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Fターム[2G050EB01]の内容

Fターム[2G050EB01]に分類される特許

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【課題】実際の自動車ドア材の腐食に対して相関性が高い、表面処理鋼板の耐食性評価方法を提供する。
【解決手段】表面処理鋼板に張出し加工、ドロービード加工、平面摺動加工のいずれか1種類以上の加工を付与し、前記加工付与後の異種又は同種の表面処理鋼板を重ね合わせて鋼板合わせ部を形成する。次いで、前記鋼板合わせ部を形成した鋼板を試験片として腐食環境に供して耐食性を評価する。ここで、前記鋼板合わせ部は、前記異種又は同種の表面処理鋼板を抵抗溶接で接合して形成することが好ましい。また、より実際の自動車構造を模擬するように、鋼板合わせ部を形成したのち、化成処理および電着塗装を施し試験片とし、この試験片に対して腐食環境に供して耐食性を評価することが好ましい。腐食試験は例えばSAE J2334 120サイクルで行うことができる。 (もっと読む)


【課題】水素チャージ後、めっきして応力を負荷し、破断後の水素量を求める従来の条鋼部材の水素脆化評価試験方法を、薄鋼板の水素脆化の評価に適用するための方法を提供する。
【解決手段】薄鋼板からなる試験片に水素チャージした後、試験片の全面に5〜10μmの厚みのCdめっき層又は亜鉛めっき層を設け、定荷重発生手段によって引張応力を負荷し、破断するまでの時間を測定し、破断後の試験片から5g以上の水素量分析用試料を採取して水素量を測定する薄鋼板水素脆化評価方法。試験片の平行部の両側面に切り欠きを設け、一側面と他側面における切り欠きの中心の長手方向の差を20μm以内とし、切り欠き部の応力集中係数αを3.0〜4.0とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 紫外線等の光が照射される屋外使用環境を模擬した条件下での金属材料の耐候性評価方法を提供する。
【解決手段】 下記の工程(A)、下記の工程(B)及び下記の工程(C)の各工程をそれぞれ1回以上行うことにより耐食性を評価することを特徴とする。 工程(A):金属材料に付着した、塩化物イオンを含む塩水の平均粒径が1〜500μmであり、且つ塩分付着量が0.1〜10000mg/m2であって、塩化物イオンを含む塩分を付着させる時間を10分間以内として、金属材料の表面に塩化物イオンを含む塩分を付着させる工程。 工程(B):金属材料に対して、乾燥工程及び湿潤工程での露点変動が±5℃以内の範囲内で温度及び相対湿度を変化させて設定した乾燥工程と湿潤工程とを繰り返すことを1サイクルとし、このサイクルを少なくとも1回行う工程。 工程(C):金属材料の表面に、紫外線を含む光を照射する工程。 (もっと読む)


【課題】水素チャージしながら引張応力を負荷する水素脆化評価方法や、水素チャージ後、表面にめっき層を設けて引張応力を負荷する水素脆化評価方法において、薄鋼板の水素脆化を精度良く評価するための試験片及び試験方法を提供する。
【解決手段】平行部の両側面に切り欠きを有し、切り欠き部の応力集中係数αが3.0〜4.0であり、平行部の一側面に設けた切り欠きの中心と、他側面に設けた切り欠きの中心との長手方向の差が20μm以内であることを特徴とする薄鋼板水素脆化評価用試験片。試験片の平行部の幅Dと、切り欠きの先端半径r及び底部の幅dとが、0.5≦d/D≦0.7、0.025≦r/D≦0.05を満足することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の厚鋼板の応力腐食試験装置を改良し、水素チャージしながら応力を負荷して、薄鋼板の水素脆化を精度良く評価するための装置及び方法を提供する。
【解決手段】電解槽中に電解溶液を満たし、薄鋼板試験片に水素チャージを行いながら、応力を負荷する水素脆化評価試験装置の試験片と治具を連結する支持ピンとして、異種金属接触腐食の発生及び高い応力の負荷による破壊を防止するため、絶縁性であり、高強度及び高靭性を有するサイアロン又は部分安定化ジルコニアを用いる。部分安定化ジルコニアの密度は5.5〜6.1g/cc、サイアロンの密度は3〜3.3g/ccであることが好ましい。試験部における水素濃度分布が、平均水素濃度の50%以内になるように水素チャージを行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】試験対象物表面へのラジカルが照射量を簡便に知る方法を提供すること。
【解決手段】本発明の促進暴露劣化試験方法は、試験片にラジカルを照射して、該試験片表面の劣化を促進させる工程と、ラジカル照射量に応じて変化する参照片に、試験片と同じ条件でラジカルを照射する工程とを有し、該参照片の変化とラジカル照射量との対応関係が予め決定されている。 (もっと読む)


本発明は、腐食性材料または異物材料を検知および測定するための機械的振動体である。要素は、機械的励起用の手段と機械的振動体とを含み、前記機械的振動体は、共鳴周波数fおよび性質係数Qを有する。振動体に固定される融解体が、振動体の振幅を、実質的にゼロから共鳴振幅に、或いは、共鳴振幅から実質的にゼロに変化させる。好ましい実施態様においては、機械的振動体が音叉の形状を有し、その1つの領域は作動環境の流体に適合し、他の領域は作動環境流体または他の汚染物質に適合していない。センサーは、その適合しない材料の所定の限界量が除去された時、或いは、その材料の物理的な強さが損なわれた時に、警報を発する。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れ発生データを、1体の試験体で複数取得できること。
【解決手段】試験環境10Aと同一の温度状態において、試験体11に曲げ変形が付与された状態で、試験体11の表面12の複数位置で歪ゲージ13を用いて歪を計測し、この歪値から表面12の歪分布を予め求め、次に、試験体11を試験環境10Aに所定時間浸漬した後に取り出し、試験体11の表面12に亀裂が発生したときに応力腐食割れ発生データを取得するものである。 (もっと読む)


【課題】自励振動の有無を検出することにより、すべり軸受に傷などが発生しない状態にて、その寿命を判定し得るすべり軸受の寿命判定方法を提供する。
【解決手段】軸受と回転軸体との隙間をパラメータに含むゾンマーフェルト数と摩擦係数とで表される軸受潤滑指標を用いると共に、この軸受潤滑指標の式に、実験で得られた回転軸体が自励振動を起こす軸受潤滑指標の限界値を代入して限界値での隙間δを求め、或る運転時間の経過後に測定される測定隙間に基づき比摩耗量を求め、この求められた比摩耗量に基づき、軸受の隙間が上記限界値での隙間に至るまでの運転時間h、すなわち余寿命を算出するようにした寿命判定方法である。 (もっと読む)


【課題】中空部を有する外壁材料の耐凍害性能を正確に評価できる凍結融解試験方法を提供すること。
【解決手段】中空部2を有する外壁材料に対して実施するJIS A 1435「建築用外壁材料の耐凍害性試験方法」に規定する凍結融解試験方法であって、試験片1の中空部2に発泡材3を予め設けておく。従って、発泡材3が中空部2内の空間を占めることで、中空部2への水の浸入量を少なくすることができ、水の凍結膨張によって中空部2内に亀裂が発生することを抑制できる。また、試験片1と発泡材3との隙間等に水が浸入しても、発泡材3が水の凍結による膨張力を緩和することができ、膨張力による中空部内の亀裂発生を防止することができる。このようにして、中空部2を有する試験片1であっても、JISに規定された試験方法によって、正確な評価を実施することができる。 (もっと読む)


【課題】弾性がある見掛け粘度が高い潤滑剤や粘稠性物質の粘弾性を微量の試料によって測定することができ、正確な潤滑剤や粘稠性物質の劣化状態を把握できる劣化診断方法および診断装置を得ること。
【解決手段】可動部に使用する潤滑剤や粘稠性物質の粘弾性率を測定し、初期の粘弾性率との変化率によって潤滑剤や粘稠性物質の劣化診断を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気抵抗が大きい超純水を使用して、その超純水に対する材料の特性を評価する方法及びそのような評価に使用可能な処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の処理装置は、超純水を圧送するポンプ21と、被処理部材を取り外し可能に保持するホルダ32と、前記ポンプの吐出部に接続されていてポンプから送られた超純水を前記被処理部材の面に向かって噴射するノズル41とを備え、前記被処理部材に超純水を噴射させることにより被処理部材の表面を処理する。 (もっと読む)


【課題】前処理無しで微量の潤滑剤、粘稠性物質を用いて、これら潤滑剤、粘稠性物質の劣化状態を容易に診断することができる劣化診断装置および劣化診断方法を提供する。
【解決手段】下側作用台6に設けられた試料塗布部7と上側作用台14に設けられた試料塗布部15との間に所定の広がり径および所定の厚さに調整した試料8を挟んで保持している状態で、駆動部12により上側作用台14を水平方向に引っ張り、試料8の劣化程度と相関関係を有する引き剥がし力(せん断力、引張り力)をロードセル19により測定する。 (もっと読む)


【課題】特殊な工具を使わずに脆化度を評価するとともに、評価の精度を向上する、Cr−Mo−V鋼製タービンロータの脆化度評価方法を提供する。
【解決手段】Cr−Mo−V鋼製のタービンロータの脆化度を評価する方法は、温度Tで時間t使用による破面遷移温度の増加量(ΔFATTTt)を、ΔFATTTt=(425.0+1.778K2−0.9643T−0.001990K2T)×{1−exp(x2)erfc(x)}・・・・(式1)により求める。ここでx、yは特定の計算式により与えられる。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れによって生じる複数の微少亀裂が進展する過程において隣り合う微少亀裂同士が合体する過程を模擬的に再現して観察する方法を提供する。
【解決手段】試験片1を屈曲させた状態で腐食液3に浸漬し、試験片1の表面11に複数の微少亀裂12を発生させ、試験片1の表面11に、型取り材を積層させ剥がすことで各微少亀裂12が転写されたレプリカを採取し、試験片1に、表面11に引張応力が生じるように曲げを加えて各微少亀裂12を進展させ、試験片1の表面11に、型取り材を積層させ固化後に剥がすことで、進展した各微少亀裂12を転写したレプリカを採取し、試験片1の曲げとレプリカの採取とを交互に繰り返すことで、各微少亀裂12の進展を進めつつそれを転写したレプリカを採取し、これまで採取した複数のレプリカを観察することで、隣り合う微少亀裂12同士が合体する過程を観察する。 (もっと読む)


【課題】タイヤゴムの厚み方向の酸素濃度分布が均一となるようにタイヤの劣化促進処理を行うことにより経年劣化したタイヤを再現して、経年劣化時のタイヤの耐久性を高精度で評価することができる空気入りタイヤの耐久試験方法を提供することを課題とする。
【解決手段】試験用タイヤ内側空間40の酸素分圧をタイヤ内の全圧PTの30%以上、試験用タイヤ外側空間50の酸素分圧を試験用タイヤ外側空間50の全圧POの30%以上とし、PT−POの値を0〜350kPaの範囲として、酸素によるタイヤの劣化促進工程を行う。この工程では、タイヤ内側及びタイヤ外側の両方を高酸素濃度とすることにより、タイヤを構成するゴム(タイヤゴム)ヘの酸素の浸透がタイヤ内側とタイヤ外側との両方から進む。 (もっと読む)


【課題】高強度溶融亜鉛めっき鋼板において問題となる耐遅れ破壊性について、迅速、簡便に評価をする方法を提供する。
【解決手段】引張強度が980MPa以上の高強度溶融亜鉛めっき鋼板の耐遅れ破壊性評価方法であって、前記めっき鋼板における素材鋼板を用いて作製された試験片1aを、電解液2中に浸漬し、電解液2の電解によって発生する水素を試験片1bに導入する水素導入工程(S1)と、水素を導入した試験片1cに、亜鉛を主体とするめっき層を5〜100μmの厚さで形成するめっき層形成工程(S2)と、めっき層が形成された試験片1dに、450〜600℃の水素拡散処理温度、5〜600秒の水素拡散処理時間で、水素拡散処理を行う水素拡散処理工程(S3)と、水素拡散処理を行った試験片1eに対し、耐遅れ破壊性試験を行う耐遅れ破壊性試験工程(S4)と、を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、樹脂の化学劣化を高精度に評価することができる化学劣化評価方法を提供することを主目的とするものである。
【解決手段】本発明は、フェントン溶液に樹脂を含侵させる化学劣化評価方法であって、評価時間経過以後にフェントン溶液中の過酸化水素を水にし得る触媒をフェントン溶液に浸して劣化反応を停止させるフェントン反応停止工程を有することを特徴とする化学劣化評価方法を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】塗装鋼板を人工的に劣化させる複合サイクル試験において、実際の屋外暴露での劣化との相関性が極めて高くなる試験方法を提供する。
【解決手段】任意の温湿度を維持しうる恒温恒湿槽内に塗装鋼板の試料を定置し、この恒温恒湿槽内で上記試料に対し、(a)塩水を噴霧する工程(好適には2時間)と、(b)メタルハライドランプによる紫外線を連続的に照射するとともに、一定時間おきに散水して試料の表面を洗浄する工程(好適には16時間)と、(c)紫外線照射を停止し、高湿状態を保つ工程(好適には2時間)と、からなるサイクルを複数回繰り返す。 (もっと読む)


【課題】構造体の本来の耐久性を発現することが可能となる構造を決定する、構造体の構造決定方法を提供する。
【解決手段】例えば、溶融亜鉛めっき鋼板からなり、形状が異なる4種類の試験片を用いて、SAE J2334腐食試験サイクル条件で腐食試験を行なう。腐食試験後、鋼板合わせ部の腐食生成物を除去し、マイクロメーターで板厚減少量を測定することにより、評価部分の最大腐食深さを測定する。次いで、測定結果をもとに、各試験片での鋼及び亜鉛の腐食速度を、そして腐食速度比(Fe/Zn)を求め、腐食速度比30以上の試験片を、亜鉛めっき鋼板が本来有する耐食性を発現することのできる構造を有している構造体とする。 (もっと読む)


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