説明

北海製罐株式会社により出願された特許

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【課題】缶体材料用金属板又は有底筒状缶体の缶胴部外面側に保護被覆層を形成したときに、金属缶体がレトルト処理を受けてもホログラムパターンを視認できなくなることのない印刷ポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】印刷ポリエステルフィルム1は、缶体材料用金属板又は有底筒状缶体の缶胴部外面側に熱硬化型樹脂系接着剤層5を介して加熱接着されて保護被覆層12,25を形成する。基体となるポリエステルフィルム2の一方の面に、0.1〜2.0μmの高低差からなる凹凸を備えるホログラムパターン層3が設けられ、ホログラムパターン層3上の少なくとも一部にアルミニウム薄膜片を含み、エポキシブチラール系樹脂とポリイソシアネート系樹脂とからなる樹脂組成物又は、ポリエステルポリウレタン系樹脂とポリイソシアネート系樹脂とからなる樹脂組成物からなる印刷層4aが設けられ、印刷層4a上に熱硬化型樹脂系接着剤層5が設けられる。 (もっと読む)


【課題】接着剤層に金属粉末が分散されたものと同等のメタリック感を有する色調が得られ、缶体材料用金属板に対する接着性が阻害されない印刷ポリエステルフィルム及び印刷ポリエステルフィルム被覆金属缶体を提供する。
【解決手段】印刷ポリエステルフィルム1は、缶体材料用金属板11に熱硬化型樹脂系接着剤層4を介して加熱接着されて保護被覆層12を形成する。基体ポリエステルフィルム2の一方の面に顔料を含む樹脂組成物からなる印刷層3が設けられ、印刷層3上に鱗片状ガラス粉末が分散された熱硬化型樹脂系接着剤層4が設けられている。鱗片状ガラス粉末は、表面に金属又は金属酸化物からなるコーティング層を備える。 (もっと読む)


【課題】複数の割型工具を用いて滑らかな外表面の拡開缶胴を得ることができる拡開缶胴の製造方法を提供する。
【解決手段】複数の割型工具3を収束状態で缶胴1内部に挿入した後、各割型工具3を放射状に外側へ移動させることにより、各割型工具3の押圧面4により缶胴1の内周面を押圧して缶胴1を所定外径に拡開させる第1の拡開成形工程を行う。次いで、缶胴1の内周面から各割型工具3を離反させた後に缶胴1の周方向に缶胴1又は各割型工具3を回転移動させて、拡開痕14に割型工具3の押圧面4を対向させる押圧位置変更工程を行う。続いて、押圧位置変更工程により変更された位置で各割型工具3を放射状に外側へ移動させることにより、缶胴1の内周面における各拡開痕14を各割型工具3の押圧面4により押圧して缶胴1を所定外径に拡開させる第2の拡開成形工程を行う。 (もっと読む)


【課題】減圧吸収パネルによる減圧の吸収量を低下させることなく、内部が加圧状態から減圧状態に転じても減圧吸収パネルが円滑に凹入状態に戻るようにした合成樹脂製ボトルを提供する。
【解決手段】減圧吸収パネル9の外周縁10の内側に位置する溝部11を設ける。溝部11の開放側の端縁を減圧吸収パネル9の外周縁10より胴部4の内方に形成する。溝部11の縦方向の中央部に、縦方向に沿った所定の長さ範囲にわたる溝部11の底部を浅く形成した浅底部15を設ける。浅底部15と減圧吸収パネル9の外周縁10との間から外周縁10よりも低い高さに突出して浅底部15に沿って延びる突出部16を設ける。 (もっと読む)


【課題】破断筒の下端縁の傾斜角度を増加させることなく、容易に閉塞板部を破断することができる容器用キャップを提供する。
【解決手段】容器用キャップ1は、円筒部31とカバー部33とからなる中栓3と、注出口41を有し中栓3に下降可能に嵌合する注出口部材4と、注出口41を閉塞する注出口キャップ5とを備える。円筒部31には流路を閉塞する閉塞板部37が破断可能に形成され、注出口部材4には、注出口部材4の下降に伴い閉塞板部37を破断して円筒部31を開口するための破断筒44が、注出口41に連通して形成されている。
破断筒44の下端縁は、斜めに傾斜すると共に、閉塞板部37を破断する刃部44aと、最上端部分に位置する非刃部分とを有し、非刃部分に隣接する刃部44aの部分には、下方に突出する突刃部分44cが形成されている。 (もっと読む)


【課題】マット調の画像表現をすることができると共に、印刷フィルムの耐傷付性、滑り性が担保された印刷ポリエステルフィルム及びこれを用いた印刷ポリエステルフィルム被覆缶体を提供する。
【解決手段】印刷ポリエステルフィルム1は、基体となるポリエステルフィルムの一方の面に設けられた顔料を含む樹脂組成物からなる印刷層3と、印刷層3の上に設けられた熱硬化型樹脂系接着剤層4と、基体となるポリエステルフィルムの他方の面に設けられ、粒子7が分散された樹脂組成物からなる樹脂組成物層5と、樹脂組成物層5上に設けられ、樹脂組成物層5の表面から突出した前記無機粒子又は有機粒子を被覆することにより形成される粗面状部を有する熱硬化オーバーコート層とを備える。 (もっと読む)


【課題】被塗装物の塗膜厚の良否判定を迅速且つ正確に行うことができる粉体塗装方法を提供する。
【解決手段】接地した被塗装物1の表面に、粉体スプレーガン4により帯電した粉体塗料を吹き付ける粉体塗布工程と、被塗装物1の表面に塗布された粉体塗料を加熱して塗膜を形成する塗膜形成工程とを設ける。粉体スプレーガン4は、その内部を流動する粉体塗料を接触させて粉体塗料に摩擦静電気を付与する接触内面を備えると共に、接触内面が接地ケーブル8を介して電気的に接地される。粉体塗布工程に、粉体塗料の吹き付け時に、接地ケーブル8を介して接地電流値を計測する接地電流計測工程と、接地電流計測工程により計測された接地電流値に基づいて塗膜厚の良否を検査する検査工程とを設ける。 (もっと読む)


【課題】ベンダーコラム内に積み重ねたときの傾きを少なくし、ベンダーコラムからの排出が円滑に行われるロールラベル付き合成樹脂製ボトルを提供する。
【解決手段】胴部5と、その上方に延びる肩部4と、肩部4に連設された口部3と、胴部5を閉塞する底部6とを備える。底部6は、胴部5の下方に延びる底部周壁15と、円形状の底部閉塞部16と、底部周壁15と底部閉塞部16とを繋ぐ断面視湾曲形状の湾曲部17とを備える。胴部5と肩部4との境界に沿った位置に、胴部5の外径より大径とされた環状の上部大径部8を設ける。胴部5と底部周壁15との境界に沿った位置に、上部大径部8と同径とされた環状の下部大径部9を設ける。底部周壁15の外径を、胴部5の外径と同じ又はそれより大とし、且つ下部大径部9の外径よりも小とする。 (もっと読む)


【課題】比較的軽い力で掴んでも手中から滑り落ち難いだけでなく、高い安定性を得ることができ、しかも、缶胴表面に施す印刷等の視認性が高く、視覚的にも安定感があり、外観に優れた缶体を提供する。
【解決手段】缶胴2の上半部の範囲内に上端が位置してこの上端から下方に向かって次第に縮径する第1テーパ壁部8と、第1テーパ壁部8の下端から一定の外径を維持して下方に延びる小径壁部9と、缶胴2の下半部の範囲内に下端が位置してこの下端から上方に向かって次第に縮径すると共に上端が小径壁部9に連なる第2テーパ壁部10と、第1テーパ壁部8の上端から一定の外径を維持して上方に延びる上部大径壁部6と、第2テーパ壁部10の下端から一定の外径を維持して下方に延びる下部大径壁部7とを備える。第1テーパ壁部8は小径壁部9より高さ方向の長さが大とされ、第2テーパ壁部10は小径壁部9より高さ方向の長さが小とされている。 (もっと読む)


【課題】十分なパネリング強度が得られ且つ極めて美観の高い缶胴を製造することができる缶胴の製造方法を提供する。
【解決手段】金属製缶胴2の全周にわたって凹状加工部5を加工形成する外形加工工程と、凹状加工部5の第1テーパ壁部8と第2テーパ壁部10との境界を含む所定の範囲内に、缶胴2の周方向に延びるビード11を形成するビード加工工程とを設ける。外形加工工程は、未加工缶胴2の内部を気体により所定圧に維持し、缶胴2の外方から押圧部材により押圧しつつ押圧部材を缶胴2の軸線方向に移動させて、凹状加工部5を形成する。ビード加工工程は、缶胴2の内面側に受け型を当接すると共に缶胴2の外面側に押し型を当接し、両型の圧接によりビード11を形成する。 (もっと読む)


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