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Fターム[2F105BB03]の内容

ジャイロスコープ (14,042) | 目的 (3,981) | 性能向上 (1,282) | ノイズ低減 (509)

Fターム[2F105BB03]に分類される特許

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【課題】 質量部を支持する弾性変形部を、正規の変形方向へ曲がりやすく、正規の変形方向以外の方向へ変形しにくい構造にして、質量部を安定して駆動できる角速度センサを提供する。
【解決手段】 検出回動部26の内部に第2の弾性変形部30a,30b,30c,30dを介して駆動質量部29aがX方向へ移動自在に支持されており、第2の弾性変形部30a,30b,30c,30dに設けられた圧電素子によって駆動質量部29aがX方向へ振動させられる。角速度センサ1が、垂直軸Z回りの角速度を持つと、駆動質量部29aにY方向のコリオリ力が作用し、検出回動部26が動作して角速度が検出される。第2の弾性変形部30a,30b,30c,30dはY方向に平行に延びる梁33,34を有しているため、Y方向の力で変形しにくい。よって、駆動質量部29aがX方向へ安定して支持される。 (もっと読む)


【課題】可動部を面内方向に励振させるのにあたり、不要なメカノイズ成分の発生を有効に抑制できるようにする。
【解決手段】平板状の可動部11と、前記可動部11の端縁から離間して配される支持部12と、前記可動部11に一端が連結され、前記支持部12に他端が連結されて、前記支持部12に対して前記可動部11を面内方向へ変位可能に支持する弾性支持体13と、を備える微小電気機械装置(MEMS)において、前記弾性支持体13を基板の厚さ方向に全て抜いて形成することで、面内垂直方向における中心位置が前記可動部11の重心位置と合致するように構成する。 (もっと読む)


本発明は、互いに直交する三つの空間方向における測定軸(X,Y,Z軸)を中心とする成分によって回転速度(Ω,Ω,Ω)を検出するための、マイクロメカニクスによるコリオリ式回転速度センサに関する。当該コリオリ式回転速度センサは、基板と、検出質量体と、少なくとも二つの駆動質量体と、を有しており、当該駆動質量体はそれぞれ、基板に対して一次運動(VXa,Yb,Xc,Yd)を行うように駆動可能であり、少なくとも二つの駆動質量体の一つの駆動質量体が行う一次運動(VXa,Yb,Xc,Yd)の方向は、少なくとも二つの駆動質量体の他の駆動質量体が行う一次運動(VXa,Yb,Xc,Yd)の方向に対して垂直であり、検出質量体は駆動質量体と連結されている。本発明はさらに、慣性測定装置(IMU)と、互いに直交する三つの空間方向における回転速度を検出するための方法に関する。
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【課題】 駆動モードでの振動だけでは検出電極に電荷が発生しないような振動ジャイロ用素子を提供し、SN比が高く、2軸の角速度の検出が可能で、安価な振動ジャイロを提供すること。
【解決手段】 平面的に形成された付加質量部4a、4b、4c、4dを、それぞれ、同じ平面内に形成された第1のビーム3a、3b、3c、3dで支え、隣り合う第1のビーム3a、3dの接続部を一方の第2のビーム3eの一端で支え、別の隣り合う第1のビーム3b、3cの接続部を他方の第2のビーム3fの一端で支え、さらに、リング状の第4のビーム3gの直交する接続端の対向する接続端に第2のビーム3e、ビーム3fの他端を接続した振動子1を、第4のビームの別の対向する接続端にそれぞれ接続した第3のビーム3h、3iを介して外周部の枠体2で支持し、励振部および検出部として機能させた振動ジャイロ用素子を用いる。 (もっと読む)


ジャイロシステムは、初期の第一振動幾何学的位置において振動する振動型ジャイロスコープであり、測定信号を与える振動型ジャイロスコープに基づく測定値を与える。周期的な命令信号は、ある時間周期に亘り、上記振動型ジャイロスコープに対して、上記時間周期の一部分が経過する間に、上記振動幾何学的位置を第一方向に回転させ(11)、第一速度プロファイルに従って、上記第一位置から第二位置へ変化させ、上記時間周期の他の部分が経過する間に、上記振動幾何学的位置を上記第一方向とは反対の第二方向に回転させ(12)、第二速度プロファイルに従って、上記第二位置から上記第一位置へ変化させるように与えられる。上記速度プロファイルは、位置の変化の速度変化を示すものである。上記システムにより与えられる測定値(13)は、上記ジャイロスコープにより与えられる上記測定値から上記命令信号を減算することにより得られる補正信号に基づいている。
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【課題】省スペースで精度の高いブレ検出が可能な振動検出ユニットを提供する。
【解決手段】ブレ検出ユニット15は、X軸センサ19と、Y軸センサ20と、X軸センサ19が実装された実装部21cと、Y軸センサ20が実装された実装部21dと、リード部21bと有した接続FPC21と、緩衝材装着面を有するユニット台16と、緩衝材装着面を有するセンサ支持ブロック17とを備えており、X軸センサ19とY軸センサ20とリード部21bは、それぞれがユニット台16およびセンサ支持ブロック17の緩衝材装着面に接着された一対の緩衝材で圧縮挟持された状態でユニット台16およびセンサ支持ブロック17に支持されていることから、X軸センサ19とY軸センサ20とは、ノイズがカットされ、カメラボディのブレ信号のみを正確に検出することができる。 (もっと読む)


【課題】十分なノイズシールド効果が得られなかった。
【解決手段】可撓部と、前記可撓部を支持する支持部と、前記可撓部の一方の面から突出する錘部と、前記可撓部の他方の面側の表面または前記表面近傍に形成され前記可撓部の変形または変位を検出する検出手段と、前記検出手段への配線部と、を有する固体素子と、前記固体素子の前記可撓部の他方の面側において前記支持部に接合され、導電性を有するスペーサと、前記固体素子の前記可撓部の他方の面側から見て、前記可撓部と前記支持部と前記錘部と前記検出手段と前記配線部とに重なる領域において、前記可撓部の他方の面と平行な方向に広がり、前記スペーサを介して接地されている導電層を有し前記スペーサに接合されている板状のストッパと、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、第1の振動体および第2の振動体に設けられた検出電極の位置ズレが生じた場合、角速度が生じていないときには、角速度が発生しているような出力信号を誤って出力してしまうということのない出力精度の向上した角速度センサを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の角速度センサは、第2の振動体23における第1の振動体22の第1の駆動電極25および第2の駆動電極26を設けた位置と対応する箇所に、第1の電極ズレ量検出電極28および第2の電極ズレ量検出電極29を設けたものである。 (もっと読む)


【課題】安定した感度特性と低い電源電圧抑圧比を持つ角速度センサを提供すること。
【解決手段】本発明に係る角速度センサ素子10は、駆動用の2本の外側アーム12A及び12Bと、当該2本のアームの中央に配置された、検出用の一本の中央アーム12Cを有する。各々のアーム12には、下部電極層16、圧電層15、上部電極層14が積層されてなる圧電機能体13が設けられている。外側アーム12A及び12Bに設けられる圧電機能体13A及び13Bは、駆動用であり、中央アーム12Cに設けられる圧電機能体13Cは検出用である。圧電機能層13Cは、離間して配置された圧電機能層13C、13Cによって構成される。駆動、検出に係るアーム12が別々であり、検出用の圧電機能層13C、13Cが離間していることにより、駆動、検出電極間でのリーク電圧を抑制し、Null電圧、電源電圧変動抑圧比を低減することが可能である。 (もっと読む)


【課題】 安定した出力が得られ、出力ドリフトの小さい、低ノイズの圧電振動ジャイロを提供する。
【解決手段】 電流検出回路8の出力を第一の注入信号とし、該第一の注入信号を第一の振幅調整回路を通して加減算増幅回路2、3の反転端子または非反転端子に接続し、また、前記電流検出回路8の出力を90度移相回路13を通した第二の注入信号を第二の振幅調整回路を通して前記加減算増幅回路2、3の非反転端子または反転端子に接続することにより前記加減算増幅回路2、3の出力振幅を縮小調整するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】ジャイロスコープにおける強制及びピックオフ電極の位置ずれに伴う誤差を補償する。
【解決手段】平面共振器104はその周囲に、約0度、45度、90度、135度の軸208、210、212、214に沿って、第1、第2、第3、第4半径方向グループに配列された複数の電極を備える。第1期間中、制御部は、第1半径方向電極グループに、平面共振器において駆動発振を誘起し、第3半径方向電極グループに、駆動発振を検知し、第2半径方向電極グループに、コリオリ力誘起発振を検知し、第4半径方向電極グループに、コリオリ力誘起発振を無効にするよう指令する。第2期間において、第2半径方向電極グループに、平面共振器内において駆動発振を誘起し、第4半径方向電極グループに、その駆動発振を検知し、第1半径方向電極グループに、コリオリ力誘起発振を検知し、第3半径方向電極グループに、コリオリ力誘起発振を無効にするよう指令。 (もっと読む)


【課題】同相モードとの干渉による悪影響を回避することができる音叉型振動子を提供する。
【解決手段】音叉型圧電振動子70は、回路基板20に支持されるための長方形板状の基台部74および柱状の2つの脚部76a,76bを含む。基台部74は、回路基板20に接合されるための矩形板状の接合部74aと、接合部74aおよび2つの脚部76a,76b間に形成される矩形板状の胴体部74bとを含む。音叉型圧電振動子70において、駆動モードの共振周波数と面内同相モードの共振周波数との周波数差が1kHz以上になるように、基台部74および2つの脚部76a,76bは、胴体部74bの長さ/(胴体部74bの実質的な幅−脚部76a,76bの幅)と駆動モードの共振周波数との積が60×103以上になるように形成される。 (もっと読む)


【課題】振動体と連成梁とを同じ層のシリコン基板を用いて形成する場合、振動体同士間であって連成梁が形成される領域には、連成梁以外の機能が形成できない。
【解決手段】第1方向に駆動する駆動部と、第1方向に直交する第2方向に可動する検出部と、駆動部と検出部とを連結する弾性部材とからなるユニットを複数備え、第1ユニットの駆動部の上面と第2ユニットの駆動部の上面とは、第1ユニットの検出部および第2ユニットの検出部の上面と離間する連成梁により接続される。 (もっと読む)


【課題】角速度による振動体の変位信号の位相のずれを補正して、安定的な動作が可能な角速度検出装置を提供することにある。
【解決手段】振動体4は、互いに直交する第1の方向および第2の方向に変位可能である。振動体4を第1の方向に振動させた状態において、角速度の発生により、振動体4が第2の方向に変位しようとする。積分演算器44,45および帰還信号生成部46及びバイアス加算部47からなるサーボ系は、振動体4の変位を抑制するように外力を作用し、その外力の大きさに基づき角速度を検出する。位相補正演算部43は、振動体4より出力する角速度による変位量を示す信号を、サーボ系に加算して、位相変動を補正する。 (もっと読む)


【課題】可動部の支持構造に基づくノイズの影響を排除することができる回転振動型ジャイロを提供する。
【解決手段】駆動錘4と、駆動錘4を回転振動させる駆動電極3と、駆動錘4の内側に配設され、X軸周りの角速度を受けたときのコリオリ力で駆動錘4と共にY軸を中心にシーソー様に振動する検出錘5と、基板2上に突設されたアンカー6と、回転振動の吸収機能およびコリオリ力の伝達機能を有し、駆動錘4を検出錘5に連結支持する複数の連結支持ばね8と、Y軸上においてアンカー6と検出錘5との間に掛け渡され、振動する検出錘5のヒンジ軸として機能すると共に、その軸心が可動部10の重心を通るように配設された一対の捻り支持ばね7と、振動する検出錘5の変位を検出する一対の検出電極9と、を備えたものである。 (もっと読む)


【課題】微小な容量値の差を精度よく検出することができる検出回路を提供する。
【解決手段】センサの第1の容量と第2の容量との容量値の差を検出する検出回路は、該第1の容量に応じた周波数の第1の発振信号を生成する第1の発振器と、該第2の容量に応じた周波数の第2の発振信号を生成する第2の発振器と、該第1の発振器に結合され、該第1の発振信号に応じた第1のカウント値を出力する第1のカウンタと、該第2の発振器に結合され、該第2の発振信号に応じた第2のカウント値を出力する第2のカウンタと、該第1のカウンタと該第2のカウンタとに結合され、該第1のカウント値と該第2のカウント値とに基づいて該容量値の差を示す信号を出力する演算回路を含む。 (もっと読む)


【課題】
振動子を用いた角速度検出装置において、振動子を定常発振させるための信号は、振動子上の寄生容量を介して検出電極に結合し、検出信号に不要な成分を重畳させてしまう。このために増幅率を上げることができず、角速度検出装置のSNR改善を妨げていた。これに対し、振動子の振動脚の又部付近に補正電極を設けることで検出電極との間に新たな寄生容量を設け、これを介して不要な成分と逆位相の補正信号を注入することで、不要な成分を相殺する手法がある。しかし、定常的に振動する駆動脚とは別に、角速度の検出のための検出脚を有する設計の振動子の場合、駆動脚の又部は検出電極から遠くなる。したがって寄生容量が小さく、補正量が少ないという問題があった。
【解決手段】
基部の、検出脚付近に補正電極を設けることで、補正電極・検出電極間の寄生容量を大きくし、補正量を増やすことで、不要成分を充分に相殺する。 (もっと読む)


【課題】小型化と同時に、角速度の検出精度が高く、外乱に対して強い振動ジャイロを提供する。
【解決手段】円環状又は多角形状の振動体11と、振動体11を柔軟に支持するとともに固定端を有するレッグ部15と、振動体11の上方に形成されるとともに、第1上層金属膜50及び第1下層金属膜30により圧電体膜を厚み方向に挟む複数の電極を備え、さらに、レッグ部15上のシリコン酸化膜20上に形成されるとともに、第1下層金属膜30と連続する第2下層金属膜31と、シリコン酸化膜20上又はその上方に形成されるとともに、第1下層金属膜30及び第2下層金属膜31と接することなく圧電体膜40上を経由して第1上層金属膜50と連続する、第2下層金属膜と実質的に同層の第2上層金属膜51とを備える。 (もっと読む)


【課題】基部に漏洩する駆動振動を抑圧し、角速度の誤検出を防止する振動ジャイロ素子
、振動ジャイロ素子の支持構造およびジャイロセンサを提供する。
【解決手段】基部10と、基部10から直線状に両側へ延出された1対の検出用振動腕1
1a,11bと、基部10から両側へ検出用振動腕11a,11bに直交する方向に延出
された1対の連結腕13a,13bと、各連結腕13a,13bの先端部からそれと直交
して両側へ延出された各1対の駆動用振動腕14a,14b,15a,15bと、基部1
0から延出される4本の梁20a,20b,21a,21bと、各梁20a,20b,2
1a,21bの先端に接続する支持部22a,22b,23a,23bとを同一平面に備
え、各梁20a,20b,21a,21bは基部10より一旦、駆動用振動腕14a,1
4b,15a,15bの延出する方向と略直交する方向に延出されている。 (もっと読む)


【課題】受光器の出力に含まれるノイズに起因する出力誤差の低減を実現するクローズドループ方式光干渉角速度計を提供する。
【解決手段】受光器6からの電気信号は、復調部10で復調される。この復調信号がA/D変換されて、ディジタル信号処理装置30に入力される。復調部10は、受光器6からの電気信号についてサンプルホールド処理を行う第一サンプルホールド部11と、第一サンプルホールド部11の出力を入力とする第一ローパスフィルタ13と、上記電気信号についてサンプルホールド処理を行う第二サンプルホールド部12と、第二サンプルホールド部12の出力を入力とする第二ローパスフィルタ14とを備える。ディジタル信号処理装置30は減算器31を備えており、第一ローパスフィルタ13の出力から第二ローパスフィルタ14の出力を減算する処理を行う。 (もっと読む)


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