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Fターム[2B230EA21]の内容

木材等の化学的、物理的処理 (6,740) | 化学的・物理的処理 (531) | 加湿、調湿 (83)

Fターム[2B230EA21]に分類される特許

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【課題】熱処理によって高い寸法安定性が付与されながら、表面の色調は処理前と同じである無垢床材を得る。
【解決手段】無垢床材10に電磁波を照射して内層部の少なくとも中央部の温度を170℃〜250℃の範囲に維持することにより内層部のみを熱分解させて変色12させる。この熱処理を行うと、当該無垢床材の寸法安定性は改善され、表面の色調は処理前の無垢床材の表面色調がそのまま維持される。 (もっと読む)


【課題】木材の急速乾燥が可能であるだけでなく、シックハウスの原因になり得る成分の除去が可能な、木材からの水分及び/又は揮発性物質の低減方法及び低減装置を提供する。
【解決手段】前記木材を処理室に設置する工程と、セラミックを使用した赤外線ヒーターを用いて、前記木材の雰囲気の湿度及び温度を制御する工程と、前記木材の雰囲気の気流を制御する工程と、前記木材の雰囲気の気流を揮発性物質が吸収及び/又は吸着される部材に接触させる工程と、を備える木材から水分及び/又は揮発性物質を減少させる低減方法を提供する。また、木材を収納する収納手段と、前記木材を加熱するセラミックを用いた赤外線加熱手段と、処理室内を加湿する加湿手段と、前記木材の雰囲気の少なくとも一部を移動させる気流を生成する気流生成手段と、を備える低減装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】多様な木目模様を実現しつつも、成形が容易な木材の加工方法を提供する。
【解決手段】高温かつ湿潤状態に置かれた加工対象である木材の原材に曲げを加える曲げ工程(ステップS1)と、この曲げ工程で曲げが加えられた原材から、該原材の中で曲げが加わった箇所の一部を少なくとも含むブランク材を形取る形取工程(ステップS2)と、この形取工程で形取ったブランク材に対して大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気中で圧縮力を加える圧縮工程(ステップS4)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】高圧水蒸気により単板の圧縮変形状態を充分に固定でき、しかも単板の表面に膨らみや割れが生じることを防止でき、表面や曲げに対する特性に優れた圧密化単板を効率的且つ経済的に製造することができる圧密化単板の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の圧密化単板の製造方法においては、密閉可能な容器内に単板を収容し、該容器を密閉した状態下に、該単板の加熱圧縮処理を行い、圧縮変形状態が固定化された圧密化単板を得る。 (もっと読む)


【課題】多様な木目模様を実現しつつも、成形が容易であり、強度の向上を図ることができる木材の加工方法を提供する。
【解決手段】大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気中で、曲面を含む形状をなす第1の木材と、平板状をなし、含まれる繊維成分の大部分が表面と略平行な方向を指向する第2の木材とを重ねて圧縮する。前記水蒸気雰囲気中で、前記第2の木材を変形してもよい。この変形の際、前記第2の木材に対し、前記第2の木材の板厚と直交する方向であって、前記第2の木材に含まれる繊維成分の大部分が指向する方向と略直交する方向へ圧縮力を加えればより好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、丸太から建材に加工する前に、材質の均質化を行なうための丸太改質方法および丸太改質装置を提供する。
【解決手段】前記丸太改質方法の第1工程は、加圧された高熱水蒸気、および熱風を加熱処理室内に所定時間送り、前記複数の丸太全体の温度および湿度を上昇させる。第2工程は、その後、加圧された高熱水蒸気のみが、所定時間、前記加熱処理室に送り込まれる。前記丸太は、高温高湿度状態に維持され、リグニンおよびセルロースが溶融されて丸太内部を移動し易い状態になり、丸太全体に平均して行き渡るようになる。第3工程は、熱風のみを前記加熱処理室に送り、前記丸太の芯温度を所定温度になるまで乾燥し、内部の水分を除去し、通常の温度変化および長期間の使用において、変形のない建材とする。 (もっと読む)


【課題】
本発明が解決しようとする課題は、過熱蒸気式及び蒸煮式の木材乾燥方法及び装置において、製品の品質と歩留りを一層向上させることができる技術を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、過熱蒸気式及び蒸煮式の木材乾燥室内に供給する蒸気の原水として、脱酸素水を用いることを特徴とするものである。
このような脱酸素水をボイラ給水に用いると、乾燥材の品質向上と不良率の低下が見られる。この効果は、特に過熱蒸気式乾燥装置において顕著である。 (もっと読む)


【課題】板の割れの発生率を大幅に低減させると共に、装置の製造コストの低減化を図ることを課題とする。
【解決手段】桟積みされた木材(8)を収容する加熱室(1)内の蒸気を過熱状態に保持すると共に、一定時間、加熱室(1)内の木材温度をリグニン軟化温度以上の一定温度に保持する熱処理ステップと;加熱室(1)内の蒸気の一部を室外に取り出し、余剰の蒸気を系外に排除すると共に、所定量の蒸気を加熱し、加熱室(1)内蒸気を過熱状態に保持すると共に、加熱室(1)内の木材温度をリグニン軟化温度より高い所定の乾燥温度に保持しつつ、木材(8)中の水分を蒸発させる乾燥ステップと;乾燥ステップを停止し、加熱室(1)内の冷却ダクトに冷気を通して、室内に対流を生じさせると共に、加熱室(1)内の圧力を(1−10×10−3)atm以上に保持しつつ、木材(8)の温度を低下させる冷却ステップと、を実行することを特徴とする。
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【課題】寸法安定性,耐朽性および高い曲げ強度を付与し,製品歩留りの向上を図ることができる改質木材の製造方法,その製造方法に適した木材内部の脱酸素方法ならびにその製造方法により製造される耐朽性木材を提供する。
【解決手段】水中に木材を入れ,不活性ガスでバブリングを行った後,水から木材を取り出し,燃焼温度より低い温度で加熱処理する。バブリングは,各供試材料Aを容器1に入れ,重し5を載せて水に浸漬させ,気泡発生装置4で24時間行う。不活性ガスには窒素ガスを用いることが好ましい。バブリングは,水中の溶存酸素濃度が5ppm以下となるよう不活性ガスの送気量を調節し,若干の隙間のある蓋をした容器中で行うことが好ましい。加熱処理の温度は140℃乃至240℃である。 (もっと読む)


【課題】木材の除湿式人工乾燥システムにおいて、乾燥時間を短縮し、エネルギ消費を低減して熱効率を向上できる木材の除湿式乾燥システムを実現する。
【解決手段】乾燥室1内の空気を加熱するエアヒータ3と、該乾燥室内の空気を加湿する加湿器4と、該乾燥室内の空気を冷却除湿するヒートポンプ2とを備え、該乾燥室内の温度及び相対湿度を調整しながら該乾燥室内に収容した木材の乾燥を行なう木材の人工乾燥方法において、ヒートポンプ2がCOを冷媒とし、該ヒートポンプの蒸発工程で乾燥室1内の空気と熱交換して該空気を冷却除湿し、該蒸発工程後のCO冷媒を超臨界圧まで圧縮して高温としたCO冷媒の保有熱をエアヒータ3の熱源として供給し、その後CO冷媒と冷却除湿された空気とを熱交換して該空気を再加熱し、乾燥室1内に戻す。 (もっと読む)


【課題】 木材の内部割れ、変形を防止し、かつ乾燥時間の短縮が図れる木材の乾燥方法を提供する。
【解決手段】 乾燥室1内を高温の蒸気で100℃近くに上げて木材を加熱し、所定時間保持して木材の芯部まで該温度になじませる第1の工程、乾球温度110〜130℃、湿球温度100℃近傍に加熱して所定時間保持する第2の工程、所定温度まで又は所定時間もしくは木材が所定の含水率になるまで加熱を停止し、温度降下中、材内の水分を調湿して脱水する第3の工程、木材内部の平均含水率又は木材間の平均含水率が所望の含水率になるまで前記第2、第3の工程を繰り返す第4の工程を有する。さらに、前記第4の工程の後に、乾燥室1内を乾球温度65〜100℃好ましくは80℃、湿球温度63〜98℃好ましくは78℃で所定時間保持し、各木材の芯部へ向けての水分傾斜及び木材間の含水率がほぼ均一化されるまで調湿を行う第5の工程を付加するのが望ましい。 (もっと読む)


【課題】繊維を含むバイオマス系材料から、バイオマス系繊維を簡便に、効率良く製造する方法及びその装置、及び応用製品を提供する。
【解決手段】繊維を含むバイオマス系材料を、加熱圧縮して、繊維と繊維以外の部位に分離し、繊維を取り出すことからなるバイオマス系繊維の製造方法、バイオマス系材料から分離されたバイオマス系繊維とその応用製品、及び、バイオマス系材料の導入部、該材料を加熱圧縮する加熱圧縮部、及び繊維を取り出す取出部を具備してなるバイオマス系繊維の製造装置。
【効果】バイオマス系材料の利用を促進し、森林の伐採抑制、環境保全を達成することを可能とする新しいバイオマス系繊維及びその製造に関する新技術、新製品を提供できる。 (もっと読む)


【課題】家具や床材等に利用されている木材Wを着色のために熱処理する場合に、熱処理のための高圧に耐える容器を要することなく、また熱処理後の乾燥のための加熱工程を要することなく、木材Wを熱処理できるようにする。
【解決手段】木材Wを収容する耐熱容器からなる加熱容器1と、この加熱容器1内の熱処理室2に過熱水蒸気Sを供給する過熱水蒸気供給装置8と、加熱容器1内の過熱水蒸気Sを排出する過熱水蒸気排出装置12とを設け、この過熱水蒸気排出装置12により加熱容器1内の熱処理室2を常圧に保つことで、熱処理室2に収容された木材Wが常圧の過熱水蒸気S中に保持されて熱処理されるようにする。 (もっと読む)


【課題】木材の圧縮前後における形状変化が大きい場合であっても、その木材に割れを生じさせることなく成形することを可能にする木材の加工方法を提供する。
【解決手段】木材を加工前の形状とは異なる3次元形状に圧縮加工する際、前記木材を1次元方向に圧縮する1次圧縮工程と、前記1次圧縮工程で圧縮した前記木材からブランク材を形取る形取工程と、前記形取工程で形取った前記ブランク材を、大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気中で一対の金型によって挟持して圧縮する2次圧縮工程と、を有し、前記1次元方向を、前記木材の繊維方向と略直交する方向であるとともに、前記2次圧縮工程で前記ブランク材を前記一対の金型によって挟持するとき、一方の金型が他方の金型に対して相対的に移動する移動方向と直交する方向とする。 (もっと読む)


【課題】木材を圧縮した後の木材表面の一様な色合いを実現することができる木材の加工方法および圧縮木製品を提供する。
【解決手段】原木から木材の形取りを行うにあたって、圧縮の際に木材を構成する木材成分が肉厚と略直交する方向に移動する箇所であって互いに交差する複数の方向から前記木材成分が移動して集まってくる箇所の肉厚を他の箇所の肉厚よりも薄くするような形取りを行い、この形取った木材を、略均一な肉厚を有する異形の3次元形状に圧縮成形する。形取りを行う際には、木材の肉厚が滑らかに変化するようにすればより好ましい。 (もっと読む)


【課題】 木質ボードに緑茶ポリフェノール等の機能性成分を効率的かつ安定的に含有させることができる木質ボードの製造方法及び該方法により製造される木質ボードを提供する。
【解決手段】 木質原料をフォーミングして得られる木質マットを乾燥した後、調湿する工程を含む木質ボードの製造方法であって、機能性成分を含有する水溶液を乾燥後の木質マットに添加することにより前記調湿を行う。 (もっと読む)


【課題】外部圧力を吸収することができ、ひいては、これまでの制限された用途からさらに広い用途に使用することができる新たな木材の加工処理方法を提案する。
【解決手段】木材を水蒸気雰囲気内又は常温常圧下で煮沸することにより軟化させる軟化工程と、軟化された木材1を一方の部材3と他方の部材2とにより挟持し、一方及び他方の部材3,2の双方又は一方の部材3を駆動させることにより、機械的に圧縮し、所定の期間内この状態を保持する圧縮保持工程と、一方及び他方の部材3,2が互いに離間するよう駆動し、又は上記一方の部材3を他方の部材2から離間するよう駆動させ、圧縮された木材1を軟化工程時における体積未満の体積となるまで復元させるとともに、雰囲気内の温度を上昇させ又は雰囲気の温度を上昇させ得る環境に木材を配置するとともに該温度を上昇させ、所定の時間内この状態を保持する復元保持工程と、を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】混練材料として木材チップを使用する場合に、水の配合割合を適切に設定することが可能なチップ系混合物の品質管理方法を提供する。
【解決手段】少なくとも水、硬化性材料および木材チップからなるチップ系混合物の品質管理方法であって、推定される混練操作中の木材チップの保水能力に基づいて水の配合割合を調整する。水の配合割合は、推定される混練操作中の木材チップの保水量を基準含水量とし、実際に混練操作される木材チップの含水量を求め、これら基準含水量と含水量の差に応じて調整される。 (もっと読む)


【課題】
木材の処理装置及びその処理方法に関するもので、木材の蒸煮処理と注入処理及び/又は乾燥処理を同一装置で行うことができる木材の多機能処理装置と乾燥処理の高速化及び高品質処理方法を提供する。
【解決手段】蒸気を循環させる送風機と蒸気を加熱する加熱器を内設した圧力容器に、ボイラーと空気圧縮機と真空ポンプ及び薬液供給装置とを設けて多機能を有する装置とした。蒸煮処理は圧力容器に飽和蒸気を供給し、蒸気圧の変動と減圧を用いて行い、乾燥処理は過熱蒸気を循環させることにより、乾燥時間の短縮と木材に割れの少ない乾燥を行うことができる。 (もっと読む)


本発明は、のこ引き木材等の固形木材の熱処理方法に関するものである。該方法によれば、木材の含水率レベルが木材の繊維飽和点に達した後、加熱オーブンの内部温度と対応する木材の内部温度の温度差を最大で10℃に維持する。更に、木材の強度特性が最高の状態となる木材の含水率レベルに達するまで、温度を上昇させるとき、このように小さい温度差を維持する。その解決策を用いることにより、熱処理した木材の内部亀裂を大幅に低減することができる。 (もっと読む)


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