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Fターム[2E139AD04]の内容

Fターム[2E139AD04]に分類される特許

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【課題】仮設のサポートを必要とせず、連続壁杭の上部に免震装置を設置する。
【解決手段】擁壁構築工程で建物12の外周に山留壁40を打設し、連続壁杭16が露出する深さまで擁壁30を構築しながら、擁壁30の上端部に建物12の外壁12Sを囲むスラブ36を構築する。次に、耐圧版構築工程で連続壁杭16の壁面へ部分的に開口部を形成し、開口部から連続壁杭16の内側の土砂を撤去しながら、順次、建物12の基礎版14の下に耐圧版32を構築する。次に、免震装置取付工程で開口部によって切り残された下部壁面と耐圧版32、及び上部壁面と基礎版14にアンカーを取り付けて配筋し、下部プレート52と上部プレート54をコンクリートで一体化する。下部プレート52と上部プレート54の間に免震装置42を配置して固定した後、切断工程で建物12を支持する残りの連続壁杭16を切断する。 (もっと読む)


【課題】建物の制振機構において交換が容易であり、また、製造し易い構造を備えた履歴ダンパーの提供。
【解決手段】対向させた第1、第2のベースプレート13,14の間に複数の振動吸収フィン15を平行に配置しそれぞれの両端を第1、第2のベースプレート13,14に固定した履歴ダンパー12である。ベースプレート13,14は、柱4,5に一端が固定された振動伝達部材9,10へ着脱可能に固定する部分である。振動吸収フィン15は、両端を同じ側に屈曲したコ字形あるいは両端を異なる側へ屈曲したZ字形に成形した鋼板である。
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【課題】作業の手間を低減できる耐震改修方法を提供する目的とする。
【解決手段】既存壁40にスリット46A、46Bを形成して耐力を小さくする一方で、開口部42の上下の内壁42A、42Bに波形耐震部材26を固定して架構12全体の靭性を大きくする。即ち、既存壁40にスリット46A、46Bを形成することで、架構12の層間変形量を大きくすると共に、開口部42の上下の内壁42A、42Bに固定された波形耐震部材26のせん断変形量を大きくして、耐震効果を発揮させる。 (もっと読む)


【課題】部材の大幅な変更を伴うことなく、作用する水平方向の力に対抗して層間変形角を小さくする。
【解決手段】耐震壁は、上梁1と、下梁2と、2本の柱3からなる躯体の構面4内に、上梁1と下梁2の間に配置された2本の縦材10と該2本の縦材10の間に固定された制振材Bとを有する制振手段Aを配置し、制振手段Aを構成する2本の縦材10の上端を上梁1に接合すると共に、下端を柱脚部材12、拘束部材13、ボルト14aを利用して下梁2に対し構面4内における上下方向への移動を許容し且つ水平方向への移動を拘束し得るように接合する。制振手段Aは、鋼材ダンパー20とこの鋼材ダンパー20を挟み込んで保持する2つの枠体21を有して構成する。 (もっと読む)


【課題】耐震部材の設置位置の自由度が向上された耐震構造、及び建物を提供することを目的とする。
【解決手段】耐震構造10は、間柱部材60、62、64、66を備えている。この間柱部材60、62によって補強層14の上部水平部材18の接合部に鉛直剛性が付与されている。また、間柱部材64、66によって補強層14の下部水平部材20の接合部に鉛直剛性が付与されている。これにより、波形鋼板16の縦フランジ38A、38Bから伝達される鉛直力に対して、補強層14の上部水平部材18と上層56の上部水平部材70とが一体となってこれに抵抗し、また、補強層14の下部水平部材20と下層58の下部水平部材72とが一体となってこれに抵抗する。従って、補強層14の上部水平部材18、下部水平部材20の接合部の鉛直方向の変形が抑止され、波形鋼板16が本来備えている耐震性能を発揮し得る。 (もっと読む)


【課題】 建物等の制震対象物に対する取り付け工事や補強工事が大掛かりとならずに、シンプルかつ安価な構成で十分に高い制震効果を得る。
【解決手段】 第1のベアリング15の一端には中心線方向に略直交する座面または第2ベアリング16の傾斜座面より緩やかな傾斜座面20を設け、第2のベアリング16の一端には傾斜座面21を設け、ロッド12の周りに第1のコイルスプリング22および第2のコイルスプリング23を互いに逆巻きに巻き、各コイルスプリング22、23の各一端を座面20および傾斜座面21にそれぞれ支持させ、ロッド12の圧縮方向の動きに対しては、第2のコイルスプリング23に、ロッド12に対して大きな拘束力を持たせ、ロッド12の引っ張り方向への動きに対しては、第1のコイルスプリング22に、ロッド12に対して比較的に小さな拘束力を持たせ、地震の振動に対応してロッドの圧縮方向および引っ張り方向の動きにより対象物に与える振動を吸収・減衰させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、免震化工事における水平力拘束方法に関し、全方向に亘って拘束力を簡易な構成で発揮するようにするとともに、部材のコスト低減を図るようにすることが課題である。
【解決手段】既存建物の免震化工事において、下部基礎2と上部基礎4とに架設する筒状耐震プレート1を形成し、前記免震工事中に構築した下部基礎に前記筒状耐震プレート1をセットし、前記下部基礎の上位置に上部基礎を構築した後、前記筒状耐震プレート1を前記下部基礎2から上に持ち上げて前記上部・下部基礎の間に架設し、その後、この筒状耐震プレート1の内側壁面と前記上部・下部基礎の壁面との間にグラウト材を充填して一体化し、前記既存建物が地震時において水平方向に移動しないように拘束する、免震化工事における水平力拘束方法とするものである。 (もっと読む)


【課題】 構造物の既設基礎構造を利用し、水平荷重が作用しても既設基礎構造の耐力を超えないように制御でき、構造物本体への負担を増大させない補強工法を実現する。
【解決手段】 既設構造物1の側面11に隣接して設置されて連結される補強フレーム2を備え、補強フレーム2の柱脚部2cが基礎面G上において既設構造物1から最も遠い位置と最も近い位置のどちらか一方の位置で連結され、どちらか他方の補強フレーム2の下部節点部2bはダンパー部材6を介して前記基礎面Gと連結したことにより、既設構造物1に隣接設置された補強フレーム2が、既設構造物1に作用する水平荷重により発生した回転モーメントを、補強フレーム2の柱脚部2cから基礎面G上の所定の距離を置いた下部節点部2bに連結されたダンパー部材6にて減衰できるので、梃子の原理にてダンパー部材6の容量の最適化を図ることにより大きな減衰効果を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】
地震によって発生する物的被害と人的被害を最小限に抑制しようとする発明であり、比較的安価でしかも施工も容易で且つ資源循環型社会の形成に寄与する既存建造物の基礎免震化工法を提供する。
【解決手段】
本発明は、既存建造物の基礎を免震化改修しようとするものであり、既存基礎コンクリートNの下部に既存している割り石等地業部分Tを掘削・排土しその部分Rに免震基板Aを膨張コンクリートI上に載置し、埋め戻し材料は弾性を有する材料L・Mを使用し、地震時には地震エネルギーの伝播を抑制し、既存建造物の基礎を免震化するものである。 (もっと読む)


【要 約】
【課 題】 従来の木造建物の補強技術に使用される梯子状補強部材は強度抵抗型の装置であり,一度大きな力と変形を経験すると2回目以降の力には抵抗できない欠点があった。例えば地震などで繰り返し揺らされる場合について,装置の設計荷重を一度超えるとその後の耐震効果が期待できない。その原因はスリップ型の復元力特性にある。
【解決手段】 梯子状振動エネルギー吸収装置の構成を梯子段部材と梯子手すり部材とし,梯子段部材を履歴エネルギー吸収装置に,梯子手すり部材は弾性部材として,明確にそれぞれの役割を分ける。また梯子段部材の履歴エネルギー吸収を部材両端部に集中させるために,梯子段部材と梯子手すり部材の接合に平板を用いる。さらに梯子段部材の中間部の変形を拘束するためにH形断面,2軸対称の閉断面となるように組み立てることにより,梯子段部材の両端部に塑性変形を集中させることができ,装置としての良好な復元力特性が実現できる。 (もっと読む)


【課題】骨組み構造物の壁面に組み込まれる制振ダンパーを提供する。
【解決手段】該制振ダンパーは、伝達パネル取付け部と、ゴム板、及び、中間梁取付け部を具備し、前記伝達パネル取付け部は、伝達パネルを取付けるための取付け穴が空けられた2つの側板部と、該側板部を連結する底板部を有して断面コの字状に形成されており、前記中間梁取付け部は板状に形成されており、両端に中間梁を取付けるための取付け穴が空けられており、前記底板部と前記中間梁取付け部との間に、前記ゴム板が接着されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐震施工をしていない既存住宅に接する空地に、型鋼材より成る直方体状の耐震構造物を設置し、該耐震構造物と既存住宅を減ゴムを介して一体に連結固定して、既存住宅に耐震性を付与する。
【解決手段】耐震性のない既存住宅1に接する地盤G上に、型鋼材より成る上部枠材3と底部枠材4とを支柱5で連結固定して直方体状の耐震構造物2を設置し、且つ上部枠材3が既存住宅1を構成する胴差し6と同一高さ位置になるよう、底部枠材4を地中はりとして、地盤G中の基礎コンクリート7内に埋設固定すると共に、底部枠材3の各支柱5の延長線下面には、先方部に径大なプレート8を突設した基礎杭9の基端部が溶接固定されて、基礎杭9を地盤G中に没入して埋設する一方、上部枠材3と、これに対面する既存住宅1を構成する胴差し6とを、減震ゴム10を介して一体に連結固定する。 (もっと読む)


【課題】制震ダンパー自体にギャップ機構を付加することにより、経済性及び施工性を維持しつつ建物の層崩壊あるいは最弱層の甚大な被害を防止することを可能にし、且つ建物の層間変形量がギャップ幅未満である場合においても制震効果を発揮させることが可能な制震ダンパーを提供する。
【解決手段】制震ダンパーAが奇数枚の複数の鋼板1、2、3と粘弾性体4、5とを交互に積層して構成され、積層方向O1最外方の鋼板1(3)を含んで1枚おきに配された鋼板1、3が外鋼板とされ、隣り合う外鋼板1、3の間に配された鋼板2が中鋼板とされており、隣り合う外鋼板1、3の側端部1c、1d、3c、3d側の間に、中鋼板2と隙間Hをあけて、且つ隣り合う外鋼板1、3に一体に固着して、ギャップ機構のストッパー部材6、7を設ける。 (もっと読む)


【課題】比較的小型で木造建築物に好適に使用されるものであり、かつ、既設の木造建築物にも簡易かつ柔軟に設置でき、縦揺れと横揺れの双方に対応できる制振部材を提供する。
【解決手段】両端部は梁2または柱3の何れか一方に対して接触していると共に、中間部分は第一空隙14が形成されるように湾曲している第一板バネ6、第一板バネ6に対して両端部が摺動可能に接触していると共に、第一板バネ6に対して第二空隙16が形成されるように湾曲している第二板バネ9、及び、第一板バネ6と第二板バネ9等を貫通して連結している接続部材8を有する重ね板バネ部材4と、重ね板バネ部材4を仕口部分において梁2または柱3の何れか一方に連結する連結部材5とを具備する。 (もっと読む)


【課題】地盤の緩み・沈下の発生しない既存建築物の免震化工法を提供する。
【解決手段】既存建築物を地盤Gごと免震化する既存建築物の免震化工法で、前記免震化対象地盤Gsの緩み・沈下を抑制するため、山留め壁21を構築する第1工程と、山留め壁21の下端又はその下方位置の地盤Gに水平に水平材31を打ち込み前記免震化対象地盤Gsをその下方の地盤Guから切り離す第2工程と、前記水平材31を天井面とする複数のトンネル41を水平に形成し、トンネル41内へ免震装置51を設置することによって前記既存建築物及び前記対象地盤Gsの重量を支持させる第3工程と、上部基礎61a及びこれと一体に本設山留め壁65を形成する第4工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】積層ゴム支承免震装置に、滑り支承免震装置または転がり支承免震装置を組み合わせることにより、免震装置設置階上部に位置する直上階の梁の一部を無くすことで、階高を抑えつつ、床面から梁下までの高さが確保しやすくなる免震装置設置階を有する免震建物を提供する。
【解決手段】柱2と柱間の梁3によるラーメン架構で各階スラブ4を支持して構築され、平面形状が長方形に形成され、長辺方向に並ぶ柱のスパンLxが短辺方向に並ぶ柱のスパンより短く設定されるとともに、積層ゴム支承免震装置5が挿入された柱25および滑り支承免震装置6が挿入された柱26で柱が構成された免震装置設置階Aを有する免震建物であって、免震装置設置階の長辺方向の中間部に短辺方向で並ぶ柱を、滑り支承免震装置が挿入された柱により構成するとともに、滑り支承免震装置が挿入された柱に接続される短辺方向の梁をなくすようにする。 (もっと読む)


【課題】大規模の建物はもちろんのこと、一戸建て住宅のような新築や既存の小規模の建物に設置することができ、簡単な構造を有し低コストで設置可能であって、中規模や大規模地震に有効に機能する摩擦減震装置を提供する。
【解決手段】建物の基礎と土台との間または杭頭と基礎との間に重ね合わされて介挿される少なくとも3枚の滑り平板からなり、最下段に位置する該滑り平板は該基礎または該杭頭に固定されるとともに、最上段に位置する該滑り平板は該土台または該基礎に固定され、中間に位置する該滑り平板は上部の該滑り平板および下部の該滑り平板に対して摺動可能に設置され、相互に面接触する該滑り平板の1つの滑り面同士は摩擦係数が所定値となるように形成されるとともに、他の1つの滑り面同士は摩擦係数が該所定値よりも大きな値となるように形成されるようにした。 (もっと読む)


【課題】一般の木造家屋やプレハブ住宅用に、しかも新築物件あるいは既存物件を問わず非常に簡単に設置適用することができ、メンテナンスでのダンパー交換も簡単な住宅用制振装置を提供する。
【解決手段】2本の横材11,12と、2本の縦材13,14とが互いにピン10により接合されて矩形の枠体が形作られているとともに、下部横材の両側端近傍にそれぞれ一端が固着され、他端がそれぞれ枠体の中央部方向に伸びる2本の斜材15,15’が配され、当該2本の斜材の前記他端がそれぞれ両端に固着された斜材受け材16の上面と前記上部横材11の中央部下面との間にダンパー17が取り付けられた制振装置であって、このダンパーが軽量形鋼からなり、その両フランジの中央部に長手方向にそって複数の孔20が連穿されているとともに、両フランジの先端部が上部横材のフランジ間に挿入されてドリルねじ18で上部横材のフランジに取り付けられ、ウエブ下面が斜材受け材のウエブ外面にドリルねじで取り付けられている。 (もっと読む)


【課題】距離が離れ、かつ高さの異なる2棟の建物同士を制震ダンパを介して連結することにより、上記2棟の建物に対して高い制震効果を発揮させることができる連結制震構造を提供する。
【解決手段】第1の建物1と、第1の建物1から水平方向に距離をおいて建築されるとともに第1の建物1よりも低層の第2の建物2とを制震ダンパ10を介して連結することにより第1および第2の建物1、2に対して制震効果を発揮する連結制震構造であって、第2の建物2の屋上に接続架台3を固定し、この接続架台3に水平方向の2方向に作用するように複数の制震ダンパ10の一端側を固定するとともに、第1の建物1の側面に屋根架構15の一端部を接続し、屋根架構15の他端部を第2の建物2の屋上に延出させて制震ダンパ10の他端部に連結した。 (もっと読む)


【課題】大手住宅メーカーやゼネコン等で開発された転がり支承、滑り支承、積層ゴム支承等の既製免震装置を既存木造家屋に使用し、非耐震家屋を耐震補強する事なく耐震技術最先端の免震装置付住宅にすることにより、安価で工期も短く、リホーム工事との相乗効果の大きい工法を提供する。
【解決手段】滑り支障16に免震装置固定ネコ6と大引23または土台22固定用ネコやフレーム5を設けた上部アダプターと、滑り支障17に基礎固定用ネコと免震装置固定用ネコを設けた下部アダプターと、免震装置固定用ネコとベースプレートを設けたサポート11で構成し、上下アダプター間に市販の既成免震装置15aを挿入し、大引きの下部を集成材等で補強して土台22と大引き23の上面に構造用合板を貼り剛床とする。 (もっと読む)


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