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Fターム[2E139CA03]の内容

異常な外部の影響に耐えるための建築物 (12,908) | 免震支承の機構の種類 (910) | ゴム (360) | 積層ゴム (321) | 層を貫通した部位あり (53)

Fターム[2E139CA03]に分類される特許

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【課題】構造物の平面的な捩れ及び高さ方向の剛性差を制御することができる制震構造物を提供することである。
【解決手段】第1の構造物6と、前記第1の構造物よりも高さが低く、かつ剛性が大きい第2の構造物4とを備え、前記第1の構造物は、上層階において水平方向に張り出し前記第2の構造物の少なくとも一部に覆い被さる張出部8を有し、前記第2の構造物は、前記張出部の階下部分10を鉛直方向に支持し、かつ前記張出部との間の水平方向のの変位に追従する水平支承14を上部に備える。 (もっと読む)


【課題】地震時に発生する杭頭曲げモーメントに対して杭頭接合部の回転剛性を制御し、免震装置に有害な回転を発生させない簡易で信頼性の高い免震装置回転制御機構を提供する。
【解決手段】パイルキャップ3とパイルキャップ定着部7とは接合鉄筋9により接合され、接合鉄筋9は、パイルキャップ3内のコンクリート19に定着する第1接合鉄筋部9aと、基礎杭4内のコンクリート19に定着する第2接合鉄筋部9bと、杭頭接合部12に設けられ、杭頭曲げモーメントにより接合鉄筋9に発生する引張力が所定の値を越えた場合に内部に引張降伏によるヒンジを形成させる回転量制御部6とを備え、回転量制御部6内部のヒンジにより杭頭接合部12の回転剛性を所定の値に低減させ、地震時の免震装置2の回転量を許容回転量以内に制御する。 (もっと読む)


【課題】温度変化に伴う免震性能の変動を抑制する免震構造体を提供する。
【解決手段】気温の上昇に伴って、積層ゴム12を構成するゴム板18の水平剛性が低くなる。一方で、積層ゴム12の両端に設けられたフランジ14に形成された収納部23には円柱26が収納されており、水を密閉している。温度の上昇に伴って、水が膨張して円柱26を押し上げ、中空部22を上方に移動させることで、ゴム板18及び剛板20の水平移動を拘束して、積層ゴム12がせん断変形する領域を変化させる。このようにして、温度変化に対する免震構造体10の免震性能を一定に保つ。 (もっと読む)


【課題】地震時の下部構造に作用する慣性力を軽減、減衰して上部構造に伝達し、且つ上部構造の水平変位を低減する上部構造に作用する大きな地震時慣性力の作用による下部構造の負荷を軽減することが可能な構造物制震および免震方法を提供することを目的とする。
【解決手段】構造物制震および免震方法において、建築物や橋梁等の構造物の上部構造3と下部構造2との間に、地震時前記下部構造に作用する慣性力に対して逆方向の水平力を発生させる水平力発生機構100と前記水平力発生機構に連結されたゴム系弾性体5からなる制震および免震装置1を配置し、地震時前記水平力発生機構が下部構造に作用する慣性力を逆方向の水平力に変換し前記ゴム系弾性体を前記下部構造の慣性力方向と逆方向に変形させ、上部構造に伝達される地震エネルギーを軽減すると共に上部構造及び下部構造の水平変位量を低減することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】低荷重から高荷重に至る広範な入力に適する鉛直バネ性能を発現させることが出来る。
【解決手段】上沓11と、下沓12と、上沓11と下沓12との間に配設される弾性体23と、弾性変形した弾性体23の側面が近接又は当接する位置において、弾性体23を囲繞する弾性変形拘束体16とを備える。下沓12には、芯材31が設けられ、芯材31は、上揚防止部と水平変位防止部とを有する。弾性体23の側面には、凸部24又は凹部25が形成されている。弾性体23は、上沓11と下沓12と弾性変形拘束体16とによって囲繞されて略密閉状態とされ、弾性体23への荷重の増大に伴って、より高度な密閉状態へと変化する。 (もっと読む)


【課題】地震時等において、上部構造物の外周領域に作用する鉛直変動荷重の影響を受けることなく上部構造物への免震性を発揮させることができる免震構造を提供する。
【解決手段】上部構造物16の外周領域30を支持する荷重支持装置24と、荷重支持装置24と上部構造物16とを滑り可能とする第2滑り手段26と、地震時に荷重支持装置24に生じる水平せん断変形量を規制する変形規制手段と、を有する免震構造18により、地震時等において、上部構造物16の外周領域30に作用する鉛直変動荷重の影響を受けることなく上部構造物16への免震性を発揮させることができる。 (もっと読む)


【課題】地震時に鋼管杭の杭頭部に発生する曲げモーメントを抑制して免震装置の回転を制御し、免震装置に有害な回転を発生させない回転制御バネ機構付き免震装置、および免震装置の回転量の制御方法を提供する。
【解決手段】積層ゴム免震装置2と、鋼管杭4相互を連結する扁平基礎梁5と、扁平基礎梁と接続し、積層ゴム免震装置を支持する免震装置支持ブロック18と、免震装置支持ブロックを一組の定着筋7により鋼管杭4の杭頭部6に定着する支持ブロック定着部19と、から構成されるパイルキャップ3と、を備え、パイルキャップは、接合される鋼管杭との調節された固定度により地震動により発生する杭頭曲げモーメントを低減し、低減された杭頭曲げモーメントに対して回転バネとして抵抗し、地震時の積層ゴム免震装置の回転量を許容回転量以内に制御する。 (もっと読む)


【課題】被支持体の重量変化があっても適切に免震効果を得ることの可能な免震構造体を得る。
【解決手段】免震構造体10は、積層方向の一端が基部54に固定され、積層方向の他端が被支持体に固定される第1積層ゴム体12と、第1積層ゴム体と離間して並列に配置され、積層方向の一端が基部54または被支持体の一方に固定され、積層方向の他端が基部54または被支持体の他方と離間して配置された第2積層ゴム体20と、基部54または被支持体の他方と第2積層ゴム体20の他端の間に両者に当接しつつ配置され、第1積層ゴム体12及び第2積層ゴム体20よりもばね定数の低い弾性体30と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】免震効果を低下させることなく、低コストで構築することが可能となる免震建物および免震建物の構築方法を提案する。
【解決手段】平面の少なくとも四つの隅部C,C,…に立設される柱11,11,…の位置に対応して仮設支保部材を配置するとともに、それ以外の柱11,11,…の位置に対応して免震装置31,31,…を配置して免震層30を形成する工程と、仮設支保部材および免震装置31,31,…により柱11,11,…を支持した状態で免震層30より上の躯体の施工を行う工程と、躯体の施工が所定の高さまで進んだ後に仮設支保部材を撤去して、隅部C,C,…に立設された柱11,11,…の下方に絶縁空間を設ける工程とを備える免震建物の構築方法と、これにより構築された免震建物。 (もっと読む)


【課題】 新たなスペースの確保や複雑な工事を必要とせず、引抜力に抗すために建物高さ方向の重心位置を下げる効果を奏する工夫を施した中間層免震建物を提供する。
【解決手段】 中間層免震建物1は、1階と、2階以上の上部階との間に免震装置20が設けられている。上部階の最下階(免震最下階)である2階の床スラブ13aの厚さは、免震最下階の大梁11aの梁成とほぼ同じである。中間層免震建物においては、免震最下階の床梁(大梁)は、他の階の梁よりも梁成(梁の高さ)が大きく形成されている。このような構造によって、免震最下階の床スラブの下方の、大梁11aと大梁11aとの間の空間は、デッドスペースとなる場合が多い。そこで、このスペースを利用して免震最下階の床スラブの厚さを厚くして重量を増加させると、上部階の重心を下げることができ、地震発生時に免震装置20にかかる引抜力を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】被支持体の重量変化があっても適切に免震効果を得ることの可能な免震装置を得る。
【解決手段】可変部材は、水平用積層ゴム体12に対して積層方向Bに直列的に配置され、被支持体の荷重に応じて弾性変形して積層方向Bに伸縮する。規制部材30は、可変部材の積層方向Bの伸縮長に応じて、側方からみて可変部材よりも水平用積層ゴム体12側へ突出可能とされ、該突出した突出部34により突出長に応じて水平用積層ゴム体12の水平方向のせん断変形を阻止する。 (もっと読む)


【課題】 減衰装置を含む免震構造において、前記減衰装置に係る振動エネルギの吸収能力を超える過大な振動エネルギが建築構造物に作用したとしても、該振動エネルギに対する十分な減衰性能を発揮することが可能なフリクションダンパを提供する。
【解決手段】 表面に軸方向に沿った案内溝が形成されたシャフトと、該シャフトの表面を軸方向に沿って移動し、前記シャフトの案内溝に没入した第一状態及び前記案内溝から離脱した第二状態のいずれかに設定される移動部材と、該移動部材に向けて付勢され、前記第一状態に設定された移動部材によって係止される圧着部材と、選択的に前記シャフトに圧接する摩擦部材と、を備えており、前記移動部材が第二状態に設定されると、該移動部材による圧着部材の係止が解除されて前記摩擦部材が前記圧着部材の押圧によって前記シャフトに圧接されると共に、かかる圧着部材が前記移動部材を第二状態に維持するフリクションダンパ。 (もっと読む)


【課題】安定した減衰性能を得ることができる免震装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一対のフランジ板2,3の間に、剛性を有する剛性板41と弾性を有する弾性板40とを交互に積層してなる積層体4が介在されており、積層体4を積層方向に貫通する孔部10が形成され、孔部10の内側に振動を減衰させる減衰材5が収容されていると共に、減衰材5の軸方向の端面が孔部10の開口端部12を封栓する栓体7Aによって押さえられている免震装置1において、栓体7Aが、フランジ板3に固定された固定部71と、減衰材5の軸方向の端面に重ね合わせられた当接板72と、固定部71と当接板72との間に介装されたバネ70と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】減衰材に対する拘束力を高めて減衰材による減衰性を向上させることができる免震装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一対のフランジ板2,3の間に、剛性を有する剛性板41と弾性を有する弾性板40とを交互に積層してなる積層体4が介在されており、その積層体4を積層方向に貫通する孔部10が形成され、孔部10の内側に振動を減衰させる減衰材5が収容された免震装置1において、弾性板40の内周部分に、減衰材5の径方向外側に環状に周設されていると共に弾性板40の本体部40Aの内周側に配設され、本体部40Aの弾性材料よりもせん断弾性率が高い弾性材料からなる高弾性部40Bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】ゴム板や減衰プラグの破損を抑えて所期した減衰性能を確実に発揮させる。
【解決手段】上部構造体11に固定される上端板12と、下部構造体13に固定される下端板14と、これらの両端板間に配設されるとともに、補強板15とゴム板16とが鉛直方向に交互に積層されて水平方向にせん断変形可能に形成された積層体17と、積層体に形成された鉛直方向に延びる装着孔18内に配設された減衰プラグ28と、を備える免震装置1であって、装着孔内には、鉛直方向に複数積み重ねられた状態で減衰プラグに外嵌された保護リング24が配設され、保護リングには、径方向の外側に向けて突出して、装着孔の内周面のうち、ゴム板の露出した軟部分18aに非接触で、かつ補強板の露出した硬部分18bに当接する支持突起24bが形成されている。 (もっと読む)


【課題】安定した減衰性能を得る。
【解決手段】積層弾性体16は、剛性を有する金属板18と弾性を有するゴム板19とが所定の積層方向に交互に積層されて構成されている。積層弾性体16の内部には、積層方向に金属板18及びゴム板19を貫通して形成された中空に充填され、積層方向に互いに間隔をあけて配置された、複数の減衰部材30が備えられ、積層弾性体16の、減衰部材30が設けられている部分を減衰材積層弾性部20とし、減衰部材30が設けられていない部分を単積層弾性部24とすると、減衰材積層弾性部20は、少なくとも積層弾性体16の積層方向の両端部に配置されている。 (もっと読む)


【課題】安定した減衰性能を得ることができると共に施工性が低下するのを防止することができる免震装置を提供することを目的とする。
【解決手段】一対のフランジ板2,3の間に、硬質板41と軟質板42とが交互に積層されたせん断変形可能な積層体4が介在されており、少なくとも積層体4を積層方向に貫通する孔部10が形成されていると共に、孔部10の内側に振動を減衰させる減衰材5が収容されている免震装置1において、孔部10の内側のうち、減衰材5の軸方向両側のうちの少なくとも一方側の部分に、減衰材5よりも線膨張係数の高い充填材6が充填されている。 (もっと読む)


【課題】様々な規模、形態の建物に広く適用可能な3次元免震システムを実現する。
【解決手段】免震ピット1内に免震基礎2を上下免震装置としての空気バネ3により上下方向に免震支持し、免震基礎上に建物5を積層ゴム4等の水平免震装置により水平方向に免震支持する。免震基礎と免震ピットの側壁との間に、免震基礎の水平変位拘束機構としての積層ゴム6を介装する。免震基礎の周縁部と免震ピットの底面との間に、建物のロッキングを抑制するためのロッキング抑制装置として、免震基礎の上下振動によって作動する回転慣性質量ダンパー8と板バネ9等の付加バネとからなるTMD機構7を介装し、その固有周期をロッキング周期に同調させる。 (もっと読む)


【課題】地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供する。
【解決手段】柱頭免震構造1は、建物の上部構造10を基礎部において支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置2と、鋼管杭5の杭頭部を内部のコンクリート部に埋め込んで保持することで、免震装置2と鋼管杭5とを連結する短柱3と、短柱3に接続されることで、複数の杭の杭頭部を相互に連結する基礎梁4と、を備え、短柱3と基礎梁4とは柱梁架構を形成して地震時に鋼管杭5の柱頭部に発生する曲げモーメントに抵抗し、免震装置2への曲げモーメントの負担を軽減する。 (もっと読む)


【課題】地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供する。
【解決手段】柱頭免震構造1は、建物の上部構造10を基礎部9において支持し、上部構造10を地震動から免震する免震装置2と、鋼管杭5の杭頭部16を相互に連結する基礎梁4と、基礎梁4が接続され、免震装置2と鋼管杭5の杭頭部16とを接続するコンクリート充填鋼管からなる短柱3から構成され、短柱3は、免震装置2に接続する第1短柱6と、第1短柱6と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部16を保持する第2短柱7とからなり、第1短柱6の下面に設けられた凹部20と、第2短柱7の上面に設けられた凸部21とが係合する。 (もっと読む)


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