−MPS(メルカプトプロピルトリメトキシラン)を介して接合され、柔軟性のある金属ベースの材料となり、人工臓器などに要求される生体機能性、柔軟性、加工性、強度(靱性)、耐久性その他を兼ね備える。γ−MPSの膜厚を1nm〜30nmの範囲内に収めると、γ−MPSの分子ユニットがTiとSPUとの間で直立した状態で存在し、分子ユニットの総数が増えて密に存在するため、γ−MPSとSPUとの結合ポイントが増加し、Ti、γ−MPS、SPUの三者の界面の接合応力が増大する。これにより、TiとSPUとの接合強度を界面の化学構造レベルで制御可能となる。SPUの接合後に紫外線を照射し、Tiの表面を過酸化水素水に浸漬することで接合応力はさらに増大する。 (もっと読む)


【課題】多発性骨髄腫などの癌に特徴的な挙動を示す遺伝子を同定して癌の検出方法及び細胞増殖抑制剤を提供すること。
【解決手段】検体において11番染色体q23領域の遺伝子の増幅を指標として当該検体の腫瘍化を検出及び/又は分類することを含む、癌の検出方法。 (もっと読む)


【課題】組織保存性に優れ、医療、医学実験等の分野において有用な、組織保存液を提供すること。
【解決手段】酸素ナノバブルを含むことを特徴とする組織保存液である。 (もっと読む)


【課題】炎症性腸疾患に対する治療又は予防効果に優れ、かつ副作用の少ない医薬組成物を提供すること。
【解決手段】炎症性腸疾患の治療又は予防のための医薬組成物であって、下記一般式(1)で表される化合物及びその医薬的に許容され得る塩の少なくともいずれかを含有することを特徴とする医薬組成物である。
【化7】


ただし、前記一般式(1)中、Rは、水素原子及び水溶性基のいずれかを表す。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、滑膜由来間葉幹細胞のin vivoでの軟骨形成を使用して、関節軟骨欠損または半月板欠損を治療する方法を提供することにある。
【解決手段】本発明は、軟骨欠損または半月板欠損に関連する疾患に対する治療方法を提供する。本発明において、軟骨欠損または半月板欠損に関連する疾患に対する治療方法は次の工程を含む:ex vivoで自家滑膜由来間葉幹細胞を培養すること;間葉幹細胞を移植して軟骨欠損部または半月板欠損部を間葉幹細胞により覆うこと;そして間葉幹細胞を軟骨細胞に分化させることによって、軟骨欠損部または半月板欠損部でin situで軟骨細胞を再生させること。 (もっと読む)


【目的】ヒドロキシルラジカルの発生及びウイルスの不活性化に関する新規な科学的事実に基ずく抗ウイルス材を提供する。
【構成】抗ウイルス材は、有効な組み合わせによる金属酸化物粉末と水酸化物との反応によるヒドロキシルラジカルによりウイルスが不活性化される。
【効果】ウイルスとして、例えば、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、フラビウイルス、ピコルナウイルス、カリシウイルス、フィロウイルス、ラブドウイルス、パラミクソウイルス、ヘルペスウイルス、パピローマウイルス、ポリオーマウイルス、アデノウイルス、バルボウイルス、レトロウイルス、ヘパドナウイルス等が確実・明瞭に不活性化される。 (もっと読む)


【課題】癌抑制遺伝子を新たに見出してこれを含有する癌抑制剤ならびに該癌抑制遺伝子を用いる癌の診断方法を提供すること。
【解決手段】RGC32遺伝子又はその相同遺伝子を含有する癌抑制剤;RGC32タンパク質又はその相同タンパク質を含有する癌抑制剤。RGC32遺伝子の全部又はその一部を含むDNA又はRNAを用いて検体試料中のRGC32遺伝子を解析する工程を含む癌の診断方法;ならびにRGC32タンパク質に対する抗体又はその断片を用いて検体試料中のRGC32タンパク質を解析する工程を含む癌の診断方法。 (もっと読む)


【課題】ヒトでのHTLV−I特異的T細胞応答を追跡したり、種々の病態を示す患者のT細胞応答を調べるための、検査室レベルで簡便に測定できるHTLV−I特異的T細胞応答検定方法やそのための試薬を提供すること。
【解決手段】グルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST)−Tax融合タンパク質を用いる簡便なHTLV−I特異的T細胞応答の検出系を試作した。Taxはそれ自身が細胞増殖やアポトーシス抑制活性を持つためTaxタンパク質を3分割するようデザインした。HTLV−I感染者の末梢血単核球にGST−Tax融合タンパク質を添加して培養し、培養上清中のIFNγを測定することにより、HTLV−I特異的細胞性免疫応答を主要エピトープの部位に応じて感度良く測定する。 (もっと読む)


【課題】睡眠導入効果、特にノンレム睡眠を短時間で誘導する効果に優れ、かつ安全性の高い睡眠導入剤、並びに、前記睡眠導入剤を含有する医薬組成物及び食品を提供すること。
【解決手段】以下の構造式(1)で表されるハイパフォリン、及びその医薬的に許容され得る塩の少なくともいずれかを含有することを特徴とする睡眠導入剤、並びに、前記睡眠導入剤を含有する医薬組成物及び食品である。
【化4】
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