説明

Fターム[3E172CA22]の内容

ガス貯蔵容器、ガスの充填、放出 (22,547) | 構造細部 (909) | ボンベ (494) | ライナー(内容器) (109) | 製造方法 (73)

Fターム[3E172CA22]に分類される特許

1 - 20 / 73




【課題】樹脂ライナーのパーツ同士の接合面での密着性の向上とレーザー溶着の実効性の向上とを簡便に達成できる新たな製造手法を提供する。
【解決手段】ライナーの軸方向に分割されたバルブ側ライナーパーツ10vとエンド側ライナーパーツ10eにて樹脂ライナー10を製造するに当たり、エンド側ライナーパーツ10eをレーザー透過性の樹脂成形品とし、バルブ側ライナーパーツ10vをレーザー光により溶融する樹脂成形品とする。この他、ライナーの軸から離れた側からバルブ側ライナーパーツ10vに重なるエンド側ライナーパーツ10eを、大きな熱収縮率とする。その上で、両ライナーパーツの接合後に、アニール処理とレーザー溶着とをこの順に行う。 (もっと読む)


【課題】製造時に生じるガスタンクのライナの歪みを低減する。
【解決手段】タンク製造システム1は、2つの分割ライナ10、11をその接合部10a、11aが対向するように同軸上に支持する一対の支持部材20、21と、支持部材20、21に支持された各分割ライナ10、11を軸周りに囲み、支持部材20、21と軸が一致するように配置された一対のリング部材22、23と、各分割ライナ10、11に対して設けられた支持部材20、21とリング部材22、23を軸方向に一体的に移動させ、2つの分割ライナ10、11の接合部10a、11a同士を当接可能な移動機構24と、分割ライナ10、11の内側にエアを供給するエア供給機構25と、当接した2つの分割ライナ10、11の接合部10a、11aにレーザ光を照射し、2つの分割ライナ10、11を接合するレーザ照射部27と、を有している。 (もっと読む)


【課題】ライナー外周に形成した繊維強化樹脂層の高Vfの抑制に有益な新たなタンク製造手法を提供する。
【解決手段】FW装置100は、ライナー10に樹脂含浸カーボン繊維Wを巻回するに当たり、繊維巻回の際の巻回張力を、後工程での熱硬化を図るための熱硬化炉200が設定する加熱状況(昇温速度)に対応する巻回張力に調整する。この巻回張力調整は、昇温速度が大きいほど小さくなるように張力調整部142にてなされる。これにより、ライナー10の外周には、張力調整部142にて調整された巻回張力で樹脂含浸カーボン繊維Wが巻回されて繊維強化樹脂層20が形成され、中間生成品タンク12が得られる。こうして得られた中間生成品タンク12は、熱硬化炉200が設定済みの加熱状況(昇温速度)で加熱を受けて熱硬化し、冷却養生を経て高圧水素タンク30が得られる。 (もっと読む)


【課題】タンクライナを透過したガスに起因するガス放出音を抑制することが可能な高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】この高圧ガスタンク1は、タンクライナ2の外周に、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻きつけることにより繊維強化樹脂層3を形成してなるものであり、繊維強化樹脂層3は、タンクライナ2側に形成された内側層3aと、その外周に形成された外側層3bとを有し、内側層3aは緻密な層として形成する一方で、外側層3bは、内側層3aよりも多数の空隙を内在させたことにより、密度の低い層として形成されている。 (もっと読む)


【課題】内殻の樹脂成形時でのヒケ発生による応力集中を抑制する。
【解決手段】圧力容器1は、樹脂成形品からなる内殻3と、内殻3の外周を覆うFRPからなる補強層となる外殻5と、軸方向端部に位置する口金11とを備えている。口金11は、内側口金部品7と外側口金部品9とを有し、内殻3のブロー成形時に、内側口金部品7を一体成形する。内側口金部品7は、小径部7c1と大径部7c2とを備える一方、内殻3は円筒形状の首部3aを備えている。首部3aは小径部7c1の外周部に位置し、首部3aの軸方向端部3a2は、大径部7c2の端面7eに当接している。 (もっと読む)


【課題】圧力容器のさらなる耐圧性能の向上を目的とする。
【解決手段】筒状の胴部3と胴部3の両端に形成されるドーム部4とを有するライナ2の表面にフィラメントワインディングによる補強層11が形成された圧力容器1において、補強層11は、圧力容器1の軸心Oに対し65°〜75°の範囲の配向角度θ1で少なくとも胴部3に形成される高角ヘリカル巻き層12と、軸心Oに対し各ドーム部4の頂上の口金座5、支持部6間に掛け回し可能な最小角度以上で15°以下の範囲の配向角度θ2で両端のドーム部4間にかけて形成される低角ヘリカル巻き層13と、胴部3に形成されるフープ巻き層14と、を有して構成される。 (もっと読む)


【課題】 比較的少ない工程数で形成でき、大掛かりな設備を必要とすることなく、しかも圧力容器に求められる耐圧強度、耐疲労性の機械的特性を満足できる圧力容器用成形カップの製造方法を提供する。
【解決手段】 金型に溶湯を注入し、加圧下で凝固するようにして内部欠陥を低減しながら底部と胴部とからなる有底のプリフォームカップを成形するプリフォームカップ形成工程と、金型から取り出した前記プリフォームカップの胴部を塑性変形させて微細化した鍛造組織とした成形カップにする成形カップ形成工程とによって圧力容器用成形カップを製造する。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、エアポケットが生じない圧力容器を提供することにある。
【解決手段】本発明の圧力容器1は、インナータンク2と、口金4と、FRP層3とを具備する。インナータンク2は、ブロー成型によって形成された、合成樹脂からなる。口金4は、ブロー成型によってインナータンク2に接合される。FRP層3は、インナータンク2の外周に形成されたFRP層3であって、インナータンクの外周に巻回された繊維と繊維に含浸された光硬化性樹脂からなる。 (もっと読む)


【課題】多層熱可塑性樹脂構造体、タンクを製造するための前記構造体の使用、および前記構造体からなるタンク。
【解決手段】本発明における多層熱可塑性樹脂構造体には、少なくとも1層のエチレン−ビニルアルコールコポリマー層が含まれ、このコポリマーは、密度が0.94〜1.4であり、170〜240℃の温度におけるメルトフローインデックスが1.3〜4.2g/10分までの間のものである。これは、ガスタンクを製造するために使用される。 (もっと読む)


【課題】樹脂ライナーに対する口金部材の回転を規制するとともに、樹脂ライナーと口金部材との結合性を高めることができる圧力容器の口金構造及び圧力容器の製造方法を提供する。
【解決手段】気体又は液体を収容する中空の樹脂ライナー2と、樹脂ライナー2の外方に突出し、気体又は液体の注排口となる口金部材3と、を有する圧力容器の口金構造であって、口金部材3は、環状のフランジ部11と、フランジ部11の内周から樹脂ライナー2の外方に突出した筒部12と、筒部12の外周面に形成され樹脂ライナー2に対する口金部材3の回転を規制するための凹溝15と、を有し、凹溝15の少なくとも一部に樹脂ライナー2が充填されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】胴板や鏡板のような壁面部材に圧力や荷重を受ける板材を溶接により取り付ける板材の溶接部構造を有する圧力容器において、その溶接部構造の応力集中を緩和し、溶接量や壁面部材板厚の増大を抑制した圧力容器を提供する。
【解決手段】容器本体の内部を仕切るように取り付けられて圧力や荷重を受ける天板22の端部が、容器本体の壁面部材30に溶接をして取り付けられる溶接構造部を有する圧力容器であって、溶接構造部に溶接部40を含む少なくとも2箇所、すなわち溶接部40及び段差部50の形状変位点を設けた。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、軽量、高強度、高耐熱性を有する高圧ガス容器を提供することにある。
【解決手段】樹脂製容器本体3と、上記樹脂製容器本体3の外周に被覆された繊維層4と、上記繊維層4の外周に被覆された外表面平滑な耐熱性樹脂層5と、上記耐熱性樹脂層5の外周に被覆された繊維強化樹脂層6とからなり、上記容器本体3の外周に被覆されている繊維層4は、垂直方向および面方向にガス透過可能である高圧ガス容器1を提供する。 (もっと読む)


【課題】プリプレグの乗り上げやプリプレグ間の隙間の発生を抑えて圧力容器の強度を安定させる。
【解決手段】FRP層を形成するプリプレグ70として断面が菱形のものを用い、該プリプレグ70の一の角をライナ20の内周側に向けた状態で当該プリプレグをライナ20の外周に巻回する。ライナ20の内周側に向けられるプリプレグ70の一の角が鈍角であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】二重殻タンクの製造にあたり、工期の短縮化及び建造コストの低減を図る。
【解決手段】内槽2への試験用液体の貯留開始以降の期間で、内槽と外槽との隙間Sに、当該隙間に予め存在する空気よりも乾燥した乾燥空気を供給し、その後隙間Sにブランケットを設置する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂の硬化状態にムラが生じるのを防ぐことができるガス容器製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂製のライナ10を調製するライナ調製工程と、ライナ10の開口部11に口金20を取り付ける口金取付工程と、ライナ10及び口金20の外面に不織布30を貼り付ける不織布貼付工程と、繊維強化樹脂30を不織布30の外側に巻き付ける繊維強化樹脂巻付工程と、口金20に形成された連通孔24を介して外部から不織布30にガスを供給しながら繊維強化樹脂30の熱硬化性樹脂を加熱して硬化させる樹脂硬化工程と、を備えるガス容器製造方法である。 (もっと読む)


停止弁(3)によって閉じられることができるガス貯蔵スペース(2)を内部に規定しているガスボンベ(1)が、複合材料でできた硬質壁(4)を具備し、この硬質壁(4)は、強化繊維を含む強化層(5)と、口(9)を介して硬質壁(4)に接続され、硬質壁(4)の内面(6)に対して接触して押圧する際に接着するのに適した可撓性の封止壁(13)とを有する。
(もっと読む)


【課題】補強部材の貼り付け作業の効率化を図りつつプラスチックライナーの品質の向上を図る上で有利なタンク用のプラスチックライナーの製造方法を提供する。
【解決手段】可撓性を有する膜材によって袋状に形成され、内部に気体あるいは液体が充填されることにより膨らみ、少なくともドーム部28の内面およびこのドーム部28に接続する胴体部26の部分の内面に密着する外面を備えた袋体30を用意する。補強部材24をドーム部28の表面に貼り付ける前に、縮小された状態の袋体30を開口部20から内部空間Sに挿入する。補強部材24を内部空間Sに挿入した後、前記の空気供給源から管路32を介して袋体30の内部に気体としての空気を充填して袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させる。袋体30を薄肉構造体22の内面に密着させた後、補強部材24をドーム部28の表面に貼り付ける。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維束の巻き付けの際の繊維束の拡幅量の変動を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、複数の繊維を含んで構成された繊維束を通して拡幅するための、曲率を変更可能で拡幅量に応じた幅のスリットを有する拡幅手段を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


1 - 20 / 73