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【課題】スパッタリング法により電荷注入層の表面に電極層を形成しても、発光効率が低下しない技術を提供する。
【解決手段】本発明の有機EL素子60は、基板21を有し、当該基板21上には第一の電極層22と、第一の発光部61と、中間電極層30と、第二の発光部62と、第二の電極層23とを有している。電圧を印加し、第一、第二の発光部61、62を発光させると、外部で両方の光が合わされた強い放射光が観察される。第一、第二の発光部61、62は、母材有機材料70と電荷注入性金属材料71とが混合された薄膜からなる第二、第四の電荷注入層28、29を有している。この第二、第四の電荷注入層28、29の表面に、中間電極層30や第二の電極層23をスパッタリングにより形成しても、発光効率は低下しない。 (もっと読む)


本発明は発光素子及びその製造方法に関し、双安定伝導性特性と負抵抗特性を持つ電荷トラップ層と、電荷トラップ層と電気的に連結される有機発光層を含む発光素子及びその製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】透明伝導性酸化膜であるカソードを備える有機電界発光素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】素子基板10上に位置するアノードAと、アノード上に位置し、少なくとも有機発光層14を備える有機機能膜Fと、有機機能膜上に位置し、透明伝導性酸化膜であるカソードCと、を備える有機電界発光素子である。これにより、有機電界発光素子の共振効果を除去しうる。その結果、角度による輝度変化及び色転移が除去される。 (もっと読む)


【課題】有機電子又は光電子装置の基板製造方法を提供し、プロセス時間の短縮と連続プロセスを可能にする。
【解決手段】この方法は、基板101,102上のフッ素化ポリマー層103を積層し、リリーフパターンを形成するためにフッ素化ポリマーをパターン化し、溶液から基板105,106上に有機半導体又は導電性材料層を積層することを含む。フッ素化ポリマーはフッ素化フォトレジストであり得、有機半導体又は導電性材料を積層する前に紫外線及びオゾンを照射する処理がなされる。この方法は、特に、インクジェット印刷によって有機発光装置を製造する際に応用される。 (もっと読む)


【課題】スパッタリング法により電荷注入層の表面に電極層を形成しても発光効率が低下しない有機EL素子を得る技術を提供する。
【解決手段】本発明の有機EL素子40は、第一の電荷注入層23と、有機層24と、第二の電荷注入層25を有している。第二の電荷注入層25は、母材有機材料60と電荷注入性金属材料61とが混合された混合層50として形成されている。この第二の電荷注入層25の表面にスパッタリング法で第二の電極層26を形成しても、発光効率は低下しない。 (もっと読む)


【課題】高輝度かつ高効率での発光が可能であり、且つ、駆動電圧の増大、好ましくない電圧上昇の発生、ショートサーキット等の欠陥発生を抑制すると共に生産性が良好な有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。
【解決手段】有機エレクトロルミネッセンス素子Aは、陽極1と陰極2との間に複数の発光層4を、その全体に金属又は金属酸化物を含む中間層3を介して積層して構成される。前記中間層3が、導電性金属酸化物と無機絶縁物との混合物を含有する混合物層を含む複数の層で構成される。この中間層3における最も陽極1側の層が、最も陰極2側の層よりも高い電子注入性を有し、且つこの中間層3における最も陰極2側の層が、最も陽極1側の層よりも高いホール注入性を有する。 (もっと読む)


【課題】色純度が高く、耐熱性に優れ、寿命が長く、かつ高効率で青色〜黄色系発光が得られる有機エレクトロルミネッセンス素子及びこの有機エレクトロルミネッセンス素子に好適に用いられる有機発光媒体を提供する。
【解決手段】(A)特定のアリールアミン化合物と、(B)特定のアントラセン誘導体、スピロフルオレン誘導体、縮合環含有化合物又は金属錯体化合物の中から選ばれる少なくとも一種の化合物とを含む有機発光媒体層を、一対の電極間に挟持させてなる有機エレクトロルミネッセンス素子、及び前記(A)成分と(B)成分とを含む有機発光媒体。 (もっと読む)


OLEDにおいて、とりわけ、電子注入層を形成することのできる式(I)の新規な化合物(Rは、1以上のC-Cアルキル、アルコキシ或いはシアノで置換されてもよい、1〜5環アリール(ポリ環状を含む)、アラルキル若しくはヘテロアリール基であり;RとRは、一緒になって、C-Cアルキル、アルコキシ或いはシアノで置換されてもよい1〜5環アリール(ポリ環状を含む)、アラルキル若しくはヘテロアリール基を形成し;Rは、水素、C-Cアルキル或いはアリールであり;及びArは、1以上のC-Cアルキル或いはアルコキシ基で置換されてもよい、単環状、二環状或いは三環状アリール若しくはヘテロアリールである。)または、そのオリゴマーによって、改善された効率が得られる。
【化1】

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【課題】各々の有機EL素子の駆動電圧・発光効率・寿命・色度などの諸特性に関して、有機EL素子の各色材料が本来もつ性能を最大限に引き出すことができる有機発光表示装置を提供する。
【解決手段】異なる発光色を呈する複数の有機発光素子を有し、前記有機発光素子は、陽極及び陰極からなる一対の電極間に挟持された発光層と、前記陰極と電気的に接している電子注入層とを少なくとも有し、各々の電子注入層の膜厚は等しく、かつ前記電子注入層は少なくとも有機化合物とアルカリ金属化合物とを含む有機発光表示装置において、少なくとも一つの有機発光素子は、電子注入層中のアルカリ金属化合物の重量濃度が、他の有機発光素子と異なることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】正孔注入層の形成材料に対する金属成分の溶解性や分散性に左右されることなく、正孔注入層中に金属等を容易にかつ確実に含有させることができ、これによって発光効率や寿命についての特性向上を図った、有機EL素子の製造方法を提供する。
【解決手段】陽極23上に正孔注入層70と発光層とを有し、発光層上に陰極を有してなる有機EL装置の製造方法である。陽極23上に、金属または金属化合物からなる薄膜(薄膜パターン50a)を形成する工程と、薄膜(薄膜パターン50a)上に正孔注入層70を形成するとともに、薄膜(薄膜パターン50a)中の金属成分を正孔注入層70中に拡散させる工程と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】一対の電極間に挟持される有機EL層を備え、有機EL層中に少なくとも有機発光層と色変換層を有する有機EL素子であって、所望の波長分布を達成するのに十分な色変換能を有すると同時に、高いキャリア輸送特性を有する薄膜の色変換層を備える有機EL素子を提供することである。
【解決手段】有機EL層が有機発光層としてキャリア再結合層を、色変換層としてキャリア非結合層を含み、キャリア再結合層はエレクトロルミネッセンス光を発光し、キャリア非結合層は、エレクトロルミネッセンス光を吸収し、より低エネルギーのフォトルミネッセンス光を発する色変換色素を1種または複数種含む光変換材料部と、この非結合層中に分散し、非結合層の厚さ方向に伸びるナノスケールの線状導電体とを含む有機EL素子とする。 (もっと読む)


【課題】電子注入層に注入する電子注入量を増加させることにより、発光輝度を向上させたトップエミッション型の有機発光表示装置を提供する。
【解決手段】絶縁性基板SUB上に少なくとも陰極CD,電子注入層EIL,電子輸送層ETL,発光層EML,正孔輸送層HTL及び陽極ADを順次積層して形成し、電子注入層EILが(トリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム)(Alq3)とリチウム(Li)との共蒸着層により形成し、電子輸送層ETLが(トリス(8−ヒドロキシキノリン)アルミニウム)(Alq3)の蒸着層により形成することにより、Li/Alq3共蒸着層の比率は、1以上、3以下とし、共蒸着層の膜厚は、1nm以上、3nm以下とし、Alq3蒸着層の膜厚は、5nm以上、7.5nm以下とすることにより、抵抗成分が減少し、電流が増加し、発光層に注入される電子注入量が増加(電子移動度が大きくなる)ので、発光輝度が向上する。 (もっと読む)


【課題】有機化合物が無機化合物中に分散した構造を有する発光素子において、有機化合物が無機化合物中に均一に分散した構造を形成する。
【解決手段】有機化合物が分散した無機化合物層を有する発光素子において、該無機化合物層が、炭素原子との共有結合を少なくとも一つ有する金属原子を含む発光素子。 (もっと読む)


【課題】ショートやリークの発生を抑制しながら、駆動電圧が低く、高い発光効率の有機EL素子アレイを提供する。
【解決手段】トップエミッション型の有機EL素子アレイにおいて、EL発光ピーク波長が500nm以下の有機EL素子においては、発光層中の発光面と陰極の光反射面との間の光学距離が前記EL発光ピーク波長の略3/4倍となり、EL発光ピーク波長が500nm以上の有機EL素子においては、発光層中の発光面と陰極の光反射面との間の光学距離が前記EL発光ピーク波長の略1/4倍となるように、前記発光層及び/又は前記電子注入層の膜厚が設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡易計測手段により計測可能な物理量で電子注入層の状態を規定可能な有機EL素子を提供する。
【解決手段】金属及び/又は金属化合物の加熱蒸発物と有機物の加熱蒸発物とを原料とする共蒸着膜を電子注入層として有する有機EL素子であって、前記電子注入層の(1600±50)cm-1の範囲におけるラマンシグナル強度の最大値と、(1360±60)cm-1の範囲におけるラマンシグナル強度の最大値との強度比を1.1以上とする。 (もっと読む)


【課題】トップエミッションタイプの有機EL表示装置において、有機EL層の下部電極にITOを含む化学的に安定導電膜を使用できるようにする。
【解決手段】有機EL層は電子注入層111、電子輸送層112、発光層113、ホール輸送層114、ホール注入層115を含み、上部電極12には透明電極であるIZO膜を使用し、下部電極9は2層構造とし、下層に反射率の高いAlまたはその合金を用い、上層は化学的に安定なITO膜を用いる。下部電極9であるITOからの電子注入を可能にするため、電子注入層111にLiとAlq3をmol比3:1で共蒸着した膜を用いる。これによって、ITO膜からの電子注入を可能とし、トップエミッションタイプの有機EL表示装置を実現する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属またはアルカリ土類金属としてK,Ca,Rb,Sr,CsまたはBaを含む有機発光ダイオードの電子輸送層の化学的な結合状態をXAFS法で分析するために有機発光ダイオードを分解すると、大気中の酸素や水分により上記した金属が酸化してしまい、電子輸送層に含まれている化学的な結合状態が変化してしまうため、電子輸送層の化学的性質を分析することが困難であるという課題がある。
【解決手段】有機発光ダイオード11およびその周辺の構成を、XAFS法を用いて非破壊で分析できるよう各層の厚さおよび材質を選択した構造を用いる。有機発光ダイオード11およびその周辺の構成を非破壊で測定することで、電子輸送層24の化学的な結合状態を大気中の酸素や水分により変質させることなく分析することを可能とする有機発光ダイオード11の構成元素の化学状態評価方法を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 蒸着時の低製膜速度におけるコントロール性を高め、かつ、有機林料を高温に晒すことなく有機材料に発生する問題を解決することが可能である製膜方法を提供する。
【解決手段】 対向する陽極電極と陰極電極と、両電極の間に配され、二種以上の有機化合物を含有する少なくとも1層の有機層とを備える有機EL素子の有機層の製造方法であって、上記有機層が、基板からの蒸発源までの距離、または基板表面の中心と蒸発源の蒸発表面の中心とを結ぶ線が該基板表面となす角度が異なる、蒸発速度の異なる二以上の蒸発源を用いて、真空成膜室内で基板上に蒸着形成される有機EL素子の有機層の製造方法を提供する。 (もっと読む)


【解決課題】 導電性を維持しつつ、金属元素等が発光層に拡散することによる発光効率の低下を抑制した有機EL素子を提供する。
【解決手段】 基板11上に、第1電極12と、少なくとも有機発光層14を含む有機EL層と、第2電極17とを順次有する有機EL素子であって、前記第2電極17に隣接して、電子ドーピングした有機電子注入層16を備え、前記有機EL層が、前記有機電子注入層16と有機発光層14との間に、さらにドーパント拡散防止層15を備え、前記ドーパント拡散防止層15が、少なくとも1種の金属弗化物と有機導電材料との混合物を含む有機EL素子である。 (もっと読む)


【課題】電極と半導体層との間の大きなショットキー障壁を低減し、発光層への電子や正孔の注入効率を高めた発光素子を提供する。
【解決手段】発光素子は、少なくとも一方が透明又は半透明である一対の第1及び第2の電極と、前記一対の電極間に挟まれて設けられた発光層と、前記第1又は第2の電極と、前記発光層との間に挟まれて設けられた少なくとも一つの緩衝層とを備え、前記緩衝層を設けたことによって、前記緩衝層を挟持する前記電極と前記発光層との間の電位障壁の大きさが、前記電極と前記発光層とを直接接触させた場合のショットキー障壁の大きさより小さくなる。 (もっと読む)


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