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Fターム[3G024AA09]の内容

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【課題】圧縮行程後半にて燃料が噴射される直接噴射式の内燃機関において、燃料噴霧の根元部に対して壁面への衝突を利用することなく拡散を促進すること。
【解決手段】ピストン30の頂部のキャビティCの底面に形成されたランド部31のテーパー面に、平面視にて、複数の凸部31aが等角度間隔で放射状に形成される。各凸部31aは、その延在方向が対応する燃料噴霧の軸線Xに沿うようにそれぞれ配置されている。これにより、各燃料噴霧は、対応する凸部31aとシリンダヘッド部20の内壁との間の空間(凸部空間)を対応する凸部31aの延在方向に沿って進行する。圧縮行程後半にて燃料噴射がなされると、ピストンの圧縮の進行により凸部空間の体積の他の部分の空間の体積に対する割合が減少していくことに起因して、凸部空間の圧力が他の部分の空間の圧力よりも高くなっていく。この圧力差により、各燃料噴霧が周方向へ広げられる。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射を使ってタンブルを強める筒内直接噴射火花点火式内燃機関において、吸気タイミングを調整することにより出力トルクを調整する制御システムを提供する。
【解決手段】開閉タイミングが固定された第1、第2タイミング固定吸気バルブを備える。第1、第2タイミング固定吸気バルブの間に配置され、開閉タイミングが可変のタイミング可変吸気バルブを備える。第1、第2タイミング固定吸気バルブを介して燃焼室に吸入される空気の流れがタンブルを形成するように配置された第1、第2吸気ポートを備える。タンブルを強化する方向に、燃料噴射を行うインジェクタを備える。出力トルクを調整するために、タイミング可変吸気バルブの開閉タイミングを制御する制御部を備える。 (もっと読む)


【課題】この発明は、内燃機関の運転状態に応じて必要な部位だけを適切に冷却し、運転効率を高めて燃費を改善することを目的とする。
【解決手段】内燃機関1は、2つのシリンダ6と、冷却水通路17とを備える。冷却水通路17は、冷却水の流入方向を基準として手前側に位置する手前側通路部18と、流入方向の奥所側に位置する奥所側通路部19と、個々のシリンダ6を取囲む延長通路部20とを備える。手前側通路部18には、冷却水の流入口15と流出口16とを設ける。内燃機関1の低出力運転時には、冷却水ポンプ21を小流量で作動させることにより、排気ポート10の近傍に位置する手前側通路部18だけに冷却水を流通させる。高出力運転時には、冷却水ポンプ21を大流量で作動させることにより、吸気ポート9の近傍に位置する奥所側通路部19と延長通路部20にも冷却水を流通させる。 (もっと読む)


【課題】この発明は、全体をコンパクトに構成しつつ、シリンダと吸気管とをそれぞれ効率よく冷却することを目的とする。
【解決手段】内燃機関1は、互いに隣接して並んだ2つのシリンダ4と、2つの吸気管12と、2つの排気管13とを備える。各吸気管12は、2つのシリンダ4を当該シリンダの並び方向の両側から挟む位置に配置する。また、排気管13は、各吸気管12の間となる位置でシリンダ4に接続する。これにより、各吸気管12を、機関運転時に熱源となるシリンダ4から両側に離れた位置、即ち雰囲気温度が低い外側の位置に保持することができる。従って、内燃機関1の吸気温度を下げることができ、ノッキング等の発生を抑えて運転性や燃費を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室(15)内で燃料を燃焼する少なくとも1つのシリンダ(11)と、前記燃焼室(15)に開口している吸気ポート(17)と、該吸気ポート(17)の開口を閉鎖する、開制御可能な吸気弁(21)と、噴射弁(23)とを有するエンジンであって、前記噴射弁(23)が、燃料を調量して、円錐形スプレー(25)の形で吸気ポート(17)内の吸気弁(21)の直前に噴射する形式のエンジンを改良して、混合物調整をエンジンの各駆動状態の要求に最適に適合させることができるようにする。
【解決手段】円錐形スプレー(25)が、エンジンの駆動状態に応じて、互いに角度をずらされた少なくとも2つの噴射方向へ制御されるようにした。 (もっと読む)


【課題】タンブル流を強めつつ吸気ガスの流量を増大させることができる内燃機関の吸気ポートを提供する。
【解決手段】内燃機関の吸気ポートの端部にはバルブシート40が嵌め込まれる。バルブシートのシート面41は燃焼室5に向かって広がるように複数の段から形成される。シート面は複数の段によって画成されるシート面の湾曲半径がバルブシートの周方向の位置に応じて異なるように形成される。 (もっと読む)


空気圧縮機、又は内燃機関等の往復圧縮機シリンダ用のシリンダヘッドカバーが開示される。該カバーは表面に第一及び第二の溝を有する第一プレートを備え、前記第一及び第二の溝は前記第一プレートの底面を貫通する第一の開口において前記プレート内で共に結合されている。第二プレートが前記第一プレート上に固定されている。前記第二プレートは一対の貫通孔を備え、前記各貫通孔は前記第一プレートの第一及び第二の溝のうち一つと整合している。第四プレートが前記第二プレート上に固定され、前記第二及び第四プレートの間にキャビティを形成している。前記第四プレートは前記第二プレートを貫通する孔と整合する一対の離間した貫通孔を備えている。回転する第三プレートが前記第二及び第四プレートの間に回転可能な状態で配置されている。この第三プレートは前記第二プレートを貫通する前記対の孔のうちの一つと順次整合するための一対の離間した貫通孔を備えている。前記第三プレートが一回転する間に、前記第三プレートを貫通する各孔は前記第二及び第四プレートを貫通する各孔と整合する。
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【課題】ウォータジャケット使用方法において、横流しと縦流しとを切り替えて使用することで、横流し及び縦流しの両方の有利な点を共存させる技術を提供する。
【解決手段】多気筒内燃機関内部に形成されるウォータジャケット1について、各気筒区分間に冷却水を気筒が直列に並んだ気筒列に対し略直交する方向で流す横流しと、気筒列の側部に冷却水を気筒列に沿った方向で流す縦長しと、を切り替えて使用する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダヘッドにおいて、内燃機関の冷却効率を向上すると共に製造コストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】複数の燃焼室16にそれぞれ連通する複数の吸気ポート17と複数の排気ポート18を設け、吸気ポート17の周囲に吸気側ウォータジャケット47を設ける一方、排気ポート18の周囲に排気側ウォータジャケット45,46を設け、排気側ウォータジャケット45,46を上下連通路54により連通すると共に、上部排気側ウォータジャケット45と吸気側ウォータジャケット47を水平連通路55に連通し、排気側ウォータジャケット45,46を隔壁49により各燃焼室16に対応する複数の空間部に区画すると共に、この隔壁49により区画された複数の空間部を燃焼室16から離間する側の端部で挿通部50,51により連通する。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダヘッドにおいて、内燃機関の冷却効率を向上すると共に触媒による排気浄化効率の向上を図る。
【解決手段】複数の燃焼室16にそれぞれ連通する複数の吸気ポート17を設ける一方、一端部が複数の燃焼室16にそれぞれ連通すると共に他端部が集合する排気ポート18を設け、この排気ポート18の上方に上部排気側ウォータジャケット45を設ける共に、排気ポート18の下方に下部排気側ウォータジャケット46を設け、上部排気側ウォータジャケット45の容積を下部排気側ウォータジャケット46の容積より大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】この発明は、筒内噴射式内燃機関に関し、筒内に存在するガスの成層度の細かな制御を可能とし、筒内のガスの成層化を利用して排気エミッションの低減を良好に図れる燃焼を可能とすることを目的とする。
【解決手段】内燃機関10の筒内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁26を備える。吸気可変動弁機構38および排気可変動弁機構40をそれぞれ備える。吸気通路18を、上側吸気通路18aと下側吸気通路18bに区画するための吸気側隔壁30を備える。排気通路20を、上側排気通路20aと下側排気通路20bに区画するための排気側隔壁34を備える。筒内温度が低い特定の運転条件下において、吸気行程中の所定期間に排気弁24が開かれるように制御する。当該特定の運転条件下において、上側吸気通路18aおよび上側排気通路20aが閉塞されるように、吸気制御弁32および排気制御弁36を制御する。内部EGRガス層に向けて燃料を噴射する。 (もっと読む)


【課題】複数点火エンジンにおいて未燃燃料が残存しない燃焼室構造を提供する。
【解決手段】2つの吸気ポート11から吸入される気流がタンブル流になり、そのタンブル流から互いに反対方向に回るように流れる双子渦が生成されるエンジンの燃焼室の構造であって、シリンダ軸方向から視たときに、2つの吸気バルブ13の間と2つの排気バルブ14の間とを通る中心線CLの近傍に配置された中心点火プラグ15aと、燃焼室の周辺付近に配置された周辺点火プラグ15bと、シリンダ軸方向から視たときに、中心線CLの近傍におけるインレット側スキッシュエリア20aの幅とエキゾースト側スキッシュエリア20bの幅との大小関係と、その中心線CLに平行であって周辺点火プラグ15bの中心を通過する直線の近傍におけるインレット側スキッシュエリア20aの幅とエキゾースト側スキッシュエリア20bの幅との大小関係と、が反対の関係になる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡易な構成で、吸気ポートから燃料室に入り込む直線的な混合気の流れが妨げられるのを抑制可能な吸気弁構造を提供することを目的とする。
【解決手段】燃焼室2に通じる吸気ポート3の開口部3aを開閉するための吸気弁構造であって、前記燃焼室2に位置して前記開口部3aを開閉可能な弁傘部6と、当該弁傘部6から前記開口部3aを介して前記吸気ポート3側に延びて摺動自在に支持されるステム7と、を有し、前記ステム7は、前記弁傘部6の側において、複数に分岐して、当該弁傘部6の外周縁部近傍を支持する。 (もっと読む)


エンジンはクランクシャフトを有している。圧縮シリンダー内の圧縮ピストンは、吸気ストローク及び圧縮ストロークを通して往復するように、クランクシャフトに連結されている。膨張シリンダー内の膨張ピストンは、膨張ストローク及び排気ストロークを通して往復するように、クランクシャフトに連結されている。クロスオーバー通路が圧縮シリンダーと膨張シリンダーを相互に連結している。クロスオーバー通路は、クロスオーバー圧縮バルブ及びクロスオーバー膨張バルブを含んでいる。ランナー区分は螺旋のクロスオーバー通路の下流部分にあり、そして螺旋の端部区分がランナー区分に一体的に連結されている。螺旋の端部区分は、クロスオーバー膨張バルブのバルブステムの周りに渦巻くファネルを有している。ファネルは、シリンダーの空気/燃料充填物の乱流運動エネルギーを促進すべく、入ってくる空気が膨張シリンダーに入る前に、バルブステムの周りで旋回するのを強制する。
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【課題】筒内燃焼空間内の縦型の渦流による火炎の偏りを抑制できる内燃機関を提供すること。
【解決手段】筒内燃焼空間に縦型の渦流が形成される内燃機関において、筒内天井部101aの中央部に設けられた点火プラグ106と対向する位置である点火プラグ対向点OPよりも吸気側のピストン頂部10aに設けられると共に、ピストン頂部10aの最も排気側の点であるピストン頂部最排気側部位NPとピストン頂部10aの最も吸気側の点であるピストン頂部最吸気側部位SPとを結ぶ流方向仮想線PLに対してピストン頂部10a上において角度を有する方向に向かって形成され、ピストン頂部10aにおける縦型の渦流の流れ方向を前記ピストン頂部において前記仮想線から離れる方向に転ずる流方向転換面13とを備える。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のポート構造において、構造の複雑化を招くことなくスムースな吸気の
流入または排気の排出を可能とする。
【解決手段】吸気ポート11の上流部を2組の平行な2面、上面部21と下面部22、左
右側面部23,24を有する略四角断面形状とする一方、燃焼室12へのスロート部11
aを円形断面形状とし、略四角断面形状をなす吸気ポート11の上流部と、円形断面形状
をなすスロート部11aとを滑らかな面により連続させることで、強いタンブル流を形成
すると共に、吸気流の剥離を抑制して吸気流量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートから供給される吸気が吸気弁の弁体と衝突し、燃焼室内にて吸気の流動方向が逸れたり、乱流を引き起こしたりするおそれがあった。
【解決手段】弁棒案内26が突出する部分よりも上流側の吸気ポート14の断面積A1と、弁棒案内26が突出する部分におけるこの突出部分を含む吸気ポート14の断面積A2と、弁棒案内26が突出する部分と弁座21との中間における弁棒24bを含む吸気ポート14の断面積A3と、弁座21の直近における弁棒24bを含む吸気ポート14の断面積A4とが、A1<A2>A3<A4の関係にあり、断面積A2の部分よりも下流側の吸気ポート14の断面の輪郭形状がほぼ円形であって、断面積A3の部分から下流側に向けて吸気ポート14の有効断面積が次第に増加し、断面積A2の部分における吸気ポート14の有効断面積がA1以上であり、断面積A3の部分における吸気ポート14の有効断面積がA1以下である。 (もっと読む)


クランク軸、並びに少なくともほぼクランク軸の軸線方向に沿った、吸気ダクトから排気ダクトに向かう貫流を内部に生じることができる、前記ダクト(302)を開閉するための弁(304,305,314,315)を有する少なくとも一つのシリンダヘッド(300)を有しており、前記弁(304,305,314,315)を作動させるために二本のカム軸(326,327)が備えられ、前記カム軸(326,327)がいずれも、吸気弁(304,305)および排気弁(314,315)を付設するとともに、前記クランク軸に対して少なくともほぼ平行に配置される内燃機関、並びにそのような内燃機関を搭載した自動車。
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【課題】未燃ガスの吹き抜けによる有害物質の排出を低減できて安定した燃焼状態が得られ、かつ低コストで容易にシリンダブロック6が製作できる2サイクルエンジン1を提供する。
【解決手段】シリンダ6aに開口された掃気孔18、排気孔16及び吸気孔17を具備する反転掃気式2サイクルエンジン1であって、前記掃気孔18は、シリンダ軸心30を包含し排気孔16中心を最大距離に定義して成る第一シリンダ中心面32よりも反排気孔16側に配備されており、前記掃気孔18には掃気路19が連通し、掃気孔18からシリンダ6a内周面寄りの吸気孔17上方のシリンダ6a内に給気流を噴出するように構成した。 (もっと読む)


【課題】点火時期を進角させて効率を向上させることが出来ると共に、ノッキングの発生を防止することが出来る様な副室式ガスエンジンの提供。
【解決手段】主燃焼室(10)に突出した副室先端(61)から火炎(F2)を噴射して主燃焼室(10)内の燃料ガスと空気との混合気を燃焼させる副室式ガスエンジン(100)において、吸気ポート(4A、4B)に燃料ガス噴射機構(8)が配置されており、吸気行程で主燃焼室(10)で燃料ガスと空気との混合気がスワールを生じ、以って、主燃焼室(10)における副室先端(61)の近傍領域(中央領域)における燃料ガス濃度が薄くなる(中央リーン)様に構成されている。 (もっと読む)


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