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Fターム[3G024AA25]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | エンジン内の場所 (5,521) | シリンダブロック (1,858) | シリンダスリーブ (110)

Fターム[3G024AA25]に分類される特許

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【課題】きわめて簡単な構造で加工工数が少なく低コストのシリンダライナの冷却手段で以って、シリンダライナの外周面の冷却水側の熱伝達率を向上させて、エンジンの高Pme化に対応できるシリンダライナの冷却構造を提供する。
【解決手段】シリンダライナの外周面と、該外周面の外側を流体密に覆うカバーの内周との間に冷却室を設けたシリンダライナの冷却構造において、前記冷却室を上部冷却室と下部冷却室とに区画して、該区画部を前記カバーによって前記上部冷却室と下部冷却室とを流体密にシールし、前記区画部に前記下部冷却室から上部冷却室に冷却流体を噴出する噴出孔を開口し、該噴出孔は円周方向に略等間隔に複数個且つ開口方向を前記上部冷却室の外壁に向けて開口し、さらに前記各噴出孔は、前記区画部において、前記シリンダライナの中心に向けて穿孔されること特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ内でガイドされるピストンの燃焼ランドの領域における異物を除去するためのエンジンのシリンダ用インサートであって、向上された寿命を有すると共に、従来技術に比べて効率的な機能を有するインサートの提供。
【解決手段】 ピストンの燃焼ランドの領域における異物を除去するため、ピストンの上死点を過ぎるときにピストンの外周面を掃き、それにより、集積した異物を廃棄するインサートが設けられる。インサートは、第1環状部材により形成され、第1環状部材内では、第2環状部材が溝内に挿入される。 (もっと読む)


【課題】ライナ軸方向における温度差を小さくしつつ、シリンダブロックとの密着性を改善できるシリンダライナを提供する。
【解決手段】シリンダブロック1に鋳包まれるシリンダライナ2において、外周面3の軸方向における上部と中間部と下部に皮膜4,5,6が被覆され、前記上部と中間部に被覆されている皮膜4,5は皮膜材料が相違し、前記中間部と下部に被覆されている皮膜5,6は皮膜材料が相違している。次の構成でもよい。すなわち、シリンダブロック1に鋳包まれるシリンダライナ2において、外周面3の軸方向における上部と下部にブラスト処理面8,9が形成され、中間部に皮膜5が被覆されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン摺動構造及び該ピストン・シリンダ摺動構造において、シリンダの表面あらさを適正にし、ピストンリングの耐摩耗性を改善することにより、シリンダ、ピストン間の相対的なフリクションを低減する。
【解決手段】スカート3aを有するピストン3と、ピストン3を潤滑油を介して摺動自在にかつ往復動自在に収容するシリンダ2と、ピストン3の外周面に円周方向に沿って張設されるピストンリング5、6、7とを備えたシリンダ・ピストン摺動構造において、シリンダ2は筒形に形成され、ピストンリング5、6、7はシリンダ2の内面2aに潤滑油を介して相対的に摺動し得るリング状に形成されており、シリンダ2のピストンリング5、6、7との摺動面が鏡面に形成され、ピストンリング5、6、7の摺動面には非晶質硬質炭素皮膜11が形成される。 (もっと読む)


【課題】薄肉・高速押出性を有し、高強度で耐へたり性や耐摩耗性及び耐焼付性に優れるシリンダスリーブ用合金及びそれを使用したシリンダスリーブを提供する。
【解決手段】Siを16〜18質量%、Feを5.5〜9質量%、Mgを0.5〜2質量%、Al2O3を3〜5質量%、グラファイトを0.5〜3質量%含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる合金である。このシリンダスリーブ用合金は、上記組成に限定することによって、薄肉・高速押出性、鋳込みへたり性、摺動特性の全てにおいて優れる。このシリンダスリーブ用合金を使用したシリンダスリーブは、薄肉構造であり、低温及び高温の双方において強度に優れ、稼働時に高い耐摩耗性及び耐焼付性を有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックとの熱伝導性が優れる鋳包用シリンダライナを提供する。
【解決手段】高さが0.3〜1.2mmで括れ部6を有する突起5を20〜80個/cm形成した外周面4に溶射層7を被覆した鋳包用シリンダライナ2において、前記溶射層7が鉄系材料からなり、前記ライナ外周面4の一定領域における溶射層7表面の表面積と前記領域面積との比が12〜23である。前記溶射層の厚さが0.01〜0.2mmであることが好ましい。前記溶射層がワイヤー状の溶射材料を用いて形成されることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 穴の内周面に簡便かつ迅速にライニングを行う方法を提供する。
【解決手段】 円形の断面を有する穴が形成された母材12のその穴の内周面に、円筒形状をなすライニング材14をライニングする方法であって、母材の穴の内周面とライニング材との間に間隔を設けるようにしてそれら母材およびライニング材をセットし、その間隔内に円筒形状をなすインサート材が挿入された状態で、そのインサート材と母材およびライニング材とを相対回転させ、発生する摩擦熱を利用して、インサート材を介して母材の穴の内周面とライニング材の外周面との接合を行う。このライニング方法は、アルミニウム合金製の本体に形成されたボアの内周面への鉄合金製のライナのライニングに、適用できる。 (もっと読む)


【課題】低熱伝導および低熱容量で断熱性に優れ、燃焼室内での燃焼時の爆発圧等や熱膨張−収縮の繰り返し応力の緩和性能に優れ、もって高耐久な被膜を具備する内燃機関とその製造方法を提供する。
【解決手段】燃焼室NSに臨む壁面の一部もしくは全部に陽極酸化被膜61,62,63,64が形成されてなる内燃機関10であって、陽極酸化被膜61,62,63,64は、該被膜を形成する中空セルCのそれぞれが隣接する中空セルCと結合する結合領域と、3以上の隣接する中空セル間において中空セル同士が結合していない非結合領域を備えた構造を呈しており、中空セルC内にある第1の空隙K1と非結合領域を形成する第2の空隙K2からその気孔率が規定されるものである。 (もっと読む)


【課題】ボルト締結時にダミーヘッドが変形した場合でも、ビード部によるボアの周縁部への面圧を均一に加えることができるシリンダブロックの加工用治具および加工方法を提供する。
【解決手段】シリンダブロック200の上面へのダミーヘッド100の本体110の載置時、シム部140は、ボルト用孔112よりも外周側に配置され、シリンダブロック200の上面に当接する。ビード部130はボア201の周縁部に配置されている。この場合、たとえばビード部130とシリンダブロック100の上面との間には所定間隔の隙間Gが形成される。ダミーヘッド100をボルト締結すると、シム部140を支点としてボルト軸力によるモーメントを本体110におけるボルト120同士の間の部分に加えることができる。その部分をボア201に向かって凸状に撓ませることができ、ビード部130はボア201の周縁部に当接することができる。 (もっと読む)


【課題】亀裂が発生する事態を可及的に防止すること。
【解決手段】シリンダアクチュエータの外筒を構成し、内部にピストンが摺動可能に嵌合されるシリンダ用鋼管において、素管10に対して外周面の表層全域に研削加工1を実施した後、引き抜き加工2を実施し、さらに応力除去熱処理3を行った後にプレス矯正4を行った。 (もっと読む)


【課題】
少なくとも1つのシリンダを有した往復動ピストン燃焼機関、特に、大きなディーゼル機関において、往復動ピストン燃焼機関の耐摩耗性を改善すること。
【解決手段】
本発明は、少なくとも1つのシリンダを有した往復動ピストン燃焼機関、特に、大きなディーゼル機関に関し、往復動作のために各シリンダがその中にシリンダライナ及びピストンを配置させた機関に関する。ピストンは、少なくとも1つのピストンリングをそのジャケット表面上に有する。シリンダライナ、及び、シリンダライナの軸受面上で可動なピストンのピストンリングの材料は、理想的には、摩耗に対する耐性に関して互いに調和され、ピストンリングは、少なくともシリンダライナの軸受面に向かって面した表面上にクロムセラミックスから作製される被覆物を有し、シリンダライナは、均一に分布された0.01から1.99%の硬質相の割合を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】2サイクルエンジンにおいて、簡潔な金型で製造可能であり、従って安価に製造されるようにする。
【解決手段】掃気通路(9,10)の少なくとも1つの壁部分がシリンダ長手軸線(L)の方向にクランクケース(4)から見てアンダーカットを形成している2サイクルエンジン(1,120)において、前記壁部分は、前記クランクケース(4)側からシリンダ(2,50,70,90,121)内へ押し込まれている別個の部材(シリンダスリーブ20)によって画成されている。 (もっと読む)


【課題】ガラス製のシリンダースリーブを破損させることなく圧縮比20以上の高圧縮比を実現可能にすると共に、運転時間を延長可能にし、特別な熟練を要せず容易に組み立て可能な燃焼可視化エンジンとする。
【解決手段】ガラス材料で形成された円筒形状のシリンダースリーブ15の圧着面15bと、シリンダーヘッド部材13の圧着面13aとの間に、板金材料で形成されたガスケット部材45を圧縮介装し、このガスケット部材45は、上記圧着面15bの形状に沿って環状に連続する平坦なベース板45aと、該ベース板45aの少なくとも一面側から突起し、圧着面15bの形状に沿って環状に連続するエンボス部45bとを有して成形され、上記エンボス部45bは、ガスケット部材45を形成する板金材料をプレス成形することにより形成され、ガスケット部材45の圧縮介装時にその高さ寸法Hが小さくなり、圧縮が解除されると高さ寸法Hが再び回復するバネ性を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 シリンダブロックのウオータジャケットに装着したスペーサの仕切壁を通過して冷却水が冷却水供給口から冷却水排出口に短絡するのを防止する。
【解決手段】 シリンダブロック11のウオータジャケット13の冷却水供給口11cに供給された冷却水はスペーサ14の仕切壁14bに遮られ、仕切壁14bとは逆方向に流れて冷却水排出口から排出される。冷却水供給口11cに供給された冷却水の一部は仕切壁14bとウオータジャケット13の外側壁面13bとの間の隙間を通過して冷却水排出口に短絡しようとするが、その隙間に臨む仕切壁14bには短絡する冷却水の流れ方向に対して交差する方向に延びる複数のリブ14mと、複数のリブ14mに挟まれた溝14nとが形成されるので、それらのリブ14mおよび溝14nによりラビリンスを構成して冷却水の短絡を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 ウオータジャケットの冷却水の流れに与える影響を最小限に抑えながら、スペーサをウオータジャケットの内部に確実に固定できるようにする。
【解決手段】 内燃機関のシリンダブロック11のウオータジャケットの内部に上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dを区画するスペーサ14の上縁14pを、上部冷却水通路13cの下流側が段差G分だけ高くなるように傾斜させたので、上部冷却水通路13cを流れる冷却水によってスペーサ14をウオータジャケットの底部側に荷重F3で付勢し、ウオータジャケット13の内部でスペーサ14が妄動するのを防止することができる。これにより、スペーサ14をウオータジャケットの内部に圧入して固定する必要がなくなって装着が容易になるだけでなく、スペーサ14の固定部材22を簡略化したり廃止したりして冷却水の流れに対する影響を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサの重量を最小限に抑えながら、スペーサで仕切られたウオータジャケットの下部冷却水通路に臨むシリンダボアの冷却性能を確保する。
【解決手段】 シリンダブロックのシリンダボアの周囲を囲むように形成されたウオータジャケットに供給された冷却水は、ウオータジャケットの内部に装着されたスペーサ14により区画された上部冷却水通路13cおよび下部冷却水通路13dに分流してシリンダボアを冷却した後、冷却水出口部14fからシリンダヘッドに排出される。このとき、ウオータジャケットの壁面に向かって径方向に突出する突条14kをスペーサ14の下部に沿って形成し、その突条14kの少なくとも冷却水出口部14fの下方部分を切り欠いたので、スペーサ14全体を突条14kの部分と同じ厚さにする必要をなくして重量を軽減しながら、下部冷却水通路13dの冷却水の流れを冷却水出口部14fまで維持して良好な冷却性能を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 シリンダブロックの冷却水供給通路からスペーサの冷却水入口部を介してウオータジャケットに冷却水を供給する際に、スペーサの剛性を確保しながら冷却水の圧損を最小限に抑える。
【解決手段】 ウオータジャケット13の内部に装着したスペーサ14の冷却水入口部14dに、シリンダブロック11の冷却水供給口11cから冷却水を供給する。スペーサ14の冷却水入口部14dにシリンダブロック11の冷却水供給口11cが対向しており、かつ冷却水入口部14dの上下方向の高さH1が冷却水供給口11cの上下方向の高さH3よりも小さいので、ウオータジャケットに供給される冷却水に指向性を持たせるとともに、冷却水供給口11cから出た冷却水を最小限の圧損で冷却水入口部14dを通過させてウオータジャケット13に供給することができる。しかも、冷却水入口部14dでスペーサ14を分断する必要がないので、スペーサ14の剛性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサによるピストンおよびシリンダボア間のフリクション低減効果を維持しながら、ピストンの上部からシリンダボアへの放熱性を確保する。
【解決手段】 スペーサ14がシリンダボア12aのウオータジャケット13の深さ方向中間部位を周方向全周に亙って覆うので、シリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になり、熱膨張によってピストン18との間のクリアランスが増加することで、フリクションを低減して内燃機関の燃費向上に寄与することができる。しかもシリンダボア12aの中間部位が他の部分よりも高温になることで、その部分を潤滑するオイルが温度上昇して粘性が低下するため、フリクションの低減効果が更に高められる。また冷却水がスペーサ14に遮られずに流れることができるシリンダボア12aのシリンダ軸線L2方向上部および下部は充分に冷却されるため、ピストン18の高温になり易い頂部およびスカート部18bの冷却性能を確保して過熱を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 スペーサをウオータジャケットの内部に固定するための固定部材を、スペーサに容易かつ確実に取り付けられるようにする。
【解決手段】 シリンダブロックのウオータジャケットの内部に配置されるスペーサ14は、シリンダ列線L1方向両端部に上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hをそれぞれ備える。スペーサ14をウオータジャケット13の内部に固定するための固定部材22は、上部被覆部22aおよび下部被覆部22bをそれぞれ上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hに被せるだけで連結部22cによって脱落が防止されるので、スペーサ14に対する固定部材22の取り付けを容易かつ確実に行うことができる。しかも固定部材22により、上部支持脚14e,14gおよび下部支持脚14f,14hがシリンダヘッドの下面やウオータジャケットの底部に直接接触して摩耗するのを防止することができる。 (もっと読む)


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