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Fターム[3J011NA01]の内容

すべり軸受 (25,670) | 用途 (225) | クランクシャフト、コンロッド用 (191)

Fターム[3J011NA01]に分類される特許

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【課題】異物排出性に優れた内燃機関用すべり軸受の提供。
【解決手段】一対の半円筒形状軸受を円筒形に組み合わせて使用するすべり軸受である。一対の半円筒形状軸受のうち、少なくとも一方の半円筒形状軸受10の内周面に円周方向に延在する油溝16が形成される。油溝は、半円筒形状軸受の円周方向長さの中央部を含み、油溝の溝底面が、平面部なしに連続的に起伏する複数の山16Aと複数の谷16Bから成る凹凸面になされる。軸受内周面すなわち軸受摺動面と前記谷の深さとで規定される溝深さをH、前記凹凸面の高低差すなわち前記山の高さをhとしたとき、複数の山のうちの任意の山と、これに隣接する位置にある前記谷との寸法関係が、関係式h<0.15Hによって規定される。山の高さhは10μm以上であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】内燃機関運転時に半割形状すべり軸受の鋼裏金の外側背面に形成された被覆層が局部的に凝集することがなく、もって軸との強当りが発生し難いすべり軸受を提供する。
【解決手段】鋼裏金6の内側に摺動面としての軸受合金層7が形成された2個を一対として円筒形状とする半割形状すべり軸受1において、鋼裏金の外側背面にBi又はBi基合金の被覆層8を形成する。BiまたはBi基合金は背面圧や半割形状すべり軸受1の背面と軸受ハウジング内面間での相対的すべりによる応力での流動は起きるが、溶融すると体積が減少するので流動量が少なく、凝集部の体積が小さいために半割形状すべり軸受の摺動面を内面側に盛り上げて軸との直接、接触による強当りが発生し難くなる。 (もっと読む)


【課題】
スクリュー軸受(9)の軸受を湿らせるために、潤滑剤を収容孔(8)に供給すること。
【解決手段】
スクリュー軸受(9)の軸受を湿らせるために、潤滑剤を収容孔(8)に供給する装置であって、前記スクリュー軸受は、2つのハウジング部、特に2つのクランクのハウジング部が相互に連結することができるのに適したものであり、その際、1つのハウジング部(1)は、他方のハウジング部に対向した接触面(10)を備え、前記接合面(10)で、溝(13)が走り、前記溝(13)は、収容孔(8)を、隣接した潤滑剤が通るスペース、特にクランク部(6)と連結させ、収容孔(8)の覆い部の一部で、溝(13)が円弧形状に進行すること。
更に、本発明の対象は、このような装置の生産方法である。 (もっと読む)


【課題】多気筒型内燃機関のクランクシャフト2における多数のジャーナル部22A〜22Eをアッパーメタル7A〜7Eおよびロアーメタル8A〜8Eを介して支持する軸受構造において、クランクシャフト2のジャーナル部22A〜22E毎に、油膜厚さの最適化ならびにフリクションの低減化をバランスよく両立可能とする。
【解決手段】ジャーナル部22A〜22E毎に、作用する圧力に応じて、アッパーメタル7A〜7Eの有効軸受幅Wu1,Wu2とロアーメタル8A〜8Eの有効軸受幅Wr1,Wr2との大小関係が設定されている。 (もっと読む)


【課題】第2相成分を含む銅合金層に対するオーバレイ層の接合力を大幅に向上させて、特に非焼き付き性および耐疲労性に優れた摺動部材を提供する。
【解決手段】銅合金層2上にオーバレイ層3が形成されている摺動部材において、銅合金層2中に含まれるBiあるいはPbによる第2相成分が、銅合金層2とオーバレイ層3との界面に存在しないものとする。 (もっと読む)


【課題】軸受裏金上にホワイトメタル、アルミニウム合金等からなる軸受合金を積層して形成され、軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受の油溝を、軸受の揺動方向に浅溝を形成させることで、軸受面の流体力学的な油膜形成能力を損なうことなく軸受面に広くオイルを行き渡らせることができ、且つ製造コストも増加しないクロスヘッド式ディーゼルエンジンのクロスヘッド軸受装置を提供する。
【解決手段】ピストンの往復動力を受圧するクロスヘッドピンと、軸受裏金上に軸受合金を積層して形成されクロスヘッドピンを通しての軸荷重を受圧するクロスヘッド軸受を備えたクロスヘッド軸受装置において、前記クロスヘッド軸受は、エンジンの軸方向に刻設され給油孔が開設された周方向溝と、該周方向溝に連通し該周方向溝と直角方向に複数刻設された軸方向溝と、該軸方向溝の間の前記軸受合金上に前記周方向溝と平行に一定間隔で列設され前記周方向溝及び軸方向溝よりも十分に浅い筋状の多数の浅溝を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】潤滑油に付随する異物を速やかにコンロッド軸受部から排出する。
【解決手段】クランク軸強制潤滑式内燃機関のコンロッド軸受である。好適例としてのコンロッド軸受は一対の半円形軸受24、26から成る。少なくとも一方の半円形軸受の内周面に、対をなす相手側半円形軸受との2つの突き合せ端面24A、24Bのうちの一方である、コンロッド軸受に対するクランクピン12の相対回転方向前方側の突き合せ端面24Aから円周方向中央部に向かって最大円周角45度の範囲内で円周方向溝が形成される。一対の半円形軸受の突き合せ端面を互いに突き合わせて組立てた状態で、円周方向溝24Cが形成された側の突き合せ端面24Aに沿って、かつ、コンロッド軸受の軸線と直角に交差する平面と平行な両側辺間の全長に亘って両半円形軸受の内周面に形成され、潤滑油流路として円周方向溝と連通する軸線方向溝24Eが設けられる。 (もっと読む)


【課題】組み付け後の軸又は軸受の変形に対する吸収性を高めて局部当たりによる摩擦や摩耗を抑制すると共に耐久性も高めたスラストワッシャ及びクランクシャフト支持構造。
【解決手段】スラストワッシャ20,22は金属板24,26の間にゴム材28を挟んで形成されている。このことによりジャーナル軸受4側に変形部4bが発生して局部的な軸方向の圧力が生じても、スラストワッシャ20,22は局部的な厚さ方向の圧縮変形を生じて吸収する。このためクランクシャフト10の対向面10b側には広く分散して圧力を伝達することになるのでクランクシャフト10側に対する局部的な圧力上昇を抑制できるようになる。摺動面側は金属板24,26のいずれかであって金属材料としていることから、耐久性が高く、剥離や亀裂は生じにくい。このことにより課題が達成される。 (もっと読む)


【課題】 主荷重部における軸受損傷の発生を抑制することができるすべり軸受を提供する。
【解決方法】 すべり軸受の少なくとも一方は中央の軸の回転時に主に荷重を受ける主荷重部を、粗さが1μmRz以下となるようにブローチ加工で内面加工する一方、すべり軸受の軸受合わせ面から10°以上60°以下の主荷重部が受ける荷重よりも小さい荷重を受ける非荷重部を、深さが1μm以上15μm以下となるようにボーリング加工で周方向細溝の内面加工としたので、主荷重部の粗さを小さくすることにより、油膜形成を阻害しないと共に、軸とすべり軸受の主荷重部とが金属接触しづらくなり、焼付、疲労といった軸受損傷を妨げることができる。一方、比較的荷重がかからない非荷重部(合わせ目付近)でボーリング加工を施すことにより、周方向の細溝の凹部の油の保持効果を利用し、主荷重部側への油の引き込み量をより多くして、油膜形成を助ける。 (もっと読む)


【課題】機械効率と省燃料化と汚染制御とに優れた低コストで新規な内燃機関であり、特に、優れた省燃料化を実現するために、ノックや燃焼ノイズを伴うことなく燃料を燃焼するための時間的余裕が得られる改良された潤滑機構を提供する。
【解決手段】内燃機関の内面および外面上の移動する接触部の円筒状軸受面の界面に形成された少なくとも1つの第1のクロスヘッド油溝から成る。少なくとも1つの第3の軸方向油溝は、第1または第2の油溝と交差して、ピストンスカートの外面上に形成され、少なくとも1つの深いV字形状の溝および1つのスロット溝がロッカーアームの外面に形成され、火花点火装置または燃料噴射装置は、アイドリングエンジン速度から最大エンジン速度までのエンジン速度に応じて自動調整するために、スプリング制御の遠心アドバンスフライ錘を有している。 (もっと読む)


発明は、スラスト座金及び該スラスト座金をもつラジアル・アキシャル軸受に関する。スラスト座金(10)は、連結タブ3つ(14、18、20)のある半円形フランジリングとして構成され、これ等連結タブはこのリングの半径方向内縁(12)に、周囲方向に離間して配置され、半径方向内側に向き、ラジアル軸受部に確実に連結する。少なくとも周囲方向外側の連結タブ(14、20)には、スラスト座金の中心線(A)に面する内縁部(15、19)があり、中心線(A)に平行なフィード方向に関してアンダーカットを形成することはない。周囲方向外側の連結タブ(14、20)には、半径方向に走り、中心線(A)に面しない外縁部(13、21)がある。
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【課題】クランクシャフト軸受筒又は類似部品の形成法を提供する。
【解決手段】ほぼ円筒状で軸方向の内部空洞を形成する圧密化ダイを準備する。圧密化ダイの内部空洞に対応する外面を有する上部パンチと下部パンチとを準備する。上部コアロッドは、上部パンチに形成される軸方向の内孔に挿入される。下部コアロッドは、下部パンチに形成される軸方向の内孔に挿入される。上部コアロッドと下部コアロッドは、それぞれほぼ平坦な外面部を有する。上部パンチと下部パンチ並びに上部コアロッドと下部コアロッドの組合せ動作により、金属粉体は、圧密化ダイ内で圧密化される。 (もっと読む)


【課題】耐久性が低下するのを防止して、軸受性能及び潤滑性能が低下するのを防止するすべり軸受および内燃機関の軸受構造を提供する。
【解決手段】クランクシャフトが、オイルポンプから吐出される潤滑油をクランクピン軸受29の油穴36に供給するクランクシャフト通路を内部に有し、コンロッドが、クランクシャフト通路からクランクピン軸受29の油穴36に供給された潤滑油をピストンとシリンダブロックの内壁面との間に供給するコンロッド通路を内部に有し、クランクピン軸受29の油穴36は、芯金34の内周面が露出するように第2の貫通孔42の開口面積L2が第1の貫通孔41の開口面積L2よりも大きく形成される。 (もっと読む)


耐摩耗性を改善する軸受は銅−スズ−ビスマス合金の軸受材料を有し、銅−スズ−ビスマス合金はリンも含んでいてもよく、リンは優れた強度を有し、銅、スズおよびリン(用いられる場合)の固溶体によって、軸受材料は鋼製の裏当てシェルに取り付けられる。軸受使用中にスズの移動を促進し、軸受面上にスズの層を形成する、ビスマスの存在のため、この材料は良好な潤滑性も有する。比較的小さな硬質粒子、特定的にはFe3P、MoSi2またはその混合物を、銅−スズ−基質に少ない量を添加することで、軸受材料の耐摩耗性を改善するための適した硬質面の影響を提供する。軸受は、鋼製の裏当てシェルに接合する、銅−スズ−ビスマス合金粉末および金属化合物粉末の焼結粉末成形体を含み、金属化合物粉末は10μm未満の平均粒径を有する。
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【課題】 低温域における摩擦を抑制することができ、高温域におけるオイル流出および油膜切れを抑制することができ、中温域における燃費悪化を抑制することができる軸受構造を提供する。
【解決手段】 軸受構造(100)は、軸受部(10)と、軸受部(10)に嵌合する軸(20)と、を備え、潤滑液体が充填される軸受部(10)と軸(20)との間隙は、低温域および高温域に比較して中温域において小さくなる。軸受部(10)の一部または全部は、低温域から中温域にかけて負の熱膨張率を有し、中温域から高温域にかけて正の熱膨張率を有する熱膨張材料から構成される。 (もっと読む)


【課題】剥離の発生を防止し得る潤滑溝を有する軸受メタルを提供する。
【解決手段】上下二分割構造にされて回転軸体を支持するとともに内周面に潤滑溝が形成された軸受メタル11であって、上分割メタル12側に円周方向で形成される潤滑溝については、回転軸体の回転時に当該回転軸体が回転軸心と直交する平面内での最大変位方向が上下分割メタル12,13の合わせ面Sより上方である場合に、少なくとも、当該最大変位方向における合わせ面からその合わせ面近傍Mを超えた上方部分Nまで、上側潤滑溝14を配置しないようにするとともに、下分割メタル13側に円周方向で形成される潤滑溝については、上記最大変位方向とは反対側の合わせ面近傍Mに、下側潤滑溝15を配置したことを特徴とする軸受メタル。 (もっと読む)


【課題】
一時的に潤滑油が供給されない可能性のあるHFC系冷媒,自然系冷媒用圧縮機の軸受部において、摩耗や焼付きを防止し高い耐摩耗性と耐焼付き性を有する軸受材を用いた、高信頼性かつ長寿命な密閉型冷媒圧縮機を提供すること。
【解決手段】
回転軸のクランクにより駆動される圧縮手段によって冷媒を圧縮する冷凍サイクルの冷媒圧縮機において、回転軸およびクランクに対する少なくとも一方の軸受は、黒鉛を含む炭素質基材の気孔に、銅,錫,りんを主とする合金、或いは銅,りんを主とする合金を含浸した材料を使用することにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】部分的に負荷のかかる部位の表面処理層が剥離すると、球状黒鉛鋳鉄の基地組織が露出するため、耐焼付きに対し若干の問題を残していた。特にクランクシャフトの偏心量が大きく、モータの積厚が高い場合には振れ回りが大きく、軸受の上端部とクランクシャフトの摺動部は通常より大きく摩耗する傾向にあった。
【解決手段】軸受9、10に鉄系焼結を使用し、クランクシャフト8の球状黒鉛鋳鉄の基地組織を構成するフェライト相29の面積率を50%以下とし、クランクシャフト8の回転を支持する軸受材料との摺動部の一部に高周波焼入れを施し、球状黒鉛鋳鉄製のクランクシャフト8の基地をマルテンサイト化させ、耐焼付き、耐磨耗性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】軸の焼付けなどの防止が低コストで良好に行えるようにする。
【解決手段】鋼材で構成される対象となる軸10の外周面に、別の軸20の外周面を所定の圧力をかけて当接させた状態で、両軸の当接面に潤滑剤9を供給しながら、それぞれの軸10,20を異なる回転数で回転させて、その回転ですべり摩擦を与えて温度を上昇させる処理を所定時間継続して行うことで、対象となる軸10の外周面に、所定膜厚の酸化膜11を形成した。この外周面の酸化膜11を、軸部材の保護膜として利用する。 (もっと読む)


【課題】基材表面にバインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層を設けた摺動部材において、被覆層の熱伝導率を高くして基材側への放熱性を向上させ、非焼付性を向上させる。
【解決手段】軸受合金層(基材)1の表面に、バインダー樹脂と固体潤滑剤とから成る被覆層2を形成する。この被覆層2に、熱伝導性フィラーとしての鱗片状金属3を添加する。この鱗片状金属3同士は互いに接近し、或いは互いに接触することによって被覆層2表面の熱を基材1に伝える伝熱経路が作られ、被覆層2の熱伝導性は向上する。被覆層2の熱伝導率を0.4W/m・K以上にすることにより、相手軸の回転により被覆層2表面において発生した熱は、軸受合金層1側へ放熱されやすくなり、被覆層2の強度低下を抑制でき、なじみ性、非焼付性が向上する。 (もっと読む)


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