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Fターム[2G020CA04]の内容

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Fターム[2G020CA04]に分類される特許

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【課題】複数の波長の各々での測定を順次行うために、回転駆動機構で波長分散素子の向きを各波長に対応した向きに変更するときに、波長分散素子を常に正しい位置で停止させることができる分光光度計用制御装置を提供する。
【解決手段】複数の波長の各々での測定の順序を、予め設定されていた順序から波長順に変更し、変更後の順序に従って回転駆動機構を制御する。これにより、回転駆動機構は波長が次第に長くなる又は短くなる一方向のみに回転して波長分散素子の向きを順次変更する。すなわち、回転駆動機構の回転方向を一度も反転させることなく全設定波長での測定を行うことができるため、バックラッシュによる波長分散素子の停止位置のずれの発生を防ぐことができ、波長分散素子を常に正しい位置で停止させることができる。 (もっと読む)


【課題】強力なプローブ光や背景光が試料の測定値におよぼす影響を比較的簡単な構成で軽減除去でき、測定試料の成分変化をオフラインはもちろんのこと直接リアルタイムでも測定できる誘導ラマン分光分析装置を実現する。
【解決手段】ポンプ光とプローブ光を重ね合わせて測定対象25に入射し、前記プローブ光の波長を変化させながら誘導ラマン利得または損失スペクトルを測定するように構成された誘導ラマン分光分析装置において、前記プローブ光を信号光と参照光に分波するプローブ光分波手段22と、このプローブ光分波手段22で分波された信号光を前記測定対象25に入射する信号光入射手段と、前記測定対象25を透過した信号光を前記分波された参照光と合波して干渉信号を生成する合波手段27と、この合波手段27で生成された干渉信号を測定して誘導ラマン利得または損失スペクトルを求める干渉信号測定手段、を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非線形ラマン散乱光測定装置において、被検体を構成する複数種類の分子を分析する際の測定速度を高める。
【解決手段】光走査部10により、ポンプ光Lpと被検体1を分析するための互いに異なる波長を持つ空間的に分離された複数の光成分Sp(k)を有するストークス光Lsとを被検体1上へ走査して、空間的に分離された各光成分Sp(k)それぞれを被検体1の各検出位置R(i,j)へポンプ光Lpと同時に照射する。スペクトル測定部60により、その照射を受けた各検出位置R(i,j)それぞれから各光成分Sp(k)の照射毎に発せられた非線形ラマン散乱光Lc(i,j、k)それぞれのスペクトルを得る。 (もっと読む)


【課題】ユーザによる煩雑な操作を行うことなく、キセノンランプの電極消耗による発光点像の位置変動を容易に補正することのできる分光蛍光光度計を提供する。
【解決手段】キセノンランプから成る光源11と、光源11の光を反射する反射鏡12と、反射鏡12によって反射された光から所定波長の光を励起光として分離する第1の分光系13〜15と、前記励起光を受けて試料が発する光を分光する第2の分光系21〜23と、該第2の分光系で分光された光を検出する検出器25と、反射鏡12の角度を変更する反射鏡駆動手段30と、検出器25からの出力信号が最大となるように反射鏡駆動手段30を制御する制御手段41、42とを設ける。制御手段41、42が検出器25からの出力信号に基づいて反射鏡駆動手段30を制御することにより、反射鏡12の角度が最大励起光量が得られる最適角度へと自動的に調整される。 (もっと読む)


【課題】対象の形状と光学成分とを同時に取得できるイメージ分光器において、センサ近接場光の制御を可能にする装置を提供する。
【解決手段】イメージ分光器は、対象からの光を受ける対物レンズからの光を二次元平面で多数の微小区域に分割するマイクロレンズアレイと、各マイクロレンズアレイを透過した光から近接場光を得るスリットアレイを配置してあり、顕微鏡下での細胞の蛍光局所やフォトルミネッセンス、ラマンなどへの応用される。 (もっと読む)


【課題】コヒーレントアンチストークスラマン散乱光および多光子励起の蛍光の観察を同一の装置において両立することを可能とし、種々の観察方法により標本を観察する。
【解決手段】標本A中の分子の特定の振動周波数に略等しい周波数差を有する2つの異なる周波数を有するパルスレーザ光を導光する2つの光路13,14と、2つの光路13,14を導光されてきたパルスレーザ光を合波する合波装置9と、合波されたパルスレーザ光を標本Aに照射する集光レンズ105と、2つの光路13,14を導光される各パルスレーザ光のチャープレートを検出する周波数特性検出装置10と、検出された各パルスレーザ光のチャープレートが略同等となるように、少なくとも一方の光路を導光されるパルスレーザ光のチャープレートを調節可能な周波数分散量調節装置6とを備えるレーザ顕微鏡装置1を採用する。 (もっと読む)


【課題】コヒーレントアンチストークスラマン散乱光および多光子励起の蛍光の観察を同一の装置において両立することを可能とし、種々の観察方法により標本を観察する。
【解決手段】標本A中の分子の特定の振動周波数Ωに略等しい周波数差Ω’を有する2つの異なる周波数を有するパルスレーザ光L1’,L2’を導光する2つの光路6,7と、該2つの光路6,7を導光されてきたパルスレーザ光L1’,L2’を合波する合波手段8と、前記2つの光路6,7の少なくとも一方に設けられ、前記2つの光路6,7を導光されるパルスレーザ光L1’,L2’の周波数分散量が略同等となるように調節可能な周波数分散調節手段9とを備えるレーザ顕微鏡装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】蛍光のある系で、蛍光の妨害を極力少なくした上で高S/Nのラマンスペクトルを自動的に取得できる新しいラマンスペクトル取得法を提供する。
【解決手段】n番目の仮測定データと(n+1)番目の仮測定データの差分Dnを計算する工程と、差分Dnを予め設定しておいた閾値と比較して、差分Dnが閾値以下の値であるときは本測定を行なって測定を終え、差分Dnが閾値よりも大きな値であるときは、(i)n=1の場合、(n+2)番目の仮測定を行ない、(ii)n≧2の場合、今回の差分Dnと前回の差分Dn+1を比較して、Dn>Dn+1の場合はそれまでに測定した仮測定データを積算保存して測定を終え、Dn≦Dn+1の場合は(n+2)番目の仮測定を行なうように進行する工程とを備えた。 (もっと読む)


【課題】ビーム直径の狭小化と高いS/N比のスペクトルの取得を可能にする。
【解決手段】 光源と、光源から出射された光を導く光ファイバーxと、光ファイバーxから出射された光を全反射面上の試料にしみ出し光として照射する全反射プリズムと、試料に照射された光の散乱光のラマン散乱成分を分光する分光手段と、光源から出射された光を集光して光ファイバーxの入射端に入射させる対物レンズwと、光ファイバーxの出射端から出射された光を集光して全反射プリズムに向ける対物レンズyとを有し、対物レンズwの開口数NAw、対物レンズyの開口数NAy、光ファイバーxの入射端開口数NAxin及び出射端の開口数NAxoutの間に、 “NAw>NAxin 及び NAxout>NAy” 又は“NAw<NAxin 、 NAxout>NAy 及び NAw=NAy”なる関係がある。 (もっと読む)


ラマン分光装置において、励起光は線焦点(38)として試料(26)上に焦点合わせされる。線焦点内の各ポイントのスペクトルは、画素の2次元状アレイを有するCCDディテクタ(34)上の行46内に分散する。線焦点は、試料に対し、Y方向内の長手方向に移動する。同時かつ同期的に、電荷はCCD内を平行なY’方向にシフトし、試料内の所定ポイントからのデータは継続して蓄積される。高速かつ低解像度の走査を通じたX方向の平均化を提供する目的で、境界線60間で、線焦点はジグザグ状に試料を掃引する。
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【課題】観察対象の標本を動かすことなく、ラマン散乱光検出およびCARS光観察を選択的に行うことができ、煩雑な作業を要することなく、CARS光観察のための振動周波数を効率的に選択できるレーザ顕微鏡を提供する。
【解決手段】レーザ照射光学系(3,4,5,6)により、CARS励起光とラマン散乱励起光とを同軸で標本に照射して、CARS光をCARS光検出手段12で検出し、ラマン散乱光をラマン散乱光検出手段13で検出するようにする。 (もっと読む)


【課題】DLC膜の品質管理等に応用可能であり、非破壊でDLC膜の摩擦係数を推定できるDLC膜の摩擦係数推定装置及び摩擦係数推定方法を提供する。
【解決手段】レーザーラマン分光法によりDLC膜のGバンド又はDバンドのバンド情報を取得する、レーザーラマン分光装置2(バンド情報取得手段)と、DLC膜のレーザーラマン分光法によるGバンド又はDバンドのバンド情報と、DLC膜の摩擦係数と、が予め関連付けられたデータベースが記憶されたデータベース記憶手段3と、レーザーラマン分光装置2が取得したDLC膜のバンド情報と、データベースと、に基づいて、DLC膜の係数を推定する推定手段4と、を備えたDLC膜の摩擦係数推定装置1である。 (もっと読む)


検体(26)がレーザー光によって照射されている。その結果、ラーマンスペクトラム(62)が、高いスペクトラム分解能でCCD(電荷結合素子)34の検出要素60の一つ以上の行または列に沿って分光される。その結果、電荷が、Y´方向に転送され、CCDの出力レジスタ64に貯蔵される。分光されたスペクトラムが、出力レジスタにある電荷の転送(矢印72)と同時にX´方向に向かって行または列に沿って移動される。そして、移動期間に、スペクトラムにおける所定の波数からのデータが、出力レジスタの中に蓄積し続ける。これは、出力レジスタに向けた電荷の各行への転送が分散方向に直交するようにCCDが構成されている場合においても、コンピューターの中で、後でデータのブロックを組み合わせることを必要とせず、広範囲のスペクトラムからのデータが高い分解能で収集可能とされる。
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本発明は、干渉計の本体に対する干渉計の少なくとも1つの可動手段の移動に関する。本発明によるシステムは、別個に操作可能な少なくとも2つの干渉計アクチュエータを備えることによって、少なくとも2つのアクチュエータが、干渉計の少なくとも1つの可動手段を移動させることが可能である。少なくとも2つの干渉計アクチュエータの少なくとも1つを作動させる時、干渉計の少なくとも1つの可動手段は、例えば、傾斜を補正する最小限の必要性を伴って、移動される。好ましい構成では、本発明によるシステムおよび方法は、別個に操作可能な3つの干渉計アクチュエータを備える。
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【課題】試料からの反射光やレイリー散乱光を高効率で分離、除去し、微弱な信号光のみを得ることができる分光器を提供することである。
【解決手段】励起光が照射される試料で散乱された散乱光を分光する分光器は、散乱光に含まれる励起光の波長成分を除去する波長カットフィルタ130と、波長カットフィルタ130から導かれた光のスペクトルを得る分光素子140とを有する。波長カットフィルタは、リング状導波路102を有するリング型光共振器130、或いは少なくとも3層の積層構造を有し且つ少なくとも1層の空気層を有する積層型光共振器である。 (もっと読む)


【課題】熱、ガス、圧力をパルス化し刺激として試料に与えることによって、これらの刺激に基づく反応中間体の時間分解分光解析を実現する。
【解決手段】時間分解分光解析装置は、測定のための試料(32)を保持する試料室(30)と、試料室(30)を加熱する高周波誘導加熱装置(34、36)と、試料室(30)を収容する冷媒タンク(38)と、試料に加熱によって形成された反応中間体検出のためのパルスレーザー光を照射する分析パルスレーザー装置(40)と、高周波誘導加熱装置における高周波周期と分析パルスレーザー装置におけるパルス発振周期とを時差を設けて同期させるための制御装置(44)と、分析パルスレーザー装置による試料からの放射光を受光し検出する検出器(42)と、を備え、検出器による検出は、分析パルスレーザー装置における複数のパルスの積算に基づいて行う。 (もっと読む)


【課題】効率的で質の高い分光システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る分光システム100は、試料102から、フォトルミネッセンス波長成分及びラマンシフト成分を含む複数の波長成分を含有する光を受光するように設置されたアパーチャと、前記光の光学経路上に設置され、前記光の前記成分を空間的に分離するように構成された分離素子122と、前記ラマンシフト成分を受光し、当該ラマンシフト成分の強度を示す1つ又は複数の信号を生成するように設置された第1のアレイ検出器131と、前記フォトルミネッセンス波長成分を受光し、当該フォトルミネッセンス波長成分の強度を示す1つ又は複数の信号を生成するように設置された第2のアレイ検出器132とを備える。 (もっと読む)


【課題】従来の分光系よりも適応範囲の広い分光法を提供する。
【解決手段】幾つかの実施形態では、機械的及び/又は光学ズーム機構がモノクロメータ・システムのために提供される。例えば、第1の分解能を得るために、可動な検出器システムは、分散素子に対して検出器を位置付ける。次に、第2の異なる分解能を得るために、検出器システムは、分散素子に対して検出器を位置付ける。幾つかの実施形態では、複数の励起波長を使用することで、第1の試料領域の分光法が行われる。複数の励起波長を有する光を受信するようにするべく、複数の検出器が位置付けられる。 (もっと読む)


スペクトル画像は、光学的異常に関して補正される。組織は、高強度で狭帯域の光に対して暴露される。狭帯域の光は、組織中の少なくとも一つの分析対象物により散乱される。ラマンシグナルは、散乱光から光学的に回収される。ラマンシグナルは、波長-分離装置に対して向けられる。ラマンシグナルは、強度および波長の関数として検出され、スペクトル画像が作成される。スペクトル画像は、ソフトウェアアルゴリズムを使用して、光学的異常に関して補正され、空間的に強度が再配置される。ソフトウェアは、動的な補正を作るために、参照画像を使用するように適用することができる。蛍光シグナルもまた、回収することができる。 (もっと読む)


【課題】それらの間にスリットを画成する2枚のブレードを具え、それぞれのブレードが他方に対して独立に移動可能である光スリット装置を提供する。
【解決手段】光スリットを分光システムにおける光ビームの中心に位置合わせする本発明による光スリットの位置合わせ方法は、光ビームを検出器に向け、光スリットの少なくとも一方の端縁を光路を横切って移動させ、検出器における伝播光の強度を光スリットの少なくとも1つの端縁の複数の位置に対して検出し、スリット位置を調整する信号をフィードバックすることを具えている。 (もっと読む)


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