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Fターム[3J044BA04]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 母材料 (767) | 金属 (646) | アルミ、アルミ合金 (217)

Fターム[3J044BA04]に分類される特許

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内燃機関に用いられる2つの部分から成るピストン(1)であって、該ピストン(1)が、上側部分(2)と、該上側部分(2)に結合された下側部分(3)とから成っており、半径方向外側でかつピストン頂部(4)の近傍に配置された、環状に延びる閉じられたクーリングチャンネル(9)が設けられており、クーリングチャンネル(9)の下側が、下側部分(3)の一部であるクーリングチャンネルカバー部(10)によって閉じられており、クーリングチャンネルカバー部(10)に、それぞれ1つのスカート結合部(14,15)を介して、互いに反対の側に位置する2つのスカートエレメント(12,13)が結合されている。ピストンの重量を低減させ、かつピストンの二次運動を阻止することができるように、スカートエレメント(12,13)の領域で環状に延びる切欠き(20)が設けられており、該切欠き(20)が、ピストン頂部側ではクーリングチャンネルカバー部(10)により画定されていて、スカート側ではスカート結合部(14,15)により画定されており、スカート結合部(14,15)が、ピストン頂部側ではクーリングチャンネルカバー部(10)の半径方向内側の領域に結合されていて、スカート側ではスカートエレメント(12,13)の上側の領域に結合されている。
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【課題】シリンダブロックの仕上げ加工に際し、シリンダヘッドの組み付け時におけるシリンダボアの真円度の悪化を効果的に抑制することができるシリンダブロックの加工方法及び加工用治具を提供することを目的とする。
【解決手段】ピストンが摺動可能とされるシリンダボア2と、シリンダボア2の外周に設けられたウォータジャケット3と、ウォータジャケット3の外周を取り囲む外壁部11とを有してなるシリンダブロック1に対して、シリンダボア2の内壁面21を仕上げ加工するシリンダブロック1の加工治具4であって、シリンダブロック1を位置変動不能に固定する固定装置40と、ウォータジャケット3の下端部近傍で、かつ外壁部11に穿設されたヘッドボルト締結孔14の位置に対応する所定部位を、シリンダボア2の内径が縮径する方向に、シリンダブロック本体10が塑性変形を生じる押し付けレベルで押圧する押圧部材41とを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】 従来、成形して得られるピストン間にバラツキがあった。
【解決手段】 本発明のピストン形成方法は、ビレットを所定長に切断してビレット片を得、ビレット片を予備加圧してビレット片に芯出し位置決め部を形成し、その後に前記芯出し位置決め部を基準としてビレット片をパンチで加圧押出し成形して前記円筒状周壁と前記嵌合部を同心円状に同時に成形する方法である。この場合、円筒状周壁の外周面を切削しなくとも円筒状周壁の外径寸法が所定(設計)寸法になるように加圧押出し成形することができる。この場合、ビレットを拘束切断してビレット片を所定寸法長に切断することにより円筒状周壁の外周面を切削しなくとも円筒状周壁の外径寸法を設計寸法に加圧押出し成形できるようにしてある。本発明のピストンは前記方法でビレット片を加圧押出し成形して円筒状周壁と嵌合部を成形したものである。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンを剛性を維持しつつ軽量化すると共に、ピストンピンとピストンとの間の潤滑性能を向上させる。
【解決手段】ピストンピン20の内部に発泡金属30が充填されていると共に、発泡金属30は、オイルジェットからのオイルを捕集可能にピストンピン20の端部から突出している。これにより、ピストンピンを剛性を維持しつつ軽量化できるとともに、発泡金属30のオイル捕集機能により、ピストンピン20とピストン本体10との間の潤滑性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内の断熱性を高めることができ、かつ耐久性の高い内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用のピストン10に関し、その燃焼室側に形成された頂面部1には、中空部(空気層A)を有する微小柱体3,…がその一端面を頂面部1の燃焼室側表面に臨ませた姿勢で埋設されており、ピストン10の母材金属に比して相対的に低熱伝導性を有する頂面部1が形成されている。 (もっと読む)


【課題】互いにねじ結合される金属部材のねじ結合作業を容易にし、かつねじ結合部自体を改善する。
【解決手段】ねじ結合エレメント4の近傍においては互いに間隔をおいて位置していて、その他の領域では互いに接触している相対的に弾性変形可能な2つの金属部材1,2を、ねじ結合する方法であって、両方の金属部材1,2をねじ結合する前に、少なくとも一方の金属部材1を変形させて、ねじ結合エレメント4の近傍における領域2,5を互いに接近させ、両方の金属部材1,2を互いにねじ結合させ、少なくとも一方の金属部材1の1つの領域5を、ねじ結合の後で、ねじ結合エレメント4によって変形させたままにする。 (もっと読む)


【課題】ピストン3の受圧面8の近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応できる内燃機関1を提供することにある。
【解決手段】ピストン3の受圧面8と反対側の裏面9に、裏面9を経由する燃焼室2からの放熱を調節する放熱調節機構18を装着する。これにより、放熱調節機構18は、燃焼室2の温度が低くNOx発生量が少ない場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を抑えることができるとともに、高負荷運転等により燃焼室2の温度が上昇してNOxの発生量が増大した場合に、ピストン3を介する燃焼室2からの放熱を促進して燃焼室2の温度を低下させることができる。このため、受圧面8近傍の混合状態を良好に保つとともに、高負荷運転等によるNOxの増大にも対応することができる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10)であって、ピストン頂部(11)と環状の火炎ウェブ(12)と、リング溝(14)を有する環状のリング部分(13)と、ピストンスカート(15)とが設けられており、該ピストンスカート(15)が、ピストン(10)のスラスト側(DS)と反スラスト側(GDS)とに配置された2つのスカート壁(16,17)と、リング部分(13)に対して後退させられていてスカート壁(16,17)を結合する2つのボックス壁(18,19)とを有しており、該ボックス壁(18,19)が、ボス孔(22)を有するピンボス(21)を備えている形式のものに関する。このような形式のピストンにおいて本発明の構成では、スラスト側(DS)に配置されたスカート壁(16)が、ピストン(10)の周方向において、反スラスト側(GDS)に配置されたスカート壁(17)に比べて短い。
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【課題】ピストン頂面の焼結体とピストン母材との界面強度が高められることで亀裂が生じ難く、かつ、焼結体が所要の低熱伝導性を有することで燃焼室内の燃料の燃焼促進が十分に図られる内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の焼結体1を形成するための第1の加圧成形体を製造する工程と、第1の加圧成形体の外周に第2の焼結体2を形成するための第2の加圧成形体を製造して複合焼結体3を形成するための加圧成形複合体を製造する工程と、加圧成形複合体を焼結して複合焼結体3を製造する工程と、第2の焼結体2の燃焼室側表面と反対側の面にピストンの母材金属溶湯を含浸凝固させることで、複合焼結体3をピストン10の頂面部に鋳込む工程と、からなる製造方法である。 (もっと読む)


【課題】パッキンあるいはガスケットなどを用いることなく冷却水をシールでき、しかも軽量化する。
【解決手段】樹脂製のカバー部材3の周縁部をシリンダブロック1に液密に接合することで、シリンダブロック1の外表面との間にウォータジャケットとなる間隙Hを形成した。
軽量化を達成できるとともに、パッキンあるいはガスケットが不要となる。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関用のピストン(10,110)であって、ピストン頂部(12,112)と、環状の火炎ウェブ(13,113)と、リング溝(15a,15b,15c;115a,115b,115c)を備えた環状のリング部分(14,114)とを有するピストンヘッド(11,111)が設けられており、少なくとも1つのリング溝(15a,115a)がリング保持体(21,121)を備えている形式のものにおいて、リング部分(14,114)の上において火炎ウェブ(13,113)に環状の凹設部(23,123)が設けられていることを特徴とする。
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【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、条痕溝のオイル保持量の増大と周方向へのオイル逃げの抑制とを図り、ピストンスカート部の外表面と気筒内壁面との間に均一な潤滑性を確保する。
【解決手段】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝7…7が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、条痕溝7…7を波状に形成する。条痕溝7の長さが大きくなり、条痕溝7のオイル保持量が相対的に多くなる。波状条痕溝7の変位部分A,Bがオイル逃げの障害になり、条痕溝7内のオイルが周方向に逃げるためには蛇行しなければならず、条痕溝7内のオイルが条痕溝7に沿って周方向に逃げ難くなる。 (もっと読む)


【課題】エンジンのピストンの外周面に複数の条痕を密に形成する構成では、条痕間の頂部の面圧が非常に高くなって摩耗し易く、摩擦抵抗が増し、スカッフが発生し易い。
【解決手段】 スカート部の外周面には周方向へ延び且つ摺動方向に離間した複数の条痕と、隣接する条痕間に形成された複数のプラトー部とが形成されると共に、少なくとも複数のプラトー部には多数の微細なクラックを有するCrメッキ皮膜が形成され、スカート部の外周面のうちの、外周側へ膨らんだバレル部の最大径部からその上側所定領域を第1領域、それ以外の領域を第2領域とし、プラトー部幅/(条痕幅+プラトー部幅)の値をプラトー比率としたときに、第1領域のプラトー比率が第2領域のプラトー比率よりも大きく設定され、第1領域における平均クラック幅が第2領域における平均クラック幅よりも小さく設定された。 (もっと読む)


【課題】発泡メタル部材に別の材料を複合化させた耐摩耗性に優れる摺動部材においてその摺動面に多数の微細な油溜まりを形成する必要があり、ピストンのスカート部の外周面に周方向に延びる多数の条痕を形成する構造では潤滑油が条痕内を周方向に逃げ易い。
【解決手段】往復動式エンジンのアルミ合金を母材として構成されたピストンにおいて、ピストンのスカート部の一部の表層部分にFe又はNiを主成分とする発泡メタル部材4を鋳包んでアルミ合金と複合化し、スカート部の表面には周方向に延び且つ互いに離間した複数の条痕が形成され、複合化部4Aを含む全表面に化成処理皮膜8が形成され、発泡メタル部材4の表面の化成処理皮膜8bがアルミ合金部5の表面の化成処理皮膜8aの約3〜5倍の厚さになり、化成処理皮膜8bにより多数の微細な油溜まりが形成された。 (もっと読む)


【課題】エンジンの気筒内壁面と摺接するスカート部の外表面に複数の条痕溝が周方向に形成されたエンジンのピストンにおいて、たとえ隣接する条痕溝間の頂部が若干摩耗し、条痕溝の深さが小さくなっても、条痕溝の保油量の減少を抑制する。
【解決手段】アルミ合金を母材としてピストンを鋳造する際に、ピストンのスカート部に焼結部材8を鋳包む。スカート部における焼結部材8の鋳包み部と非鋳包み部とに亘って連続する条痕溝7…7を形成する。その際、条痕溝7…7の表面に焼結部材8が露出するように条痕溝7…7を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの製作コストの上昇を招くことなく、ガス圧等の外力による応力及び熱応力冷却液へ冷却損失をバランス良く低減し得る、エンジン用ピストン及び該ピストンの設計方法を提供する。
【解決手段】ピストン中心と外周円環部との間の冷却面側に、ピストンの天板に加わるガス圧等の外力を支持する中支え部が形成されたエンジンのピストンにおいて、前記天板は、前記中支え部よりもピストン中心側の肉厚を該中支え部よりも前記外周円環部側の肉厚よりも厚く形成するとともに、且つピストン使用時における前記天板の触火面の温度が、該触火面の全面に亘って、当該ピストン材料の熱疲労強度対応温度と該熱疲労強度対応温度の80%との間になるような肉厚に設定されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックのシリンダボアに対するホーニング加工等の仕上げ加工に際して工程の増加をともなうことなく、エンジン実働時に生じるボア変形を抑制することができ、エンジン実働時におけるシリンダボアの真円度の悪化を防止することができるシリンダブロックを提供すること。
【解決手段】ヘッドボルト11によってシリンダヘッドが固定されるヘッド取付面3に開口するシリンダボア4と、シリンダボア4を囲む壁状部分であるシリンダ部5を介してシリンダボア4を取り囲むように形成されるウォータジャケット6とを有するシリンダブロック1であって、ウォータジャケット6による冷却作用を受けるシリンダ部外周面15およびライナ外周面19のうち、シリンダボア4の円周形状におけるボルト締結部10に対応する位相(角度範囲α1)以外の位相の部分に、少なくともウォータジャケット6の高さ範囲で、凹状部21・22を設けた。 (もっと読む)


【課題】シリンダ内壁面とピストン周面との間に十分な油量を常時保持可能として、ピストンの摺動摩擦の低減維持、および摺動性能の向上を図る。
【解決手段】シリンダS中空部内で往復摺動するピストン1のスカート部3にエンジンオイルを保持するようにした凹部状のオイル溜め部5を、螺旋状条痕Rの一部を切除し、またその凹部底面を粗面にして形成する。オイル溜め部5は、開口大きさが1mmから10mm程度、深さが2μmから30μm程度、開口形状が円形、楕円形、三角形、四角形、多角形、台形、菱形、星形更には数字、文字、記号のいずれかによって形成する。また、オイル溜め部5は、開口大きさ、深さ、数量を調整することにより、ピストン1自体のサブグラムレベルでの重量均一性を可能とし、開口形状、配列パターンの調整で、製造履歴情報等を刻印状に記録してピストン1自体の個別化による識別を可能とする。 (もっと読む)


【課題】従来のピストンは、スカート部とサイドウォール部との境界部分にて応力集中が起こり、負荷の程度によってはクラックなどの損傷を受ける可能性があった。
【解決手段】ピンボス部14が形成され、かつピストンピン装着穴15がそれぞれ開口する一対のサイドウォール部16と、ピンボス部14を挟んで対向し、かつ円周方向端部が一対のサイドウォール部16につながる一対のスカート部17と、これらサイドウォール部16とスカート部17との接続領域18に形成された応力分散部とを具える。応力分散部は、一対のサイドウォール部16のスカート部17との接続端側に形成され、かつスカート部17から延在するように突出する延在部19を含むものであってよく、基端が頭部13側に位置する接続領域18の少なくとも末端側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内の温度を低下させることなく、かつ耐久性の高い内燃機関用のピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】内燃機関用のピストン10において、そのピストン頂面部1は、燃焼室側表面の一部を少なくとも含み、ピストンの母材金属に比して相対的に低比重の中空粒子(中空鉄粒子3,…)が母材金属内に分散されてなる第1の層がピストン頂面部1に形成されており、その下方に中空粒子を含有しない母材金属層が形成されている。 (もっと読む)


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