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Fターム[3J011NA01]の内容

すべり軸受 (25,670) | 用途 (225) | クランクシャフト、コンロッド用 (191)

Fターム[3J011NA01]に分類される特許

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【課題】異物排出性に優れた内燃機関用すべり軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受10、30を円筒形に組み合わせて成るクランク軸用すべり軸受である。一方の半円筒形状軸受10の内周面に円周方向全体に亘って延在する円周方向油溝20が形成されている。各半円筒形状軸受の内周面が、曲率の異なる2種類の円弧に沿って形成された第一および第二彎曲面から成り、第一彎曲面16は、内周面の円周方向中央部を含む領域であり、第二彎曲面18は、第一彎曲面領域に連なって半円筒形状軸受の円周方向両端に向かって延在する、内周面の残部二領域である。一対の半円筒形状軸受の両突き合せ端面に沿って、軸受幅全体に亘る潤滑油用軸線方向溝Gが存在する。第二彎曲面の円周方向溝22と軸線方向溝とが互いに連通し、連通部において後者の深さが前者の深さよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】クランク軸の内部潤滑油路を経て送られる潤滑油に付随する異物の排出性に優れるコンロッド軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形軸受I,IIから成るコンロッド軸受である。半円筒形軸受を円筒形に組み合わせた状態で、円周方向端面同士の二つ当接面Cに沿って、それぞれ、軸受幅方向中央部に位置して、第一軸線方向油溝Eと、該第一軸線方向油溝Eの軸受幅方向両側に位置して、第二軸線方向油溝Fとが形成されている。一つの第一軸線方向油溝Eと二つの第二軸線方向油溝Fとが互いに連通する関係にある。第一軸線方向油溝Eは、壁厚減少領域面Aの範囲内に形成されている。 (もっと読む)


【課題】荷重集中部位が存する場合であっても、該部位において十分な油膜圧力を発生させて摩擦損失を低減することができる軸部材のすべり支持構造を提供する。
【解決手段】相対的に回転可能な軸部材A及び支持部材Bの摺動面間に潤滑油Cが供給される軸部材Aのすべり支持構造において、軸部材Aと支持部材Bとの荷重集中部位(EからF)に対応する摺動面部位を挟む潤滑油の流れ方向の上流側(DからE)及び下流側(FからG)の摺動面領域に、他よりも撥油性の高い領域が設けられている。 (もっと読む)


【課題】自動車エンジンのクランクシャフト等に用いるすべり軸受に関して、油膜厚さを厚くし、より高いシリンダ内圧に耐えることが可能なすべり軸受を提供する。
【解決手段】軸受孔に外周面が装着され、内周面に回転シャフト6が摺接する摺動面13を有するすべり軸受であって、前記摺動面13にオイル溝2を形成した。前記オイル溝2は、前記回転シャフト6の回転方向の上流側が開き下流側に頂点を有する向きでV字状に形成されたオイル溝要素20を、複数前記摺動面13に形成して構成した。 (もっと読む)


【課題】クランクピン用のすべり軸受の摺動面に潤滑油を供給するための直線状の油孔が形成されながら、この摺動面に供給された潤滑油が外部へ漏出する量を低減することができる軸受装置を提供する。
【解決手段】分割型コンロッド6のキャップ側5に組み込まれる半割軸受3の内周面には、円周方向に沿って延在する複数の凹凸形状の周方向溝9を形成し、周方向溝9は、その凹部の一側内周面が、クランクピン7内部における直線状の油孔8の軸心線方向A2に対向する傾斜面として形成されている。これにより、クランクピン7内部の直線状の油孔8からクランクピン7の外周面に吐出された潤滑油には、直線状の油孔8の軸心線方向A1への慣性力が発生しているが、潤滑油の慣性力が緩和され、潤滑油の慣性力の作用方向にあたる側のすべり軸受1の端部から外部へ漏出する量を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】異物排出製の良好なすべり軸受を提供する。
【解決手段】すべり軸受4は、一対の半割り軸受11、12の突き合わせ面11A、12Aを突き合わせて円筒状に形成されている。上記突き合わせ面11A、12Aの位置には、クランクピンの給油孔の移動軌跡と重合させて半径方向の貫通孔7が形成されており、さらにこの貫通孔7に連通させて、すべり軸受4の外周面に軸方向の異物排出溝8が形成されている。クランクピンが回転される際に、上記給油孔から上記貫通孔7にも直接潤滑油が供給される。その潤滑油に含まれる異物は、貫通孔7内を通過してから異物排出溝8を介してすべり軸受4の外部へ排出される。 (もっと読む)


【課題】すべり軸受の内周面を形成する樹脂製摺動層に対する異物の影響を低減化した、内燃機関のクランク軸を支承する軸受装置を提供する。
【解決手段】内部給油路を有するクランク軸のジャーナル部およびクランクピン部が、それぞれ一対の半円筒形状軸受を組み合わせた円筒形状体であるすべり軸受で支承される、ジャーナル部用すべり軸受およびクランクピン部用すべり軸受のうち、少なくとも一方のすべり軸受における少なくとも一方の半円筒形状軸受が、その内周面に樹脂製摺動層を有し、かつ、ジャーナル部用すべり軸受を構成する一対の半円筒形状軸受のうち、少なくとも一方の半円筒形状軸受30Aの内周面に円周方向に延在する油溝36が形成され、油溝36は半円筒形状軸受30Aの円周方向長さの中央部を含み、その溝底面が、平坦部なしに連続的に起伏する複数の山36Aと複数の谷36Bから成る凹凸面になされている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のベアリングシェルセグメント(100)であって、ボディー(C)から成っており、ボディー(C)は、コーティングを受容しかつ潤滑油膜の層と接触する内面(1)と、軸受に結合される反対側の外面(2)とを画定しており、内面(1)は、混合気の爆発燃焼によるピストンの運動に基づく圧縮荷重から実質的に解放されている少なくとも1つの第1の領域(10)、及び、混合気の爆発燃焼によるピストンの運動に基づく圧縮荷重を受ける第2の領域(20)を有しており、第1の領域(10)は、潤滑油膜の層内にある異物の捕捉のための少なくとも1つの面域(3)を有しており、面域(3)は複数の空洞(4)を備えていて、少なくとも1つの異物を、空洞(4)の少なくとも1つによって、異物が潤滑油膜の流れ方向前方へ移動中に第2の領域(20)に達する前に、捕捉しかつ保持できるように配置されている。
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クランク円形スライダブロック組立体は、クランク(1)と、クランク(1)のクランクピン(1-1-3)に嵌められた円形スライダブロック(3)又は円形スライダブロックの組と、クランクピン(1-1-3)に嵌められた少なくとも一つのガスケット(2, 4)とを含み、少なくとも一つのガスケット(2, 4)は円形スライダブロック(3)の軸線方向端面に、又は円形スライダの組の外側軸線方向端面に当接する。油溝(2-1)はガスケット(2, 4)上に放射状に配列され、油溝(2-1)は油を蓄える機能を有し、したがって、クランク円形スライダブロック組立体の隣接した面の摩擦状態を改善させる。異なる厚さを有するガスケットが部品の実寸法に従って選択されて、クランクピンの軸線方向での寸法精度の要件を満たす。隣接面がガスケットによって高速摩擦を生みだすのを回避することができる。クランク円形スライダブロック組立体を使用する内燃機関及び圧縮機も提供される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のすべり軸受において、異物排出性を向上する。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受20,30を組み合わせた円筒形軸受10の一方の軸受20の内周面20aに円周方向に延在する円周方向油溝22は、軸受20の円周方向長さの中央部を含む。軸受20の円周方向両端面24a,24bのうち、少なくとも、クランク軸の回転方向Rと同じ方向を向いた円周方向端面24aの軸線方向全長に沿って、該円周方向端面24aと他方の軸受30の対向する円周方向端面30aとの間に軸線方向溝Aが存在する。円周方向油溝22と軸線方向溝Aとが連通し、該連通部における円周方向油溝22と半円形軸受20,30の円周方向端面24a,30aにおける軸線方向溝Aの深さが異なり、円周方向油溝22の溝底が、軸線方向溝Aの溝底よりも軸受内周面20a側に偏った位置にある。連通部における円周方向油溝22の横断面積が軸線方向溝Aの横断面積よりも大きい。 (もっと読む)


ライニング(3)がコールドスプレー法又はコールドガスダイナミックスプレー法によって施されている支承構造又は基材(2)を有する、特に、内燃機関の少なくとも1つのシャフトを拘束するための滑り軸受を記載しており、ここで、前記ライニングは、セラミック粒子と焼付け防止剤を有する少なくとも1種の合金粉を包含する少なくとも1種の複合材料から成る。
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【課題】脆性が生じ難く、且つ耐疲労性に優れるAl基摺動合金及びその鋳造装置を提供する。
【解決手段】Siを1〜15質量%含むAl基摺動合金3において、そのAl基摺動合金3の観察視野においてSiを粒子状に存在させ、このSi粒子5の最大直径を0.01〜7.5μmにし、Al基摺動合金3に存在するSi粒子5の合計面積のうち直径が5.5μm以下のSi粒子5の合計面積が95%以上を占めるようにする。 (もっと読む)


【課題】チタンまたはチタン合金製の摺動部品の表面に設けられるDLC膜の密着性を向上させ、優れた耐衝撃性を実現する。
【解決手段】本発明による内燃機関用摺動部品は、チタンまたはチタン合金から形成された部品本体1aと、部品本体1aの表面に形成された表面硬化層1bと、表面硬化層1b上に設けられたダイヤモンドライクカーボン膜3と、表面硬化層1bとダイヤモンドライクカーボン膜3との間に設けられたチタン層2とを有する。 (もっと読む)


【解決手段】 軸受装置1は、ハウジング3およびキャップ6の側面にスラスト軸受7を収容する環状凹部3a、6aが形成され、また上記スラスト軸受7におけるロア側半割スラスト軸受12の外周には回転防止突起12bが設けられるとともに、上記キャップ7に形成された環状凹部6aには上記回転防止突起12bが嵌合する回転防止溝6bが形成されている。
上記回転防止溝6bは上記環状凹部6aよりも深く形成されるとともに、上記ロア側半割スラスト軸受12におけるクランクアーム側の表面には、上記回転防止突起12bからロア側半割スラスト軸受12の内周部にかけて溝12cが形成されている。
【効果】 スラスト軸受の片あたりを防止するとともに、応力集中による破損を可及的に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】他の性能を低下させることなく、高荷重作用時においても十分な潤滑油膜の厚みを確保して荷重の負荷容量を増大することが可能なラジアルすべり軸受を提供することである。
【解決手段】大端部軸受30は、潤滑油を介してクランクピン18を支持するラジアルすべり軸受であって、コネクティングロッド10の小端部12及び大端部13の中心を通る中心線αを基準に、少なくとも小端部12側に位置する部分であって、クランクピン18の軸回転方向の上流側に向かって内周断面の中心点の周りに角度Aだけ進んだ内周面31上の位置を最大膨出部33として、角度Bの範囲に亘って内側に膨出した膨出部32を有する。なお、角度Aとしては、16〜21°が好ましい。 (もっと読む)


【課題】 冷凍機用圧縮機の常用運転時には、軸受の摺動面とクランク軸表面との隙間を狭くしながらも、始動時には、軸受の摺動面とクランク軸表面との隙間を広くすることが可能な冷凍機用圧縮機の軸受装置を提供する。
【解決手段】 常用運転時の軸受隙間C1に対し、始動時の軸受隙間C2が2.5%以上から20%以下の範囲内で相対的に大きくなるように樹脂摺動層3の厚さを設定する。これにより、常用運転時には、クランク軸4の軸心の振れによる冷凍機用圧縮機の圧縮効率の低下を防止するため、軸受隙間C1を狭くしながらも、始動時には、常用運転時に対して軸受隙間C2が2.5%以上から20%以下の範囲内で大きくなるので、軸受1の摺動面とクランク軸4表面との直接の接触を防ぐことが可能となる。 (もっと読む)


【課題】荷重の負荷状況に適切に対応可能なコントロールピンの軸受構造を実現する。
【解決手段】複リンク式可変圧縮比内燃機関はピストン2に連結したアッパリンク3と、クランクシャフト9にクランクピン8を介して連結したロアリンク7と、アッパリンク4とロアリンク7を連結するアッパピンと5、ロアリンク7にコントロールピン11を介して連結するコントロールリンク10とを備える。コントロールリンク10にはコントロールピン11をすべり軸受として支持する軸受孔13が形成される。コントロールピン11が軸受孔13に及ぼす引張荷重の作用点における軸受孔13の曲率を、軸受孔の他の部位の曲率より小さくすることで、軸受孔13内の圧縮荷重の集中を防止しつつ、クローズイン圧力の作用点とコントロールピン11との間にクローズインを補償するクリアランスを確保する。 (もっと読む)


【課題】V型エンジンのクランクシャフト1のクランクピン1bに2つのコネクティングロッド5,6が軸方向隣り合わせに支持されるとともに、2つのコネクティングロッド5,6とクランクピン1bとの各間に2つ割りのすべり軸受7,8が介装されている構造において、万一、クランクピン1bと一方組のすべり軸受7とのすべり接触面にオイルと共に異物が入り込んだとしても、この異物を、クランクピン1bと他方組のすべり軸受8とのすべり接触面へ移動させずに外部へ速やかに排除可能とする。
【解決手段】すべり軸受7,8を構成する一対の半円筒形部材7a,7b,8a,8bにおいて円周方向での各合わせ面の内径側角部に、それぞれ面取り7c,7d,8c,8dが軸方向全長に設けられている。面取り7c,7d,8c,8dの径方向での幅が、隣り合う2組のすべり軸受7,8の合わせ部分から軸方向外側へ向けて漸次大きく設定されている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のコンロッド軸受に送られる潤滑油に伴なう大寸法異物をコンロッド軸受部から排出せずに、コンロッド軸受の内周隙間部への侵入を防ぎ得るコンロッド軸受の提供。
【解決手段】少なくとも一方の半円形軸受24の内周面に、相手側軸受26との2つの突き合せ端面24A、24Bのうちの少なくとも一方である端面24Aから軸受円周方向中央部に向かって、クランクピン12内潤滑油路20の出口20A位置と一致するように、円周方向溝24Cが形成される。端面24Aは、クランクピンの回転方向と同方向を向いている。円周方向溝深さ=0.1〜0.8mm。軸受円周方向の溝長=潤滑油出口の軸受円周方向径と同等以上、最大長さ限界が、端面24Aを始点とする軸受円周角45度に相当する長さ。溝幅=潤滑油出口の軸受軸線方向径の1/2以上、最大溝幅限界は、円周方向溝の両側に残る非溝形成軸受内周面の軸線方向幅をいずれも2mmとする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油中に含まれた異物を確実に排出できる簡易な構造の内燃機関の軸受構造を提供する。
【解決手段】軸部材1と軸受部材2との間に、分割されたリング状の軸受メタル3を挟持してなる内燃機関の軸受構造において、前記軸受メタル3には、前記軸部材1と軸受部材2に連通されたオイル通孔33が開設されると共に、前記オイル通孔33に連続して、当該軸受メタル3の側面方向に開放された排出穴4を開設してなり、潤滑油中に含まれた異物が、前記オイル通孔33から前記排出穴4に誘導されて、前記軸受メタル3の側面方向へ排出されるようにする。 (もっと読む)


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