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Fターム[2E139AA05]の内容

Fターム[2E139AA05]に分類される特許

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【課題】コアとコアから側方に張り出す梁部とを有する構造において、制震装置の設置数を抑えつつ、コアの全体曲げによる変形を効果的に抑制することが可能な曲げ制御型制震構造物を提供する。
【解決手段】曲げ変形制御型制震構造物1は、連層の耐震要素からなるコア2と、コア2から側方へ張り出した梁部3とを備え、梁部3は、コア2に対して、上縁側または下縁側のいずれか一方に接続されているとともに、他方で、水平方向に減衰力を作用可能に配設された制震装置3eを介して接続されている。 (もっと読む)


【課題】過大な構造となることなく、良好なエネルギー吸収を行うことができる制振パネルを提供する。
【解決手段】柱3と梁4に囲まれた構面内において、エネルギー吸収要素としての板材5と、板材5の両端部を曲げモーメントが伝達可能な状態で接合する左右一対の連結部材6により構成される制振装置1が構面中央に配置され、制振装置1の隅部と柱梁接合部20が斜材2を介して連結され、制振装置1は斜材2の引張力の作用で板材5に面外逆対称曲げを生じることにより形成される塑性ヒンジ16においてエネルギー吸収を行うことを特徴とする制振パネル。 (もっと読む)


【課題】長期的に初期の制振性能が得られるボルト接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】第1圧接板14と、第2圧接板10,12とを互いに重合するとともに、両圧接板間に相対移動可能にボルト軸力を付加し、両圧接板間に入力する所定値以上の振動変位力により両圧接板間の相対移動が許容され、このときに両圧接板間に発生する摩擦抵抗力によって2つの鉄骨部材間を制振するようにしたボルト接合部の制振構造において、第1圧接板14と第2圧接板10,12との間に、摩擦板22と滑動板Sとを重合させた状態で介装させて、第1圧接板14と第2圧接板10,12との相対移動時に、摩擦板22と滑動板Sとを相対的に滑動可能とし、第1圧接板14及び第2圧接板10,12にボルト貫通孔14a,21を形成するとともに、該第1圧接板14の該ボルト貫通孔14aを、該第1圧接板14の長さ方向に沿った長孔とした。 (もっと読む)


【課題】設計の自由度が高いとともに、経済的に実施できる制振建物を提供する。
【解決手段】屋根部2に複数の太陽電池モジュールパネル3,・・・が設置された建物1において、太陽電池モジュールパネル3は、屋根部2に設けた固定金具4,・・・との間にエネルギー吸収部材5,・・・が介装されて設置されている。 (もっと読む)


【課題】占有面積を縮小させつつメンテナンス性・調整性を確保できる省スペース型の免震制振装置用減衰機構を提供する。
【解決手段】下架台2から立設した抜孔11aを備える下架台側固定部品11と、上架台3から下方に向けて立設した抜孔12aを備え下架台側固定部品11に対して所定の間隔を隔てる配置の上架台側固定部品12と、下架台側固定部品2と上架台側固定部品3とに各々軸結合で水平方向に回動可能に取り付けた中空部15a、16aを備える一対のばね支持体15、16と、一対のばね支持体15、16に筒状を呈する両端を各々固定する状態で架設したコイル状のばね20と、このばね20内に同心配置され、一端側を一方のばね支持体15に、他端を他方のばね支持体16に各々着脱可能に取り付け、中空部15a及び抜孔11aを経て側方に抜き取り可能な振動減衰用の減衰器21と、を有する。 (もっと読む)


【課題】梁に生じる応力を低減し、耐震性を高めるとともに、高い減衰効果を発揮できる粘性壁の接合構造を提供すること。
【解決手段】粘性壁1は、建物の骨組に設けられ、外乱による当該建物の応答を低減する。骨組を構成する梁のうち粘性壁1の上方に位置する上梁2および下方に位置する下梁3には、所定長さの抵抗部支持部40および箱体支持部20が固定される。粘性壁1は、この粘性壁1と上梁2および下梁3との間に隙間が形成されるように、抵抗部支持部40および箱体支持部20に接合される。 (もっと読む)


【課題】耐力壁の面状部材を利用して簡易に設けることができると共に、施工性に優れ、必要な壁倍率を確保しつつ所望の制震性能を得ることのできる制震耐力壁構造を提供する。
【解決手段】上下一対の横架材11a,11bと左右一対の垂直材12a,12bとからなる矩形架構13の内側に、面状部材14を取り付けてなる制震耐力壁構造10であって、面状部材14を構成する左右一対の分割面状部材14a,14bは、縦方向分割線Lに沿った一方の側端面15a,15b側の角部分16が切り欠かれて、この角部分16で上下の横架材11a,11bとの間に空間17を保持する。他方の側端面18a,18bと上下の端面19a,19bとが、垂直材12a,12bの内側面及びこれらと上下の横架材11a,11bとの角部分の内側面に連続して接合固定され、また対向配置される一方の側端面15a,15b同士が制震ゴム20を挟み込んで互いに接合される。 (もっと読む)


【課題】梁材や柱材の曲げ変形を利用して建物に発生する振動を低減できる建物の制振構造を提供する。
【解決手段】梁11,12と柱13とによって骨組みが形成される複数の建物ユニット1,・・・を隣接して設置するユニット建物100の制振構造である。
そして、外力を受けた際にS字変形S1,S2が生じる建物ユニットの天井梁11,11間に、梁の長手方向に沿って配置される長尺状の制振板21と、その制振板の長手方向に間隔を置いて設けられて梁と制振板とを接続する接続部23,24と、その接続部の少なくとも一箇所において制振板と梁との間に介在される減衰ゴム22とから構成される減振装置2を設けている。 (もっと読む)


【課題】安価に製造することができ、設置場所が限定されない上、大規模な地震等により過度の負荷が加わった場合には、負荷の増大を抑えて、壊れたり周囲の構造物を破損させたりする事態を防止することが可能な制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパーは、第一部材2、第二部材3,3、粘弾性体4,4等によって構成されている。そして、第二部材3,3と粘弾性体4,4とが接着剤によって接着されているとともに、第一部材2と粘弾性体4,4との界面においては、粘弾性体4,4が自己粘着力によって第一部材2の表面に粘着している。また、接着剤による単位面積当たりの接着力が粘弾性体4,4の単位面積当たりの自己粘着力よりも大きくなるように調整されている。 (もっと読む)


【課題】開口部の変形抑制効果を高めることのできる建物を得る。
【解決手段】開口部フレーム30を構成する縦桟31の屋内外両側には、外壁材22及び内壁材39がそれぞれ配置されている。これら各壁材22,39は、主構造体である構造フレームに取り付けられている。外壁材22の端面と縦桟31に取り付けられた窓枠40の見切り取付部40cとの間にはクリアランスC1が設けられている。また、見切り取付部40cの屋外側先端部に設けられた窓枠見切り41と外壁材22との間にクリアランスC2が設けられている。また、窓枠40において窓障子24よりも屋内側には屋内見切り板45が設けられており、その屋内見切り板45と内壁材39の端面との間にクリアランスC3が設けられ、屋内見切り板45と内壁材39の表面との間にクリアランスC4が設けられている。以上により、各壁材22,39と開口部フレーム30とが相対移動可能となっている。 (もっと読む)


【課題】上記の問題に鑑みなされたものであり、ラーメン架構を有する外部建物と内部建物との間を制振部材で連結してなる制振建物において、外部建物の柱や梁の数を減らすことなく固有周期を長周期化する。
【解決手段】制振建物10は、ラーメン架構からなる外部建物20及び内部建物30と、これら建物20、30の間を接続するように設けられた制振ダンパー41と、を備え、ラーメン構造からなる外部建物20における梁部材23と柱部材21との接合において、少なくとも一つは、当該梁部材23の材端部又はその近傍における曲げ剛性が、当該梁部材23の本体部分の曲げ剛性よりも小さくなるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】制震要素としても耐力要素としても機能でき、しかも、それを簡素な構造で実現できる制震機構部の構造を提供する。
【解決手段】プレート6,7間に粘弾性体層8が接着状態に介設され、両プレート6,7の面内方向の相対変位による粘弾性体のせん断変形によってエネルギーの吸収を行う制震機構部5の構造であって、両プレート6,7に雄ネジ材9が一方のプレート6を貫通すると共に、両プレート6,7と螺合するように渡され、雄ネジ材9は、その強度劣弱部11をプレート6,7間に位置させることにより、一定以下の大きさの震動で、両プレート6,7の面内方向の相対変位を阻止し、それを越える震動で強度劣弱部11において破断して両プレート6,7の面内方向の相対変位を許容するようになされている。 (もっと読む)


複合材料の柔軟な布地が、窓またはドアなどの建造物の開口部のための覆い(カバー)として使用される。複合材料の布地は、開口部をハリケーン級の風およびそれに伴って生じる飛散物体から防護する。この複合材料の布地は、高強度繊維からなる布地の少なくとも1つの層及びこの高強度繊維布地に取り付けられた少なくとも1つの紫外線(UV)抵抗性層から形成される。UV抵抗性層は、UV−A線およびUV−B線の両方の透過を、かかる層上へ入射する放射線の好ましくは約10%未満に制限する。好ましくはこのUV抵抗性層は織物であり、高強度繊維の層は伸びきり鎖ポリエチレン繊維の織物である。この布地層とUV抵抗性層の間の接着を増強するために接着剤層を使用することができる。 (もっと読む)


【課題】ダイナミックダンパーの固有振動数を調整するために該ダイナミックダンパーに予め余分な調整機構を取り付けておくことなく、調整が必要なときに振動数調整部材を適宜着脱可能に装着し得るダイナミックダンパーを提供する。
【解決手段】建物構造体に固定されるフレーム3と、該フレーム3に対して振動可能に支持された重錘5とを有するダイナミックダンパー6であって、重錘5の固有振動数を調整するための第1振動数調整部材となる付加重錘20或いはコイルバネ8を、該重錘5の中央下部の1箇所の第1取付空間24aに下方から着脱可能に装着すると共に、第1振動数調整部材の両側位置に第2振動数調整部材となる付加重錘20或いはコイルバネ8を着脱可能に装着し得る第2取付空間24bを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐力要素としても制震要素としても機能することができ、しかも、耐力状態から制震状態への切換えに特別な操作を必要としない耐力制震機構及び耐力制震パネル等を提供する。
【解決手段】揺動部材11に支承体13,14が枢結され、各支承体13,14の下方に底面凹円弧状のガイド溝15,15を備えた円盤ガイド部16,16が設けられ、各ガイド溝15,15には固有周期の異なる円盤18,19が地震によって転動振り子運動をするように配置されている感震切換え機構が、耐力制震デバイス5に組み込まれ、下プレート7の切欠き部9に揺動部材11の切換え作動部12が係合して耐力作用を行い、地震の揺れによって係合が解除されるとダンパー8による制震作用が行われるようになされている。 (もっと読む)


【課題】剛性の異なる2つの構造物の間を制振部材で連結することにより制振する制振建物において、風荷重などの静的な荷重が作用する場合であっても低剛性の構造物に大きな変形が生じないようにする。
【解決手段】制振建物10は、異なる固有周期を有する外部構造20及び内部構造30と、一以上の高さ位置において内部構造30と外部構造20とを連結するように設置され、内部構造30と外部構造20との相対変位に応じて、変形することにより振動エネルギーを吸収する制振ダンパー41と、制振ダンパー41の変形を許容した状態と、制振ダンパー41の変形を拘束した状態とを実現しうるロック手段42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】原理的にはTMDと同様に機能するものの、従来一般のTMDのように格別の付加質量を必要とせずに、充分な応答低減効果が得られる制振構造とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】建物内の任意の層間(たとえば1階と2階との間)に中段階(たとえば中2階)として使用する中間層5を設置し、中間層の躯体を上層および下層の躯体に対してそれぞれ上下の支持部材(吊り材6および間柱7)を介して水平変位可能に支持し、中間層と上層または下層との間には付加バネ10を介装し、中間層と上下の支持部材と付加バネにより構成される付加振動系を建物内に設ける。中間層の質量mと、中間層と上層との間の層剛性k01と、中間層と下層との間の層剛性k02と、付加バネのバネ定数kとにより定まる付加振動系の固有振動数を、建物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】2×4住宅において、より高い制震性能を得る。
【解決手段】2×4住宅の制震構造10は、横架材11及び床組部材12と、一対の縦軸材14と、一対の縦軸材14のそれぞれに引抜防止具18を介して結合した一対の横軸材15,25と、一対の縦軸材14及び一対の横軸材15,25で囲われる部分に設けられた面材17と、を備える。横架材11と床組部材12との間に、一対の縦軸材14、一対の横軸材15,25、及び面材17が、一方の横軸材15が横架材に、また、他方の横軸材25が床組部材12にそれぞれ接合一体化して設けられている。面材17は、一対の縦軸材14のそれぞれに制震部材20を介して設けられている。制震部材20は、縦軸材14に取り付けられた軸材取付部22と、面材17に取り付けられた面材取付部23と、それらの間に設けられた制震ダンパー21と、を有する。 (もっと読む)


【課題】構造物に発生するせん断変形及び曲げ変形を抑制し、かつ、せん断変形を抑制する効果を曲げ変形によって低下させない制振構造物を提供する。
【解決手段】構造物12の複数階層に跨ってダンパー部材16と剛性部材18を備えた制振機構14を配置する。ダンパー部材16は下部梁24と中間部材26の間に配置され構造物12にせん断変形が発生したときに変形し、剛性部材18は上部梁22と中間部材26の間に配置されている。剛性部材18は、構造物12にせん断変形が発生したときのダンパー部材16の変形方向と構造物12に曲げ変形が発生して支持部材28が軸方向に変形したときのダンパー部材16の変形方向とが同じになるように配置されている。よって、構造物12に発生するせん断変形及び曲げ変形を抑制することができ、かつ構造物12に発生するせん断変形を抑制するダンパー部材16の効果を曲げ変形によって低下させない。 (もっと読む)


【課題】 建物内に組込まれる塔状構造体が、通常時は剛構造で、大地震時には自動的に柔構造に変換される立体駐車装置を提供すること。
【解決手段】 鉛直方向に設けた主柱10と水平方向に設けた梁11とによって形成された立駐塔2が建物B内に組込まれ、この立駐塔2の少なくとも1面が建物躯体Fから外部に面しており、前記立駐塔2の横剛性を高めるための架設構造部材に、この立駐塔2が大きく揺れても破壊されない高剛性斜材41と、立駐塔2が大きく揺れると破壊される低剛性斜材42とを混在させて配設する。 (もっと読む)


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