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Fターム[3J048BF14]の内容

防振装置 (35,941) | 質量体ダンパー (1,172) | 質量体が強制的に作動されるもの (191) | 回動作動型 (53)

Fターム[3J048BF14]に分類される特許

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【課題】
回転機械を含む振動体や制振装置に、振動検知センサーを設置したり、制振装置の回転数や位相を制御したりすることなく、振動体の振動を自動的に抑制することのできる制振装置を提供する。
【解決手段】
振動体2に設置して前記振動体2の振動を制振する制振装置1において、前記制振装置1が、回転軸11と、前記回転軸11に固定した質量体12と、前記質量体12に前記回転軸11を中心とする回転運動の動力を付加する起動装置13を有する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造によって、構造物に生じる様々な振動に対して、構造物の振動特性の制御による揺れの抑制効果とエネルギー吸収による制震効果とを同時に奏することが可能になる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】一端部11aが一方の構造物の架構に接続されて他端部11bが自由端となる第1の軸部材11と、第1の軸部材11に添設されて一端部12aが構造物の架構に接続されるとともに他端部12bが自由端となる第2の軸部材12と、これら第1および第2の軸部材11、12間に介装された粘弾性体13を備えた粘弾性ダンパーに、第1および第2の軸部材11、12の相対変位を円盤23の回転運動に変換して、円盤23の回転慣性質量による慣性力によって上記相対変位に対する復元力を生じさせる回転慣性質量ダンパー20を並列的に設けた。 (もっと読む)


【課題】付加バネを一体に組み込むことによってそれ自体で優れた性能を確保し得る有効適切な慣性質量ダンパーを提供する。
【解決手段】外装シリンダー11内にダンパー本体20と付加バネとしてのバネ部材30とを直列に接続して一体に組み込む。ダンパー本体は外装シリンダー内において軸方向に変位可能かつ回転不能に支持されたボールネジ軸21と、ボールネジ軸に螺着されて外装シリンダー内において回転可能かつ軸方向に変位不能に保持されたボールナット22と、ボールナットの回転により回転せしめられる回転錘23とを有する。付加バネとしてのバネ部材30は複数の皿バネ40が積層された1組の皿バネ群を有し、その皿バネ群の全体が外装シリンダーの軸方向に相対変位可能な状態で弾性的に伸縮可能に組み込まれて圧縮および引張の双方に対応する構成とする。 (もっと読む)


【課題】小型でかつ加えられた振動をフライホイールによる慣性モーメントと磁気粘性流体で調整可能な抵抗力とで減衰でき、更に磁気粘性流体攪拌用の振動を与えなくても磁性粘性流体が機能を発揮するようにする。
【解決手段】減衰装置1は、第1のシリンダー10と第2のシリンダー20とで形成されたケーシング30を備える。第1のシリンダー10に進退動できるスリーブ40が配置され、スリーブ40にはボールナット42が取り付けられ、スリーブ40の進退動はボールねじ43で回転運動に変換され第2のシリンダー20内のフライホイール50を回転させる。フライホイール50と第2のシリンダー20の内面と間に密閉領域46が形成され、磁気粘性流体49が封入されている。第2のシリンダー20の内周にはフライホイール50を磁気回路の一部として密閉領域46を横切る強度調整可能な磁場Mを形成する磁場形成手段60が配置されている。 (もっと読む)


【課題】運転中に偏心錘の設定位置を維持することができ、かつ、加振力を変更するときは偏心錘の位置を容易に変えることができ、さらにメンテナンスに係わる手間や費用を低減すること。
【解決手段】第1回転軸5と第1偏心錘5、第2回転軸5と第2偏心錘5、第3回転軸6と第3偏心錘6、第4回転軸6と第4偏心錘6とを、それぞれ焼き嵌めによって強固に固定し、かつ、第1偏心錘5と第2偏心錘5間、第3偏心錘6と第4偏心錘6間をセットボルト5、6の軸力によって密着して固定する。そして、これらを収納するハウジングに点検窓10、11を設け、この点検窓からセットボルト5、6の固定および取り外しを行なえるように構成した。 (もっと読む)


【課題】簡略な構成で梁貫通孔も支障なく確保し得る有効適切な梁の振動低減機構を提供する。
【解決手段】本体梁2が接合されている柱1または本体梁の端部に対して基端が固定され先端が自由端とされた短スパンの片持ち梁8を設けて、該片持ち梁を本体梁の側部において本体梁に対して上下方向に相対振動可能に並設する。片持ち梁の先端と本体梁との間に回転慣性質量ダンパー3を介装し、回転慣性質量ダンパーと片持ち梁とにより構成される付加振動系の固有振動数を主振動系としての本体梁の固有振動数に同調させる。片持ち梁をトラス材により構成する。回転慣性質量ダンパーと本体梁または片持ち梁との間に、片持ち梁とともに付加振動系の固有振動数を調整するための付加ばねとしての板ばね11を介装する。 (もっと読む)


【課題】ラダー付きのアジマス推進器において、大きな舵角を取った場合等に発生するアジマス推進器全体の振動を抑制すること。
【解決手段】船内に設置した原動機5の動力を機械的に伝達し、ラダー形状部を含むストラットを介して船体に取り付けられたポッド2のプロペラ3を駆動するとともに、ストラットと一体にポッド2が回動するように構成されたアジマス推進器1Aにおいて、ストラットの内部に固有振動数を変化させる制振機構の錘20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】構造部材の断面や重量を変更することなく、上下部梁間または床間に設置した制振手段に生じる変形量を増大させて振動エネルギーの吸収効果を高めることが可能となる建物床の上下振動制振システムを提供する。
【解決手段】建物10の上下部梁・床12a、12b間に、これら上下部の梁・床12a、12bの相対的な上下振動を吸収する制振手段13を設置するとともに、制振手段13の設置階11の上下部梁・床12a、12b間、または設置階11の上階の上下部梁間若しくは床間、または下階の上下部梁間若しくは床間に、上記制振手段の設置階の上記上下部梁または床の固有振動数の差を増加させる鉛直材14を設置した。 (もっと読む)


【課題】緩やかな運動は拘束せず、速い運動には拘束力を生じさせ、大きな減衰力を得るメカニカルスナッバを提供する。
【解決手段】被支持対象である構造物を支持するメカニカルスナッバであって、構造物から軸方向の力を受けて直線運動をする直線運動部1,2と、直線運動部1,2に接続され、直線運動を回転運動に変換する回転運動部3,4と、直線運動部1,2の直線運動が所定速度に達すると、回転力伝達手段12により回転運動部3,4と接続される弾塑性ダンパ5を備え、回転運動部3,4と弾塑性ダンパ5が接続されると、弾塑性ダンパ5の弾塑性部材9が回転運動部3,4の回転運動によって変形して回転運動部3,4の回転力を減衰するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】小型化を図りつつも、二つの構造体間の振動エネルギに対する減衰力の向上を図ることが可能な減衰装置を提供する。
【解決手段】第一構造体に固定されると共に中空部を有して筒状に形成された固定筒2と、第二構造体に固定される一方、前記固定筒の中空部内に収容されると共に外周面に螺旋状のねじ溝が形成された軸部材3と、この軸部材に螺合すると共に該軸部材の軸方向運動を回転運動に変換するナット部材4と、前記固定筒を覆う円筒状に形成されて前記固定筒の外周面との間に円筒状収容室8を形成し、前記ナット部材によって回転を与えられるロータ部材6と、前記収容室内に密封される粘性流体7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】様々な規模、形態の建物に広く適用可能な3次元免震システムを実現する。
【解決手段】免震ピット1内に免震基礎2を上下免震装置としての空気バネ3により上下方向に免震支持し、免震基礎上に建物5を積層ゴム4等の水平免震装置により水平方向に免震支持する。免震基礎と免震ピットの側壁との間に、免震基礎の水平変位拘束機構としての積層ゴム6を介装する。免震基礎の周縁部と免震ピットの底面との間に、建物のロッキングを抑制するためのロッキング抑制装置として、免震基礎の上下振動によって作動する回転慣性質量ダンパー8と板バネ9等の付加バネとからなるTMD機構7を介装し、その固有周期をロッキング周期に同調させる。 (もっと読む)


【課題】ケーブルに付与されるプレテンションが比較的小さい場合でも、構造物の振動中に回転マスの回転慣性効果を適切に得られ、それにより、構造物の振動を抑制することができる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】振動抑制装置では、構造物5に連結されたケーブル31,31に、テンションがあらかじめ付与されており、構造物5の振動により発生し、ケーブル31,31を介して伝達された構造物5の変位が、変換機構によって回転体の回転運動に変換される。また、構造物の振動中、回転体から回転マスへの回転力の伝達に伴って発生する回転マスからの反力が、ケーブル31,31のテンションを増大させる方向に作用するときには、伝達機構によって、回転体から回転マスへの回転力の伝達が許容され、回転マスからの反力がケーブル31,31のテンションを低減させる方向に作用するときには、回転体から回転マスへの回転力の伝達が遮断される。 (もっと読む)


【課題】相対変位を好適に抑制できるキャスター付き機器を提供する。
【解決手段】キャスター付き機器1は、機器本体3と、機器本体3を載置面103に対して移動可能に支持するキャスター5と、機器本体3と壁部105とを連結し、第2関節部11Bにおける回転により機器本体3の壁部105に対する移動を許容可能な第2アーム9Bと、第2アーム9Bの回転を増速して伝達する増速装置27と、増速された回転が伝達されることにより回転する回転質量体29とを有する。 (もっと読む)


【課題】高回転力を出力することができる静粛性の高い回転装置を提供する。
【解決手段】振動体3を振動させることにより弾性体23を伸縮させて錘22を押し引きし、回転体21を時計回り、反時計回りに交互に回転できる。このとき、振動体を機械振動系2の固有振動数で振動させて機械振動系を共振させているので、回転体の回転角度を徐々に増大させて回転力も徐々に増大させることができる。そして、錘が振動体から最も離間した回転体の回転位置又は最も接近した回転体の回転位置を超えると、回転体は該回転位置を超えた方向にのみ回転することになり、該回転を継続できる。このような回転装置によれば、機械振動系の錘の重さや弾性体の弾性係数等を調整することにより、高回転力を容易に得ることができる。また、電磁モータのように軸振れが生じ易いロータが不要であるため、特に高速で軸部材を回転させるときの静粛性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】2部材間でのねじりをなくすことができる。
【解決手段】慣性質量ダンパー1は、第1部材T1に固定された外筒4と、外周面にねじ2cが形成されるとともに基端部2aが第2部材T2に固定され、外筒4内で同軸に配置されたボールねじ2と、このボールねじ2のねじ2cに螺合して回転するとともに、外筒4に対して回転可能に支持されたダブルナット3と、ダブルナット3とともにボールねじ2の中心軸線Oを回転軸として回転するフライホイール5とを備えている。ボールねじ2と外筒4との係合部には、この外筒4に対してボールねじ2がねじ軸方向Xに変位自在で、且つボールねじ2の中心軸線Oを中心とする回転を拘束する押さえ部6を設けている。 (もっと読む)


【課題】常時には歩行時応答低減効果を発揮し、地震時にはダンパーに過大応力が生じることによる損傷や主系との衝突といった事態を回避し得る床制振システムを実現する。
【解決手段】制振対象の床3および梁2とによる主系に対して、回転慣性質量ダンパー6と付加ばね(板ばね7)とにより構成される制振機構5を設置し、付加ばねのばね剛性の設定により制振機構の固有振動数を主系の固有振動数に同調させ、かつ付加ばねの耐力を地震時に所定の降伏耐力で降伏して回転慣性質量ダンパーへの過大入力を制限するように設定する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適した構造体に設けられる免制震機構を提供する。
【解決手段】直動軸110と直動軸110の螺旋溝Gに倣って案内される回転体120とフレーム130とを有するダンパー100と、1対の連結箇所に前記直動軸110と前記フレーム130とを各々に連結する1対の連結部材210,220と、を備え、少なくとも1つの連結部材210が前記直動軸110または前記フレーム130のうちの一方と前記連結箇所との間の特定の相対変位である特定相対変位を特定の力である特定力で拘束し前記連結箇所に当該特定力を越える力が作用すると前記特定相対変位を許す、ものとした。 (もっと読む)


【課題】 構造が簡単であり、調整が容易で、ストロークの制約が無く、除振対象に容易に適用でき、軽量であり、スカイフック制御系を容易に構成して全周波数帯域に渡り減衰性能が優れた、柔軟構造物の除振装置を提供する。
【解決手段】 柔軟構造物に設置される除振装置であって、前記除振装置に、除振装置自身の角速度検出手段106と、回転力発生手段102と、前記回転力発生手段により発生される駆動力を原動力とした回転反力発生手段101と、前記除振装置の柔軟構造物への固定手段108とを搭載し、前記回転力発生手段の回転力を調整する回転力調整手段105と、前記角速度検出手段から得られる角速度信号を計測する信号計測手段と、前記信号計測手段で計測された信号を処理する信号処理手段と、前記信号処理手段により得られる信号を用いて前記回転力調整手段105に対する制御信号を生成する制御手段とを有することを特徴とする、柔軟構造物の除振装置。 (もっと読む)


【課題】制振対象に作用可能な最大制振力及び最大制振トルクを拡大させることができる多自由度アクティブ制振装置を提供する。
【解決手段】制振対象に発生する3自由度の直動振動と回転振動を相殺する3軸方向制振力と制振トルクを制振対象に印加し制振する装置で、制振対象に取付けられるベース・プレート、ベース・プレートに一端部が変位拘束で固定され各々所定方向へ伸縮可能な6本の直動リンク、各直動リンクの他端部と変位拘束で支持された可動マス、各直動リンクの伸縮量を検出する変位検出手段、制振対象に発生する振動成分を検出する振動検出手段、変位検出手段で検出した伸縮量及び振動検出手段で検出した振動成分に応じて各直動リンクの伸縮動作を制御する制御手段、を備え、ベース・プレートと可動マスとの距離が小さくなるように各直動リンクのベース・プレート及び可動マスに対する固定点を配置した。 (もっと読む)


【課題】振動低減床側からその支持構造物に作用する加振力を低減することができ、かつ支持構造物への付加を増加させることなく、振動低減床の応答も実用的な範囲内に収めることが可能となる床の加振力低減構造を提供する。
【解決手段】支持構造物10上に、加振力吸収部材11を間に介して振動低減床12を支持し、かつこの振動低減床12と支持構造物10との間に、振動低減床12の鉛直方向の変位によって回転することにより振動低減床に付加質量を付与する回転慣性質量ダンパー13を設け、かつ回転慣性質量ダンパー13による付加質量をΔM、加振力吸収部材11が支持する振動低減床12の総質量をMとしたときに、ΔM/(M+ΔM)を、0.3〜0.7の範囲に設定したことを特徴とする。 (もっと読む)


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