説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】非常用電源を含む全電力を喪失する等の事象が生じた場合、前記の電動ポンプ及び電動弁は作動せず、非常用炉心冷却設備が機能しない可能性があり、全電力喪失時の原子炉の安全性を確保するためには、動的手段によらない非常用炉心冷却設備が不可欠である。
【解決手段】原子炉圧力容器よりも上方に非常用冷却水用水源を位置させ、前記非常用冷却水用水源から原子炉圧力容器、原子炉格納容器、使用済燃料貯蔵用プール等へ、所定の温度で自動的に開閉する温度応動弁等を介して給水用配管を接続することにより、全電力喪失時においても前記原子炉圧力容器、原子炉格納容器、使用済燃料貯蔵用プール等に非常用冷却水を重力により注入することが可能となり、原子炉を安全な状態に保持することができる。 (もっと読む)


【課題】プラント間における配管ルート・部品形状などの詳細な変更に対応できる支援システム及び支援方法を提供する。
【解決手段】プラント建設支援装置1は、既設・新設プラントDB群2のデータに基づいて既設プラントのCAD部品を機能情報と、空間情報と、設計情報に基づいてグループ化し、工程テンプレートを作成して工程テンプレートDB24に記録する実績工程テンプレート生成部11と、新設プラントのCAD部品を既設・新設プラントDB群2のデータに基づいてグループ化し、各グループに対して類似する既設プラントのCAD部品グループを判定し、類似する既設CAD部品グループの工程テンプレートを用いて新たな工程を作成する工程生成部12を有する。 (もっと読む)


【課題】取水槽の設計最高水位を超える高さに海水が侵入しても、海水供給機能を保持できるポンプを提供すること。
【解決手段】海水が取り込まれた取水槽13内に設置されたケーシング21と、ケーシング21内に収納されたインペラ23と、インペラ23のシャフト25と連結され、インペラ23を回転駆動して取水槽13内の海水を熱交換器14に搬送するためのモータ24とを備える。モータ24は、取水槽13の設計最低水位より下方に設置されているものとする。 (もっと読む)


【課題】原子炉圧力容器から流出した排気が十分に放射性物質を回収されないまま大気に放出されることを抑制することができる除染装置、除染方法、原子力プラント及びその改造方法を提供する。
【解決手段】原子炉格納容器10からの排気を排出する排気筒であってスクラビング用液31を貯留するスクラビング容器32と、原子炉格納容器10内のガスを逃がすベント管であってスクラビング容器32内のスクラビング用液31に原子炉格納容器10からの排気を供給する排気管路33とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明では、原子炉の冷却性能を強化するための隔離時炉心冷却設備の新たな手段を提供する。特に、配管系のみを変更することにより、既設の沸騰水型原子炉の冷却強化が可能であり、原子炉圧力容器などの大規模な機器の改造、交換を不要とする。
【解決手段】下部に制御棒駆動機構を有する原子炉と、該原子炉に連結した主給水配管および主蒸気配管と、該主蒸気配管の主蒸気を用いて駆動されるタービン駆動ポンプと、該タービン駆動ポンプの吸込み側に設けられた水源とを有する隔離時炉心冷却設備において、原子炉下部から直接冷却水を原子炉内部に供給する手段を設けることにより、原子炉隔離時における燃料の冷却性能を向上する。 (もっと読む)


【課題】地震による配管機器の破損,津波による浸水が発生した場合,可能性としては非常に低いが,下部基礎版に水が浸入する事態を想定する必要がある。また,免震装置には点検・保守が必須である。一般に免震装置が設置される下部基礎版の表面は,凹凸の無い平らな構造をしている。このような構造においては,一旦下部基礎版が浸水すると,排水の手段が無いために免震装置の点検・保守作業の大きな妨げとなることが懸念される。本発明では,下部基礎版が浸水した際に,溜まった水を排水する手段を実現することを目的とする。
【解決手段】原子炉格納容器と,原子炉建屋と,タービン建屋と,前記3つの構造物を固定する上部基礎版と,上部基礎版を支持する複数の免震装置と,免震装置からの荷重を受ける下部基礎版と,を備えた免震構造の原子力プラントにおいて,前記下部基礎版上の水を排水する手段を備えたこと,を特徴とする免震構造の原子力プラント。 (もっと読む)


【課題】電気貫通部単体での健全性をノイズによる影響の観点から評価可能とする電気貫通部の評価装置および評価方法を提供する。
【解決手段】第1の電気貫通部2と第1の電気貫通部2とは異なる第2の電気貫通部3とを電気的に接続して閉ループ回路を形成するケーブル4,5,9aと、模擬電流を発生させる模擬電流発生装置7と、形成された閉ループ回路に模擬電流をコモンモード電流として注入する電流注入器6と、模擬電流注入時のコモンモード電流を電流値として測定する電流測定器8と、模擬電流注入時に第1の電気貫通部2から導き出される微弱な高周波電気信号を電圧値として測定する信号電圧測定装置9と、電流測定器8で測定される電流値と信号電圧測定装置9で測定される電圧値とから変換比を算出する変換比算出装置10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】使用済燃料プールを冷却する外部電源が長期に喪失した場合でも、使用済燃料プールの水量の減少を抑制する。
【解決手段】使用済燃料プールよりも上部に、原子炉建屋内外で熱交換する熱交換器を設置する。原子炉建屋内側の熱交換器は、原子炉建屋内の蒸気を凝縮するためのもので、蒸気凝縮により奪った熱は原子炉建屋外側の熱交換器から外部に放出する。原子炉建屋内側の熱交換器で蒸気を凝縮して生成した水は、熱交換器の下部に設置した凝縮水回収器で集め、凝縮器回収器下部から使用済燃料プールへと接続した凝縮水戻し管を通して使用済燃料プールに戻す構造とする。 (もっと読む)


【課題】循環水系の作動不良時に無動力で機能して燃料プールの水位低下を抑制することができる原子力プラント、燃料プール水冷却装置及び燃料プール水冷却方法を提供する。
【解決手段】核燃料を含む炉心1を内包した原子炉圧力容器2と、この原子炉圧力容器2を格納する格納容器3と、使用済み燃料12を保管する燃料プール11と、原子炉圧力容器2、格納容器3及び燃料プール11を収容した原子炉建屋10と、燃料プール11の燃料プール水14を強制循環冷却する循環水系21と、燃料プール11の燃料プール水14の熱を搬送し大気中に放出する少なくとも1本のヒートパイプ13とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、人が直接近づけない場所に存在し複雑な曲面形状の構造物に対し、密閉空間を形成することなく、簡易に構造物の表面形状をレプリカに転写し、表面形状を観察できる遠隔表面調査装置又は遠隔表面調査方法或いは原子炉炉内構造物の水中遠隔表面調査方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、構造物の表面形状のレプリカを採取するに当たり、被検体表面との間に隙間を形成し、隙間内にレプリカ剤を供給する。隙間を形成することにより、レプリカ剤の表面張力でレプリカ剤を隙間内に保持することで、密閉空間を形成することなく被検体表面形状のレプリカを採取する。 (もっと読む)


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