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Fターム[2E139BD50]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 制振装置の取付対象 (1,375) | 複数の構造物を連結するもの (57) | 主構造物に付属構造物を連結 (29)

Fターム[2E139BD50]に分類される特許

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【課題】剛性の異なる2つの構造物の間を制振部材で連結することにより制振する制振建物において、風荷重などの静的な荷重が作用する場合であっても低剛性の構造物に大きな変形が生じないようにする。
【解決手段】制振建物10は、異なる固有周期を有する外部構造20及び内部構造30と、一以上の高さ位置において内部構造30と外部構造20とを連結するように設置され、内部構造30と外部構造20との相対変位に応じて、変形することにより振動エネルギーを吸収する制振ダンパー41と、制振ダンパー41の変形を許容した状態と、制振ダンパー41の変形を拘束した状態とを実現しうるロック手段42と、を備える。 (もっと読む)


【課題】既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外に、主構造体を制震補強する制震補強架構を主構造体の構面に平行に構築する上で、主構造体の構面外に店舗、廊下、倉庫等の下屋が付属しているか、下屋を付属させる場合に、下屋の空間を犠牲にすることなく、制震補強架構の構築を可能にする。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列し、互いに間隔を隔てて立設される支柱2と、構面内水平方向に隣接する支柱2,2間に架設されるつなぎ梁4と、ブレース本体51にダンパー52を組み込んだダンパー一体型ブレース5を備えた制震補強架構1が、構面外に下屋64が付属した主構造体60に付加された制震補強架構付き構造物において、下屋64の、主構造体60の構面内水平方向両側位置に側柱7,7を配置し、この両側の側柱7,7上に制震補強架構1を構成する、少なくとも構面内水平方向両側の支柱2,2の最下部に位置する支柱材21,21を立設し、支持させる。 (もっと読む)


【課題】剛性が高い構造物の水平方向の幅や奥行きに対する高さの比が大きい場合であっても、十分な制振効果が得られるようにする。
【解決手段】外部建物20と、外部建物20と異なる固有周期を有する内部構造体30と、複数の高さ位置において外部建物20と内部構造体30とを連結する水平制振装置40と、を備えた制振構造物10に、外部建物20及び内部構造体30の上部における両者の鉛直方向の相対変位を抑制する鉛直変位抑制機構50を設ける。 (もっと読む)


【課題】構造物がコア構造体と、平面上の外周位置に配置される外周構造体の2通りの構造体から構成される場合に、外周構造体を水平力の負担から解放させることで、外周構造体の形態上の自由度を増すと共に、外周構造体に組み込まれるダンパーの減衰力を高める。
【解決手段】水平二方向を向く耐震要素2cを含む構面を持つコア構造体2と、構造物の平面上の外周位置に配置され、少なくとも水平二方向を向く構面を構成する複数本の柱31を持つ外周構造体3と、コア構造体2と外周構造体3との間、及び外周構造体3を構成する柱31,31間に架設される水平材4から制震架構1を構成する。水平材4をコア構造体2と外周構造体3の柱31のそれぞれにピン接合、もしくは半剛接合状態で接合すると共に、外周構造体3の隣接する柱31,31にピン接合、もしくは半剛接合状態で接合し、隣接する柱31,31間にダンパー6を備えたダンパーブレース5を架設する。 (もっと読む)


【課題】既設建物に簡易に付加することが可能で、かつ、多方向から既設建物に作用する地震力に対して制震することを可能とした制震構造を提案する。
【解決手段】地震時の多方向からの入力に対する既設建物1の応答を抑制する制震構造であって、既設建物1の外面に沿って形成された平面視L字状の壁柱2を備えており、壁柱2はその脚部が回転可能に支承されていて、壁柱2の両側端は、ダンパー3,3を介して既設建物1または他の壁柱2に連結されている。 (もっと読む)


【課題】増設部分により既設部分の振動耐力を高め、ひいては横揺れが発生しても増設後の建物全体を好適な状態に保持する。
【解決手段】建物10は、既設の第1建築物11に対して第2建築物12が増設されることで構築されている。第1建築物11の外壁の屋外側には補強横材31及び補強支柱32が設けられており、それら補強横材31及び補強支柱32は柱15a,15bに連結されている。第2建築物12は、柱21、天井大梁22及び床大梁23を有するラーメン構造の建物ユニット20により構成されており、第1建築物11の側方に配置されている。第1建築物11と第2建築物12とが対向する部分においては、第1建築物11の補強横材31と第2建築物12の天井大梁22とが制振装置41により接続されている。 (もっと読む)


【課題】外部建物の内側に構造体を構築し、これらを制震部材により連結する制震建物において、外部建物内に構築される構造体を有効利用する。
【解決手段】制震建物10は、内部に鉛直方向に延びるボイド空間40を有する外部建物20と、ボイド空間40内に外部建物20との間に隙間を設けるように構築され、外部建物20に比べて剛性の高い、立体駐車場として利用される内部建物30と、外部建物20と内部建物30との間を結ぶように設けられた制震ダンパー41と、を備え、内部建物30は、少なくとも一部が壁構造であり、外部建物20は、少なくとも一部がラーメン構造であり、内部建物30は鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造であり、外部建物20の梁剛性が、当該外部建物20を単独の構造物とした場合に、この構造物が設計地震に対して自立し得ない大きさに設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】連結構造体において、第1構造体と第2構造体との間の水平相対変位の上方位置での累増を抑制する。
【解決手段】鉛直方向に複数の階層を有する第1構造体と、前記第1構造体の側方に並んで立設された鉛直方向に複数の階層を有する第2構造体とを有し、前記第1構造体と前記第2構造体とが、水平方向の振動のエネルギーを吸収するエネルギー吸収部材によって連結されてなる連結構造体である。水平方向に隣り合う階層同士において、前記第1構造体に属する階層の水平剛性の方が、前記第2構造体に属する階層の水平剛性よりも高い階層を少なくとも一つ有する。水平方向に隣り合う階層同士において、前記第2構造体に属する階層の水平剛性の方が、前記第1構造体に属する階層の水平剛性よりも高い階層を少なくとも一つ有する。 (もっと読む)


【課題】例えば既存の、あるいは新設のコンクリート造等の主構造体の構面外にその構面に平行に構築され、主構造体を制震補強する制震補強架構において、構面内水平方向に隣接する支柱間に架設されるダンパー一体型ブレースのダンパーの効きを高める。
【解決手段】柱・梁からなるフレーム6を有する主構造体60の構面外にその構面に平行に配列する支柱2と、隣接する支柱2、2間に架設されるダンパー一体型ブレース5を備え、支柱2が鉛直方向に複数本の支柱材21、22、23に分離し、上下に分離した支柱材21、22、23間に両者間の相対水平移動を許容する絶縁装置4が介在し、構面内水平方向に隣接する支柱材22、22(23、23)間につなぎ梁4が架設された制震補強架構において、構面内水平方向両側に位置する支柱2の周囲に、最上部の支柱材23頂部の水平方向の相対移動を許容し、鉛直方向の移動を拘束する拘束装置8を構築する。 (もっと読む)


【課題】免震建物と制震建物との間をダンパで連結することにより地震時の応答を小さくすることができるとともに、二棟間のクリアランスを小さくすることができる建物連結システムを提供する。
【解決手段】免震建物11と制震建物12との間をダンパ20にて連結する建物連結システムにおいて、ダンパは、鋼材ダンパで構成され、免震建物および制震建物における一方側の層間に対応した他方側に、ダンパ受け梁21が設けられ、ダンパ受け梁の上面21aおよび下面21bにダンパが設けられ、ダンパにより免震建物と制震建物とが連結されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適した構造体に設けられる免制震機構を提供する。
【解決手段】直動軸110と直動軸110の螺旋溝Gに倣って案内される回転体120とフレーム130とを有するダンパー100と、1対の連結箇所に前記直動軸110と前記フレーム130とを各々に連結する1対の連結部材210,220と、を備え、少なくとも1つの連結部材210が前記直動軸110または前記フレーム130のうちの一方と前記連結箇所との間の特定の相対変位である特定相対変位を特定の力である特定力で拘束し前記連結箇所に当該特定力を越える力が作用すると前記特定相対変位を許す、ものとした。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギーを有効に吸収し、優れた免震効果と制震効果を発揮し得る有効適切な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による平面視環状の本体部3と該本体部とは独立にその中心位置に構築するコア部2とにより構成して、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置する。コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装し、本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持してそれらの間に生じる水平方向の相対振動により作動する中間部免制震装置7を上下方向に間隔をおいて多段に介装する。 (もっと読む)


【課題】筒身1への溶接を少なくしつつ、補強リング7自体の鉛直荷重により発生する鉛直荷重を支持し、筒身1からの水平荷重をストッパ部材5に伝達できる搭状構造物を提供することを目的とする。
【解決手段】筒身1と、筒身1に付設される鉄塔2と、筒身1の周囲を取り囲む補強リング7と、鉄塔2に設けられ、補強リング7を支持するストッパ部材5と、筒身1の外周壁に間隔を空け、かつ外周壁から外側に向けて突出して設けられ、補強リング7を載せることにより補強リングの鉛直方向の荷重を支持する複数の鉛直荷重支持部材8と、筒身1と補強リング7を繋ぎ、筒身1の揺れによる水平荷重を補強リング7に伝達する複数の水平荷重伝達部材9とを備える。 (もっと読む)


建物の構造防護システムであって、建物(E)の少なくとも1つの壁に連結する少なくとも1つの支承構造(2)を有する構造防護システムである。支承構造(2)は建物(E)の壁に強固に連結し、支承構造(2)は、地震による支承構造の振動で生じたエネルギーを分散させるのに適合したエネルギー分散装置(1)を備える特殊構造である。 (もっと読む)


【課題】ピロティ形式の建物の長所を損なうことなくその耐震性を充分に確保し得る有効適切な構造を実現する。
【解決手段】ピロティ形式の建物の主体構造1に対して独立に挙動して付加バネとして機能する付加ラーメン架構2をピロティ階の床面上に設置し、付加ラーメン架構と主体構造との間に慣性質量ダンパー4を備えた制振機構3を介装して応答低減機構として機能する付加振動系を構成し、その固有振動数f0を主体構造の1次固有振動数f1に同調させる。あるいは付加ラーメン架構を主体構造と一体に挙動するように設置して、付加ラーメン架構とピロティ階の床面との間に制振機構を介装する。制振機構に慣性質量ダンパー4と並列に付加減衰要素5を備える。付加ラーメン架構の水平剛性(付加バネ)k0をピロティ階の層剛性k1の0.05〜0.30倍の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】 オフィス建物として有効利用できる制振構造物を提供する。
【解決手段】 第1構造物2と、該第1構造物2と間隔をおいて、かつ該第1構造物2を囲むように設けられるとともに、該第1構造物2よりも高い剛性を有する第2構造物10と、前記第1構造物2と前記第2構造物10との間に介装されて、両者2、10間を相対変位可能に連結する複数の制振装置16とを備えている。第1構造物2は、鉄骨構造の高層のオフィス建物であり、前記第2構造物10は、鉄骨構造、コンクリート充填鋼管構造、又は鉄筋コンクリート構造の構造物である。 (もっと読む)


【課題】 既設、新設の建物に関わらず、制振機能を付加することができる制振方法、制振構造、及び耐震補強方法を提供する。
【解決手段】 既存又は新築の建物を制振する制振方法であって、建物の躯体1面に対向するように質量体5を設けて、この質量体5を支持手段18によって前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持し、質量体5と建物の躯体1との間を制振装置10を介して連結する。質量体5は、建物の躯体1面に支持手段18を介して前記建物と異なる動きができるよう移動可能に支持される。質量体5をMD4の質量体5として機能させて振動を打ち消させることにより、又は制振装置の減衰により、又はその両方の効果により、建物の振動を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】構造物の振動特性に制約されることなく優れた制震効果が得られる連結制震構造を実現する。
【解決手段】制震対象の主構造物(建物A)に並設した従構造物(建物B)を免震装置4により免震支持するとともに、従構造物の免震層に免震装置と並列に慣性質量ダンパー3を設置し、主構造物と従構造物とを連結バネ要素1および連結減衰要素2により連結して、慣性質量ダンパー3、連結バネ要素1、連結減衰要素2の各諸元を主構造物の応答(加速度応答倍率あるいは変位応答倍率のピーク)を最小化するように設定する。 (もっと読む)


【課題】連棟制振を用いた制振建物において、より効率よく制振効果が得られるようにする。
【解決手段】高層建物からなる内部建物30と、内部建物30を取り囲むように構築され、内部建物30に比べて剛性の低い外部建物20と、内部建物30と外部建物20の間を結ぶように設けられた制振ダンパー40とを備えてなる制振建物10において、外部建物20の下部に免震層21を設ける。これにより、免震層21を設けていない場合に比べて、外部建物20の有効質量が増加し、周波数伝達関数のピークとなる周波数が低くなり、定点理論における定点Pにおける伝達率も低下する。このため、当該定点Pにおいてピークとなるように制振ダンパー40の減衰定数を調整することにより、外部建物20の伝達率が低下し、すなわち、より高い制振効果が得られることとなる。 (もっと読む)


【課題】弾性体と、この弾性体と直列結合された振動低減手段とを備え、小振幅振動から大振幅振動までの広帯域に渡る振動を低減し、且つ、振動低減手段が作動するまでの弾性体の振幅範囲を調整可能な制震装置、付帯設備支持構造、及び制震装置を有する建物を提供することを目的とする。
【解決手段】連結手段としての長ボルト70には、ネジ部70Aが設けられている。このネジ部70Aにはナット75が取り付けられ、このナット75の締め付け量によって、筒体50の周壁50Bが第1連結部材36に当接するまでの距離、即ち、第1弾性体52の突出長cが調整される共に、筒体58の周壁58Bが第2連結部材38に当接するまでの距離、即ち、第2弾性体60の突出長cが調整される。 (もっと読む)


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