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Fターム[3G024FA08]の内容

内燃機関のシリンダブロック、ケーシング (17,598) | 目的 (2,855) | 漏洩対策 (241)

Fターム[3G024FA08]に分類される特許

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【課題】 シリンダブロック、シリンダヘッドおよびチェーンケースの三面合わせ面に保持した液状シール剤の膜厚を確保してシール性を高める。
【解決手段】 シリンダブロック11およびシリンダヘッド12にチェーンケース23を締結する第1、第2ボルト25,26に挟まれた位置で、チェーンケース23の第3割り面23dに第1凹部23eを形成し、第1凹部23eの両端を第1、第2ボルト25,26の近傍まで延ばしたので、シリンダブロック11の第1割り面11cおよびシリンダヘッド12の第2割り面12c間に段差が存在しても、第1凹部23eで段差を吸収して液状シール剤28の膜厚を確保することができ、膜厚が薄くなる第1、第2ボルト25,26の座面の近傍では、第1、第2ボルト25,26の軸力によって液状シール剤28の変位が抑えられるため、その部分での液状シール剤28の摩耗や剥離が防止されて三面合わせ部でのシール性が向上する。 (もっと読む)


【課題】油がフレーム外に漏れ出ることを防止できて、かつ、部品点数も低減できる内燃機関の軸受構造を提供すること。
【解決手段】主軸受キャップ2とフレーム1とを固定するキャップ固定用ボルト5と、サイドボルト挿通穴30に貫通されると共に、主軸受キャップ2に螺合するサイドボルト6とを使用する。サイドボルト挿通穴30は、キャップ固定用ボルト5側に行くにしたがって内径が徐々に小さくなるテーパ穴52と、テーパ穴52の小径側に位置するシール用穴53と、シール用穴53より小径のサイドボルト用穴54とを有する。サイドボルト6は、テーパ穴52の小径側に位置する鍔部70と、鍔部70からキャップ固定用ボルト5側に行くにしたがって外径が徐々に小さくなる外周面部71とを有する。シール用穴53と、外周面部71との間にOリング90を配置する。 (もっと読む)


【課題】クランク軸端をコンパクトで製造が容易な非接触構造で確実に封止する。
【解決手段】クランク軸の端部の外周を覆う油切カバー25に、付着した潤滑油を潤滑油サンプタンクに戻すための油切段部32a,32b,32c,32dを、クランク軸の上側および側方を略U字状に囲んで4段設ける。こうして、油切段部を1段のみ設ける場合に比して油切カバー25の潤滑油をクランク軸に伝えることなく潤滑油サンプタンクに回収して、潤滑油の外部への漏れ出しを確実に防止する。したがって、油切カバー25に付着する潤滑油の量を少なくするための仕切板や、クランク軸の遠心力を大きくするための拡径部を設ける必要が無く、製造が容易なシール構造を提供できる。さらに、同じ量の潤滑油を1段の油切段部で回収する場合に比して各油切段部32a,32b,32c,32dのサイズを小さくして、油切カバー25における軸方向の幅を小さくできる。 (もっと読む)


【課題】クランク軸端を非接触で封止して潤滑油の漏れ出しを確実に防止する。
【解決手段】油切カバー25の環状面34とラビリンスシール36との間に環状溝39を設け、一端が環状溝39に他端がクランク室31に開口するU字経路40を設ける。さらに、一端がU字経路40の上端部に他端が環状面34に開口する連通経路41を設ける。その結果、環状面34と鍔28との隙間の潤滑油を含む空気が遠心力によって飛ばされるに伴う吸引力により、連通経路41〜環状溝39内が負圧になる。そのため、U字経路40内の潤滑油のミスト圧力がラビリンス溝35に掛かることを防止でき、クランク軸22とラビリンスシール36との間の潤滑油のミストを含む空気の流れが、ラビリンスシール36の外側から環状溝39側に向かう流れになる。したがって、U字経路40内の潤滑油の逆流による潤滑油の漏れ出しを確実に防止できる。 (もっと読む)


【課題】摩耗を考慮した上での改善された擦り取り機能を示すスクレーパ層板を提供すること。
【解決手段】スクレーパリングに関して軸方向に移動可能なロッドの外面を擦るためのスクレーパリング(1)が提供される。スクレーパリング(1)は、キャリアリング(2)の中断部(A)によって分離される少なくとも2つのセグメントで構成されるキャリアリング(2)と、キャリアリング(2)の内周に配置される少なくとも2つのスクレーパ層板とを有する。キャリアリング(2)の中断部(A)のそれぞれでは、隣接する2つのセグメントが、キャリアリング(2)の軸方向からの突出部において、重なり合う。 (もっと読む)


【課題】ステータ取付ベースの内外を液密にシールする円筒保持部内の環状シール部材の移動を規制することができる内燃機関のシール構造を供する。
【解決手段】ステータ取付ベース(68)の円筒保持部(68s)の内周面とクランク軸体(40R)の外周面との間に環状シール部材(87)が嵌装されてステータ取付ベース(68)のクランク軸方向内側を液密に保つ内燃機関のシール構造において、環状シール部材(87)よりもクランク軸方向内側であって、かつステータ取付ベース(68)の円筒保持部(68s)内にクランク軸体(40R)が挿通する円筒状カラー(88)が嵌装されるとともに、円筒状カラー(88)の軸方向端部(88e)を環状シール部材(87)に対向させた内燃機関のシール構造。 (もっと読む)


【課題】リークテストで不合格となった溶射皮膜を備えるシリンダブロックであっても、含浸処理を行えるようにする。
【解決手段】シリンダブロック1のシリンダボア3の内面に形成してある溶射皮膜5内には、潤滑油溜まりとして機能する気孔7が形成されている。気孔7が形成されている状態で、シリンダブロック1に対し、冷却水経路や潤滑油経路の液体漏れチェックとしてリークテストを実施し、リークテストが不合格となったら、液体漏れの要因となる欠陥孔に対し含浸処理を実施して樹脂で塞ぐ。このとき、含浸処理で使用する樹脂が気孔7に入り込むが、この気孔7に入り込んだ浸透樹脂18は、熱源19により加熱して溶融させ除去する。 (もっと読む)


【課題】衝突板32に集まった油滴がセパレータ室23底面に滴下するときに、開口部33を流れるブローバイガスによって再飛散し、外部に持ち出される。
【解決手段】シリンダヘッドカバー7内に設けられるオイルセパレータ1は、ブローバイガス入口24とブローバイガス出口25との間に、小孔30が貫通した隔壁27を有し、隣接した衝突板32にブローバイガスが高速で衝突することでオイルミストが分離される。衝突板32の開口部33に隣接して衝突板32の下流側に起立壁41,42,43が設けられている。起立壁41,42,43は、衝突板32からの距離に正比例した高さをそれぞれ有する。開口部33において再飛散したオイルミストは、起立壁41,42,43によって再捕捉されるので、オイルセパレータ1全体としての捕捉効率が向上する。 (もっと読む)


【課題】合成樹脂製オイルパン1に着脱可能に取り付けられるドレンプラグ2のシール性を高め、オイルの滲みや漏れを防止する。
【解決手段】金属製ナット11は、円筒部14と六角形のナット部15と、を有し、オイルパン1の貫通孔3に円筒部14が微小間隙d1を介して嵌合し、六角形のナット嵌合部5にナット部15が微小間隙d2を介して嵌合する。段部7によってOリング収容部16が形成され、ここに収容されたOリング12によってナット11は半径方向にシールされる。円筒部14の端面14bとドレンプラグ2との間に、ガスケット25が介在し、ドレンプラグ2の軸力によって軸方向にシールされる。ガスケット25が所定量変形した組付状態においても、オイルパン1の底壁は軸方向に圧縮されていない。従って、ナット11は自己センタリングされ、Oリング12によって良好なシール性が得られる。 (もっと読む)


【課題】簡単な設備で、シーラ部材を使用して、接着強度を向上させる金属部材と合成樹脂部材を接合する接合構造を提供する。
【解決手段】金属部材と合成樹脂部材11を接合する接合構造において、合成樹脂部材11の表面に多数の凹部30を形成する。凹部30が形成された面を金属部材の表面と対向させ、金属部材と合成樹脂部材11の間にシーラ部材12を貼付する。シーラ部材12が凹部30に進入するとともに、シーラ部材12が金属部材と合成樹脂部材11を接合する接合構造である。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドカバーのポンプ取付用孔部の十分なシール性を確保できる燃料ポンプの取付構造を提供する。
【解決手段】本構造は、エンジンに対する燃料ポンプの取付構造1であって、エンジンのシリンダヘッド2に固定される第1取付座(カムキャップ4)と、第1取付座に固定され、燃料ポンプ7が取り付けられる第2取付座(ブラケット5)と、エンジンのシリンダヘッドカバー3に形成された孔部(ポンプ取付用孔部12)の周面に接触するガスケット6と、を備え、第1取付座と第2取付座との間には、前記ガスケットが挟持されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックをクランクケースに対して相対移動させる可変圧縮比機構を備える内燃機関において、冷却水の交換等のためにシリンダブロックの冷却水通路内の冷却水を排出させる際に、ドレイン口から冷却水が漏れても冷却水がクランクケース内へ流入することがないようにする。
【解決手段】シリンダブロック2の下部は、クランクケース1と一体のガイド壁1aにより覆われており、シリンダブロック内の冷却水通路2aのドレイン口DRは、シリンダヘッド3に形成され、冷却水通路の底部又は底部近傍とドレイン口とがドレイン通路DPにより連通されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドを小型化しようとした時には、排気ガス浄化触媒へのガス当たりの一様度を確保する事が必要となる。一方、排気ガス浄化触媒への排気ガス当たりを一様化させるために、シリンダヘッドの排気出口を大きくしようとすると、排気管との取付において、シール性が保持できない。
【解決手段】本発明のシリンダヘッド構造は、複数の気筒からの排気ポートの集合部を前記外殻の内部に設け、排気出口の下流側に触媒が連結され、略直角に曲がるコーン部を前記排気出口周辺にボルト締結させた構造であって、前記排気出口の形状を、クランク軸方向を長手方向とした時に、前記長手方向に長い長円形状で形成し、前記長円形状は、前記長手方向で最も長い径より上側の曲率半径を下側の曲率半径より小さくし、前記長円形状が、前記締結点を結ぶ線より内側に位置することを特徴とするシリンダヘッド構造およびエキゾーストマニホールド構造を提供する。 (もっと読む)


【課題】加工後に余分な貫通孔を塞ぐ工程を必要とせずに形成することができ、且つ冷却水を速やかに循環させることのできる冷却水通路を備えたシリンダブロックを提供する。
【解決手段】本願発明に係るシリンダブロック100は、ボア間隔壁111内にウォータジャケット120内の冷却水を導く冷却水通路115を備えている。冷却水通路115は、ボア間隔壁111の頂面における中央部分から離間した位置に開口し、頂面から離間するほど同ボア間隔壁111の中央部分に近づくようにシリンダボアの軸線の延伸方向(L2)に対して傾けて形成されたヘッド側ドリル穴115aと、ヘッド側ドリル穴115aの先端部に連通する一方でウォータジャケット120内に開口し、開口部に向かって次第に前記頂面に近づくように軸線の延伸方向(L2)に対して傾けて形成されたジャケット側ドリル穴115bとによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダヘッドカバーを前記シリンダヘッドに複数の締結箇所で締結ボルトによって固定するシリンダヘッドカバーの取付構造において、シリンダヘッドカバーの変形を防止するとともに、振動を防止することにある。
【解決手段】シリンダヘッド(3)とシリンダヘッドカバー(4)との外周部分の締結箇所では、吸気マニホルド(6)が取り付けられている吸気側の締結箇所(19A〜19D)よりも排気マニホルド(8)が取り付けられている排気側の方の締結箇所(22A〜22E)を多く設けている。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックに歪みが生じることを抑制する内燃機関を提供する。
【解決手段】内燃機関は、クランクケースに対してシリンダブロック2が相対移動するように形成されている圧縮比可変機構を備える。シリンダヘッド4は、シリンダブロック2の周辺部に配置されるヘッドボルト64によりシリンダブロック2に固定されている。シリンダブロック2の下面において、ボルト挿入穴63の領域をシリンダブロック2の下面に延長した延長領域66の周りには凹部65が形成されている。凹部65は、シリンダブロック2の下面の延長領域66よりも内側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】 オープンデッキ式のシリンダブロックを、その利点を損なわず剛性の高いクローズドデッキ式のシリンダブロックに加工する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 シリンダデッキ面に開口したウォータジャケットの上端部かつ内面周囲を拡張するように一定の深さで切削して段部を備えるとともに、該段部に、冷却水循環用の貫通孔を厚み方向に開孔して備えた閉塞プレートを、該閉塞プレートの上面がシリンダデッキ面よりも低くなるように、該シリンダブロック全体を加熱膨張させた状態で温間圧入して、クローズドデッキ式のシリンダブロックに加工する。 (もっと読む)


【課題】貫通孔を貫通するとともに先端部がねじ孔に締結される締結ボルトによってチェーンケースをエンジン本体部に連結したエンジン用チェーンケースの固定構造において、オイル通路が開口する接合面のシール構造を簡素化するとともに、オイル通路に隣接するチェーンケースの締結ボルト用の貫通孔からチェーンケースの外部ヘオイルが漏れるのを防止することにある。
【解決手段】チェーンケース(10)のボス部(36)の第1接合面(35)とブロック(38)の第2接合面(39)とを直接接触させる一方、貫通孔(46)の内部空間(50)をチェーンケース(10)の内部空間(9)と連通させる溝部(51)を第1接合面(35)と第2接合面(39)とのうちの少なくとも一方に形成している。 (もっと読む)


【課題】オイルフィルターの取付座周辺の残留オイルの液だれの流れを誘導し、オイルパンの合せ面への付着を防止するとともに、エンジンの組み立て性を容易にする液だれ誘導構造を提供する。
【解決手段】チェーンカバー1の側面にオイルフィルター20の取付座2が設けられている。この取付座2とクランクプーリー30との間には、Vベルト32へのオイルの飛散を防止するための飛散防止壁4が形成されている。オイルパン40の取付フランジ40aを受けるフランジ受部8の外周端8aのうち、取付座2の下方側の一部が延長されて延長部10が形成されている。この延長部10の上面側は、オイルパン40から遠ざかるに連れて下方に傾斜する傾斜面10aが形成されている。また、下面側には、延長端側とオイルパン側とを隔てる凹部10cが形成されている。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックをクランクケースに対して相対移動させる可変圧縮比機構を備える内燃機関において、シリンダブロックとクランクケースとの間の隙間を覆う蛇腹部材が設けられ、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持させる蛇腹部材のシリンダブロック側端部を十分にシリンダヘッド及びシリンダブロックに密着させて高いシール性を提供可能とする。
【解決手段】シリンダヘッド3とシリンダブロック2との間に挟持された蛇腹部材100のシリンダブロック側端部100aには、シリンダヘッドとシリンダブロックとに密着させるために、シリンダヘッドに取り付けられる楔部材104により発生する押圧力を作用させる。 (もっと読む)


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