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Fターム[3J063CB06]の内容

伝動装置の一般的な細部 (38,071) | 特徴となる細部(伝動要素) (2,177) | 歯車 (1,034) | 遊星歯車群 (492) | 遊星キャリア (197)

Fターム[3J063CB06]に分類される特許

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【課題】自動変速機の変速機構を構成するプラネタリギヤセットにおいて、サンギヤの大径化に伴う重量増を抑制すると共に、該プラネタリギヤセットのコンパクト化を図る。
【解決手段】プラネタリギヤセット30のサンギヤ31における内周部の入力軸4とのスプライン嵌合部311と、外周部のピニオン32との噛合部312との間に、該嵌合部311及び噛合部335の軸方向寸法より軸方向の厚さが小さい薄肉部313を設けると共に、キャリヤ33のフロント側プレート331の内側に連結された延長部材315を、前記サンギヤ31の薄肉部313のフロント側の面に近接するように屈曲させ、前記嵌合部311及び噛合部312と軸方向にオーバーラップさせる。 (もっと読む)


【課題】 常に潤滑油で浸されている遊星歯車の軸受けに対して、十分な潤滑を行うことができ、しかも、これらの部品寿命を飛躍的に向上させることのできる減速機を提供する。
【解決手段】 潤滑油中に浸漬した遊星歯車機構において、キャリア20dに立設した遊星軸20cに、軸受け20gを介して遊星歯車20bを支承する。遊星軸20cには、縦穴21aと、縦穴21aと交差して軸受け20gに至る貫通横孔21bとを形成し、遊星歯車20bの抜け止めを行うリテーナ20hには、縦穴21aと連通した油取り込み口22を形成する。油取り込み口22は、キャリア20dの回転方向を向いた開口として形成され、キャリア20dの回転時に、油取り込み口22から送り込んだ潤滑油を軸受け20gに供給できる。
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【課題】音の発生を防止することが可能な動力伝達機構を提供する。
【解決手段】動力伝達機構としての遊星歯車機構1は、プラネタリキャリア10と、プラネタリキャリア10に当接してプラネタリキャリア10の回転を阻害するケーシング160と、それらの間に介在する緩衝部260とを備える。緩衝部260は、ピストン65と、ピストン65の移動に応じて内部にオイル67を通過させるオリフィス62とを含む。 (もっと読む)


【課題】音の発生を防止することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】動力伝達装置1は、プラネタリキャリア10と、プラネタリキャリア10と係合してプラネタリキャリア10の回転を止めるギヤケース60と、プラネタリキャリア10に当接する摩擦部材130と、摩擦部材130をプラネタリキャリア10へ付勢するバネ部材120と、プラネタリキャリア10とギヤケース60の間に介在してプラネタリキャリア10の回転方向に伸縮するコイルバネ110とを有する。 (もっと読む)


【課題】ドライブピニオンギヤやリングギヤの高速回転が続き、その遠心力の影響でドライブピニオンシャフト側に潤滑油が集められ、局部循環による潤滑形態となったとしても、ギヤ部の潤滑を適正に行えるようにする。
【解決手段】キャリア2の上部内壁に潤滑油保持ケース24を設け、リングギヤ7の回転による掻き上げ作用により、キャリア2内に貯留している潤滑油21を潤滑油保持ケース24に流入させて保持させる。潤滑油保持ケース24は、温度上昇により変形して開放する開閉蓋26が、特に高速回転が続いたときなど温度が規定以上に上昇したときに開放し、保持している潤滑油をリングギヤ7とドライブピニオンギヤ3との噛み合い部に供給する。 (もっと読む)


【課題】自動変速機のコンパクト化が容易で、かつ、プラネタリギヤに対して十分な潤滑油の供給を行うこと。
【解決手段】自動変速機の内部に配設したプラネタリギヤに対して潤滑油を供給する自動変速機の潤滑油供給装置において、ピニオンシャフト4をキャリヤ3と共に取付ける略環状のキャリヤカバー41の壁部41a及びピニオンシャフト4の軸方向に延びたキャリヤカバー41の基部41b及びキャリヤカバー41の基部41bに連結したクラッチハブ33の内方向の端部33aによって、入力軸1の軸方向に開口する周方向の油溜り溝40を形成したものである。 (もっと読む)


【課題】ピニオンの回転に伴うトルク損失の増加を抑制できる遊星歯車装置を提供する。
【解決手段】サンギア及びリングギアのそれぞれと噛み合うピニオン13と、ピニオン13を回転可能に支持するピニオン軸15、ピニオン軸15の軸線方向に延びてピニオン13に隣接する支柱16及びピニオン13を両側から挟むように配置されてピニオン軸15及び支柱16のそれぞれの両端部が結合される側板18を有するキャリア14とを備え、ピニオン13を潤滑するための潤滑油が供給される遊星歯車装置3において、支柱16は、ピニオン13の歯先円ACに沿うように湾曲しかつピニオン13の歯部13aに対して非接触状態で対向する対向面16aを有するとともに、対向面16aとピニオン13の歯部13aとの間のクリアランスCがピニオン13の回転方向前方に向かって徐々に拡大するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】負荷側から強いラジアル荷重或いはスラスト荷重がかかるような状況で使用する場合であっても、外歯歯車が円滑に揺動回転できるようにする。
【解決手段】偏心体軸114に設けられた偏心体116A、116Bによって、外歯歯車118A、118Bが偏心揺動する偏心揺動減速装置110において、外歯歯車118A、118Bを貫通する内ピン(連結体)126によって連結された一対の第1、第2キャリヤ124A、124Bを備え、該第1、第2キャリヤ124A、124Bの一部に、軸と直角のキャリヤ支持面125A、125Bをそれぞれ形成すると共に、前記偏心体軸114の一部に、軸と直角の偏心体軸支持面117A、117Bを形成し、該キャリヤ支持面125A、125B及び偏心体軸支持面117A、117Bに配置されたスラスト板128A、128B、134A、134Bによって、前記第1、第2キャリヤ124A、124B及び偏心体軸114を支持する。 (もっと読む)


【課題】脚付き環状部材の完成までの製造工程数を少なくすると共に脚付き環状部材の完成までに要する時間を短縮する。
【解決手段】環状部22cと脚部26cとを有する中間脚付き環状部材20cの脚部26cの内径を広げながらバリ29cを除去して脚付き環状部材としてのキャリアを完成させる。これにより、脚部26cの拡径とバリ29cの除去とを別々の工程で行なうものに比してキャリアの完成までの製造工程数を少なくすることができ、キャリアの完成までに要する時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】高差動回転時にあっても、一対のピニオンギアとこれらを支持する支持部との焼き付きを抑制することができるディファレンシャルギア装置を提供する。
【解決手段】このディファレンシャルギア装置は、一対のサイドギア30,31と、同サイドギア30,31に歯合されるピニオンギア40と、これらサイドギア30,31及びピニオンギア40を収容するケース10とからなる。また、ピニオンギア40はケース10に形成された一対の突出部14a,14bにより回転可能に支持されている。ここでは、突出部14aに、ピニオンギア40が摺接する摺接面にケース10内の潤滑油を導く切り込み50を形成する。 (もっと読む)


【課題】ピニオンギヤ及びキャリアの磨耗や焼き付きを防止でき、しかも、部品点数が少なく、組み立ての手間が少ない遊星歯車装置を提供すること。
【解決手段】一対のキャリア11,11の間に固定されたピニオンシャフト13の外周面に、針状ころ15を介在させてピニオンギヤ14を回転自在に支持する。キャリア11,11のピニオンギヤ14及び針状ころ15の両端面に対向する表面に、DLCを含む硬質被膜を形成する。遊星歯車装置の動作において、ピニオンギヤ14及び針状ころ15の端面がキャリア11,11の表面に摺動接触しても、硬質被膜によって磨耗や焼き付きが防止される。ピニオンギヤ14及び針状ころ15とキャリア11,11との間のワッシャを削除できるので、部品点数の削減と組み立ての手間の削減ができる。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車装置を構成する部品の寸法誤差の累積などにより生ずる偏当たりを回避してピニオンギヤの外周面とキャリヤの内壁面との接触部分の接触面圧を減少させ、ピニオンギヤの外周面およびキャリヤの内壁面の摩耗を減少させ騒音の発生を抑えることができる車両用遊星歯車装置を提供する。
【解決手段】リングギヤ2、サンギヤ3と、ピニオンギヤ6を収容したキャリヤ4を有する車両用遊星歯車装置において、キャリヤ4がピニオンギヤ6の外周面に対向する内壁面5a、5bを有するとともに、キャリヤ4の内壁面5a、5bがピニオンギヤ6の半径より大きい曲率半径および互いに離隔した曲率中心をそれぞれ有して形成され、ピニオンギヤ6がキャリヤ4の放射方向に摺動するようキャリヤ4の内壁面5a、5bとピニオンギヤ6の外周面との間に隙間を形成してピニオンギヤ6をキャリヤ4に対して配置した。 (もっと読む)


【課題】潤滑部位への潤滑油の供給過多を防ぎ、引き摺りロスを低減する。
【解決手段】変速機構の潤滑装置は、潤滑油の放出口Aaを有する第1の回転部材1と、その外周側に位置する第2の回転部材25と、それに支持され、所要潤滑量が異なる部位に潤滑油を供給する軸内油路B,Cをそれぞれが有する軸25C,25Dを備える。第2の回転部材25の一側に固定支持された径方向フランジ部33aの該第2の回転部材25への当接面に溝を形成することで、第1の回転部材1の放出口から放出される潤滑油を捕集する捕集路Dと、捕集路Dとそれぞれの軸内油路をつなぐ導入路E,Fからなる供給油路を形成し、それぞれの導入路E,Fが捕集路Dに連通する部分の開口面積を、所要潤滑量の比率に合わせた面積比に設定する。これにより、潤滑部位の潤滑過多が防がれ、変速機構の引き摺りロスが低減する。 (もっと読む)


【課題】ピニオンシャフトの位置決めを高い精度でかつ容易に行えるようにする。
【解決手段】キャリア5の外表面5bと有底穴12とを連通する貫通孔18をキャリア5に形成し、組立て時、貫通孔18から第1の治具41を挿入してピニオンシャフト8の先端に第1の治具41を当接させてピニオンシャフト8の軸方向の位置決めを行う。 (もっと読む)


【課題】ケーシング10内に横置き姿勢で設置されるギア8の回転によりケーシング10内のオイルを掻き揚げてケーシング10内の適宜部位へ供給するように構成した車両用変速機(トランスアクスル1)において、特に高速回転時におけるケーシング10の内圧調整を良好にできるようにしたうえで、ケーシング10からのオイル漏洩を防止する。
【解決手段】ケーシング10内においてギア8の回転方向上流側(22)に、ケーシング10の外部に連通する大気開放通路30が設けられている。 (もっと読む)


【課題】 主軸に設けたツバにはリング状のプラネタリキャリヤカバーを溶接して取付け、このプラネタリキャリヤカバー外周には連結部を溶接してバックカバーを取付け、プラネタリキャリヤカバー外周部とバックカバー外周部に設けた軸穴に嵌めた軸にピニオンギヤを回転自在に軸支することが出来るプラネタリキャリヤであって、溶接後のプラネタリキャリヤカバー内面を短時間で切削仕上げすることが出来る変速装置のプラネタリキャリヤの提供。
【解決手段】 主軸1のツバ4に嵌るプラネタリキャリヤカバー5はその表面12及び内面8が中心軸に対する垂直面から僅かな角度α°にて傾斜するように成形されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油の供給不足による円すいころ軸受の焼き付きの発生を防止し得るディファレンシャル装置を提供する。
【解決手段】円すいころ軸受10の内輪部材11の大つば部11bの外周部はアウタ側へ延設されて環状の大つば延長部11cが形成される。大つば延長部11cの外周面とディファレンシャルケースの軸受ハウジング部35の内周面との間には、アウタ側に向けて排出される潤滑油Lを一時的に貯留するための環状のオイルシール36が保持される。オイルシール36のアウタ側には、外部から軸受ハウジング部35への異物の侵入を防止するための環状のデフレクタ37が保持される。大つば延長部11cよりもラジアル方向内側に位置する内輪部材11の背面11dには、軸受ハウジング部35の外部に開放された環状の放熱面Rが形成される。 (もっと読む)


【課題】長さの異なるロングピニオン及びショートピニオンを支持するキャリヤにあって、加工性の向上や剛性の向上を可能にしたプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】キャリヤ2は、センタープレート10を配設し、該センタープレート10の基板部10aの軸方向両側に第2キャリヤプレート12の周縁部12b及び第1キャリヤプレート11の周縁部11bを固着して、枠体3を構成しており、該センタープレート10、第2キャリヤプレート12、第1キャリヤプレート11の3つの部材でショートピニオン17及びロングピニオン15の両端部をそれぞれ支持する。該3つの部材は、それぞれプレス加工し得るカップ状に形成されており、これにより、剛性が強くなると共に、コストダウンや軽量化も図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】油圧サーボに作用する遠心力油圧の影響を効果的に抑制し、もって油圧サーボの制御安定性を向上することができる自動変速機を提供する。
【解決手段】入力軸17の回転を常時減速して出力する常時減速プラネタリギヤ21と、その出力回転を入力とする後続プラネタリギヤと、常時減速プラネタリギヤ21の出力部21cと後続プラネタリギヤの入力部との間に設けられた多板クラッチ82,83と、それを押圧するクラッチピストン61と、それを制御する油圧サーボ60とを備え、多板クラッチ82の内周側に設けられたハブ部80が常時減速プラネタリギヤセット21の出力部21cに連結されるとともに、多板クラッチ83の外周側に設けられたドラム89が後続プラネタリギヤの入力部に連結される自動変速機であって、クラッチピストン61及び油圧サーボ60は、ハブ部80と連結された部材に設けられているように構成する。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車機構においてギヤの軸心方向への移動を規制するギヤ位置規制部材の組み付け忘れを早期に認識することが可能な構成を提供する。
【解決手段】トランスアクスル1に備えられる遊星歯車機構71のサンギヤ72を軸心方向に位置規制するためのスナップリング120の組み付け忘れを検知するための構成であって、ピニオンギヤ74を支持しているキャリア75の側面のうち、サンギヤ72のギヤ部72aに対面する端面75bの周方向に亘る複数箇所に突起130,130,…を形成する。スナップリング120の組み付け忘れが発生している状況では、サンギヤ72が軸心方向に移動して、ギヤ部72aの端面が突起130に衝突し、その衝突音によりスナップリング120の組み付け忘れが認識できる。 (もっと読む)


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