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Fターム[2G050EB04]の内容

耐候試験、機械的方法による材料調査 (7,997) | 劣化測定手段 (892) | 電気化学的 (187) | 分極抵抗法(直線分極法) (21)

Fターム[2G050EB04]に分類される特許

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【課題】腐食電流を直接算出することができる分極抵抗の測定方法、該分極抵抗測定方法を用いた腐食速度モニタリング方法及び分極抵抗測定方法に用いる分極抵抗測定装置を提供する。
【解決手段】腐食電流を測定する金属を試料極12とし、前記金属とは自然腐食状態の平衡電位が異なる良好な電気伝導性を有する固体を対極14とし、前記試料極12と対極14との間を極微小時間、短絡させた後、直ちに開放し、この間の電位電流応答から分極抵抗を求める。このようにして求められた分極抵抗を用いることで直接、腐食電流を算出することができる。試料極12の自然腐食状態を大きく乱すことなく分極測定ができるので、この方法を常時監視可能な腐食速度モニタリング法として好適に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】水系に接する銅に発生する孔食の進行状況を的確に評価することができる銅の孔食評価方法を提供する。
【解決手段】腐食生成物Sで覆われた銅片よりなるアノード2と、接液面が腐食生成物で覆われていない銅片よりなるカソード3とが電気的に絶縁された状態で配置された評価電極1を水系に浸漬し、該アノード2と該カソード3間を電気的に接続した回路を流れる電流を測定することを特徴とする銅の孔食評価方法。アノード2とカソード3間の電流の代りにアノード2の分極抵抗を測定してもよい。 (もっと読む)


【課題】構造物中の鋼材の腐食速度を非接触で精度よく測定することができる腐食速度測定方法および腐食速度測定プローブを提供する。
【解決手段】鋼材電極線を対極に接続し、対極線を鋼材に接続し、参照電極線を参照電極に接続し、この状態で電気化学測定装置により電気化学測定を行って対極の分極抵抗を測定する対極測定工程S1と、鋼材電極線を鋼材に接続し、対極線を対極に接続し、参照電極線を参照電極に接続し、この状態で電気化学測定装置により電気化学測定を行って鋼材の見掛けの分極抵抗を測定する鋼材測定工程S2と、鋼材、対極および参照電極の幾何学的形状および相対位置に基づいて、電位分布解析により鋼材および対極に関する補正特性曲線を作成する補正準備工程S3と、を行い、この後、見掛けの分極抵抗に対して補正特性曲線に基づく補正を行うことにより鋼材の補正された分極抵抗を求める補正実施工程S4を行う。 (もっと読む)


【課題】鋼構造物の塗膜の状態を精密に診断し得る塗膜診断システムを提供する。
【解決手段】貯蔵タンクの塗膜が設けられた領域を区分したものである複数の診断領域を一意に識別する番地を含む案件情報をデータベース40に登録する案件情報登録手段20と、塗膜の状態を数値化する複数の調査手段を診断領域毎に実施して得られた調査結果を、該番地に対応させてデータベース40に登録する調査結果登録手段22と、調査結果から塗膜が劣化したか否かを表す劣化状態を決定する判定基準を調査手段毎にデータベースに登録する判定基準登録手段23と、前記調査結果が前記判定基準に適合するか否かに基づいて、診断領域の塗膜の劣化状態を調査手段毎に判定する判定手段24と、調査結果及び診断領域の劣化状態を番地に関連付けて出力するレポート出力手段25とを具備する。 (もっと読む)


【課題】水中のような電解液中において、測定対象物の測定範囲を規定することにより測定対象物の単位面積当たりでの電気化学測定を容易且つ安定に行えるようにする。
【解決手段】絶縁材により筒形に形成されて海中の測定対象物3に対する測定範囲を規定する検出本体4と、検出本体4内の長手方向中間位置に固定した対極5と、検出本体4内の検出側端6である一端と対極5との間に固定した照合電極7とを有する電気化学測定用プローブ1を設ける。 (もっと読む)


【課題】異種金属からなる表面層とその下層とを具える積層構造体において、表面層に存在するピンホールを定量的に評価することができるピンホールの評価方法を提供する。
【解決手段】測定対象13の一端をポテンショスタット/ガルバノスタット装置20に接続し、他端側を2M以上7M以下の酸溶液(電解液BL)に浸漬した状態で、測定対象13に電位を変化させながら印加したときに生じる電流の変化を計測し、この結果に基づいてピンホールの量(面積)を求める。測定対象13は、Au/Ni/Cu構造体が挙げられる。金(Au)めっきにピンホールが存在すると、ピンホールから露出したニッケル(Ni)が酸溶液中で酸化され、電位の変化に伴ってピーク電流が現れる。このピーク電流は、ピンホールの面積と相関がある。 (もっと読む)


【課題】異種金属からなる表面層とその下層とを具える積層構造体において、表面層に存在するピンホールを定量的に評価することができるピンホールの評価方法を提供する。
【解決手段】測定対象13の一端をポテンショスタット/ガルバノスタット装置20に接続し、他端側を5M以上のアルカリ溶液(電解液BL)に浸漬した状態で、測定対象13に電位を変化させながら印加したときに生じる電流の変化を計測し、この結果に基づいてピンホールの量(面積)を求める。測定対象13は、Ni/Cu構造体が挙げられる。ニッケル(Ni)めっきにピンホールが存在すると、ピンホールから露出した銅(Cu)がアルカリ溶液により酸化され、電位の変化に伴ってピーク電流が現れる。このピーク電流は、ピンホールの面積と相関がある。 (もっと読む)


【課題】本発明は、実際に試掘を行うことなく、土壌中に埋設される鋼材の劣化状況を診断することのできる鋼材の診断方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明に係る鋼材の診断方法は、一部がコンクリートで覆われ且つ他部が土壌に接触する状態で土壌中に埋設される鋼材の診断方法であって、少なくとも前記鋼材の対地電位と土壌の比抵抗とを測定し、前記鋼材に発生し得る孔食の孔食深さと鋼材の対地電位と土壌の比抵抗と鋼材の埋設期間との間の相関関係を示す推定関数に基づいて、孔食深さの推定値を求め、該孔食深さの推定値を用いて、孔食発生箇所における鋼材の腐食断面積を求めることを特徴とする。 (もっと読む)


作用電極の全体および局所的の両方の腐食を同時に連続的にモニタリングする方法および装置を提供し、低周波、低い振幅の周期的なポテンシャル励起が、その自由腐食ポテンシャルのあたりで電極を摂動させるのに用いられる。ポテンシャルは、ポテンシオスタットによって基準電極に関して制御され、補助電極が電流フローを刺激するのに用いられる。作用電極の電流応答が、全体および局所的な腐食活性化に関して連続的にモニタリングされ、分析される。印加されたポテンシャル励起に応答する電流の統合の確認に関する手段が提供される。全体及び局所的の両方の腐食活性化に関する同時及び連続的な出力もまた提供される。
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【課題】ハロゲン化物イオン、海水に含まれる生化学的成分または塩類等を含む水溶液環境中で使用される機器用のステンレス鋼に発生するすきま腐食損傷を、未然に防止もしくは適正なステンレス鋼を選定するための、ステンレス鋼のすきま腐食発生時間の評価方法を提供する。
【解決手段】ハロゲン化物イオンまたは海水に含まれる生化学的成分もしくは水溶性塩類を含む水溶液環境中に、ステンレス鋼の表面どうしを向かい合わせて、間隔0.5mm未満のすきま部を設けた、すきま付き試験片と、前記ステンレス鋼の自由表面のみからなる、すきまなし試験片をそれぞれ水溶液環境中に浸漬し、外部電源によって、それぞれの試験片に同一の電位を印加した時点から、それぞれの試験片に生じる電流密度の差分値の時間的変化から、すきま腐食発生時間を決定することを特徴とする、ステンレス鋼のすきま腐食発生の時間評価方法。 (もっと読む)


【課題】最小100mVカソード分極を指標としたカソード防食基準を適用した計測評価を、適正な状況下で行われているか否かの判断を踏まえて実行する。
【解決手段】埋設パイプラインの管対地電位を計測する管対地電位計測手段11と、埋設パイプラインに作用するカソード防食電流源を、全てオフした状態からオンした後、設定時間経過後に再びオフするタイミングに合わせて、管対地電位計測手段11で計測された計測値を演算処理する演算処理手段12とを備え、演算処理手段12は、計測値を単位計測時間毎に平均処理して、時系列毎の評価値を抽出する評価値抽出手段13、評価値に基づいて、カソード分極基準によるカソード防食状況の評価が適正であるか否かを判断する評価適正判断手段14、評価適正判断手段14の判断結果が適正である場合に、評価値から求めたカソード分極量をカソード分極基準と照査するカソード防食状況評価手段15、を備える。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式による高抵抗率塗覆装パイプラインのカソード防食において、明確な防食範囲を設定して、その範囲全域でのカソード防食状況を評価しながら、塗覆装欠陥発生検知や流電陽極寿命の予測等を含むパイプラインの健全性をより正確に評価すること、明確な防食範囲に基づく定量的なシステム設計を可能にすること。
【解決手段】パイプライン1のカソード防食対象となる区間を設定し、該区間の両端でパイプライン1に接続され、同面積の塗覆装欠陥部を模擬するプローブ2A,2Bと、前記区間の中央位置でパイプライン1に接続される流電陽極3とを備え、プローブ2A,2Bによって計測されるプローブオフ電位が防食電位以下になるように流電陽極3からの発生電流を設定する。 (もっと読む)


【課題】実際のアルミニウム合金材の耐応力腐食割れ性挙動との対応につき、より改善された評価方法およびこの評価方法で評価された耐応力腐食割れ性に優れたアルミニウム合金材を提供できる。
【解決手段】評価対象となるアルミニウム合金材試験片を、所定割合の応力を負荷させた、C リング試験片とし、30℃でpH10に調整した5.8 質量%NaCl 水溶液中でのアノード分極曲線を3 電極法により測定し、電流密度が1A/cm2から10A/cm2 までの範囲における、電流/ 電位の平均勾配によって耐応力腐食割れ性を評価し、6000系アルミニウム合金鍛造材では、この電流/ 電位の平均勾配が350 Ω -1 ・m -2以下を耐応力腐食割れ性が優れるものとする。
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【課題】現場の状態を的確に反映し、導電体の腐食状態を精度よく推定することができる解析手法を得る。
【解決手段】漏れ電流により、媒質中の導電体3に発生する腐食環境の数値解析方法であって、前記導電体3が除かれ、漏れ電流源1から媒質中を介して流入対象物2へ電流が流れる基準モデルを構築し解析する基準モデル解析工程と、得られる電位分布から、前記導電体3が存在する領域における電位分布を求める領域電位分布抽出工程と、領域の電位分布と導電体3の材料分極特性とに基づいて、当該導電体3が複数の解析セグメントからなるとしてこれらセグメントの解析分極特性を決定し、導電体3のみが場内に存在し、これらセグメントによりマクロセルが形成されるとした解析を行い、導電体3の分極電位分布及び導電体から媒質への電流の流出入分布を求める。 (もっと読む)


【課題】ユニット満水保管時のユニット構成材料の腐食状況程度をリアルタイムで評価することができるボイラ構成材料の腐食状況評価装置及びボイラ構成材料の監視システムを提供する。
【解決手段】ボイラ構成材料の腐食状況を評価するボイラ構成材料の腐食状況評価装置100であって、ボイラ構成材をボイラ水に浸漬してボイラ構成材の腐食を評価する腐食状況評価部101と、ボイラ水質を評価するボイラ水の水質評価部102とを具備してなり、ボイラ水の計測を連続又は所定間隔を持って計測することができ、腐食程度を総合評価することができる。 (もっと読む)


【課題】 実験室レベルで高濃度水硫化アンモニウム環境の再現を可能にし、容易且つ高精度で材料の腐食性を評価し得る試験法を確立する。
【解決手段】 水硫化アンモニウム環境下における材料の耐腐食性を評価するに際し、予め試験溶液の水硫化アンモニウム濃度と圧力との関係をシミュレートしておき、圧力から水硫化アンモニウム濃度を判断し、材料の耐腐食性を評価する。
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【課題】 腐食電流が小さい場合でも腐食の程度を推定可能な腐食推定方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも一部が第1媒質1中に配置される長手状金属体2の腐食状態を推定する腐食推定方法であって、長手状金属体2と第1媒質1と同一又は異なる第2媒質3中に配置される導電性部材4とが接触する状態で、長手状金属体2の媒質1と接触する部位と導電性部材4との間に存在する直流電位差に相当する設定電位差を、交流電位差形成手段12を用いて長手状金属体2と導電性部材4との間に形成する交流電位差形成工程と、交流電位差形成工程によって長手状金属体2に流れる交流電流を測定する交流電流測定工程とを実行し、交流電流測定工程において測定された交流電流に基づいて長手状金属体2に流れる腐食電流を推定する。 (もっと読む)


照合電極3を使用して外部電解質中の構造物Aの交流腐食・防食状態を精度良く評価できるように、構造物Aの近傍に、その構造物Aの擬似部材1を、特定面12が外部電解質6に電気的に接触するように設け、照合電極3の電解質溶液19と外部電解質6とを特定面12の近傍で電気的に接触させて、擬似部材1の照合電極基準の電位を測定し、その測定した測定電位に基づいて構造物Aの腐食・防食状態を評価する。
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【課題】結晶粒表面の過剰な金属腐食を抑えて、不動態皮膜をムラなく確実に形成でき、また、再不動態化最小電位にて掃引の停止・保持をすることなく、粒界部の不動態皮膜を選択的に破壊して金属腐食させ得る方法を提供する。
【解決手段】金属表面の腐食対象部位を電解液に接しさせて電位を加え、該電位を自然電位(1)から不動態化電位(2)を超えた任意値の折り返し点(R)まで上昇方向に掃引し、腐食対象部位に不動態皮膜を形成する。爾後、該電位を再不動態域と活性態域とを通過させて自然電位(1)まで逆掃引し、結晶粒界部を選択的に腐食させる。自然電位(1)から不動態化電位(2)までは早い速度で掃引し、結晶粒全体の腐食を抑制しつつ腐食対象部位を活性化させる。不動態化電位(2)から折り返し点(R)を経て自然電位(1)に戻す際に、少なくとも逆掃引時の再不動態化最小電位(8)迄は遅い速度で掃引して粒界部の溶解を促進する。 (もっと読む)


複数電極アレイ・センサを使用した局所腐食を測定する方法。本方法は、腐食した電極の内部電流の影響をなくし、したがって、より正確な腐食測定を可能にする。一実施形態では、センサの共通ノードの電位は、センサの陰極性の最も大きい電流がゼロに近くなるように調整される。
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