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Fターム[2G088KK02]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 波形弁別 (35)

Fターム[2G088KK02]に分類される特許

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【課題】指示値(計数率または放射線量)上昇の原因が放射線の増加によるものかノイズの影響によるものかを、正確且つ迅速に判断することが可能な放射線測定装置を得る。
【解決手段】波形分析器4のノイズ判定ロジック41は、逆極性波高過大判定ロジック411、パルス幅異常判定ロジック412、アンダーシュート不足判定ロジック413、波高過大判定ロジック414を含み、各判定ロジックによるノイズ判定結果をb1〜b4の各カウンタ416〜419により個別に計数する。その計数値に基づいて演算器5は個別ノイズ混入率を求め、表示器7は指示値と共に個別ノイズ混入率、ノイズ波形の特徴から推定されるノイズ発生箇所及びノイズ要因等を表示する。これにより、指示値上昇の原因が放射線の増加によるものかノイズの影響によるものか、さらにノイズが放射線検出器1の異常によるものか外来ノイズによるものかを正確且つ迅速に判断することができる。 (もっと読む)


【課題】アルファ線、ベータ線、ガンマ線など放射線の種類が不明の現場であっても、1つの放射線検出器でこれらの放射線の種類を弁別し、個別の計数率を高精度で出力可能な放射線検出器を提供する。
【解決手段】アルファ線は飛程が短いので1層目の厚さ0.1mm以下の第1のシンチレータですべて検出する。ベータ線は1層目の第1のシンチレータではごく一部のエネルギーのみ失い、そのほとんどのエネルギーを2層目の厚さ0.1〜1mmの第2のシンチレータで失う。2層目の厚さは目標とする2〜3MeVのベータ線のエネルギーをほぼすべて失うものを選択する。ガンマ線は透過力が高いので3層目の厚さ0.1〜50mmの第3のシンチレータで検出する。各層のシンチレータにおいて、発光減衰時間の異なるものを用いて、その発光減衰時間の違いを電子回路で計測し、波形解析することで高い精度で弁別する。 (もっと読む)


【課題】耐ノイズ性を高めると共に、高信頼でかつ保守性の良好な放射線監視装置を提供する。
【解決手段】波形分析器4は、ノイズ波形を除去して信号波形に対応したデジタルパルスを出力し、そのデジタルパルスをカウンタ5で計数し、その計数値に基づいて演算器6で計数率を求めるようにして耐ノイズ性を高める。また、演算器6は、メモリー7に格納した波形データパッケージを常に最新化し、信号計数率高警報発信時に、表示器8に信号計数率と信号計数率高警報を表示する。 (もっと読む)


【課題】臨界事象と宇宙線入射を弁別して宇宙線による誤警報を防止することのできる臨界警報装置用の放射線検出器を提供する。
【解決手段】放射線を検出して検出信号を発生する検出部と、前記検出部の出力側に接続された高速OPアンプ12とクリップ回路18からなる演算回路と、前記演算回路に接続されて臨界の信号を出力する出力部と、を備える。 (もっと読む)


【課題】原子力プラント稼働中に一次系配管内に付着する測定対象核種を高精度及び高感度で測定できる原子力プラント一次系配管内の放射線モニタリング装置及び放射線モニタリングシステムを提供する。
【解決手段】放射性流体を流す配管に付着した測定対象核種が放射するカスケードγ線を含む放射線を、コリメータを介して検出する少なくとも2個の放射線検出器と、放射線検出器で検出した放射線の検出信号の内から、放射線検出器でほぼ同時刻に検出したカスケードγ線に関する検出信号を計数する放射線計測処理装置と、を備え、放射線検出器に設置されるコリメータの見込む測定対象範囲が、コリメータ中心軸と同じ平面内に存在する配管径方向内面積の1/2以下である。 (もっと読む)


【課題】 入力信号のパルス測定前に入力信号から適切なパラメータを算出し、そのパラメータを使用することによりフィルタ特性を向上させたパルス計測用デジタルフィルタを提供する。
【解決手段】 指数関数で近似される入力信号からサンプリングした信号を保持する回路と、保持信号のピーク値を検出する回路と、そのピーク値を含むパルス値と当該パルス値の位置から入力信号の仮数部を計算する回路と、複数の入力信号の各々から計算した仮数部の平均値を取る回路とを有し、前記平均値を入力信号の仮数部とするパラメータ算出手段を備える。パラメータ算出手段は、入力信号の立ち上がり時間を計算する回路と、複数の入力信号の各々から計算した立ち上がり時間の平均値を取る回路とを有し、前記平均値を遅延量とするとともに、前記仮数部及び前記遅延量からデジタルフィルタ係数を算出する回路を有する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、宇宙線によるバックグラウンド成分による影響を低減することができる放射線検出器を提供する。
【解決手段】第1の放射線と第2の放射線のそれぞれとの相互作用によって発光する平板状の第1の放射線検出部2と、第1の放射線検出部2の背面側に平行に設けられ、該第1の放射線検出部2とは異なる時間応答性を持ち、第1の放射線検出部2を貫通した第2の放射線との相互作用によって発光する平板状の第2の放射線検出部3と、第1の放射線検出部2及び第2の放射線検出部3の各発光を検知して電気信号に変換する光検出部4と、光検出部4の出力した電気信号をデジタル変換するデジタル変換部5と、デジタル変換部5から出力された数値化した電気信号波形を、第1の放射線検出部2のみでの相互作用に基づく結果と第1の放射線検出部2と前記第2の放射線検出部3の双方での相互作用に基づく結果とに弁別する波形弁別部6を備えて構成されている。 (もっと読む)


【解決手段】プリアンプ信号のエッジを検出する方法は、プリアンプ信号の第1部分を特定する工程であって、第1部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、第1部分の直後に続く第2部分を特定する工程であって、第2部分の各部が逆の第2極性を有する瞬間の傾きを有する工程と、、第2部分の直後に続く第3部分を特定する工程であって、第3部分の各部が第1極性を有する瞬間の傾きを有する工程とを含む。その方法は、更に、第2部分の終点と始点の強度の間の第1差を特定する工程と、第3部分の終点の強度と第1部分の始点の強度の間の第2差を特定する工程と、(i)第1差が閾値を超え(ii)第2差が閾値のある割合を超えるとき、エッジを検出する。 (もっと読む)


【課題】高精度の環境放射線のリアルタイム・モニタリングを実現するパルス信号データ解析装置を提供する。
【解決手段】演算処理部52は、β線由来パルス信号出力端子32にパルス信号が出力された時刻を基準時刻とし、この基準時刻とこの基準時刻から所定のパルス信号抽出時間幅が経過した時刻との間にα線由来パルス信号出力端子31に出力された全てのパルス信号について、このパルス信号がα線由来パルス信号出力端子31に出力された時刻と基準時刻との時間間隔を算出する処理を、β線由来パルス信号出力端子32に出力された全てのパルス信号について行い、時間間隔の度数分布を求め、この度数分布を表すグラフを作成する。 (もっと読む)


【課題】ノイズ侵入による誤動作を確実に防止し、かつ誤作動防止のための信号処理を行う際に生じる実質的な欠測時間を最小限に抑えた放射線測定装置を提供する。
【解決手段】第1のカウンタ3の計数値と第2のカウンタ6の計数値とを比較し、その比較結果が所定の許容範囲を逸脱して上昇したらノイズを検知したと判断し、ノイズが存在する期間中は前回の演算周期で得られた計数率を今回の演算周期で得られた計数率として採用する。そして、上記比較結果が所定の許容範囲に復帰したならノイズ侵入がなくなったと判断し、アップダウンカウンタ7の積算値に基づく正規の計数率が正常復帰するまでの期間中、第1のカウンタ3の計数値に基づき演算されたバックアップ計数率を今回の演算周期の計数率として採用する。 (もっと読む)


【課題】位置情報を精度高く算出することにより、位置情報の劣化を低減して画質を改善することができる光子散乱算出方法及びそれを用いたポジトロンCT装置を提供する。
【解決手段】光子検出器17に光子が入射すると、第1の光子検出素子35及び第2の光子検出素子37の種類が異なることから、散乱事象判別部は、光子検出器17の出力に基づいて異なる散乱事象のいずれの散乱事象であるかを判別する。そして、位置情報算出部は、発生散乱事象に応じた光子検出器17の出力に基づいて重心演算を行うので、散乱の影響を抑制することができる。したがって、位置情報を精度高く算出することにより、位置情報の劣化を低減して画質を改善できる。 (もっと読む)


【課題】短い測定時間で、精度の高い測定を行なうことができるマルチチャネルアナライザを実現することにある。
【解決手段】放射線のエネルギーに対応したピーク値をもつパルス信号が入力され、パルス信号のピーク値を下限値と上限値とで選択してヒストグラムを生成するマルチチャネルアナライザに改良を加えたものである。本装置は、所定のサンプリングレートでパルス信号の電圧レベルをピーク値と同じ単位のデジタルデータに変換する変換手段と、この変換手段のデジタルデータからピーク値を検出するピーク検出部と、このピーク検出部による検出後に選択が行なわれたピーク値それぞれの度数を求めるヒストグラム解析部とを有することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】ZnS蛍光体を用いた中性子イメージ検出器において、計数率特性を維持したままガンマ線感度の低減を図る。
【解決手段】中性子用シンチレータとしてZnS:Ag/LiF中性子検出シートを用い、この検出シートの背後に64本の波長シフトファイバ束をおき、その下面に直交して64本の波長シフトファイバを配置し、縦軸と横軸の波長シフトファイバ束とする。波長シフトファイバ束はそれぞれ64チャンネル光電子増倍管に接続される。マルチアノード光電子増倍管から出力された信号は高速アンプと波高弁別器で10倍に増幅し、波高弁別する。その後、AND回路、ゲート時間発生回路、ゲート回路及びOR回路から構成される回路を用いて、ガンマ線と認識した場合には中性子信号を無効とする。その場合にも、XとYの出力信号のうち少なくとも1つの信号が所定のゲート時間内に計数される場合には中性子信号として計数する。 (もっと読む)


【課題】検出できるエネルギーレンジを拡大したガンマ線検出装置を提供する。
【解決手段】ガンマ線との相互作用位置及びエネルギーを検出できる一対の高エネルギーガンマ線用の位置感応型ガンマ線検出器102,103の前方に、ガンマ線との相互作用位置及びエネルギーを検出できる低エネルギーガンマ線用の位置感応型ガンマ線検出器101を配置する。 (もっと読む)


【課題】簡便な装置構成によって、バックグランドのガンマ線などを弁別しかつ中性子のイメージを測定可能とする中性子強度分布測定装置を提供する。
【解決手段】中性子照射により蛍光を発生するシンチレータ3と、XY方向のそれぞれの両端から出力信号Vx1、Vx2、Vy1、Vy2を取り出す構造の位置検出型光電子増倍管4とを組合わせる。信号処理装置5では、該出力信号のパルス幅により、中性子と他の粒子との弁別を行うとともに、各信号の強度比またはパルス幅の差から中性子照射位置を算出する。 (もっと読む)


【課題】エネルギー分散型X線分析装置において検出器で検出されたX線をエネルギー弁別して計数する場合の計数の精度を向上させる。
【解決手段】入力データが閾値THを越えるとRS−FF32はセットされ、入力データの正ピークP2の最大値データを検出・保持した後、その最大値データと入力データとの差分が設定値TPを越えたならばRS−FF32はリセットされる。このリセットのタイミングで正ピーク検出部21に保持されている最大値データをラッチ回路36にラッチする。設定値TPは決定処理部38により、その時点で保持されている最大値データに応じて決められ、最大値データが大きい場合には設定値TPも大きくなる。これにより高エネルギー側でのノイズの重畳による信号波形の窪みを無視することでピークの誤検出を防止でき、低エネルギー側での低いピークの見逃しも防止することができる。 (もっと読む)


【課題】検出対象核種のβ線をより正確に検出する。
【解決手段】シンチレーション検出器10は、互いに略平行に離間して近接配置された、β・γ線により発光するプラスチックシンチレータ12,13と、これらの両側および間に設けられた、サンプルガスが導入されるガス導入室21〜23と、シンチレータ12,13の内面側に近接して配置された、ガス導入室22内の検出妨害核種のα線に感応して発光するZnSシンチレータ14,15と、両側のシンチレータ間を遮光する遮光膜16,17と、シンチレータ12,13の両側に設けられた、それぞれと同じ側に配置されたシンチレータの光を検出する光検出部31,32とを有する。シンチレータ12〜15および遮光膜16,17は、一方のプラスチックシンチレータに入射した検出対象核種のβ線が他方のプラスチックシンチレータに入射しないように構成されるとともに、γ線透過性を有する。 (もっと読む)


【課題】ノイズ信号の計数値分布に基づいて異常診断をする。
【解決手段】 異常診断をするときは,放射線検出器22には放射線が入力されない状態にあり,前置増幅器24から出力されるものはノイズ信号だけである。このノイズ信号が観測電圧Vobsとなり,これが分岐回路26を経て,二つの比較器28,30の観測電圧入力端子に入力される。比較器28,30では,ノイズ信号46からなる観測電圧と,階段状に変化するスキャン参照電圧48とが比較され,ノイズ信号の計数値分布曲線(観測曲線)が得られる。二つの比較器で得られる観測曲線について,それぞれ,オフセット補正をしてから,それらの曲線をオペレータが眺めることで,異常診断ができる。あるいは,各観測曲線を,異常のない基準曲線と比較することで,異常の有無を判定できる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、陽電子線源と被測定試料を隔離して陽電子寿命を測定することができ、時間分解能の半値幅が180ps以下となる陽電子寿命測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の陽電子寿命測定は、装置陽電子線源と、前記陽電子線源との間に被測定試料を挟んで配置された光検出装置と、前記被測定試料に、前記陽電子線源から入射された陽電子が該被測定試料中で消滅する際に発生するγ線を検出するγ線検出装置と、を備え、前記光検出装置は、前記陽電子線源から前記陽電子が前記被測定試料中に入射された際に発生するチェレンコフ光を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】画質上ノイズが低くかつ空間分解能の高い核医学撮像装置を提供する。
【解決手段】γ線検出信号処理装置41は、γ線の吸収により半導体検出器1a、1b・・・1nから出力される信号の立ち上がり時間に基づいて、時刻補正値Δτ及び半導体検出素子2a、2b・・・2n内部でのγ線の吸収位置N′を出力する補正データ生成装置16を備える。そして、補正用演算装置25は、時刻補正値Δτを参照することにより、正確なγ線吸収時刻である補正時刻情報(τ−Δτ)と、半導体検出器1a、1b・・・1n内部でのγ線の吸収位置N′を付加した高精度アドレス情報(N*N′)とを、同時計数装置26にそれぞれ出力する。 (もっと読む)


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