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Fターム[2E139AD04]の内容

Fターム[2E139AD04]に分類される特許

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【課題】建造物に複数台の免震装置を据付ける際に、建造物に免震装置の弾性変形分の沈込みが生じないようにして免震装置の受替えを可能にした方法及び装置を提供する。
【解決手段】建造物10における免震装置17の据付け個所の上下間に仮受けジャッキ35を据付けて、建造物10の荷重を仮受けする第1の工程と、建造物10における上部躯体30と下部躯体31との間に免震装置設置空間52を形成する第2の工程と、免震装置設置空間52における下部躯体31に免震装置17を取付けるとともに、この免震装置17と上部躯体30との間に受替えジャッキ39とくさび装置42を並べて取付ける第3の工程と、前記受替えジャッキ39により前記仮受けジャッキ35の仮受け荷重を受替えする第4の工程と、前記くさび装置42により免震装置17と躯体(上部躯体30又は下部躯体31)との隙間がなくなるように密着させる第5の工程とからなる。 (もっと読む)


【課題】ねじれ振動を防止することができる構造体の連結制震構造を提供する。
【解決手段】重心位置の異なる2つの構造体A、Bを複数の軸抵抗型ダンパーで連結して制震する連結制震構造10であって、軸抵抗型ダンパーのうち軸方向が平行でない少なくとも2つの軸抵抗型ダンパー12を、その軸方向の延長線上に一方の構造体Aの重心が位置するように設置した。この場合、この一方の構造体にはこれら2つの軸抵抗型ダンパーによるねじりモーメントは作用しない。 (もっと読む)


【課題】巨大地震は発生して見なければ判らない未知の不確定要素が有り,且つ既存の耐震工法は部分工法の為、その施工主には全幅的信頼度に欠ける必然性が有るので、更なる有効な耐震工法を提供する。
【解決手段】既存の部分的耐震工法に比べてこの工法は、全体的耐震工法でしかも耐震の基本である地中に打ち込んだ鉄製の基礎縦杭の地上部で、これと横に交叉して建物全体の有効な数ヶ所で溶接などで既設の基礎縦抗に固定して横帯状に巻いた鉄製鉄板により又は木造建物では炭素繊維シートの代替により、巨大地震の共振などで発生する鉄筋のバラけ・ハラミ出しによる爆裂又木造柱の折損などを、箍締めの原理で抑え込み耐震する工法で耐震未着工の施工主に着工を促し迫り来る巨大地震による膨大な国家的損失を抑制する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、木造軸組構造体の耐震・制振性能を向上させる。
【解決手段】3つのリンク板44a,44b,44cを回転節43で連結し、一つのリンク体42aを構成する。回転節43を、一つの連結軸46、二つの防振ゴム48a,48bから構成する。連結軸46を、ボルト50及びナット52から構成する。連結軸46を中心として放射状に各リンク板44a〜44cを120度間隔で配置する。3つのリンク体42a,42b,42cを回転節43で連結し、六角形状のハニカム構造体40を構成する。ハニカム構造体40を垂直枠体36内に二次元方向に並べて配置し、制振パネル本体33を構成する。制振パネル本体33を取付部により垂直枠体36に取り付ける。地震による垂直枠体36の変形を各ハニカム構造体40に伝えて、地震エネルギを分散吸収し、制振効果を得る。 (もっと読む)


【課題】免震構造の地震応答低減効果を保ちつつ、変形を抑制することができる免震構造の改修方法および免震装置を提供する。
【解決手段】建物の変位を抑制するために用いられる既存の免震構造を改修する方法であって、既存の免震装置2の周囲に、粘弾性体からなる減衰機構10を付加するようにする。減衰機構10は、既存の免震装置2を中心とした平面同心円上にドーナツ状に配置してもよいし、既存の免震装置2の周囲に間隔を置いて分散配置してもよい。 (もっと読む)


【課題】パネル部材を設けた木造軸組パネル構法や木造枠組壁構法を用いた木構造に対して優れた制振効果を発揮するとともに、設置箇所に制限を受けないダンパおよびダンパを用いた木構造を提供する。
【解決手段】ダンパ1は、パネル部材13に固定具(木ねじ5)にて固定される第一の高剛性部材2と、縦架材11の側面11aに木ねじ5にて固定される第二の高剛性部材3と、第一の高剛性部材2と第二の高剛性部材3の対向部3aとの間に、粘弾性を有する高減衰ゴムからなる板状の減衰材4を挟み込み、加硫接着によって一体に固着される。
このダンパ1を木造フレームFの仕口部や縦架材中央部に設置することによって、地震などの揺れにより木造フレームFに横方向の力が作用した場合、パネル部材13にかかる力を減衰材4のせん断変形により吸収し、木造フレームFの揺れを抑制する。 (もっと読む)


【課題】鉄骨造の山形ラーメン架構に適用する有効適切な制振システムを提供する。
【解決手段】山形ラーメン架構1における柱3と梁2との剛接合点の近傍位置に回転慣性質量ダンパー7を設置し、その回転慣性質量ダンパーに対して山形ラーメン架構の振動を伝達するための線状体8を柱および梁に沿って配設して、その線状体を柱の脚部および梁の中央部と回転慣性質量ダンパーとの間に張設し、回転慣性質量ダンパーと線状体とにより構成される制振機構6の固有振動数を制振対象の山形ラーメン架構の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】木造建築物の柱脚部を囲む固定具の間に連結材を架設して、水平方向及び回転方向への柱の拘束力を高めた補強構造を提案する。
【解決手段】水平な2方向に沿って配列する一群の木製柱を含む建築物においてそれら柱の柱脚部同士を連結して水平方向に拘束する木造建築物の補強構造であって、木材以上の剛性を有しかつ上記柱脚部3の周面に嵌着された筒状の固定具12と、2つの固定具12に両端部を垂直方向に剛に連結した複数の連結材32を用いて、柱の揺れを拘束するように固定具を介して柱脚部全体を連結した連結手段30と、を具備する。 (もっと読む)


【課題】地震の規模に応じて、適宜可変減衰ダンパの減衰力を制御することにより、制振構造物の柱に作用する軸力の増加を抑えることが可能となる可変減衰ダンパの制御システムを提供する。
【解決手段】地震時に、可変減衰ダンパ10が介装された制振構造物1における柱2または柱梁架構の応答量を検出する応答検出手段11、15と、この応答検出手段からの検出値に基づいて、可変減衰ダンパ10の減衰係数を切り換える制御手段12とを備えてなり、制御手段12は、上記検出値から柱2に作用する軸力を算出し、得られた軸力と予め設定された当該柱に作用する軸力の設定値とを比較して、上記軸力が上記設定値よりも大きい場合に、上記可変減衰ダンパ10の減衰係数をより低い値に切り換える。 (もっと読む)


【課題】建物が補強されることによって建物の耐震強度の向上が図られ、しかも部材の搬入および組み立ての工事が容易なこと。
【解決手段】木造建物の部屋の耐震強度を高くする耐震補強方法であって、アルミニウム材料を用いて形成された壁面補強ユニット11,12を、部屋を囲むように配された複数の柱51の間に配置する工程と、床面補強ユニット13を部屋の床下に配置する工程と、天井面補強ユニットを部屋の天井裏に配置する工程と、壁面補強ユニット11を、その両側にある柱51に対してネジ部材で固定する工程と、床面補強ユニット13および天井面補強ユニットを壁面補強ユニット11とネジ部材で連結する工程とを有してなる。 (もっと読む)


【課題】既存建物の柱や梁に対して大掛かりな補強を施すことなく、効果的にその免震化を図ることが可能になる免震改修構造を提供する。
【解決手段】既存建物の基礎よりも上方に免震層を形成するための免震改修構造であって、上記基礎よりも上方において切断された柱10の当該切断部に介装された免震装置12と、免震装置12の上部側の既存梁11aに垂設されるとともに上部側の柱10aに接して設けられた垂れ壁13および/または上記切断部の下部側の下部梁11bに立設されるとともに下部側の柱11bに接して設けられた腰壁14を備えてなる。 (もっと読む)


【課題】補剛リブの補剛効果を向上することを目的とする。
【解決手段】対向する波形鋼板18、20が、間隔を空けた状態で補剛リブ24により連結されている。この補剛リブ24によって対向する波形鋼板18、20に面外剛性が付与される。また、対向する波形鋼板18、20を、間隔を空けて連結することにより、間隔を空けない場合と比較して、面外変形に対する波形鋼板18、20の断面2次モーメントが増大する。従って、波形鋼板18、20に付与される面外剛性が増大するため、補剛リブ24の補剛効果が向上する。 (もっと読む)


【課題】木造建築物などの軽量の建物や機械設備などに適した、居住状態のままでも設置が可能な安全かつ低コストで、かつ免震化される木造建築物に重量的な偏りが存在しても、床面が傾くことがない免震装置を提供すること。
【解決手段】免震積層ゴム3の上底に土台取付プレート1が固着され、下底に基礎取付プレート2が固着され、土台取付プレート1及び基礎取付プレート2は、それぞれ免震積層ゴム3の上底及び下底よりも径大で、かつそれぞれ免震積層ゴム3との固着位置の外側に、水平方向に延びる辺縁部を2以上有し、各辺縁部には、貫通孔4,5が1以上形成されている。土台取付プレート側の貫通孔4にはその内側にねじ溝を設けることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】廉価であって工期がかからず、広い用地を必要としない制震補強工法を提供する。
【解決手段】制震補強工法は、集合住宅12の外壁の面方向に並行する第1鉄骨枠14を住宅12の少なくとも1階層分ずつ構築しつつ、第1鉄骨枠14の少なくとも1階層分ずつを住宅12の外壁13に固定手段を介して順次固定して住宅12の外壁13と第1鉄骨枠14とを一体化し、第1鉄骨枠14から住宅12の外壁13の面外方向へ張り出す第2鉄骨枠15を住宅12の少なくとも1階層分ずつ構築しつつ、第2鉄骨枠15の少なくとも1階層分ずつを第1鉄骨枠14に順次連結するとともに、住宅12の震動を吸収する制震補強ブレース17を第1および第2鉄骨枠14,15の内側に設置する。 (もっと読む)


【課題】建物のねじれを低減することを目的とする。
【解決手段】重心座標と剛心座標が一致しているユニット建物の場合には、重心座標と剛心座標が変化しない位置に制振装置30を配置し、重心座標と剛心座標がずれているユニット建物の場合には、剛心座標より重心座標に近いユニット建物の外周に制振装置30を配置したり、剛心座標と重心座標の延長線上の近傍、かつ剛心座標より重心座標に近いユニット建物の外周に制振装置30を配置したりすることによって、重心座標と剛心座標を接近させる。 (もっと読む)


【課題】木造住宅等の一般家庭や既存建物の耐震改修に対する工事を安価でかつ確実な造でなおかつ耐火性のある命を守る為の屋内型避難施設の構造及び施工方法を提供する。
【解決手段】補強は対照の部屋の四隅に補強鉄筋コンクリート基礎1を、その基礎の上部に4本の補強鉄骨柱2が立設され4本の下部鉄骨梁3が固定され、さらに4本の上部鉄骨梁5を固定する。四隅の立設された4本の補強鉄骨柱の上部対角線上に鉄骨水平ブレース7より結合する、尚かつ床・壁・天井を防火・耐火性能を持つ材料で仕上げるものとする。 (もっと読む)


建物の構造防護システムであって、建物(E)の少なくとも1つの壁に連結する少なくとも1つの支承構造(2)を有する構造防護システムである。支承構造(2)は建物(E)の壁に強固に連結し、支承構造(2)は、地震による支承構造の振動で生じたエネルギーを分散させるのに適合したエネルギー分散装置(1)を備える特殊構造である。 (もっと読む)


【課題】
木造在来工法の耐震性を判断するとき、目視での確認及び、机上での耐震計算が主である。
【解決手段】
自然界で一般的に多く含まれるとされる大地震の低周波(Hz)と2階建3階建木造在来軸組工法の建築物が有する固有振動周波数(Hz)の数値を耐震補強工事にて変位させ、低周波帯域から離隔すことにより低周波共振による建築物の倒壊を抑制し地震の災害教訓から整備された(財)日本建築防災協会発行の2004年改正版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の安全基準と連動させ耐震安全性の向上を行うことを目的とする。 (もっと読む)


【課題】施工コストを低減することができる基礎免震レトロフィットの方法を提供する。
【解決手段】既存建物30の周辺および基礎32間を繋ぐ基礎梁34下を掘削するステップ1と、基礎梁34下をさらに掘削して基礎梁34下に第1空間44を形成し、基礎32間に設けた梁部材46を介して基礎32を仮受けする第1仮受け部材54を第1空間44の地盤上に設置するステップ2と、第1仮受け部材54で仮受けしつつ、基礎32下を掘削して基礎32下に第2空間56を形成するステップ3と、第2空間56の地盤58上に耐圧版64aを設置し、基礎32を仮受けする第2仮受け部材66を耐圧版64a上に設置するステップ4と、第2仮受け部材66で仮受けしつつ、第1仮受け部材54を撤去し、基礎梁34下に耐圧版64bを設置する一方で、基礎32と耐圧版64との間に免震装置70を設置するステップ5とを含むようにする。 (もっと読む)


【課題】建物の揺れを制震手段によって効率的に制震する。
【解決手段】地震、風圧等により天井大梁42と床大梁52との間に梁軸方向の相対変位が生じると、制震装置22が該相対変位を抑制して建物ユニット60の揺れを低減する。ここで、天井大梁42が変形すると、ダンパ74に入力させるべき力がその分減少してしまい、ダンパ74の減衰効果を十分に発揮できなくなる虞があるが、本発明の建物ユニット60では、天井大梁42に沿って連結された補強梁80が、天井大梁42の変形を防止するので、建物ユニット60に揺れが生じた際に、ダンパ74に入力させるべき力を減少させることなくダンパ74へ入力させることができ、ダンパ74による減衰効果を十分に発揮することができるようになる。 (もっと読む)


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