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Fターム[3J044BB34]の内容

Fターム[3J044BB34]に分類される特許

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【課題】本願は、基体上にDLCコーティング12を備えるスライド要素、特に、ピストンリングに関するものである。本発明によるスライド要素は、DLCより軟質の材料14が、DLCコーティング12の表面に埋め込まれ、スライド要素は、スライド要素が接触してスライドするスライド相手に、DLCコーティング12で接触することを特徴とする。
【解決手段】高い耐摩耗性だけでなく低い摩擦係数を有し、その結果、滑り相手の表面の小さな凹凸に耐性があり、それによって著しく損傷を受けることのないDLCコーティングを基体上に備えるスライド要素を提供する。 (もっと読む)


【課題】本件発明の課題は、長期に渡ってピストンリングに対するアルミ凝着防止の効果を維持することができ、アルミ凝着防止に係るコストを低減することのできるピストンリング及びピストンリングの製造方法を提供することである。
【解決手段】上述の課題を解決するために、シリンダと摺動する外周摺動面、ピストンリング溝と接する上下面、及び内周面を備え、自己潤滑性粒子、又は、硬質の炭化物粒子から成る硬質粒子が分散粒子120として鋼中に分散する鋼材から成り、その上下面110において、当該鋼材の表面から当該分散粒子を突出させたピストンリング100を採用した。 (もっと読む)


【課題】燃焼室に燃料を直接噴射するための燃料噴射弁を備えた内燃機関において熱損失を改善する。
【解決手段】本発明に係る内燃機関10は、燃焼室12に面する表面に第1酸化アルミニウム皮膜27と第2酸化アルミニウム皮膜29とを有する燃焼室画成部材18を備える。第1酸化アルミニウム皮膜27の気孔率は第2酸化アルミニウム皮膜29の気孔率よりも低い。そして第1酸化アルミニウム皮膜27は、燃料噴射弁22から噴射される燃料Fが方向付けられる燃焼室画成部材18の部位に形成されている。 (もっと読む)


【課題】強度、耐摩耗性、高温特性を向上させると共に切削性を改善した粒子強化アルミ合金複合材料からなる耐摩環を提供する。
【解決手段】アルミ合金からなるピストンのトップリング溝を形成するための耐摩環において、スピネル(MgAl24)粒子またはアルミナ(Al23)粒子で強化したアルミ合金で耐摩環を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】本発明は、複層潤滑被膜用組成物が傷ついても、この複層潤滑被膜用組成物に被覆される金属製品の寿命を延ばすことができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】被覆対象物11に被せられる下層被膜19と、この下層被膜19に被せられる上層被膜22とからなる複層潤滑被膜23を組成する複層潤滑被膜用組成物であって、下層被膜19を組成する下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である、ことを特徴とする。
【効果】下層被膜組成物は、被覆対象物11のビッカース硬度よりも高いビッカース硬度である。ビッカース硬度の高い下層被膜19は、傷がつきにくい。下層被膜19が傷つきにくいことで、被覆対象物11の露出を防ぎやすくなる。露出を防ぐことで、被覆された金属製品20の長寿命化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロック側の冷却水の通流を制御するための開閉弁やその制御機構を必要としない簡単な二系統冷却装置を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド側ウォータジャケット4は、前端部の冷却水入口7と後端部の冷却水出口8とを有し、電動ウォータポンプ10によって強制的に冷却水が循環する。シリンダブロック側ウォータジャケット2は、冷却水が滞留し、自然対流のみで冷却水が移動する。両者は、シリンダヘッドガスケットの連通孔15を介して連通する。シリンダ壁5表面には、微細な空孔を有する凹凸表面構造16を備える。シリンダブロック1側は冷却水が強制循環しないので、過度の冷却が回避される。シリンダ壁5の熱負荷が高いときには、凹凸表面構造16によって核沸騰が助長され、積極的な冷却が行われる。 (もっと読む)


内燃機関の滑り要素、特に、ピストンリング又はシリンダライナを被覆する方法において、硬質材料の層が堆積される間、DLC相が前記硬質材料の層内に埋め込まれる。内燃機関のピストンリング又はシリンダライナ等の滑り要素は、DLC相が埋め込まれた硬質材料の層を含む。 (もっと読む)


【課題】デポジットの堆積防止,側面凝着の防止,耐摩耗性の向上,シリンダ内壁との接触抵抗の低減,シリンダ内壁に対する攻撃性の低減等の効果を同時に得ることができる内燃機関用ピストンリングを得る。
【解決手段】鉄系合金製のピストンリング表面に,例えばチタン,スズ,亜鉛,タングステン,ジルコニア等の酸化により光触媒機能を発揮する金属元素(触媒化金属元素)を含む平均粒径20〜400μmの被膜形成用噴射粒体を噴射速度80m/s以上,又は噴射圧力0.2MPa以上で噴射して衝突させる。この噴射,衝突により,前記被膜形成用噴射粒体中の前記触媒化金属元素を前記ピストンリングの表面付近に拡散浸透させると共に酸化させて,前記ピストンリングの構成金属と酸化した前記触媒金属元素とが合金化した酸化被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】高出力エンジンにおいても十分な耐久性(耐剥離性)を発現でき、優れた耐摩耗性や耐スカッフ性を併せて実現し得る鉄系溶射被膜、その形成方法及び摺動部材を提供すること。
【解決手段】アルミ合金製母材の表面を被覆する鉄系溶射被膜である。鉄系溶射被膜の主原料である線材又は粉末が鉄を主成分とし、記線材又は粉末に含まれる炭素量(C)が、0.12≦C(質量%)の範囲にある。
プラズマ溶射によって、線材又は粉末の溶滴をアルミ合金製母材の表面に噴射する鉄系溶射被膜の製造方法である。
アルミ合金製母材と、その表面に形成された鉄系溶射被膜を備える摺動部材である。鉄系溶射被膜が上記の鉄系溶射被膜から成る。 (もっと読む)


ピストンリング(100)が開示されており、このピストンリングは、半径方向に延びた上面(110)と、半径方向に延びた下面(102)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も内側の表面(114)と、上面と下面との間に延びた半径方向で最も外側の表面(106)とを有している。下面(102)は、溶射皮膜(104)を有しており、半径方向で最も外側の表面と上面とは皮膜を有していない。したがって、溶射皮膜(104)は、概して、リングの半径方向に延びた下面(102)だけに塗布されている。
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滑り対偶に属する機械部材(4)であって、当該機械部材は少なくとも当該機械部材と協働する機械部材に対向する面の領域に、金属マトリクス(8)に受容された比較的硬い粒子(9)と、粗く、かつ起伏のある表面とを備える耐摩耗性の構造体(6)とを有する機械部材において、以下の手段によって製造コストが低下し、良好な慣らし運転挙動が実現される。すなわち、前記耐摩耗性の構造体(6)に当該構造体の上部の起伏と粗さとを均一化する慣らし運転用被膜(7)が塗布され、当該慣らし運転用被膜は慣らし運転工程の間の磨耗に適した慣らし運転用材料から成り、当該慣らし運転用材料は当該慣らし運転用材料の下方にある前記耐摩耗性の構造体(6)の材料とは異なり、かつ、当該耐摩耗性の構造体と冶金学的に結合されており、当該慣らし運転用材料は前記耐摩耗性の構造体(6)よりも軟らかく、かつ、個々の対向する機械部材の滑り面と最大限でも同等の耐摩耗性を有する。
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ピストンリングは、摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面とを有する本体を備え、これらの側面の少なくとも1つが、少なくともPVD被覆層を備え、PVD被覆層の膜厚が、半径方向外側から内側へ向かって徐々に減少している。
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ピストンリングは、実質的に環状の摺動面と、上部側面および下部側面と、内周面と、画定された合い口隙間を備えた合い口開口部とを有する本体を備え、各合い口面における摺動面側合い口端部の移行部が、鋭い端部として構成され、摺動面が、少なくとも前記各摺動面側合い口端部まで、10μm以下の少なくとも1つのPVD被覆層を備えている。
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本発明は、内燃機関のためのピストン(10)であって、ピストンピンを収容するための少なくとも2つのボス孔(18)を有しており、これらのボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を有している形式のものに関する。本発明では、ボス孔(18)が、円筒形の内部輪郭を備える孔(21)から形成されており、該孔(21)に、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング(22)が設けられており、該コーティング(22)が、前記ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。さらに本発明は、この種のピストン(10)を製造する方法に関する。本発明では、まず、円筒形の内部輪郭を有する孔(21)を製作し、引き続いて、この孔(21)の内面に、コーティング手段(30)により、固体潤滑剤粒子を含む樹脂を有するコーティング剤を被着し、結果として生じるコーティング(22)が、ボス孔(18)の円筒形の内部輪郭からの少なくとも1つの幾何学的な逸脱を形成するようにした。
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【課題】大型2ストローク・ディーゼルエンジンのピストンで用いるピストンリング一式(1)の提供。
【解決手段】装着状態のピストン2は、大型2ストローク・ディーゼルエンジンにおけるシリンダー4のシリンダー壁3のシリンダー作動面7に沿って往復動可能に配設され、ピストンリング一式は、シリンダーの燃焼室に最も近く配設されて第1走行面L1を有する第1ピストンリングK1と、第2走行面L2を有する第2ピストンリングK2とを含む。運転状態で、摩耗保護部を含む第1ピストンリングの第1走行面と第2ピストンリングの第2走行面がシリンダー壁と摺接状態にあるように、第1ピストンリングがピストンの第1ピストンリング溝N1に配設され、第2ピストンリングがピストンのピストンリング溝N2に配設される。本発明は前記ピストンリング一式を具備するピストンにも係わる。 (もっと読む)


本発明は、摩擦学的に高負荷可能な構成部分の被膜に関する。この場合、本発明によれば、前記被膜が、構成部分に被着した後で熱分解可能な、有機・無機プレポリマーより成るセラミック被膜である。 (もっと読む)


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