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Fターム[2E139AA05]の内容

Fターム[2E139AA05]に分類される特許

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【課題】基部に塑性変形が集中するのを回避できるダンパー構造を提供する。
【解決手段】断面円形の丸棒材でダンパー部材10を形成する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部を、筒身(構造物)1から横方向に突設された側方支持部材7の上支持体71と下支持体72により固定する。ダンパー部材10の軸方向の一方の端部とは離間した部分を筒身(構造物)1とは別個に構築された水平支持部材4から横方向に突設された負荷部材11に、軸方向への移動は許容し、ダンパー部材10の径方向への移動を拘束するように係合させて、ダンパー部材10の軸方向が筒身(構造物)1の長手方向軸線に平行になるようにダンパー部材10を配設する。そして、ダンパー部材10は、側方支持部材7の下支持体72により固定される断面拡大部10bが、一体的に形成される。 (もっと読む)


【課題】壁状部材の周囲の空間が振動エネルギー吸収材により狭められることがないようにし、前記空間を有効に利用できるようにすること。
【解決手段】建物は、間隔を置かれた上方の梁及び下方の梁であってそれぞれが、間隔を置かれた2つの梁部材からなる上方の梁及び下方の梁と、前記上方の梁と前記下方の梁との間に配置され、上端部が前記上方の梁の梁部材の間にあって前記上方の梁に固定され、下端部が前記下方の梁の梁部材の間にある壁状部材であって地震時又は強風時に前記上方の梁が水平力を受けたとき、前記下端部が前記下方の梁に対して移動する壁状部材と、該壁状部材の前記下端部と前記下方の梁の一方の梁部材との間及び前記壁状部材の前記下端部と前記下方の梁の他方の梁部材との間の少なくとも一方に介在し、地震時又は強風時に生じた振動エネルギーを吸収する振動エネルギー吸収材とを含む。 (もっと読む)


【課題】振動エネルギー吸収装置を用いることなく振動エネルギーを吸収できるようにすることにより、前記振動エネルギー吸収装置を製作する手間や前記振動エネルギー吸収装置を壁状部材の上端部と上方の梁とに固定する手間を要することなく建物を効率的に建設できるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた一対の柱と、該柱の間に上下方向に間隔を置いて設けられた上方の梁及び下方の梁と、前記上方の梁と前記下方の梁との間に配置され、上端部が前記上方の梁に固定された壁状部材であって地震時又は強風時に前記上方の梁が前記水平方向の力を受けたとき、下端部が前記下方の梁に対して移動する壁状部材と、該壁状部材の前記下端部と前記下方の梁との間に介在し、地震時又は強風時に生じた振動エネルギーを吸収する振動エネルギー吸収材とを含む。 (もっと読む)


【課題】振動に対して応答性の良い制振ユニットの提供
【解決手段】制振ユニット100は、対向するプレート111、112、113の間に粘弾性体116、117が接着されている。対向するプレート111、112、113のうち一方のプレート112は第1ブラケット121に取り付けられている。また、他方のプレート111、113は第2ブラケット122が取り付けられている。第1ブラケット121と第2ブラケット122は対向するように配設されている。対向するプレート111、112、113の両側には第1ブラケット121と第2ブラケット122を連結する連結部材123、124が配置されている。さらに、この制振ユニット100は、第1ブラケット121と第2ブラケット122の両側部と建物の上下の梁211、212との間に、引っ張られた状態で配設されるブレース材131〜134を備えている。 (もっと読む)


【課題】従来のブレースダンパーに対し、力学性能を向上させることができ、組み立てを容易に行うことができ、設置時に美観を損ねることがなく、さらに、ブレースダンパーの長さの調整に柔軟に対応することが可能なブレースダンパーを提供する。
【解決手段】ダンパー本体部1を、第1H形鋼3のウェブ3aを挟んで両側にそれぞれ鋼板4を積層し、鋼板4の座屈を防止するための一対の補剛部材5を、鋼板4と第1H形鋼3のウェブ3aを挟み込むように且つ第1H形鋼3の上下のフランジの間に収めて積層し、鋼板4と第1H形鋼3のウェブ3aの間及び鋼板4と補剛部材5の間にそれぞれ粘弾性体6を介装して構成する。また、ダンパー本体部1の他端部側に、一対の鋼板4の他端部4d側の間にウェブ7aを挿入し、このウェブ7aを一対の鋼板4の他端部4d側に繋げて、第2H形鋼7を設ける。 (もっと読む)


【課題】建物のスペース効率を高め、ひいてはプラン対応力を向上させることができる制振装置及びこれを用いた建物を得る。
【解決手段】建物の屋上には制振装置24が設置されている。制振装置24は、ALCパネル52の上面に載置された架台60と、これを覆うTMDカバーケース66によってその外郭が構成されている。架台60の上面にはマウント78が配置されており、かかるマウント78に蓄電池34が載置されている。蓄電池34は重量物であり、これを付加質量として利用するようになっている。 (もっと読む)


【課題】建物の制振機構において交換が容易であり、また、製造し易い構造を備えた履歴ダンパーの提供。
【解決手段】対向させた第1、第2のベースプレート13,14の間に複数の振動吸収フィン15を平行に配置しそれぞれの両端を第1、第2のベースプレート13,14に固定した履歴ダンパー12である。ベースプレート13,14は、柱4,5に一端が固定された振動伝達部材9,10へ着脱可能に固定する部分である。振動吸収フィン15は、両端を同じ側に屈曲したコ字形あるいは両端を異なる側へ屈曲したZ字形に成形した鋼板である。
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【課題】作業の手間を低減できる耐震改修方法を提供する目的とする。
【解決手段】既存壁40にスリット46A、46Bを形成して耐力を小さくする一方で、開口部42の上下の内壁42A、42Bに波形耐震部材26を固定して架構12全体の靭性を大きくする。即ち、既存壁40にスリット46A、46Bを形成することで、架構12の層間変形量を大きくすると共に、開口部42の上下の内壁42A、42Bに固定された波形耐震部材26のせん断変形量を大きくして、耐震効果を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】建物の振動エネルギーをより効果的に吸収できるようにすること、一方の最外側の柱と他方の最外側の柱との間の領域を有効に利用できるようにすること及び振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた複数の柱と、少なくとも一方の最外側の柱に上下方向に間隔を置いて設けられ、それぞれが前記最外側の柱からその外方へ前記水平方向に伸びる複数の第1部材と、互いに隣接する2つの第1部材の間に配置され、上端部が上方の第1部材に取り付けられ、下端部が下方の第1部材に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱と、該柱から間隔を置かれた他の柱と、前記柱と前記他の柱との間にある最上方の梁とにより規定された領域を振動エネルギー吸収装置により狭められることがないようにし、前記領域を有効に利用できるようにすること、及び前記振動エネルギー吸収装置の維持管理作業を効率的に行えるようにすること。
【解決手段】建物は、上方に開放された、上下方向に伸びる中空部を有する第1柱と、該第1柱から間隔を置かれた第2柱と、前記第1柱と前記第2柱との間に上下方向に間隔を置いて設けられた複数の梁と、前記第1柱の前記中空部に配置され、該中空部から上方へ伸びる第1部材と、記第1柱及び最上方の梁の少なくとも一方の上に配置され、一端部が前記第1部材に取り付けられ、他端部が前記第1柱又は前記最上方の梁に取り付けられた振動エネルギー吸収装置とを含む。 (もっと読む)


【課題】柱と梁で構成される構面内に粘弾性ダンパーを設置して地震および風の両方の外力に対する応答を低減させる構造が簡素な複合制振架構を提供する。
【解決手段】建物の柱梁架構を構成する構面内に,第一と第二の粘弾性ダンパーをハの字形または逆ハの字形となるように配置した複合制振架構であって、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーは、それらの軸線の一端が前記構面の左右の柱梁接合部における柱と梁の軸線の交点と交差し、他端は前記柱梁接合部の上方または下方となる梁の軸線と、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの軸線と前記梁の軸線との交点間に間隔を有するように交差し、前記梁で前記交点間となる区間は、前記第一と前記第二の粘弾性ダンパーの最大耐力の鉛直方向成分より小さい剪断降伏力を有する。 (もっと読む)


【課題】 キャビンが昇降しても制振効果に劣化が生じないようにする。
【解決手段】 塔状構造物本体2に昇降式のキャビン3を備えた塔状構造物1の所要個所に、可動マス12と、その固有振動数を調整するためのばね定数が調整可能なばね要素13と、ダンパ要素14とからなる振動系を備えたパッシブ型の動吸振器11を設ける。塔状構造物1にてキャビン3の高さ位置hが変化するときに、キャビン3の高さ位置hの変化と塔状構造物1の固有振動数の変化との関係を予め数値計算又は実測により蓄積したデータベースを備えた制御器16にて、キャビン3の高さ位置hの情報を基に、塔状構造物1の固有振動数を求めて、パッシブ型の動吸振器11におけるばね要素13のばね定数を、可動マス12の固有振動数が求めた塔状構造物1の固有振動数に常に同調するように調整させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、錘の固有周期を変更できる制振装置、及び制振装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】建物12の揺れが大きくなり、振動検知装置58によって検知された床スラブ28(錘)の振動の大きさが所定値以上となった場合、制御手段56がソレノイド54を作動させる。ソレノイド54は、ストッパ部材52を上方に移動させ、ストッパ部材52とピン44とを係合させる。これにより、コイルばね48の付勢力によってピン44が固定台50側へ移動してフランジ42から抜け出し、係合部材34と床スラブ18Aの貫通孔36との係合が解除され、係合部材34が下方へ移動(落下)する。この結果、係合部材34による吊り材26の一部26Aの固定(拘束)が解除され、床スラブ28の吊り長さがLからL(図4参照)に変わり、床スラブ28の周期が長周期化される。 (もっと読む)


【課題】高振動数から低振動数まで振動数が変動する振動にも広範囲の振動数において高い減衰性能を有し、かつ振動の方向にも左右されない制振装置及び制振性に優れた立設部材を提供する。
【解決手段】底面の内外面が曲面形状を有する容器に複数個の粒状体が収容されてなる制振装置であって、容器がその底面の下端部において揺動自在に支持されていることを特徴とする制振装置とこの制振装置を取り付けてなる立設部材。下方に弾性部材を有する平板上に載置し、平板に穿たれた穴を貫通して容器の底面の下端部と弾性部材の下端部の間を線材によって結ぶことによって、容器をその底面の下端部において揺動自在に支持することができる。 (もっと読む)


【課題】構造物の大形フレームに対して、一定率で縮小した小形のスケーリングフレームを、斜材を介して連結し、制振機能を発揮するものを提案する。
【解決手段】構造物の柱・梁のように相互に交差する各方向2条の構造材で形成する大形フレームと、この大形フレームを一定比率で相似的に縮小した小形のスケーリングフレームとを含み、これら両フレームの角部を対角方向の斜材で繋ぐことで、大形フレームに応じてスケーリングフレームが変角的に塑性変形するように形成した構造であって、上記スケーリングフレームを、斜材6とは別体である剛性フレーム12とし、かつこの剛性フレームの軸棒部16の間の各角部を、剛性フレーム12の変角運動に抵抗する剛性角部14として、この剛性角部の外方から斜材との継手18を外方へ突出し、さらに大形フレーム3に対する剛性フレーム12の縮小率を0.02〜0.3とした。 (もっと読む)


【課題】構造物の上部構造体を回転慣性質量体として用いて下部構造体の捻れ振動を抑制する。
【解決手段】地盤に支持された下部構造体11dと、免震層21を介して前記下部構造体11dに支持された上部構造体11uとを有する構造物11が、所定の軸芯周りに捻れ振動すると想定される場合に、前記上部構造体11uの回転慣性質量を用いて前記下部構造体11dの捻れ振動を抑制すべく、前記捻れ振動の制振に係るパラメータを設定する。 (もっと読む)


【課題】剪断力を受ける金属板において簡便に補強することにより、高い剛性及び耐力を確保し、かつ安定した復元力特性を有する異方性補強金属平板を提供すること。
【解決手段】剪断荷重を受ける矩形の金属板と、金属板の片面又は両面に額縁状に配置される周辺枠材と、周辺枠の一方と並行して、金属板の両面又は片面に互いに離隔して配置される複数本の補強部材を備え、周辺枠材及び補強部材は金属板が剪断降伏する時点で未だ弾性とする断面積量を有るため、金属板は剪断降伏耐力を保持し、剪断降伏後も安定した復元力特性を確保する。 (もっと読む)


【課題】壁材に低降伏点鋼で製作された波形鋼板又は剛性波形鋼板を使用した制震壁、及び前記の制震壁を具備する制震構造物を提供する。
【解決手段】水平力で層間変形を発生する周辺架構の面内に、低降伏点鋼で製作された波形鋼板が、その波形の筋を水平方向に向けた配置で組み入れられ、波形鋼板の横辺が山と谷の中央にある中心軸上から外して周辺架構と水平力の伝達が可能に接合されており、前記波形鋼板の上下の横辺は前記中心軸を挟んで反対側にある。 (もっと読む)


【課題】多層建物を対象とする有効適切な制震構造を実現する。
【解決手段】多層建物に適用される制震構造であって、多層建物を構成する構造体の任意の層間に回転慣性質量ダンパー1aと付加バネ1bとを直列配置したTMD機構1を設置し、その固有振動数を構造体の1次固有振動数に同調させる。構造体の他の任意の層間に振動遮断機構2としての回転慣性質量ダンパーを設置して、その慣性質量と層剛性とにより定まる固有振動数を任意の遮断振動数に同調させる。TMD機構1および振動遮断機構2を設置した層にオイルダンパー3等の粘性ダンパーを設置する。 (もっと読む)


【課題】耐震部材の設置位置の自由度が向上された耐震構造、及び建物を提供することを目的とする。
【解決手段】耐震構造10は、間柱部材60、62、64、66を備えている。この間柱部材60、62によって補強層14の上部水平部材18の接合部に鉛直剛性が付与されている。また、間柱部材64、66によって補強層14の下部水平部材20の接合部に鉛直剛性が付与されている。これにより、波形鋼板16の縦フランジ38A、38Bから伝達される鉛直力に対して、補強層14の上部水平部材18と上層56の上部水平部材70とが一体となってこれに抵抗し、また、補強層14の下部水平部材20と下層58の下部水平部材72とが一体となってこれに抵抗する。従って、補強層14の上部水平部材18、下部水平部材20の接合部の鉛直方向の変形が抑止され、波形鋼板16が本来備えている耐震性能を発揮し得る。 (もっと読む)


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