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Fターム[2E139AA05]の内容

Fターム[2E139AA05]に分類される特許

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【課題】免震装置の免震効果を阻害することなく、ロッキング及び転倒モーメントに伴う引き抜き力に抵抗できるとともに、過大変形時にフェールセーフ機構を有する構造物を得る。
【解決手段】建物10は、一般的な変形時の水平剛性が、免震装置16の水平剛性と同等又はそれ以下で、過大変形時の水平剛性が免震装置16より大きい支持手段18を有する。ここで、建物10に水平力が作用したとき、一般的な変形時では、支持手段18の水平剛性が免震装置16の水平剛性と同等又はそれ以下であるため、免震装置16の水平方向のせん断変形が支持手段18によって阻害されず、十分に免震効果が得られる。また、建物10に引き抜き力が発生しても、支持手段18が引き抜き力(引張力)に抵抗するため、建物10の倒壊を防ぐことができる。さらに、過大変形時には、支持手段18の水平剛性が増大し、変形を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 構造物の既設基礎構造を利用し、水平荷重が作用しても既設基礎構造の耐力を超えないように制御でき、構造物本体への負担を増大させない補強工法を実現する。
【解決手段】 既設構造物1の側面11に隣接して設置されて連結される補強フレーム2を備え、補強フレーム2の柱脚部2cが基礎面G上において既設構造物1から最も遠い位置と最も近い位置のどちらか一方の位置で連結され、どちらか他方の補強フレーム2の下部節点部2bはダンパー部材6を介して前記基礎面Gと連結したことにより、既設構造物1に隣接設置された補強フレーム2が、既設構造物1に作用する水平荷重により発生した回転モーメントを、補強フレーム2の柱脚部2cから基礎面G上の所定の距離を置いた下部節点部2bに連結されたダンパー部材6にて減衰できるので、梃子の原理にてダンパー部材6の容量の最適化を図ることにより大きな減衰効果を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】地震来襲の警告があったり落雷や突風、竜巻などが突然襲ってきた場合でも有効な避難場所である防災シェルターを提供すること。
【解決手段】複数本の支柱同士を内側に避難空間を形成するように離間して配備してそれら支柱全体が天面材と台座の上下間に挟まれた状態で締め付け固定されている。 (もっと読む)


【課題】隣接する構造体を波形鋼板で連結して構造体の揺れを抑制する連結制震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】接合手段26Aと接合手段26Bとを結ぶ直線が波形鋼板24の架け渡し方向Rに対して角度を持っている。低層建物12、高層建物14から伝達される応力の作用点が、波形鋼板24の架け渡し方向Rと平行な直線上にある場合、波形鋼板24が伸縮するだけでせん断変形しないが、波形鋼板24の架け渡し方向Rに対して角度を持たせることで、波形鋼板24にモーメントが発生して波形鋼板24がせん断変形する。従って、波形鋼板24において振動エネルギーが吸収され、低層建物12と高層建物14とが近づいたり離れたりする揺れを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】交通や風等による微振動を低減できる波形鋼板耐震壁を提供することを目的とする。
【解決手段】波形鋼板22には、縦フランジ28、30が存在しない非補剛領域22B、22Cが設けられている。この非補剛領域22B、22Cは、他の波形鋼板22の領域22Aに比べて鉛直剛性が小さい。そのため、波形鋼板22のせん断変形により生じるせん断力の鉛直成分によって非補剛領域22B、22Cが上下方向に伸縮し、取付プレート46に対して縦フランジ28、30が上下方向に相対変位する。これにより、縦フランジ28、30と取付プレート46との間に設けられた粘弾性体56がせん断変形して、振動エネルギーを吸収する。このように、粘弾性体56によって波形鋼板耐震壁10に減衰を付与することで、風荷重や交通振動による微振動を低減することができ、波形鋼板耐震壁10が設置された建物の環境性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】弾性体と、この弾性体と直列結合された振動低減手段とを備え、小振幅振動から大振幅振動までの広帯域に渡る振動を低減し、且つ、振動低減手段が作動するまでの弾性体の振幅範囲を調整可能な制震装置、付帯設備支持構造、及び制震装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】連結手段としての長ボルト70には、ネジ部70Aが設けられている。このネジ部70Aにはナット75が取り付けられ、このナット75の締め付け量によって、筒体50の周壁50Bが第1連結部材36に当接するまでの距離、即ち、第1弾性体52の突出長cが調整される共に、筒体58の周壁58Bが第2連結部材38に当接するまでの距離、即ち、第2弾性体60の突出長cが調整される。 (もっと読む)


【課題】 鉄骨構造物に対する大きな設計変更を伴うことなく耐震化させる鉄骨構造物の制振ダンパー機構を提供すること。
【解決手段】 ウエブ部31とフランジ部32とを有する梁3と柱とで鉄骨構造物を形成し、この梁3と柱とで形成される架構面領域50に傾斜配置のブレース40を設け、前記梁3は、前記ブレース40との連結部側に前記フランジ部32の開放部33を有し、前記ブレース40は、この開放部33で、所定の外力で変形するダンパー構造体36を介在させたガセットプレート34を介して前記梁3と連結されている。 (もっと読む)


【課題】振動を効果的に減衰させることが可能な制振構造物を提供する。
【解決手段】n階までで構成される制振構造物1であって、階全体をnの約数pで等分して複数のブロック2に分け各ブロックの最も下側の階のみに、支持する上層構造物5の重心11を含む鉛直線Cに関して対称に配置され鉛直下向きに凸の円弧軌道を描くように水平面Gに対して斜め方向に運動する一対のアイソレータ4、を備え、各ブロックに配置される一対のアイソレータは、各ブロック毎に一対の各アイソレータに作用する合力が支持する上層構造物の重心に対して向く方向が定められ、一対の各アイソレータに作用する合力が、支持する上層構造物の重心の上方を向くように配置されたブロックと、支持する上層構造物の重心の下方を向くように配置されたブロックと、がそれぞれ少なくとも1つずつ備えられている。 (もっと読む)


【課題】建築構造物の最上階層を構築する前に、制震間柱に圧縮軸力を伝達可能に設置することを目的とする。
【解決手段】制震部材の部材高さPは、建築構造物12の階層14をなす上下の梁26A、26Bの内法高さLよりも短い。従って、階層14に層間変形が生じたときに、せん断変形する制震部材20のせん断変形角が階層14の層間変形角よりも大きくなり、制震部材20に引張り力(引張り軸力)が作用する。この引張り軸力により、制震部材20が負担していた初期圧縮軸力が打ち消される。即ち、制震部材20に初期圧縮軸力を負担させても、この初期圧縮軸力が制震部材のせん断変形による引張り軸力によって打ち消されるため、制震部材20の振動エネルギー吸収性能が低下しない。 (もっと読む)


【目的】 寒暖の緩和、火災の類焼の防止、台風の風よけ、自動屋根雪降ろし、柱の主柱を吊り上げ地震に対して強化する事と、融雪パイプ、以上の事を目的とする装置である。
【構成】 建築物の外側にもう1つ建築物の壁を建てる。この外側は金属であり、全面開閉遮断させて構成する。
【作用】 建築物の外側に鉄骨と壁を設け遮断する。これは建築物を保護・強化して、内に人がいる時人をも保護する。 (もっと読む)


【課題】ビル風が強くなる市街地などにおいて、「ビル風対策」としての風速低減と、「風通しの確保」とを果たすことができる、動力等を要しない防風フェンスを提供する。
【解決手段】
断面形が翼型をなす防風パネル11を、枠体1内に上下方向に所定の間隔をあけて多段配置してなる防風フェンス10であって、防風パネル11は、パネル後縁近傍に形成された回転軸棒13で枠体1に回動可能に支持され、パネル断面形が所定の迎え角となるように、パネル11の前縁が枠体1の一部に設けられた支持棒12上に載置され、パネルの前縁側から吹く風で防風パネル11を回転軸棒13回りに回動させ、無風〜軽風時には開放し、強風時には閉じるように、その風力に応じて防風パネル11間の通風経路を制御するようにした。 (もっと読む)


【課題】地震等による建造物の広域振幅の振動を低減し、且つ、建造物の曲げ変形等に対して、粘弾性体ダンパの振動エネルギーの吸収性能を発揮できる、波形鋼板を用いた制振壁を提供すること。
【解決手段】折り筋が水平になるように設置面に立設された波形鋼板10と、当該波形鋼板10の鉛直方向の端部に直列に接続された粘弾性体ダンパ20と、を備えた波形鋼板10を用いた制振壁1であって、粘弾性体ダンパ20の水平変形を第1許容量まで許容する第1空間部35と、粘弾性体ダンパ20の鉛直変形を第2許容量まで許容する第2空間部36と、粘弾性体ダンパ20の水平変形が第1許容量に達した場合に、当該粘弾性体ダンパ20が当該第1許容量を越えて水平変形することを抑制し、粘弾性体ダンパ20の鉛直変形が第2許容量に達した場合に、当該粘弾性体ダンパ20が当該第2許容量を越えて鉛直変形することを抑制するピン33とを備える。 (もっと読む)


【課題】地震時のような高周波の揺れから強風時の低周波の揺れまで、高く安定した摩擦係数、及び耐摩耗性を発揮し、且つ耐ノイズ性と耐食性とを兼ね備えた制震摩擦ダンパー用の摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】建造物を構成する構造材の震動を摩擦力で制止する制震摩擦ダンパー用の摩擦材であって、前記摩擦材を補強する繊維材と、該摩擦材の摩擦力を調整する摩擦調整材と、該繊維材と該摩擦調整材とを結合する結合材とを、含み、前記繊維材は、前記摩擦材に対し2体積%以上20体積%以下である耐熱性有機繊維と、該摩擦材に対し5体積%以上20体積%以下であるセラミック繊維と、該摩擦材に対し5体積%以上25体積%以下である金属繊維とを、有し且つ該繊維材が前記摩擦材に対し15体積%以上45体積%以下であり、前記摩擦調整材は、モース硬度7.5以下であり且つ前記摩擦材に対し2体積%以上15体積%以下である硬質粒子と、前記摩擦材に対し2体積%以上20体積%以下の固体潤滑材とを有し、前記結合材は、熱硬化性樹脂を有する。 (もっと読む)


【課題】粘弾性ダンパーと摩擦ダンパーとを効果的に作用させる。
【解決手段】複数のアーム部材3を互いに枢支連結したダンパー本体Dを備えるとともに、当該ダンパー本体Dの両端部を建物の異なる構造部材2に各別に枢支連結し、ダンパー本体Dおよび構造部材2のうち互いに連結される部材どうしに亘って装着され、部材どうしの連結枢支軸7の径方向の相対変位、及び、相対回転を粘弾性力によって抑制する粘弾性ダンパー5と、互いに連結される部材どうしに亘って装着され、部材どうしの相対回転を摩擦力によって抑制する摩擦ダンパー6とを、アーム部材3どうしの枢支連結部4、および、ダンパー本体Dと構造部材2との枢支連結部4のうち、少なくとも二つの枢支連結部4に各別に設けてある。 (もっと読む)


【課題】比較的小さな振動エネルギーに対しても制振効果を発揮可能であると共に、ひとたび制振機能を発揮させても交換や補修の必要が生じ難い制振部材を提供する。
【解決手段】上部梁2に対して連結されて、上部梁2の移動に従動する第一支持材6と、第一支持材6を両側から挟み込むように略平行な状態で配置されると共に下部梁3に連結されて、下部梁3の移動に従動する一対の第二支持材7a,7bと、第一支持材6と第二支持材7a,7bとの間に夫々配設される重ね板バネ8a,8bとを具備する。 (もっと読む)


【課題】断面性能が比較的小さな部材の組み合わせであっても制振性能を充分に発揮させることが可能な建物の制振装置を提供する。
【解決手段】天井梁12と床梁13と柱11とによって骨組構造体10が形成される建物の制振装置20である。
そして、上端が天井梁に連結され下端が柱に連結されるブレース2Aと、そのブレース2Aの下端の下方で上端が柱に連結され下端が床梁に連結されるブレース2Bとを備え、それらのブレースは、その中間部21において芯材22が分断されており、その芯材22,22間は、曲面を有するとともに、芯材の軸Oに略直交する面で見て曲線となる方向に向けられたU形ダンパ4,・・・を介して連結される。 (もっと読む)


【課題】振り子の原理と転動原理を融合して、コンパクトで長期振動による大振幅発生時にも常に一定の振動数を保つ高性能な制振装置を提供する。
【解決手段】転動子20と、該転動子20を転動可能に支持する支持体30とを備えて成り、支持体30は、水平面に対して下方へ凹む湾曲断面に形成されて、転動子20が転動するための支持面40を有し、支持面40は、その中央の最下部から両側方向に遠ざかるにつれて、前記湾曲断面を規定する湾曲線の曲率半径が漸次短縮すると共に、該曲率半径の中心が前記最下部を通る鉛直線上を漸次下降する形状に設定される。 (もっと読む)


【課題】比較的小型で木造建築物に好適に使用されるものであり、かつ、既設の木造建築物にも簡易かつ柔軟に設置でき、縦揺れと横揺れの双方に対応できる制振部材を提供する。
【解決手段】両端部は梁2または柱3の何れか一方に対して接触していると共に、中間部分は第一空隙14が形成されるように湾曲している第一板バネ6、第一板バネ6に対して両端部が摺動可能に接触していると共に、第一板バネ6に対して第二空隙16が形成されるように湾曲している第二板バネ9、及び、第一板バネ6と第二板バネ9等を貫通して連結している接続部材8を有する重ね板バネ部材4と、重ね板バネ部材4を仕口部分において梁2または柱3の何れか一方に連結する連結部材5とを具備する。 (もっと読む)


【課題】一般の木造家屋やプレハブ住宅用に、しかも新築物件あるいは既存物件を問わず非常に簡単に設置適用することができ、メンテナンスでのダンパー交換も簡単な住宅用制振装置を提供する。
【解決手段】2本の横材11,12と、2本の縦材13,14とが互いにピン10により接合されて矩形の枠体が形作られているとともに、下部横材の両側端近傍にそれぞれ一端が固着され、他端がそれぞれ枠体の中央部方向に伸びる2本の斜材15,15’が配され、当該2本の斜材の前記他端がそれぞれ両端に固着された斜材受け材16の上面と前記上部横材11の中央部下面との間にダンパー17が取り付けられた制振装置であって、このダンパーが軽量形鋼からなり、その両フランジの中央部に長手方向にそって複数の孔20が連穿されているとともに、両フランジの先端部が上部横材のフランジ間に挿入されてドリルねじ18で上部横材のフランジに取り付けられ、ウエブ下面が斜材受け材のウエブ外面にドリルねじで取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】効率的に制振部材を機能させる方向の変形を入力することが可能な建物の制振構造を提供する。
【解決手段】複数の柱133と梁131,132とを組み合わせて形成される骨組構造体13に対して制振壁パネル2を取り付けることによって構築される建物1の制振構造である。
そして、取付材としての梁と制振壁パネルとを連結するU形ダンパ4が、曲面部43を有する帯状部材であるとともに、壁パネルの面板2aと取付材の取付面131a,132aの双方に略直交する面で見て曲線となる方向に向けられて、その曲面の両端にそれぞれ設けられた固定部41,42を介して取付材及び制振壁パネルにそれぞれ取り付けられる。 (もっと読む)


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