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Fターム[2E139CB08]の内容

Fターム[2E139CB08]に分類される特許

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【課題】強風による横揺れを抑制することができるとともに、長期間の使用によってもゴムを劣化させることのない免震装置を提供する。
【解決手段】第1の支持部材11によって建物本体側の固定部材10を支持することにより、固定部材10の水平方向への移動を規制することができるので、強風による建物本体の揺れを抑制することができる。この場合、第2の支持部材12に建物本体側の荷重が加わらないようにすることができるので、長期間の荷重による第2の支持部材12のゴムの劣化を防止することができる。また、第1の支持部材11による固定部材10の支持を解除して第2の支持部材12のみで固定部材10を支持することにより、固定部材10を水平方向に移動自在にすることができるので、第2の支持部材12によって地盤側の揺れを吸収することができ、地震による建物本体側の揺れを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】 長周期性とともに復帰性及び減衰性を有する剛性の楕円転動子を使用する転がり免震装置に上揚力作用を付加し、機能の向上を図る。
【解決手段】
楕円回転体形状に表面曲率が漸次変化する剛性の転動子7が、上部構造Gと下部構造Bとの間で上部構造Gの荷重を支持して内圧室J内に水平方向に移動域を存して配され、常時において気密を保つ内圧室J内を加圧し、かつ該転動子7には中心軸に貫通して上下に変位を許す棒状ダンパー10が挿通されてなる。 (もっと読む)


【課題】木造住宅等の比較的軽量建築物にも摘要し得る有効な免震装置を提供する。
【解決手段】下側支持部材2に回転自在に軸支した下側ローラー5の上部に、上下ローラーが移動可能で凹面を交差するよう上下に持つ板状案内部材6を設けて、その上部に、上側支持部材3に回転自在に軸支した上側ローラー5aを、下側ローラーに交差するように構成し、各部を当接した免震装置。ローラーを交差することで全水平方向の動きに対応している。板状案内部材を設置することで交差するローラーの荷重伝達の接点が増え重荷重にも耐えられる。また、板状案内部材は上下共平らな面で、上下ローラーの回転軸を偏芯軸とすることでも同じ効果がある。また、上下を中空ローラーとして、内部に粘性体を挿入して、ローラーの回転に減衰力を得ることも出来る。また、ローラーの外部に増速ギヤ−、電磁ブレーキ装置等を接続して、風力対策も可能になる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成によって、風等による小さな加速度では建物が移動しないように免震装置を効果的に規制することができると共に、地震が発生した際には、液状化を利用して免震装置による免震機能をスムーズに発揮させることのできる免震装置の感度規制構造を提供する。
【解決手段】建物の基礎11の下面と耐圧底盤15との間に介在して設られて横移動可能に建物を支持する免震装置16の感度を規制するための免震装置の感度規制構造10であって、免震装置16を中央部分に配置して、耐圧底盤15から立設して設けられた環状周壁14と、免震装置16と環状周壁14との間の間隔部分を埋めるようにして、環状周壁14の内側に収容された液状化誘発土19と、環状周壁14の内側に貯留された液状化誘発水20とを含んで構成されている。 (もっと読む)


【課題】極めて簡明で、経済的に作成しるものでありながら、建物の荷重を確実に受け止めつつより一層有効な減震作用を発揮し、建物に生じる地震による損傷をできる限り少なくすること。
【解決手段】建物の基礎を、下部の基盤部1と、その上面に配置した幅広基部2a及びその上の立ち上がり部2bからなる可動基礎部2と、基盤部1の周側外方にこれを囲むように、かつ可動基礎部2の外周部の幅広基部2aの下方に位置するように配した水止めブロック3とで構成し、可動基礎部2の幅広基部2aの下面には、多数のボール4、4…を保持板5cを介して転動自在に保持した多数の上部基板5、5…を固設し、かつ基盤部1の上面には上部基板5、5…に対面し、かつその上でボール4、4…を転動自在に支持する下部基板6、6…を配する。 (もっと読む)


【課題】 地震によって発生する建造物等の主として横揺れを防止または軽減する転がり支承、制震スプリングやダンパーなど、また平常時に風圧による揺れの発生を押さえる機能を一体化した免震装置の開発。
【解決手段】 本発明では支架する建造物の重力とスプリングを利用して、建造物を支える球面コロ1自体に復元力を持たせる。上下面が球面状の球面コロ1の中間の側面に環状の鍔2を設け、その上下にコイル状の強力なスプリング5,6を対称的に取りつける。球面コロ1の転動を支える上下の支台3と受台4は平面状とする。そのスプリングは支架する建造物重量の一定割合を支えると同時に、転動時に逆方向の回転力として制震機能を働かせる。球面コロ1の上下面を同一の球面でなく径を若干大きくして従来の鋼球と凹曲面の組み合わせと同様な復元力を持たせる。また球面コロ1の頂点の一部分を平面状にし、支える建造物の重力を利用して平常時の風圧による建造物の揺れを防止する。 (もっと読む)


【課題】上部構造体の居住性を確保すると共に、下部構造体が破壊に至らないようにする。
【解決手段】下部構造体14と上部構造体16の間に設けられ、上部構造体16の軸荷重を下部構造体14に伝達するピン支承部22に、下部構造体14と上部構造体16を連結し、予め設定された水平力以上の水平力が上部構造体16に作用すると連結状態を解除して、上部構造体16をピン支承部22回りに回転可能とするシアピン50を設ける。 (もっと読む)


【課題】免震技術に圧電素子を用いたアクティブ制震装置を組み込み、建造物に掛かる交通振動・環境振動などの定常的な微振動から地震動まで広範囲の振動を制御する。
【解決手段】地震による振動を抑制する免震機構を有する建造物に適用される振動制御方法であって、振動を検出するステップS2と、前記検出された振動の変位が予め定められた閾値を超えていないかどうかを判断するステップS3と、前記判断の結果、前記変位が前記閾値を超えていない場合は、前記変位に対応する電圧を印加するステップS8と、前記印加された電圧に応じて伸長または収縮する圧電アクチュエータの伸長または収縮による変位を前記建造物に伝達することにより前記振動による前記建造物の変位を相殺するステップS9と、を少なくとも含む。 (もっと読む)


【課題】 単純な構造で、入手が容易でかつ加工性に優れ、しかも施工時の取り扱いが容易で、木造住宅にも適用ができるとともに、地震動を抑制する一定以上の性能が保障できる品質を確保することのできる地震動が抑制可能な建物地盤構造を提供する。
【解決手段】 地盤2に掘削形成された根切り部3内に配置された所要高さの人工地盤5上に、あらかじめ所要の形状と厚さおよび大きさに加工された板状の樹脂製発泡体からなる滑動体の複数7を隙間なく敷設するとともに、この滑動体7の上面に同一素材と形状からなる滑動体8を、少なくとも1段以上、各滑動体7,8の側面側の境界面が上下方向において互いに近接しないように積層して敷き詰め、前記上側の滑動体8の上面にベタ基礎9を積層重合して地震動が抑制可能な建物地盤構造1とする。 (もっと読む)


【課題】 ローラーを交差させるという簡単な構造として、全方向からの外力に対して免震効果を得ることができる免震装置を提供せんとするものである。
【解決手段】 軸方向の最小径部から両端部に向かって次第に拡径するように形成したローラーを有し、前記ローラーを下側支持部材に回転自在に軸支した下側ローラー部と上側支持部材に回転自在に軸支した上側ローラー部とからなり、前記ローラーを交差させるとともに、ローラーの最小径部を当接して形成したユニットを有することを特徴とする。また、断面円形状であって回転軸を偏心させたローラーを交差させる構成とすることができる。 (もっと読む)


【課題】
平常時に、上転動板と下転動板(滑り材)間に免震球を存在さず、面摩擦させることで、平常時に風等による軽構造物等の揺動を防止し、常時に複数個の免震球を下転動板上に自在に配設することで免震球が地震動により飛散して転動免震不能となることを防止するため、地震動時のみに上下転動板間に免震球を落入させ転動させる免震支承装置を得る。
【解決手段】
下転動板2面と同高にした、免震球7と同高の円柱状の下部支持柱8複数本を、免震球7が自在に転動可能な間隔にして下支持盤5上に固着してなる、免震球無負荷水平底面9を備えた滑り支持柱機構ユニツトD上に、上滑り兼転動板4を当接させ、免震球混合体供給槽14から免震球7と過転動抑制用砂粒体16とを、免震球混合体落下筒孔15内を経由させて上滑り兼転動板4と下転動板2間に落入させる。 (もっと読む)


【課題】第2の弾性体が引張領域から圧縮領域に入る際の剛性変化による上下応答の励起を緩和する。
【解決手段】
弾性範囲内の圧縮領域において荷重が大きくなると剛性が同じ又は小さくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第1弾性体10と、圧縮領域においては引張領域よりも剛性が大きくなる特性を有し減衰対象物100を支持減衰対象物200に対して上下方向に相対移動可能に支持する第2弾性体20と、を備え、第2弾性体20が圧縮力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも小さくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受け、第2弾性体20が引張力を受けるときは第1弾性体10の剛性が弾性範囲内にあるときの第1弾性体10の剛性の平均値よりも大きくなるように第1弾性体10は減衰対象物100から圧縮力を受けることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】切欠き部の疲労破壊を抑制することを目的とする。
【解決手段】筒体60を円筒形状に形成し、この筒体60の内周壁に切欠き部64を設けている。即ち、筒体60を円筒形状に形成したことにより、従来の胴体68よりも筒体60の断面係数を飛躍的に大きくし、筒体60の所定断面に生じる曲げ応力度(最大曲げ応力度)を小さく抑えている。更に、筒体60の内周面に切欠き部64を形成することで、切欠き部64に生じる曲げ応力度を小さく抑えている。これにより、単純な構成で切欠き部64の疲労破壊を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】
スクリューロッドに対してナット部材を含むロータを適宜回転させることで、かかるロッドの軸方向における固定外筒の位置を任意に調整し、振動をいち早く減衰させ、免震装置本来の効果を十分に発揮させることが可能な減衰装置を提供する。
【解決手段】
第1の構造体に結合されるハウジングと、一端が前記第2の構造体に結合されて軸方向に進退すると共に外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたスクリューロッドと、前記ハウジングに対して回転自在に支承され、かかるハウジングと所定の隙間を介して対向して減衰力の作用室を形成する一方、前記スクリューロッドに螺合するロータと、前記作用室に封入された粘性流体と、前記ロータに連結されて当該ロータを回転させる電動モータと、前記振動の発生を検出するセンサの検出結果に応じて前記電動モータを制御するモータ制御部とから構成されている。 (もっと読む)


【課題】設計を容易にでき、しかも、免震時、下部構造部と上部構造部とが、カバーを屋外側に押し動す方向とは直交する水平方向に相対変位をしようとしても、カバーが外れず、免震動作に対する抵抗ともならない免震建物を提供する。
【解決手段】カバー7が上下のカバー8,9に分割され、下カバー9はその下部側が下部構造部1の側に貼り付けられて固定され、上カバー8はその上部側が上部構造部2の側に貼り付けられて固定され、免震時、下カバー9は、その上部側が上部構造部2の側によって屋外側への水平力を受けることにより下部側の貼り付け部が剥がされて外れ、上カバー8は、その下部側が下部構造部1の側によって屋外側への水平力を受けることにより上部側の貼り付け部が剥がされて外れるようになされている。 (もっと読む)


【課題】単純な構成で、上部構造体と滑り板との間に発生する摩擦力を調整できる免震構造を提供することを目的とする。
【解決手段】滑り板26には、第1領域26Aと、当該第1領域26Aと摩擦係数が異なる第2領域26Bと、が設けられている。第1領域26Aには全ての支承部22が載置され、第2領域26Bには、相対移動された支承部22の何れかが載置可能とされている。 (もっと読む)


【課題】風圧などによって上部構造が揺れ動くことと、地震エネルギーが直に上部構造に作用することである。
【解決手段】基礎1から起立した突出部3と、土台2から下降した垂下部4との、いずれか一方に、他方に向って突出する弾性緩衝部材7を突設する。基礎1側と上部構造2側との間に、引き寄せ部材5を介在させる。引き寄せ部材5の弾性によって互いを引き寄せ、風圧によって上部構造が動くのを妨げる。地震時には、そのエネルギーが引き寄せ部材5の弾性を上回り、弾性緩衝部材7が対向する他方に当接してエネルギーを吸収する。 (もっと読む)


【課題】小さな外力に対してはしっかりとしたロック状態を保つことができる一方で、大きな外力に対してはロック状態をパッシブに解除することができるロック機構等を提供する。
【解決手段】第1,第2のロックギア6,7が噛み合い状態にされると共に、バネ10で両ロックギア6,7が押し合わされて、せん断方向への相対変位を阻止されたロック状態が形成され、一定以上の大きさのせん断方向の外力が作用したとき、ロックギア6,7間に滑りを生じ、バネ10の付勢力に抗してロックギア6,7同士が離反方向に変位し、噛み合いを解除されてロック解除状態が形成されるようになされ、ロック解除保持機構16が備えられている。その他、離反機構14,15、遅延復帰機構16が備えられているとよい。 (もっと読む)


【課題】スリーブのシート面のテーパ角度とポペットの前部シート面のテーパ角度に差を持たせてシート面のシールをエッジ及びシール部材により行うようにする。
【解決手段】スリーブ14のシート面20を形成するテーパ角度とポペット18の前部シート面21を形成するテーパ角度に差をもたせている。すなわち、軸心に対するスリーブ14のシート面20のテーパ角度よりもポペット18の前部シート面21の角度を大きして、シート面20と前部シート面21とは下端部では隙間を形成され、これらの隙間をOリング部材37でシールし、上端部ではエッジで互いに接触してシールするようにする。 (もっと読む)


【課題】 剛性の転動子を使用する転がり免震装置において、簡単な構成をもって長周期化を図り、更に復帰力及び減衰力を付与すること。
【解決手段】
剛性体よりなり楕円回転体形状に表面曲率が漸次変化する転動子3が、上部構造Gと下部構造Bとの間に水平方向に移動域を存して挟着状に配され、かつ、該転動子3の中心軸に沿って棒状ダンパー5が挿通されてなること。 (もっと読む)


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