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Fターム[3J044BC03]の内容

Fターム[3J044BC03]に分類される特許

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【課題】 マスキング材料を使用せずに被処理物の目的とする表面部分に陽極酸化処理を施すことができる陽極酸化処理装置を提供することである。
【解決手段】
ピストンWのピストンリング溝W1を陽極酸化処理するものである。より正確にはピストンWの頂部の外周面にある頂部よりスカート部にかけて形成された3個のピストンリング溝W1、W2及びW3の内、頂部側のピストンリング溝W1を含む側周面Wfを主として陽極酸化処理するものである。前記陽極酸化処理装置1は保持手段2(第1電極部)と、電極部3(第2電極部)と、羽根車部4(電解液排出手段)と、電解液供給手段5と、通電手段6と、を有する。 (もっと読む)


【課題】背面通路の通路面積確保と、ピストン組付け時におけるオイルリングの折損抑制との両立を図る。
【解決手段】オイルリング溝21内に、オイルリング本体41との接触によりオイルリング40の径方向内側への移動を規制する規制部28,29を設ける。自由径に拡張しているオイルリング本体41が規制部28,29に接触した状態で、オイルリング本体41の内周面44のうちオイルリング溝21の内底面24に最も接近した箇所を第2最接近箇所51とする。ピストン20の外周面のうちオイルリング溝21に対し燃焼室側に隣接するランド26において、ピストン20の中心軸線CLを挟んで第2最接近箇所51の反対側となる箇所を第2反対側箇所32とする。両箇所51,32の距離L2を、オイルリング本体41の内周面44の直径Dよりも大きく設定する。 (もっと読む)


【課題】駆動モータの負荷が大となる圧縮行程において、リングシールの射影外径の変化量を減じ、駆動モータに流れる電流値の増加を抑える。
【解決手段】ピストン軸6とピストンヘッド7とを一体に形成したピストン8を有するコンプレッサ装置1において、シリンダ軸心iを通ってクランク5の回転中心hと直角な基準断面において、リングシール11は、ピストン軸心jと直角な基準線Xに対して角度αで傾斜して取り付く。前記角度αは、ピストンヘッド7が往復動する際に前記ピストン軸心jとシリンダ軸心iとがなすピストン角度Φの最大値Φmax の0.3〜0.7倍の範囲とした。 (もっと読む)


【課題】ピストンリング溝を構成する比重の大きな耐摩環を備えたピストンであっても、重量増加を十分に抑制できる内燃機関のピストンを提供する
【解決手段】冠部2にピストンリング溝5の形成用の耐摩環8を有する内燃機関のピストン1であって、前記耐摩環8を、ピストン1のアルミニウム合金(Al)母材よりも高硬度でかつ比重が大きなニレジスト鋳鉄の切粉を圧縮した圧粉体である多孔質の仮成形体10によって成形し、仮成形体は、平均粒径が100〜1000μm以上でかつ密度が3.0〜6.0g/cm3以上に設定され、仮成形体の加熱温度が1000℃で、加熱時間を30分間とした。また、仮成形体を含浸させて多孔質の多孔空間内に浸透させるAl合金とMg合金の溶湯における前記Mg合金量を60〜90重量%の範囲に設定した。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のシリンダ内周面とピストン外周面との間において、スラスト側及び反スラスト側からこれらの中間位相位置へのオイル循環を改善すること。
【解決手段】ピストン2のオイルリング溝22内にはフロント側及びリヤ側にオイル戻し孔28,30,32,34,36,38が開口しスラスト側及び反スラスト側には開口していない。このためスラスト側及び反スラスト側で高圧化されたオイルはオイルリング溝22内に入ってオイル戻し孔28〜38があるフロント側及びリヤ側へ迅速に流れる。このためオイルが不足している位相にオイルを十分に供給することができ、課題とするオイル循環を改善することができる。全周に十分にオイルが行き渡って良好な潤滑効果を生じるので、内燃機関のフリクションを効果的に低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】強度、耐摩耗性、高温特性を向上させると共に切削性を改善した粒子強化アルミ合金複合材料からなる耐摩環を提供する。
【解決手段】アルミ合金からなるピストンのトップリング溝を形成するための耐摩環において、スピネル(MgAl24)粒子またはアルミナ(Al23)粒子で強化したアルミ合金で耐摩環を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに回り止め機能を付与し、かつ、組付性を良好にする。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなり、前記オイルリング11の上面11b及び下面11aの少なくとも一方に回り止め部材21が固定され、この回り止め部材21が、ピストン1のリング溝4面に形成されてピストン1の外周面3に開口している凹部22に挿入可能である組合せオイルリング10において、前記回り止め部材21がオイルリング11の内周端から半径方向内方に突出している。 (もっと読む)


従来のピストンにおいては、サポートリングの摩耗が進行する場合に、摩耗により生じるピストンの横方向運動により、シリンダに沿ったピストンの走行を防ぐために、ピストンとシリンダとの間に、十分な間隙が設けられている必要がある。しかし大きな遊びは、ピストンとシリンダとの間のギャップ内へのピストンリングの不都合な押出しに繋がることがある。組み立てられたピストンにおける他の問題は、必要とされる多数の個別部材により、組み立てられたピストンの製造及び組付けが困難になるという点にある。この問題を解決するために、本発明により、サポートリング(12)及びピストンリング(11)を、ピストンボディ(15)に設けられている周方向の溝(20)内に配置するようにした。この構成において、周方向の溝(20)の軸線方向の幅は、サポートリング(12)及びピストンリング(11)の軸線方向の全長よりも大きく、サポートリング(12)は半径方向内側に、ピストンボディ(15)から半径方向に離間されて配置されていて、かつ、切断されていないリングとしてピストンボディ(15)から旋削により切り出されている。
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【課題】摺動摩擦を低減しつつ安定させることができるピストン部のシール構造を提供する。
【解決手段】シリンダ内に摺動自在に挿入されてシリンダ内を二つの液室に区画するピストン2と、ピストン2の外周に設けた環状溝2b内に装着されてシリンダ内周に摺接してピストン2とシリンダとの間をシールするピストンリング3とを備えたピストン部のシール構造において、環状溝2bの軸方向の両端に、ピストンリング3の端部のシリンダから遠ざかる方向への逃げを許容する環状の逃げ溝21b,21cを設けた。 (もっと読む)


【課題】2ピースオイルリングを採用しつつも、リング溝との協働によりオイル消費量の好適な抑制を図ることのできるピストンのオイルリング機構を提供する。
【解決手段】ピストンのオイルリング機構は、内燃機関のシリンダ50内を往復動するピストン10の外周面に形成された円周状のリング溝13と、該リング溝13に配置されたリング状のリング本体17がその内周側に配設されたコイルエキスパンダ21により同リング溝13内で外周方向に付勢させてなる2ピースオイルリングとを備える。リング溝13の側壁面のうちの機関燃焼室と反対側のクランクケース側の下側面13bにおいて、同下側面13bに当接するリング本体17の下面17bとの当接面としての下側当接面13gには、リング本体17の下面17bとの当接面積を縮小する第1及び第2の凹部22,23が設けられている。 (もっと読む)


【課題】潤滑用皮膜について表面性状の根本的な改良を行うことで、ピストン等の摺動部材の摺動特性を向上させる。
【解決手段】アルミニウム或いはアルミニウム合金からなるピストン10のピストンスカート部13に潤滑用皮膜を形成し、70〜100℃の温度範囲のフッ素化合物とケイフッ化アンモニウムとを含む処理液に浸漬する。これにより、ピストンスカート部13に形成された潤滑用皮膜の表面性状の変化がなされ、エンジンオイルとのなじみ(濡れ性)が向上する。また、ピストンリング溝12、ピストンピンボス14、ピストンヘッド11、及びピストン内面には、Al−OH−F化合物もしくはNH−Mg−Al−F化合物、又は両方の混合物から成る化成処理皮膜が形成され、表面性状の変化がなされた潤滑用皮膜とあいまって、一層のなじみ(濡れ性)の向上が実現される。 (もっと読む)


内燃機関のシリンダ内で往復するように構成されたピストンアセンブリを開示する。ピストンアセンブリは、頂面、円筒壁、第1のリング、第2のリング、および少なくとも1つの通路を備える。円筒壁は、頂面から延在し、かつ第1のリング溝、第2のリング溝、および第1のリング溝と第2のリング溝との間の第1のランドを含む。第1のリングは、第1のリング溝内に受容される。第2のリングは、第2のリング溝内に受容される。第2のリングは、シリンダに係合するように構成された外側表面と、外側表面に対向する内側表面とを含む。少なくとも1つの通路は、外側表面が曝されている第1の容積部を、内側表面が曝されている第2の容積部に流体連結する。
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【課題】 被鋳ぐるみ部材とこれを鋳ぐるむ鋳造金属とが異種材である場合に、良好かつ容易に被鋳ぐるみ部材を鋳ぐるむ。
【解決手段】 耐摩環1を予熱して鋳造金型2内に保持し、耐摩環1全体が均一に振動するように複数の方向から耐摩環1に超音波振動を付与した状態で、アルミニウム溶湯20を鋳造金型2内に鋳込む。さらに、耐摩環1とアルミニウム溶湯20との接合層1Aが所定の厚みになるように、超音波振動の周波数、振幅および付与時間の少なくともひとつを調整する。 (もっと読む)


【課題】ピストンに設けられるシールのための2つのパッキンおよびピストンとシリンダチューブとの間の摺動のための潤滑油を、簡単な構造によって供給できること。
【解決手段】ピストン12には、シリンダチューブ11との間をシールするための、2つのパッキン31,32が互いに距離をあけて設けられ、かつ、パッキン31,32の中間にOリング33が設けられており、シリンダチューブ11には、その少なくとも一方のストローク端において、内径が拡張されかつパッキン31,32が滑らかに移動可能な径大部が設けられ、ピストン12がストローク端に移動したときに、パッキン31,32のいずれかとシリンダチューブ11との間におけるシール性が径大部41,42によってなくなるように、かつ、Oリング33とシリンダチューブ11との間におけるシール性がなくならないように、径大部41,42の位置および寸法が選定されている。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環に対し、製造コストの高騰を招くこと無しに、耐久性の向上と冷却性能の向上とを両立できるピストン用耐摩環を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に、ピストン頂面側に位置する第1内周面62aよりも外周側に位置する第2内周面62cをピストン反頂面側に形成する。これにより、ピストン頂面の凹陥部内壁とオイル流通路51との間の距離を大きく確保してピストンの強度を十分に確保したまま、オイル流通路51の断面積の拡大を図り、ピストンの冷却性能の向上を図る。 (もっと読む)


【課題】冷却媒体流通路を形成するための部材が一体化されて成る耐摩環が鋳込まれたピストンに対し、冷却性能の悪化を回避できる耐摩環付きピストンおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐摩環本体6の内周面62に流通路形成体7を溶接するに際し、ピストンスラスト方向側またはピストン反スラスト方向側を溶接開始点Aおよび溶接終了点Bとして周方向の全体に亘って溶接する。これにより、溶接時に発生するブローホールの影響によって冷却性能が十分に得られない部分が存在する場合であっても、この部分を、シリンダブロックのウォータジャケットに対向する位置、つまり、本来的に十分な冷却性能が得られている領域に配置することができる。このため、上記冷却性能の低下による悪影響は殆ど生じないことになる。 (もっと読む)


径方向および軸方向に遊びを有して、往復動内燃機関のピストン(1)の対応するピストンリング溝(5)に設けられているピストンリング(6)は、傾くことと、前記ピストンリング溝(5)の径方向外縁に当接することとに対して、安定化される。当該安定化は、以下のように行われる。すなわち、前記ピストンリング(6)および/または前記ピストンリング溝(5)の断面の形成が、前記ピストンリング(6)の下側と、対応する前記ピストンリング溝(5)の下方支持面との間に、径方向において径方向外側に向かって、高さ方向において開いてゆく間隙が形成されるように行われ、前記ピストンリング(6)に上側の圧力が加えられていない限り、前記間隙は、ピストンリング(6)に負荷がかけられていない状態で、前記ピストン(1)の温度に関わらず、外側に向かって開かれたままである。これによって、運転中に熱の作用で変形されたピストン(1)において、前記ピストンリング(6)の下側と、前記ピストンリング溝(5)の対向する前記下方支持面との最初の接触は、少なくとも前記ピストンリング(6)の下側の、ピストン軸に対向する領域において開始され、前記ピストンリング溝(5)の径方向外縁において前記ピストンリング(6)が擦れることが防止される。
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【課題】 冷却性能を向上できる内燃機関のピストンを提供すること。
【解決手段】 ピストンヘッド部2aにオイルが流通する空洞(オイル通路6)が設けられ、空洞(オイル通路6)は、多孔質材料(オイル通路形成部材5)を含む中空部材3をピストン1の素材内に鋳包むことで形成される。多孔質材料内には、該多孔質材料(ニレジスト鋳鉄)よりも熱伝導率の高い含浸材(アルミニウム合金)が含浸されていることとした。 (もっと読む)


【課題】エンジンの吸気工程やエンジンブレーキ使用時等の燃焼室が負圧になる場合の潤滑油消費量を十分抑制することができる内燃機関用エンジンのピストン及び内燃機関用エンジンのピストンと、圧力リング2本、オイルリング1本からなる3本リング構成のピストンリングの組合せを提供する。
【解決手段】オイルリングが装着されるオイルリング溝にはピストン内部空間と連通する貫通孔が設けられているとともに、セカンドリング溝に係る孔を、セカンドリング溝底のピストン上下方向下部側からサードランドの上部に跨るように開口し、ピストン上下方向に垂直に、かつピストン内部空間へ向けて直線的に連通する貫通孔として設けた内燃機関用エンジンのピストンとする。このようなピストンと、所定の範囲内の合口隙間を設けた圧力リングを有する3本リング構成のピストンリングとを組合せる。 (もっと読む)


【課題】 製作が容易で、且つ、低コストな、冷却オイルを十分に還流させて高い冷却性能を得ることができ、しかも、上板と耐摩環との接合部においてエアホールを生じることがない冷却空洞付き耐摩環を提供する。
【解決手段】 冷却オイルを還流させる冷却空洞付き耐摩環を鋳包んだ内燃機関用ピストンのピストンヘッドであって、前記冷却空洞の上面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された上板と、前記冷却空洞の下面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された下板とを有し、前記上板と前記下板の各一端側の周縁部を金属からなる前記耐摩環の表面にそれぞれ接合すると共に、前記上板と前記下板の各他端側の周縁部同士を接合して、前記耐摩環の背面に、前記上板と前記下板とで囲まれた前記冷却空洞を一体的に形成し、前記ピストンヘッドの内側から前記耐摩環へのオイル供給路又はオイル排出路を、前記上板と前記下板の接合部を介さずに形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


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