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Fターム[2E139AA05]の内容

Fターム[2E139AA05]に分類される特許

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【課題】建物躯体の構成部材である跳ね出しスラブ(本設床スラブ)の重量を前記TMDの重錘(マス)に代用するなど、制震ユニット(制震装置)の設置部位に工夫を施すことにより、居住スペースを一切損なうことなく合理的で無駄のない、施工性に優れた建物の制震構造を提供する。
【解決手段】この建物の制震構造は、跳ね出し梁1と、同跳ね出し梁1の上にアイソレーター2を介して水平変位可能に設けられた跳ね出しスラブ3と、一端部が前記跳ね出し梁1に連結され、他端部が前記跳ね出しスラブ3に連結された減衰手段及び周期調整バネとからなる制震ユニット9が、建物10の外壁面に設けられている。 (もっと読む)


【課題】 同一又は接近した固有振動数を有する構造物の振動を効果的に制御でき、風による揺れは勿論のこと大地震に対しても対応することができる上に、簡単に最適設計が可能な連結制振構造を提供すること。
【解決手段】 制振構造1は、同一又は接近した固有振動数を有して同一振動特性をもつビル2及び3を、その振動振幅の異なる部位4、5、6及び7で一対の連結手段8及び9を介して連結し、ビル2及び3同士の相互作用力により当該ビル2及び3の振動を制御するようにしたものである。 (もっと読む)


【課題】超高層建物等の制震構造化に用いられる粘性制震壁の減衰性能の安定化および強力化を図り、装置のコストパフォ−マンスを高め、より高性能の制震構造建物の実現に寄与する。
【解決手段】建築物およびその他の構造物の上階と下階を結ぶ壁部材であり、粘性制震壁の立ち上がり壁(外壁鋼板)31の両端部に孔34を設け、その外側に粘性流体5が充填される水平連通管路35を設ける。併せて、垂下壁(内壁鋼板)と立ち上がり壁(外壁鋼板)を利用した摩擦ダンパー機能を付加することにより、粘性抵抗機構の安定化、抵抗力のアップ、温度による抵抗力変動比率の低減を図る。 (もっと読む)


【課題】当初想定された揺れ吸収方向とは異なる方向に揺れが発生した場合でも、揺れ低減機能を発揮できる制振装置を備えた建物を得る。
【解決手段】付属車庫16を構成する建物ユニットには、制振装置31が設けられている。この制振装置31は制振フレームとダンパ装置とを備えており、回動軸部41を中心として基準位置K1と回動位置K2との間で回動可能となっている。基準位置K1に配置されると、制振装置31のダンパ装置によって、短辺側天井梁22Aの長手方向(Y方向)に沿った揺れが吸収される。一方、略90度回動させた回動位置K2に配置されると、長辺側天井梁22Bの長手方向(X方向)に沿った揺れがダンパ装置によって吸収される。 (もっと読む)


【課題】作用する振動エネルギーの大きさにかかわらず(特大地震、中小地震にかかわらず)、確実にエネルギー吸収効果を発揮させて建物の応答を低減させることが可能な建物の制振構造及びこれを備えた建物を提供する。
【解決手段】建物Sの架構2、3に一端10a側を繋げて上下方向H1に突設されたエネルギー伝達部材10と、建物Sの架構3に一端11a側を繋げて上下方向H1に突設されるとともにエネルギー伝達部材10と上下方向H1に並設され、エネルギー伝達部材10と互いの他端10b、11c側同士の横方向H2の間に所定の隙間Gが形成されるように配設されたギャップ機構11と、一端12a側を建物Sの架構2に、他端12b側をエネルギー伝達部材10にそれぞれ繋げて架設された制振ダンパー12とを備えて制振構造Bを構成する。 (もっと読む)


【課題】複合型ダンパーによる制振架構の施工後において、小振幅用ダンパーを構成するストッパピンとピン孔間のクリアランスを確保する。
【解決手段】複合型ダンパーは、鋼材系の大振幅用ダンパーと延設部6を介して直列に結合される小振幅用ダンパー7を備える。小振幅用ダンパー7は、一対の外部プレート71と、複数枚の内部プレート72と、内部プレート72間に挟装される粘弾性体73と、これらを積層方向に貫通するピン孔76に挿脱自在に装着されるストッパピン75とを備える。延設部6は、一対の外部プレート71と対応する位置に配置される一対の延設外部プレート61と、複数枚の延設内部プレート62と、延設内部プレート62間に着脱自在に挟装される複数枚のスペーサ63と、小振幅用ダンパー7と延設部6間の振幅を規制するロック機構Rと、小振幅用ダンパー7と延設部6間の振幅を許容するロック解除機構RKとを備える。 (もっと読む)


【課題】通路や遊歩道、エントランス付近等の建物動線に干渉する位置に設置することができて通行する人の邪魔にならず、ビル風低減用工作物の下部領域においても所定の防風効果が得られるビル風低減用工作物を提供すること。
【解決手段】建物周囲に設置されるビル風低減用工作物を、複数本の部材からなるフレームと、該フレームの外面又は内面に固定設置された強風に対する抵抗要素とから構成し、ビル風低減用工作物のフレームが下方から上方に向かって拡大していて、抵抗要素のフレームの外形面に対する充実率は、樹木の防風性能と同等程度あるいはそれ以上となるようにされている。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造で、外部より容易に減衰特性の調整が可能な油圧式ダンパを提供する。
【解決手段】 スリーブ21の一方の端部には弁体押さえ部材であるシート23が設けられる。シート23は、外周部に設けられたねじ部41aでスリーブ21と螺合されている。スリーブ21の他方の端部には、ばね押さえ29が設けられる。ばね押さえ29は、外周部に設けられたねじ部41bでスリーブ21と螺合されている。シリンダ3のシート23の軸方向の対応する部位には、孔15aが設けられる。また、シリンダ3のばね押さえ29の軸方向の対応する部位には、孔15bが設けられる。孔15a、15bは油圧弁11a、11bの圧力調整用の孔である。なお、孔15a、15bは、油圧式ダンパ1の動作側のシリンダ3の平面部に設けられる。 (もっと読む)


高い構造緩衝性を有し、簡単な構造を有し、および耐腐食性対策のために多くの費用を要求しない支持構造を完成させるために、少なくとも一つの支持要素(2)を有する支持構造(1)において、支持要素(2)が少なくとも一つの空洞部(5)および、この空洞部と通じる少なくとも一つのロッド(4)を備え、その際、空洞部(5)が物質で満たされており、その際、支持要素(2)が変形されると、ロッド(4)がその長手方向の延在に沿って支持要素(2)に対して相対的にスライド可能であり、その際、ロッド(4)が少なくとも一箇所において支持要素(2)に対してスライド不可能に固定されており、および、支持要素(2)に対する相対的スライドの発生の際に、このロッドがエネルギーを消散させるよう形成されている支持構造(1)が提案される。
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【課題】構造物の振動特性に制約されることなく優れた制震効果が得られる連結制震構造を実現する。
【解決手段】制震対象の主構造物(建物A)に並設した従構造物(建物B)を免震装置4により免震支持するとともに、従構造物の免震層に免震装置と並列に慣性質量ダンパー3を設置し、主構造物と従構造物とを連結バネ要素1および連結減衰要素2により連結して、慣性質量ダンパー3、連結バネ要素1、連結減衰要素2の各諸元を主構造物の応答(加速度応答倍率あるいは変位応答倍率のピーク)を最小化するように設定する。 (もっと読む)


【課題】単純な構成で、上部構造体と滑り板との間に発生する摩擦力を調整できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り板26には、第1領域26Aと、当該第1領域26Aと摩擦係数が異なる第2領域26Bと、が設けられている。第1領域26Aには全ての支承部22が載置され、第2領域26Bには、相対移動された支承部22の何れかが載置可能とされている。 (もっと読む)


【課題】壁状部材の内部にダンパーを配置することなく前記壁状部材の周囲の空間を有効に利用できるようにすることにより、前記壁状部材を効率的に製作できるようにし、かつ前記ダンパーの維持管理作業を容易に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、間隔を置かれた一対の柱と、該柱の間に間隔を置いて設けられた上方の梁及び下方の梁であって各梁が、間隔を置かれた2つの梁部材からなる上方の梁及び下方の梁と、前記上方の梁と前記下方の梁との間に互いに隣接して配置された一対の壁状部材であってそれぞれの上端部が前記上方の梁の梁部材の間に位置し、それぞれの下端部が前記下方の梁の梁部材の間に位置する一対の壁状部材と、前記上方の梁の梁部材の間に配置され、一方の壁状部材の前記上端部と他方の壁状部材の前記上端部とを連結する上方ダンパーとを含む。 (もっと読む)


【課題】上部構造体と下部構造体との相対移動を抑制できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り面24の周縁には、滑り板34よりも摩擦係数が大きい摩擦材26が設けられている。従って、支承部22が上勾配部24Bを乗り越えたとしても、摩擦材26よって下部構造体14と上部構造体16との相対移動が抑制される。従って、上部構造体16とその周囲に設けられた部材との衝突を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】上部構造体の転倒を防止することを目的とする。
【解決手段】基礎部18には、相対移動した上部構造体16を支持可能な予備支承部24が設けられている。即ち、常時、上部構造体16は支承部22の上に載置されており、予備支承部24には上部構造体が載置されていない。ここで、予備支承部24で上部構造体16を支持可能としたことにより、上部構造体16と下部構造体14とが相対移動したときに、上部構造体16を支持する支持点数の不足を防止することができる。従って、上部構造体16の転倒が防止され、上部構造体16の破損、損傷を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の免震装置では、免震装置の築造に多大なコストと施工期間を要すると共に、劣化する恐れがあり、また、耐震強度向上手法では、建物が破壊されなくても、内部の設備や人の安全等の問題は別途の対策を必要とする課題があり、また、橋梁等では支柱間の構造物が落下する等の課題があった。
【解決手段】 上部剛構造体Aの下端部に地震や風による横揺れを許容する柔構造の下部柔構造体Bを一体に設け、該下部柔構造体の側面に該下部柔構造体の下端部に対する上端部の横揺れを許容する横揺れ許容隙間Dを設け、更には、前記上部剛構造体Aに水平安定構造体C,Gを設けることも可能な免震構造システム。 (もっと読む)


【課題】積層ゴムの性能低下又は損傷を防ぐと共に、積層ゴムの性能を最大限に利用することができる免震装置、及びこの免震装置を有する建築物を提供する。
【解決手段】相対移動する下部構造物12と上部構造物14との間に、積層ゴム20と滑り装置22を有する免震装置16が設けられている。そして、滑り装置22の滑り変形が開始される滑り出し荷重を、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力と等しくしている。よって、積層ゴム20に所定のせん断歪を生じさせるせん断力よりも大きな水平力が積層ゴム20に作用するのを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】回転連結部の少ない吊り支承方式のアクティブマスダンパー、及びこのアクティブマスダンパーを有する建築物を提供することを課題とする。
【解決手段】構造物12に設置されている構造体16に回転可能に吊り下げされた吊り部材32と、吊り部材32の下端部に固定された錘18とによって単振り子が構成されている。よって、風等により構造物12に発生する振動を抑制する制御力を、錘18の揺動により構造物12に水平方向に作用させ、構造物12に発生する振動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】柱や梁の捩れ、あるいは組み付け誤差等に左右されることなく、地震、強風等の揺れに対するエネルギー吸収力が安定した建築物の隅部補強具を得る。
【解決手段】帯状の金属板(11)を直角三角形状に曲げるとともに、両端部(11c,11d)を斜辺側で互いに重ね合わせ、直角辺(11a,11b)に止め孔(12,13)を所定ピッチで形成し、前記両端部(11c,11d)間に粘弾性体(17)を介在させ、前記両端部(11c,11d)を重ね面に沿って摺動可能にかつ重ね方向に押圧する係止具(20,21)を設ける。また、一方の端部(11c)の外面に第2粘弾性体(18)を設け、該第2粘弾性体(18)の外面に当て板(19)を設け、該当て板(19)と前記各端部(11c,11d)とで粘弾性体(17、18)を挟持する。 (もっと読む)


【課題】風圧などによって上部構造が揺れ動くことと、地震エネルギーが直に上部構造に作用することである。
【解決手段】基礎1から起立した突出部3と、土台2から下降した垂下部4との、いずれか一方に、他方に向って突出する弾性緩衝部材7を突設する。基礎1側と上部構造2側との間に、引き寄せ部材5を介在させる。引き寄せ部材5の弾性によって互いを引き寄せ、風圧によって上部構造が動くのを妨げる。地震時には、そのエネルギーが引き寄せ部材5の弾性を上回り、弾性緩衝部材7が対向する他方に当接してエネルギーを吸収する。 (もっと読む)


【課題】建物の地震や風による外力に対する性能を向上させ、建物の揺れを低減するための制震構造を提供する。
【解決手段】耐震構造で構成された中層または高層の第1の建物200と、免震構造で構成され低層の第2の建物100を含み、当該第1の建物200と第2の建物100が前記免震層よりも上部に設けられた接合部材300によって水平力を伝達するように接合された制振建物であって、前記第2の建物100単独の一次固有周期は、前記第1の建物200単独の固有周期より長く設定されている制震建物。前記接合部材300と前記免震支持位置との間には、複数の階が存在するのが好ましい。前記接合部材300は、曲げモーメントを伝達しないものが好ましく、ダンパーからなるか、あるいはダンパーを有するものであってもよい。 (もっと読む)


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