説明

日立GEニュークリア・エナジー株式会社により出願された特許

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【課題】廃炉作業に要する時間を短縮できる放射性構造部材の搬送方法を提供する。
【解決手段】廃炉作業を行う原子炉建屋73内で搬出すべきプラント構造部材の線量率及び温度を測定し、その後、このプラント構造部材を収納容器に収納する。原子炉建屋73から搬送されて除染室58で除染された、プラント構造部材を収納した収納容器は、搬送台車に載せられて走行レール44Aに沿って移送される。制御装置64Aが線量率測定値、温度測定値及び収納容器に付された識別番号に基づいてその収納容器の搬送先である除染建屋60、高線量率構造部材保管建屋61または燃料保管建屋62を判定する。収納容器の搬送先が除染建屋60であるとき、制御装置64Aは除染建屋60につながる走行レール46と走行レール44Aの交点にあるターンテーブルを90°旋回せる。これにより、収納容器を載せた搬送台車が除染建屋60に到達する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、工業分野で使用可能であり、センサ全体として感度を低下させることなく、一素子あたりの指向性を広げることにより斜角方向の検査性能を向上させた超音波センサ及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】 超音波センサ100は、レンズ状基板10と、レンズ状基板に保持された複数の圧電素子20とから構成される。複数の圧電素子20は、平面形状が長方形状であり、長方形状の長辺同士が隣接するように短辺方向であるX方向にアレイ状に配列される。長方形状の複数の圧電素子20がX−Y平面に配列され、複数の各圧電素子は、X−Y平面に直交するX−Z平面においてのみ、その断面形状が円弧状である。円弧状の圧電素子の凸方向に超音波を送信してセクタスキャンするように用いられる。 (もっと読む)


【課題】長期間の保守点検作業が困難な場所に、弁操作部の回転運動を遠隔操作伝達装置の軸方向運動に変える回転摺動部を持つ遠隔操作弁において、回転摺動部の保守点検作業を容易に行うことができる新たな遠隔操作弁を提供する。
【解決手段】遠隔操作弁の操作の際に、大気雰囲気を持つ操作室に回転摺動部を置き、弁本体の設置された設備室等の空間には軸方向の力によってのみ弁開閉を行う機構を設け、頻繁に保守が必要な部分を保守点検が容易な別室に置き、遠隔操作で弁開閉を可能とする。 (もっと読む)


【課題】制御棒の寿命をさらに精度良く評価できる制御棒の寿命監視方法を提供する。
【解決手段】出力分布演算部11は、入力したこれらの中性子検出信号に基づいて、炉心の平均出力Pave、及びセルiにおいて制御棒に隣接する燃料集合体jの相対セグメント出力Pを求める。熱出力演算部13は、制御棒の1枚のブレードに対する隣接した2体の燃料集合体当りの熱出力の和Wを、W=Pave×ΣPで算出する。換算係数演算部16は、各熱出力の和Wを用いて制御棒の各ブレードにおける全中性子吸収量を求める際に使用する換算係数γを求める。全中性子吸収量演算部15は、熱出力の和W、換算係数γ及び時間tを用いて、制御棒の各ブレードにおける全中性子吸収量を、W×γ×t=Pave×Σ(P×γ)×tにより算出する。算出された全中性子吸収量に基づいて制御棒の核的寿命を評価する。 (もっと読む)


【課題】磁気制振装置を取り付けた状態での原子炉用インターナルポンプの共振周波数を測定検出することにより、振動低減効果として最良な磁気制振装置の同調制御方法および振動低減効果を提供する。
【解決手段】磁気制振装置をインターナルポンプに取り付け、磁気制振装置を作動させない重量付加状態にして、インターナルポンプを昇速または降速させることによって磁気制振装置を取り付けたインターナルポンプの共振周波数を測定し磁気制振装置の同調周波数として利用可能とする。 (もっと読む)


【課題】手動弁ハンドルの太さに関係なく、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けて設定することができる手動弁開閉治具を提供する。
【解決手段】手動弁開閉治具1を、作業者が把持する柄部材2と、該柄部材2の先端部に備えられ、手動弁ハンドル100の外周面に突き当てられる突き当て部3と、該突き当て部3を介して柄部材2の反対側に設けられ、手動弁ハンドル100のリブ102に巻き付けられるスパイラル状の係合部4とから構成する。柄部材2には、トルク値のプレセット機構と、柄部材2に作用するトルク値がプレセット機構を操作することによって設定されたプレセットトルク値に達したとき、柄部材2を操作する作業者にクリック感触を与えるクリック感触付与機構とを備えることができる。 (もっと読む)


【課題】アレイ探触子と被検体の位置関係を正確に特定し、アレイ探触子と被検体の位置関係のずれの少ない、より正確な超音波探傷が可能な超音波探傷方法及び超音波探傷装置を提供することにある。
【解決手段】超音波探傷装置は、超音波センサ100から送信した超音波を、媒体を介して被検体101に伝搬させるとともに、遠隔走査機構102を用いて、超音波センサを走査する。送受信装置104は、超音波を媒体に送信し、被検体表面及び内部からの反射波を受信信号として受信する。表示部105Aには、被検体表面からの受信信号による探傷画像を、媒体の音速を用いて第一の音響画像として表示する。表示部105Bには、被検体中からの反射波を、前記被検体の音速を用いて第二の音響画像として表示する。 (もっと読む)


【課題】圧力抑制室の構造において、構造壁の厚さ低減やそれに伴う原子炉建屋の小型化を可能とする。また、配管破断時の初期蒸気流入時の圧力抑制プール水温の上昇を抑制する。
【解決手段】圧力抑制室内に設置する円筒状の構造壁に、少なくとも最上段にあるベント管出口と同一高さでベント管出口と正対する周方向位置の領域に開口部を設けることにより、ベント管での蒸気の凝縮振動で発生する圧力の構造壁での反射を低減し、設計強度の低減を可能とする。また、開口部を通過して構造壁内外の圧力抑制プール水の混合を促進し、配管破断時の初期の蒸気流入時の蒸気凝縮による蓄熱に有効となる圧力抑制プール水量を増大する。 (もっと読む)


【課題】
全電源喪失が生じ、原子炉圧力容器内で発生した水素が蒸気とともに格納容器内に放出される場合でも、格納容器内での水素の蓄積を低減すると共に、原子炉建屋内に水素の漏洩が生じても水素爆発を防ぐことができることは勿論、炉心で発生した放射能を封じ込めること。
【解決手段】
本発明では、上記課題を解決するために、原子炉圧力容器から格納容器内に向けて全電源喪失時でも水素を含む蒸気が放出可能な原子炉隔離時冷却系の途中に、前記原子炉圧力容器内で発生した水素と反応させるための酸素を発生する金属酸化物が収められた酸素発生器と、該酸素発生器の下流側に位置し、前記原子炉圧力容器内で発生した水素を酸素と再結合させて水に戻すための触媒が納められた再結合器とが設置されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、化学除染に連続して原子炉構成部材及びフェライト皮膜表面に白金皮膜を効率的に形成する方法を提供するところにある。
【解決手段】上記した目的を達成する本発明の特徴は、プラント構成部材を有するプラントの運転停止後で前記プラントの運転開始前に、白金イオン及び還元剤を含む皮膜形成液を、プラント構成部材の表面に接触させ、前記プラント構成部材の前記表面に、白金皮膜を形成することを特徴とする。
【効果】本発明によれば、化学除染に連続して原子炉構成部材及びフェライト皮膜表面に白金皮膜を効率的に形成する方法を提供できる。 (もっと読む)


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