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Fターム[3C046FF04]の内容

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Fターム[3C046FF04]に分類される特許

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【課題】高速加工およびドライ加工でさらなる長寿命化を達成することができる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、当該基材上に形成された被覆膜とを備え、被覆膜は、Ti1-x-yCrxSiyN(ただし、0<x<0.3、0<y<0.3)からなるA層と、Ti1-zAlzN(ただし、0.3<z<0.7)からなるB層とがそれぞれ交互に積層されて構成されており、A層の厚みλaおよび前記B層の厚みλbはそれぞれ2nm以上1000nm以下であり、互いに接しているA層およびB層の厚みの比であるλa/λbの値は、基材に最も近い位置においては0.4<λa/λb<0.7であって、基材側から被覆膜の最表面側に進むにしたがって連続的および/または段階的に増加していき、被覆膜の最表面に最も近い位置においては1.5<λa/λb<3となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速加工およびドライ加工でさらなる長寿命化を達成することができる表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】本発明は、基材と、基材上に形成された被覆膜とを備え、被覆膜は、Ti1-xNbxN(ただし、0<x<0.3)からなるA層と、Ti1-yAlyN(ただし、0.3<y<0.7)からなるB層とがそれぞれ交互に積層されて構成されており、A層の厚みλaおよびB層の厚みλbはそれぞれ2nm以上1000nm以下であり、互いに接しているA層およびB層の厚みの比であるλa/λbの値は、基材に最も近い位置においては0.4<λa/λb<0.7であって、基材側から被覆膜の最表面側に進むにしたがって連続的および/または段階的に増加していき、被覆膜の最表面に最も近い位置においては1.5<λa/λb<3となる表面被覆切削工具である。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与する被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備え、該被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、AlとZrの含有量が前記硬質酸化物被膜層の厚み方向にそって変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有量比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.99〜0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001〜0.2であり、硬質酸化物被膜層に酸化ジルコニウムを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】表面被覆切削工具は、基材と該基材上に形成された被膜とを備え、該被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、AlとZrの含有量が前記硬質酸化物被膜層の厚み方向にそって変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有量比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.99〜0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001〜0.2であり、硬質酸化物被膜層に酸化ジルコニウムを含まないことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速切削条件においてクレーター摩耗の低減とともに高度な耐摩耗性の付与可能な被膜を備えた表面被覆切削工具の提供。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、該被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、硬質酸化物被膜層は、AlとZrの含有量が前記硬質酸化物被膜層の厚み方向に沿って変化する組成構造を有し、この変化は、Alの含有量が極大となるAl極大点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.9999<Al≦1であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて厚い被膜をPVD法で形成することにより優れた耐摩耗性を有するとともに、形成時や切削加工時に被膜が破壊されることを低減した表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被膜とを含む表面被覆切削工具であって、上記被膜は、15μm以上50μm以下の厚みを有する物理蒸着層であって、X線回折において(200)面配向を示し、その(200)面におけるピークの半価幅2θが0.1°<2θ<0.9°を満たす柱状組織を含み、この柱状組織は、複数の柱状晶を含み、基材表面から垂直方向2μmの位置であって基材表面に対して平行な所定の長さの線分上において、基板表面に対して垂直方向の長さが2.5μm以上4μm以下である柱状晶が上記線分の50%以上80%以下を占めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高速条件下の切削においてクレーター摩耗を低減するとともに高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基材と該基材上に形成された被膜とを備える表面被覆切削工具であって、この被膜は、1層または2層以上の層からなり、被膜のうち少なくとも1層は、AlとZrとを少なくとも含む硬質酸化物被膜層であり、該被膜層は、AlとZrの含有量が前記被膜層の厚み方向にそってAlの含有量が極大となるAl極大含有点とZrの含有量が極大となるZr極大含有点とを含み、Al極大含有点とZr極大含有点とが繰り返し存在し、Al極大含有点におけるAlの含有量比率Al/(Al+Zr)は、原子比で0.99≦Al/(Al+Zr)≦0.9999であり、Zr極大含有点におけるZrの含有量比率Zr/(Al+Zr)は、原子比で0.001≦Zr/(Al+Zr)≦0.2である組成構造を特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、PVD(物理的蒸着)によって、特に陰極アーク蒸着によって酸化物層を製造するための方法であって、粉末冶金ターゲットが蒸着され、その粉末冶金ターゲットは少なくとも2つの金属または半金属構成要素でできており、そのターゲットの金属または半金属構成要素の組成が、液相への転移における室温からの加熱の際に、少なくとも2つの金属または半金属成分の溶融混合物の状態図に関して純粋な固相のどの相境界もが横切られないように選択される方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、DCスパッタリング法によって、超硬材料、サーメット、鋼、またはセラミックで構成される基材を少なくとも1つのTi1−xAlN層で被覆する方法に関する。本発明はさらに、上記方法によって被覆された工作物または工具、ならびにその使用に関する。本発明の目的の1つは、スパッタリング法およびアーク法の利点を併せ持つ被膜の形成が可能となる方法、すなわち小さい粗さおよび好ましい(200)組織を有する被膜を得ることが可能となる方法を提供することである。本発明のさらに別の目的は、上記性質を有する被膜を有する工作物を提供することである。本発明のさらに別の目的は、金属の機械加工に特に適した工具を使用することである。本発明の方法によって実現される目的は、プラズマ密度を増加させるためにイオン化促進が使用されることを特徴とする。
(もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、1以上の層を含み、該層のうち少なくとも1の層は、結晶構造が正方晶型である化学式Nb1-XXY(ただし、X、Yはそれぞれ原子比を示し、Xは0.15≦X≦0.3であり、Yは0.1≦Y≦2である。また、Zは硼素、酸素、炭素、および窒素からなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)で示される第1化合物を含むバナジウム含有ニオブ層であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高度な耐摩耗性を付与することができる被膜を備えた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と該基材上に形成された被膜とを備えるものであって、該被膜は、1以上の層を含み、該層のうち少なくとも1の層は、結晶構造が正方晶型である化学式VXNb1-XY(ただし、X、Yはそれぞれ原子比を示し、Xは0.5≦X≦0.65であり、Yは0.1≦Y≦2である。また、Zは硼素、酸素、炭素、および窒素からなる群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。)で示される第1化合物を含むニオブ含有バナジウム層であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高い耐欠損性と耐摩耗性を有する切削工具を提供する。
【解決手段】 希土類金属(RE)をRE換算量で0.1〜3質量%、アルミニウム(Al)をAl換算量で0〜0.6質量%、マグネシウム(Mg)をMgO換算量で0〜1質量%、酸素を0〜2.5質量%の割合で含有する窒化珪素質焼結体からなる基体の表面に、Ti1−a−b−c−dAlSi(C1−x)(ただし、MはNb、Mo、Ta、Hf、Yから選ばれる1種以上であり、0.45≦a≦0.55、0.01≦b≦0.1、0≦c≦0.05、0.01≦d≦0.1、0≦x≦1である。)の被覆層が被着形成されている切削工具である。 (もっと読む)


【課題】鋭い形状および研磨した刃先の上でなくても、スポーリング、フリッタリング、いわゆる刃先スポーリングおよびフレーキングを起こしにくいPVD被膜を有する被膜付き切削工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも2つの非金属機能層または層システムの間に配置された金属中間層を含む被膜を備えた基材を含む被膜付き切削工具に関し、前記金属中間層は、Ti、Mo、Al、Cr、V、Y、Nb、W、TaおよびZrまたはこれらの混合物の1種または複数種から選択される金属元素を少なくとも60at%含み、前記の少なくとも2つの非金属機能層または層システムは、窒化物、酸化物、硼化物、炭化物またはそれらの組み合わせの1種または複数種であり、前記の少なくとも2つの非金属機能層または層システムの厚さは前記金属中間層の厚さの3から200倍である。金属中間層と交互積層した非金属機能層または層システムの数は少なくとも3である。 (もっと読む)


基板22と被膜とを含む物品が提供される。本物品は、チップ形成材料除去工程において性能を改善するように示された切削インサート20、あるいはチップ無し形成工程のための耐摩耗部品であってよい。1つの耐摩耗被覆方式40はアルミニウム、クロムおよび窒素を含有する下層42と最上層46とを有する。被覆方式40はまた、チタン、アルミニウム、クロムおよび窒素を含有する中間多周期性ナノレイヤ被覆方式44を含む。中間多周期性ナノレイヤ44被覆方式は複数の組の交互層配置50、52、54、56、58、60、62を含む。交互層配置50、52、54、56、58、60、62のそれぞれは、チタン、アルミニウムおよび窒素を含むベース層64と、複数の組の交互ナノレイヤ68、70、72、74、76、78を有するナノレイヤ領域とを有する。交互ナノレイヤ68、70、72、74、76、78のそれぞれの組は、アルミニウム、クロム、チタンおよび窒素とを有する1つのナノレイヤ82と、アルミニウム、クロム、チタンおよび窒素を有する別のナノレイヤ84とを有する。ベース層厚さGはナノレイヤ領域厚さFより小さい。
(もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性および耐欠損性を両立させるとともに、基材と被覆層との密着性にも優れた刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、基材と該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、TiCN層を少なくとも含む複数の層からなり、その複数の層のうち少なくとも1層は圧縮残留応力が付与されており、該TiCN層は、TiCNを主体とする層であり、X線回折において(422)面に最高ピーク強度を有するとともに(311)面に第2のピーク強度を有し、かつ(422)面のピーク強度I(422)と(311)面のピーク強度I(311)とのピーク強度比I(422)/I(311)が1.1以上10以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性および耐欠損性を両立させるとともに、基材と被覆層との密着性にも優れた刃先交換型切削チップを提供することにある。
【解決手段】本発明の刃先交換型切削チップは、基材と該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、複数の層からなり、その最表面層のみに圧縮残留応力が付与されており、該最表面層は、Tiの炭化物、窒化物および炭窒化物のいずれかを主成分とする層であり、かつそれに付与される圧縮残留応力は0.05GPa以上2GPa以下であり、該被覆層は、該最表面層の内側に少なくとも1層のAl23を主体とするアルミナ層を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被膜内部および被膜表面のマクロ粒子を減少させて、被膜の穴、ボイド、ポアの量を低減することで、クレーター摩耗、逃げ面摩耗、フリッティングを低減し、かつ、フリッティングやスポーリングを生じないで厚いPVD被膜を堆積させることができる、被膜付き切削工具の製造方法を提供する。
【解決手段】基材を用意する工程と、該基材上に陰極アーク蒸発PVD堆積法で被膜を堆積させる工程とを含み、該被膜は窒化物、酸化物、硼化物、炭化物、炭窒化物、炭酸窒化物またはこれらの組合せである、被膜付き切削工具を製造する方法において、
上記堆積工程において、該被膜に別個の中間イオンエッチングを1回以上施す。 (もっと読む)


【課題】 高温での耐酸化性に優れ、かつ高い耐欠損性と耐摩耗性を有する切削工具を提供する。
【解決手段】 基体の表面に、Ti1−a−b−c−dAlSi(C1−x)(ただし、MはNb、Mo、Ta、Hf、Yから選ばれる1種以上、0.45≦a≦0.55、0.01≦b≦0.1、0.01≦c≦0.05、0.01≦d≦0.1、0≦x≦1)からなる被覆層を被覆している切削工具であり、優れた耐摩耗性と耐欠損性を有するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、耐摩耗性を高度に向上させた表面被覆切削工具を提供することにある。
【解決手段】本発明の表面被覆切削工具は、基材と、該基材上に形成された被覆層とを備えるものであって、該被覆層は、化学蒸着法により形成される1層以上の化学蒸着層と、その化学蒸着層上に物理蒸着法により形成される1層以上の物理蒸着層とを含み、該物理蒸着層は、超多層構造層または変調構造層を含み、該超多層構造層は、特定の化合物によって構成される2種以上の単位層が各々0.2nm以上20nm以下の厚みで周期的に繰り返して積層された構造を有し、該変調構造層は、特定の化合物によって構成され、その化合物の組成または組成比が厚み方向において0.2nm以上40nm以下の周期で変化する構造を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】基体表面に、バイポーラパルスバイアスを印加し、750〜850℃の成膜温度で蒸着することにより、表面研磨面の法線に対して、{100}面の法線がなす傾斜角を測定して作成した傾斜角度数分布グラフにおいて、30〜40度の傾斜角区分に最高ピークが存在し、その度数合計が、全体の60%以上であり、また、表面研磨面の法線に対して、{112}面の法線がなす傾斜角を測定して作成した構成原子共有格子点分布グラフにおいて、Σ3に最高ピークが存在し、その分布割合が全体の50%以上である(Ti1−XAl)N(X=0.4〜0.6)層からなる硬質被覆層を備えた表面被覆切削工具を形成する。 (もっと読む)


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