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Fターム[3J044BA04]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 母材料 (767) | 金属 (646) | アルミ、アルミ合金 (217)

Fターム[3J044BA04]に分類される特許

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【課題】 断面コの字状のピストンリングが嵌め込まれるトップランド部の機械的強度が熱によって低下することを抑制し、これによりトップランド部、さらにはピストン全体の機械的強度の向上を図ることが可能な内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】 断面コの字状のピストンリングであるコの字状リング2が嵌め込まれるトップランド部Tが形成された内燃機関のピストン1Aであって、トップランド部TにクーリングチャンネルC1が形成されている。クーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tの対向面S1、S2間に形成されている。またクーリングチャンネルC1は具体的にはさらにトップランド部Tからトップランド部Tの付け根N1、N2よりもピストン中心側の部分に亘って形成されている。さらにクーリングチャンネルC1は具体的にはトップランド部Tに沿って環状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】オープンデッキタイプのシリンダブロックであって、デッキ面部分に金属基複合材料を適用するものにおいて、シリンダライナと金属基複合材料との密着状態を安定的に得ながらも、シリンダブロックのデッキ面部分に高い強度が得られるシリンダブロック及びそのシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナ3を鋳込んだオープンデッキタイプのシリンダブロック1において、デッキ面1a部分のみに対して、シリンダライナ3の外周側に金属基複合材料で成る偏平円環形状のMMCリング4を密着状態で配設し、このMMCリング4の外周側がウォータジャケット12に臨む構成とする。これにより、デッキ面1a部分にアルミニウム合金が単独では存在しないようにしてデッキ面1a部分の強度を高める。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製ピストンのリング溝に装着され、長期に亘りアルミニウム凝着を防止することができるピストンリングを提供する。
【解決手段】ピストンリングの上下側面の少なくとも一方に、複層の樹脂系皮膜を施し、その樹脂系皮膜の最表面層は層全体の体積に対して、0.5〜20%のカーボンブラック粒子を含有する樹脂層とし、最表面層の下層は層全体の体積に対して、3〜30%の固体潤滑材粒子を含有する樹脂層とする。カーボンブラック粒子としては、黒鉛化ブラック粒子又は複合グラファイトブラックの少なくとも一方を含むのが好ましい。 (もっと読む)


【課題】オープンデッキタイプのシリンダブロックに対し、シリンダブロック上端部分に高い強度が得られるシリンダブロック及びそのシリンダブロックの製造方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナ3を鋳込んだオープンデッキタイプのシリンダブロック1に対し、デッキ面1a部分においてシリンダライナ3の外周側に金属基複合材料で成るMMCスリーブ4を密着状態で配設し、このMMCスリーブ4の外周側がウォータジャケット12に臨む構成とする。これにより、デッキ面1a部分にアルミニウム合金が単独では存在しないようにしてデッキ面1a部分の強度を高める。また、MMCスリーブ4をシリンダライナ3の外周面全体に適用することでシリンダボア部全体の強度も高める。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるピストン(10)であって、ピストンヘッド(11)とピストンスカート(16)とが設けられており、該ピストンスカート(16)が、ピストンボス(17)を備えており、該ピストンボス(17)が、それぞれピストンピンを収容するためのボス孔(18)を備えており、ピストンボス(17)が、台形支持部の形状を有しているかまたは段状の支持部の形状を有しており、ピストンボス(17)の内面(19)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α)を成している形式のものに関する。本発明によれば、各ボス孔(18)が、成形孔として形成されており、該成形孔が、少なくともその内側の領域で拡幅されており、拡幅が、ボス孔(18)の内側の端部(18’’)の方向に、ボス孔(18)の周面(18’)にファセット(120,220)を形成して増加させられており、該ファセット(120,220)が、ピストン中心軸線(M)に対して鋭角(α,β)を成していることが提案されている。
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【課題】本発明の課題は、摺動面への潤滑油供給を十分に行い、良好な油膜を形成して摩擦係数を十分に低いレベルに抑制できる被覆膜を有する摺動部材と、その被覆膜を短時間で形成することのできる製造方法とを提供することである。
【解決手段】本発明の摺動部材は、摺動面に摺動用樹脂組成物よりなる被覆膜を備え、その被覆膜は表面に開口する多数の気孔を有している。そして、この気孔の合計開口面積は被覆膜表面積の10〜85%である。気孔は、塗布された摺動用樹脂組成物を急速加熱して溶剤を突沸させることで形成される。 (もっと読む)


ピストンアセンブリが開示される。ピストンアセンブリは、一体的に形成され、一体型であり、中心長手軸に中心合わせされる。ピストンアセンブリは、複数の環状溝を有する環状ベルトを有するヘッドを含む。ピストンアセンブリは、第1のスカートおよび第2のスカートも含み、各々は上端縁と上端縁よりも径方向に狭い下端縁とを有する。スカートは、第1の側方端縁および第2の側方端縁も有する。ピストンアセンブリは、環状ベルトから径方向内側に離間されて短ピン支持配置を規定する第1のピンボスおよび第2のピンボスも含む。ピンボスは、中心長手軸に垂直なピンボア軸上に軸方向に位置合わせされた第1のピンボアおよび第2のピンボアをそれぞれ有する。ピストンアセンブリは、各々がピンボスの一方とスカートの一方との間に延在する複数のパネルも含む。パネルの各々は、ヘッドに最も近く離間された上部と、ヘッドから最も遠く離間された下部と、上部および下部から実質的に等しく離間された中間部とを含む。パネルの上部とピンボア軸に垂直な第1の面との間の第1の距離によって下部と第1の面との間の第2の距離に対して規定される比率が当該長さの少なくとも一部に沿って増大するように、パネルの各々がその長さに沿ってねじれる。
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【課題】シリンダブロックにおける亀裂の発生等、応力集中によるシリンダブロックの損傷を抑制する。
【解決手段】シリンダブロック1は、シリンダボア#1の周囲を囲むようにして形成されるとともにシリンダブロック1のアッパデッキ12において開口するウォータジャケット13と、同ウォータジャケット13とシリンダボア#1の間の隔壁18とを備え、同隔壁18は、その肉厚がシリンダボア#1の周方向における所定位置において局所的に厚くされた偏肉部18aを有する。シリンダブロック1において、偏肉部18aはシリンダボア#1の軸方向Lにおいてアッパデッキ12側に位置する部分ほどその偏肉量Tが小さく設定されている。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム合金製ピストンなどの基材への密着性に優れると共に、低摩擦係数で且つ耐摩耗性に優れ、初期馴染み性、耐焼き付き性にも優れた複層潤滑被膜、及びその形成に用いる複層被膜用組成物を提供する。
【解決手段】 複層潤滑被膜用組成物は、上層被膜組成物と下層被膜組成物とからなる。上層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、窒化ホウ素5〜20wt%、窒化珪素又はアルミナ15〜30wt%からなる。下層被膜組成物は、エポキシ樹脂又はポリアミドイミド樹脂50〜70wt%、ポリテトラフルオロエチレン15〜30wt%、二硫化モリブデン5〜20wt%からなり、必要に応じてグラファイトを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】シリンダライナとピストンリングの組み合わせで軽量化、低フリクション化、摩耗低減する。
【解決手段】シリンダライナ1の組成を、珪素:23.0〜28.0質量%(以下同じ)、マグネシウム:0.80〜2.0、銅:3.0〜4.5、鉄:0.25以下、ニッケル:0.01以下、残部:不可避不純物及びアルミニウムとし、その内周面の表面粗さをRz=0.5〜1.0μm、Rk=0.2〜0.4μm、Rpk=0.05〜0.1μm、Rvk=0.08〜0.2μm、とし、一方、ピストンリングの組成を、炭素:0.6〜0.7、クロム:12〜14、モリブデン:0.2〜0.4、珪素:1.0以下、マンガン:1.0以下、残部:不可避的不純物及び鉄とし、直径5.0μm以下の炭化物を、面積率が4〜10%の割合で含有せしめ、その外周摺動面の表面粗さをRz=0.8μm以下、Rpk=0.15μm以下とする。 (もっと読む)


【課題】低コストで容易に内燃機関用ピストンの機械的強度の向上等を得ることができる表面改質方法を得る。
【解決手段】鋳鍛造により得たAl-Si合金系ピストンに,該ピストンに拡散浸透して強度を向上させる強化元素を含有する噴射粉体を,所定条件で噴射して衝突させて表面改質層を形成する。表面改質層に燃料改質等の機能を付与する場合には,前記強化元素としてTi,Sn,Zn,W等の酸化により光触媒機能を発揮する元素を選択する。噴射粉体の衝突によりピストン表面で局部的に生じる発熱,冷却により,合金元素が再結晶により微細化し,噴射粉体中の強化元素が活性化吸着によりピストン表面に拡散浸透して,合金元素と強化元素とを含む金属組織が均一・微細化された改質層が形成されて,ピストンの強度が向上すると共に,前記Ti等の元素の選択により,併せて燃料改質等の触媒機能が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 レシプロ内燃機関のピストンの軽量化を図るとともに、ピストンとシリンダ内壁面との間に生じる打音およびフリクションロスを低減する。
【解決手段】 ピストンスカート部22に2対のローラR,R…を組み付ける。2対のローラR,R…は、側面視においてピストンピン31の下方位置に配置されるとともに、平面視において、ピストンピン31を挟む対称位置に1対当て振分け配置され、各1対のローラR,Rは、ピストンピン31に直交する連接棒32の運動基準面P1を挟む対称位置に振分け配置される。この2対のローラR,R…は、従来のピストンのピストンスカートに代わってシリンダ内壁面に転動接触し、ピストン20Aの往復運動姿勢を安定化する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、セラミックを使用したアルミニウム基複合材で形成されたシリンダブロックと、従来のピストンリングと比較してさらに耐久性に優れたピストンリングとの組み合わせからなるエンジンを提供することにある。
【解決手段】 本発明のエンジンは、シリンダライナが炭化珪素またはアルミナの少なくともいずれかを含むセラミックで強化されたアルミニウム基複合材で形成されたシリンダブロックと、外周摺動面17に露出する窒化バナジウム層21を含む窒化物皮膜20が被覆されているピストンリングとを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの表面性状の改良と、ピストンリングやピストンスカート部に対するコーティング材料の改良により、シリンダとピストンとの間の摩擦損失や摩耗を大幅に低減した内燃機関を提供する。
【解決手段】少なくともシリンダボア6の内面6aがアルミニウム合金により形成されかつシリンダボア内面6aに多数の微細凹部11が形成された内燃機関であって、ピストンリング7およびピストンスカート部8の表面に硬質カーボン膜9を被覆したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Fr方向側およびRr方向側に肉抜き部が設けられている内燃機関用ピストンにおいて、部材点数の削減やオイルポンプの負荷の軽減を図りながら、肉抜き部の周辺部分の冷却を十分に行う。
【解決手段】内燃機関用ピストン10は、最上部に設けられるヘッド部11と、このヘッド部11の周縁に設けられるランド部12と、このランド部12の下側に設けられるスカート部13と、そのヘッド部11の下方に設けられる一対のピンボス部14,14とを備えている。ヘッド部11の裏面側には肉抜き空間24が形成されている。各ピンボス部14の上部外側には鋳抜き部20が形成されている。各ピンボス部14には、ヘッド部11の裏面側の肉抜き空間24と鋳抜き部20とを連通する貫通孔21が形成されている。 (もっと読む)


【課題】高面圧下での耐剥離性に優れたシリンダブロック用鉄系溶射薄膜及びこれを備えたシリンダブロックを提供すること。
【解決手段】シリンダブロック基材のシリンダボア内面上に形成され、複数の鉄系溶射粒子が層状に積み重なって形成された積層構造を有するシリンダブロック用鉄系溶射薄膜である。鉄系溶射粒子は、シリンダブロック用鉄系溶射薄膜の膜厚方向における粒子径が30μm以下であり、且つシリンダボアの軸方向における粒子径が30〜300μmである。
シリンダブロック用鉄系溶射薄膜を備えたシリンダブロック。 (もっと読む)


【課題】低温から高温にわたって摺動部材の摩擦係数を低下させることができる摺動部材を提供する。
【解決手段】潤滑油を介して相手部材と摺接する摺動部材1は、前記相手部材と摺接する摺接面5に前記潤滑油を溜める油溜用凹部10を備え、該油溜用凹部は、温度の上昇に伴って前記油溜用凹部の容積が小さくなるように構成されている。前記油溜用凹部は、前記摺動部材を構成する母材の線膨張係数よりも大きい線膨張係数を有する材料30を前記摺接面に設けられた下穴20に前記摺接面から凹状に窪んだ状態で埋設することにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】ピストン頂面の断熱化と高熱伝導化という、背反する両性能を同時に満足させることのできるピストンを提供する。
【解決手段】頂面1a付近に空洞部3を有するピストン本体4と、空洞部3に内蔵された、ピストン本体4の材料よりも熱伝導率の高い材料よりなる機能体5と、を備えている。燃焼室2の温度が内燃機関の始動直後における燃焼室温度を含む低温域にあるときは、機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4との間に所定の隙間が形成され、燃焼室2の温度が内燃機関の運行中における燃焼室温度を含む高温域にあるときは、前記隙間の少なくとも一部が消滅するように機能体5の熱変形(熱膨張)により機能体5の少なくとも頂面1a側の面5aとピストン本体4とが接触するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】隣接するシリンダボアの間隔が比較的狭いシリンダブロックであっても、シリンダボア間冷却用の冷却水路を形成するに際し、十分な通路面積を有する冷却水路を容易に形成することができ、シリンダボアの効率的な冷却を行うことが可能となり、エンジンの出力の制限や燃費の低下の原因となるシリンダボアにおけるフリクションを低減させる。
【解決手段】複数のシリンダボアを、複数のシリンダライナ20を鋳包んで鋳造することにより形成するシリンダブロックの製造方法であって、複数のシリンダライナ20をシリンダボア群に対応する配置状態で連結するとともに、隣接するシリンダライナ20間にて両シリンダライナ20の外周面とともに閉空間15を形成する連結部材10を用い、複数のシリンダライナ20を、連結部材10により連結した状態で鋳包む。 (もっと読む)


【課題】溶射後の円筒内面の軸方向端部に付着した溶融用材料が固化し凝縮する際に発生する応力を抑える。
【解決手段】シリンダボア内面5に対して溶射皮膜30を形成する前の下地処理加工として、ねじ状の凹凸部からなる粗面9を形成する。粗面9は、シリンダボア3の軸方向端部であるクランクケース側端部13およびシリンダヘッド側端部15の面粗度を、軸方向中央部17の面粗度より粗くする。 (もっと読む)


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