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Fターム[2H048FA05]の内容

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Fターム[2H048FA05]に分類される特許

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【課題】赤外線の通信帯の波長域のみを特異的に多く透過させることができ、なおかつ目視において可視光域の光を散乱反射させて白色を呈する赤外線通信用光学物品及び赤外線通信用受光部を提供すること。
【解決手段】透明なバインダー樹脂に同バインダー樹脂とは屈折率の異なる微粒子を均一に分散させて散乱反射層23を形成する。その際に一部あるいは全部の同微粒子の径Dを下記式で示される大きさとし、同微粒子に可視光域の光を散乱反射させて白色を発色させるようにするとともに、赤外線の通信帯の波長域における透過率を12%以上に設定する。散乱反射層23を基板21の外面に形成させて赤外線通信用受光部15を作製する。
D<0.4・λ÷π
D:粒子径
λ:赤外線の通信帯の波長 (もっと読む)


【解決手段】本発明の波長分波分光光学素子は、樹脂製トップ層のX方向およびY方向に、周期的に多数形成された四角柱以上の正多角柱および/または円柱が形成された波長分波分光光学素子において、該樹脂製トップ層に多数形成された四角柱以上の正多角柱または円柱の表面が、1〜10層の金属酸化物層で被覆されており、該正多角柱または円柱の頂部表面における酸化物層の厚さを100%としたとき、該正多角柱または円柱の側壁表面における酸化物層の厚さが20〜80%の範囲内にあり、偏光依存性がなく、かつ広帯域の光を分波可能に形成されていることを特徴としている。
【効果】本発明によれば、波長分波分光光学素子の光の広域化をはかることができる。 (もっと読む)


【課題】微粒子の配列構造が安定的に維持され、特定の波長の光を反射することができ、光の入射角の変化によって反射光のピーク波長が変化する反射光の角度依存性を十分に低減することが可能な微粒子分散体を提供すること。
【解決手段】平均粒子径が50nm〜10μmの範囲にあり且つ粒子径のCv値が10%以下である第一微粒子が媒質中に分散してなる微粒子分散体であって、
前記分散体中における前記第一微粒子の配列構造が、アモルファス構造であり且つ下記条件(A)及び(B):
[条件(A)]
前記分散体の走査型電子顕微鏡写真に基いて下記式:
g(r)={1/〈ρ〉}×{dn/da}
[式中、g(r)は動径分布関数を示し、〈ρ〉は平面内の平均粒子密度を示し、dnは任意の第一微粒子からの距離rの円と距離r+drの円との間の領域中に存在する第一微粒子の数を示し、daは前記領域の面積(2πr・dr)を示す。]
を計算して求められる平面内の動径分布関数において、前記動径分布関数の第一の極大値における前記距離rの値が前記第一微粒子の平均粒子径の1〜2倍の値であること、
[条件(B)]
前記動径分布関数の前記第一の極大値と前記第一の極大値に隣接する第二の極大値との間にある前記動径分布関数の極小値が0.5以下の値であること、
を満たす短距離秩序構造を有していること、
を特徴とする微粒子分散体。 (もっと読む)


【課題】反りの少ない薄膜付きガラス基板を容易に製造することができる薄膜付きガラス基板の製造方法を提供する。
【解決手段】薄膜形成後の最終状態においてガラス基板10の主面10aが平坦となるように、ガラス基板10を塑性変形させることによりガラス基板10の主面10aを湾曲した形状とする変形工程と、塑性変形させたガラス基板10の主面10a上に薄膜11を形成する薄膜形成工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】波長400nm〜2500nmの帯域において、高い反射率を有し、かつ耐熱性及び耐傷性に優れた広帯域反射鏡を得る。
【解決手段】波長400nm〜2500nmの帯域の光を反射するための広帯域反射鏡1であって、第1の高屈折率材料層と第1の低屈折率材料層とを交互に積層させた波長400nm〜2500nmの帯域のうち短波長側の帯域の光を反射するための第1の反射積層膜3と、第2の高屈折率材料層と第2の低屈折率材料層とを交互に積層させた波長400nm〜2500nmの帯域のうち長波長側の帯域の光を反射するための第2の反射積層膜4とを備え、第1の反射積層膜3が光の入射側に配置され、第2の反射積層膜4が、第1の反射積層膜3を透過してきた光を反射することができる位置に配置され、かつ両方の反射膜層の各屈折率材料が適切に選択されている。 (もっと読む)


【課題】赤外線遮蔽効果を有する遮熱塗料、紫外線遮蔽効果を有する、紫外線遮蔽効果または遮熱効果を有する化粧料、紫外線遮蔽効果、内部隠蔽効果または遮熱効果を有するフィルム、または紫外線遮蔽効果、内部隠蔽効果または遮熱効果を有する不織布、または織編物を提供することを課題としている。
【解決手段】複数の細孔多孔構造を有し、酸化ケイ素系の殻から構成される中空粒子からなり、紫外から赤外光までの波長範囲の光を平均90%以上で反射する特徴を有する光反射材料を含む遮熱塗料、化粧料、フィルム、不織布、または織編物。 (もっと読む)


【課題】多層薄膜のカラーシフト効果を利用しつつ、特定のパターンを用いた偽造・変造が困難で真偽判別が容易なユニークな色調と色彩を有し、目視可能で偽造・変造・改竄などの不正行為が困難な情報を付与し、かつ、偽造・変造などの不正行為の事実を肉眼により簡単に判定可能な表示体及び光学効果機能の発現方法を提供する。
【解決手段】第一の基材上に、セラミックス薄膜層、透明樹脂薄膜層または金属薄膜層から選ばれる少なくとも1層以上の光学薄膜層を有する第一の積層体を具備し、第二の基材上に、セラミックス薄膜層、透明樹脂薄膜層または金属薄膜層から選ばれる少なくとも1層以上の光学薄膜層を有する第二の積層体を具備し、該第一の積層体と第二の積層体の光学薄膜層同士を重ねることで光学効果機能を発現する。 (もっと読む)


スペクトル純度フィルタは、極端紫外線を反射するように構成される。スペクトル純度フィルタは、基板と、基板の上面上の反射防止コーティングとを含む。反射防止コーティングは、赤外放射を透過させるように構成される。また、スペクトル純度フィルタは、極端紫外線を反射し、かつ赤外放射を実質的に透過させるように構成された多層スタックを含む。 (もっと読む)


【課題】フォトリソグラフィ法及びエッチング法を用いずに光学素子上に光学薄膜を選択的に形成することができるうえ、簡単且つ高い同軸精度で光学的有効面を形成すること。
【解決手段】光学素子1上に光学的有効面を形成する方法であって、光学的有効面を形成する形成面1aを露出させた状態で光学素子を保持する工程と、マスク部材30を保持された光学素子の中心軸に自身の中心軸を一致させた状態で形成面に対向するように配置する工程と、マスク部材の片面に該マスク部材を形成面に貼り付けるための貼付部材31を付与する工程と、マスク部材を光学素子の中心軸に沿って移動させて形成面に密着状態で貼り付ける工程と、マスク部材が貼り付いた形成面の全体に薄膜材料を成膜して光学薄膜を形成する工程と、マスク部材及び貼付部材を剥離して形成面に光学的有効面を形成する工程と、を備えている光学的有効面の形成方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 優れた光学材料を提供すること
【解決手段】 本発明は、概して、光学材料および光学材料の適用に関し、そしてより特定すれば、粒子(例えば、ナノ粒子)を内蔵する光学材料、そのような材料を形成する方法、ならびに例えば、フィルター、ディスプレイ、映り込み低減のためのコーティングなどのための種々のデバイスにおけるそのような材料の適用に関する。本発明はまた、非常に小さいスケール、例えば巨視的なスケールよりはむしろ分子スケールでの組立て寸法に対する制御を提供し得る。本発明はまた、いくつかの場合には、多くの波長の電磁放射線の、これらの材料との相互作用を制御する工程を包含する。本発明の光学材料およびデバイスは、本質的に任意の電磁放射、電場、および/または磁場への応答のために、それらの制御のために、ならびにそれらとの相互作用のために構築されかつ配置される。 (もっと読む)


【課題】波長選択性が高く、光の入射角の許容範囲が広い波長選択フィルタを提供する。
【解決手段】入射光が入射する面に形成され、X軸方向に関して矩形波形状の凹凸構造部を有する基板101aと、該凹凸構造部を覆う透明膜101bとを有し、透明膜101bの屈折率は、基板101aの屈折率よりも大きい。また、各凸部の+X側に隣接する透明膜101bと、各凸部の−X側に隣接する透明膜101bとの間に空気の層を有している。この場合には、波長選択性が高く、かつ光の入射角の許容範囲を従来よりも広くすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】従来とは異なる方法により耐紫外線性が高くかつ高反射率の可視光ミラーを実現する。
【解決手段】可視光ミラー10を基板11とミラースタック層部12と紫外線吸収層部13とから構成する。ミラースタック層部12は、上記基板11上に形成され、紫外線の照射により可視光吸収の増大が誘起される誘電体材料の層を含んだ多層膜ミラーである。紫外線吸収層部13は、上記ミラースタック層部12上に被覆形成され、紫外線を吸収する誘電体材料の層を少なくとも1層含み、紫外線領域の所定の波長帯域における透過率が50%以下である。 (もっと読む)


【課題】透過性の窓を有する光学ミラー素子を提供すること。
【解決手段】本願の一実施形態による光学ミラー素子は、第1の表面および第2の表面を有する光透過性の素子と、ミラー表面を定義する上記第1の表面上の反射コーティングであって、上記第1の表面の上記第1の部分は、上記第1の部分がミラー表面において光透過性の窓を定義することができるように、上記反射コーティング層を含んでいない、反射コーティング層とを備えている、光学ミラー素子である。 (もっと読む)


【課題】 可視光領域を含む波長帯域において、ホール型の金属薄膜フィルタよりも光吸収が少なく、透過率および反射率の高い光学フィルタを提供する。
【解決手段】 誘電体基板と誘電体層との間に、複数の第1の金属構造体を孤立した状態で2次元的に設けられている。この第1の金属構造体は、第1の方向に第1の長さを有し、かつ、第1の方向と直交する第2の方向に第2の長さを有している。また、第1の長さと第2の長さは、可視光領域における光の波長以下の長さである。第1の金属構造体と、入射する光とが共鳴することにより、第1の金属構造体の表面に誘起される局在プラズモンによって、可視光領域における所定の波長の透過率を減少または反射率を増加させる。 (もっと読む)


【課題】 応力緩和層や反射層の、面内の膜質の差に起因する応力分布を除去する。
【解決手段】 基板10上に応力緩和層12を介して反射層11を積層する。応力緩和層12は、反射層11の内部応力を相殺するための、均一な膜厚分布をもつ応力緩和部12aと、膜厚分布を二次偶関数近似した応力分布除去部12bを有する。応力は膜厚にほぼ比例するので、任意の膜厚分布を形成することで応力分布を制御することができるが、設計値による膜厚分布を変えることは光学特性の劣化につながる。そこで、応力分布を除去するための応力分布除去部12bの膜厚分布を二次偶関数で近似することで、膜厚分布による収差を光学系の調整によって低減可能とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、光学基板上に特定の波長域における光を比較的多く反射するライトカラーミラーコート層を備えた光学基板を製造する方法および該方法から得られる光学基板に関するものである。
【解決手段】 平均粒子径が2〜100nmの金属酸化物微粒子と珪素含有化合物とを含む塗料組成物を、光学基板の少なくとも片面(凸面)に湿式法にて塗布して硬化させることによって、該光学基板上に、前記金属酸化物微粒子を10〜70重量%含み、かつ前記ハードコート層より屈折率が0.02以上高く、しかも基板中心部における膜厚が150〜550nmの範囲にある硬化塗膜からなるライトカラーミラーコート層を形成することを特徴とするライトカラーミラーコート層付き光学基板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】内部空間を有する対象物の外面に対しその場所を選ばずに装着することで、当該対象物の外面に赤外線反射率の高い塗料を塗装して赤外線反射塗膜を形成する場合に比し、より効果的に赤外線反射を行うことが可能な赤外線反射積層フィルムを提供する。
【解決手段】赤外線反射積層フィルム1は、樹脂材で形成された基材層2と、赤外線の反射率が相対的に高く、近赤外線の所定波長領域では少なくとも90%を越えるもので、前記基材層に対し前記対象物とは反対側、前記対象物側、又は前記基材層の間に配置される赤外線反射層3と、可視光線のうちの特定の光線を吸収することで発色し、赤外線に対しては透過性を有しすると共に、対象物に対し基材層2及び赤外線反射層3よりも遠い側に配置される外面構成層4とを積層して構成されたものとする。 (もっと読む)


【課題】膜応力がバランスして反りの発生を低減できかつ1枚の基板に対する膜層数も大幅に低減された誘電体多層膜ミラーを提供すること。
【解決手段】特定波長域を反射させる誘電体多層膜ミラーであって、基板1の両面に両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜2が原子層堆積(ALD)法により成膜された誘電体多層膜構造体10を2枚以上接合して成ることを特徴とする。また、このミラーの製造方法は、原子層堆積(ALD)法により基板1の両面に両面対称構造を有する一対の誘電体多層膜2を同時に成膜して誘電体多層膜構造体10を製造し、得られた2枚以上の誘電体多層膜構造体を接合して誘電体多層膜ミラーを製造することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、カッティング時(打抜き加工時)に異物として基材のガラス片の混入やクラックの発生がなく、また高温下において近赤外線反射膜にクラックが発生しない、透明性および近赤外線カット能に優れる近赤外線カットフィルターを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の近赤外線カットフィルターは、(A)環状オレフィン系樹脂と(B)ガラスフィラーとを含む透明基板の少なくとも一方の面に、誘電体層Aと、該誘電体層Aが有する屈折率よりも高い屈折率を有する誘電体層Bとを交互に積層した誘電体多層膜からなる近赤外線反射膜を有することを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】膜への水分浸入がなく低応力、かつ、簡易に形成可能な誘電体多層膜を提供する。
【解決手段】本発明は、基材104上に形成された、高屈折率膜101と低屈折率膜102とを組み合わせた誘電体多層膜100であって、誘電体多層膜100の最外層103を形成する膜材料粒子の粒子間隔を水分子の大きさよりも小さくすることにより、前記最外層103が多層膜100内部への水分の浸入を防ぎつつ、最外層103以外の層を構成する膜の充填率を高くする必要がないことから内部応力を自由に調整することができ、膜への水分浸入がなく低応力な誘電体多層膜を簡易に形成することができる。 (もっと読む)


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