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Fターム[4C034DE03]の内容

Fターム[4C034DE03]に分類される特許

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【課題】染料を含有したナイロン6繊維を、アルカリ水溶液と加熱処理して染料成分だけを除去した後、染料成分の除去されたナイロン6繊維を解重合してカプロラクタムを回収する方法を提供することである。
【解決手段】染料を含有したナイロン6繊維を、アルカリ水溶液中で加熱処理し、前記染料成分をアルカリ水溶液中に溶出させる工程(a工程)、前記アルカリ水溶液中のナイロン6繊維を取り出す工程(b工程)、染料成分が除去されたナイロン6繊維を解重合してラクタムを回収する工程(c工程)を含むことを特徴とする染料を含有したナイロン6繊維からカプロラクタムを回収する方法。 (もっと読む)


【課題】回収ε−カプロラクタムを塩基性添加物の存在下で2回以上単蒸留を繰り返すことにより、ナイロン6の原料として使用できる、着色の改善された、高純度の回収ε−カプロラクタムを工業的に有利に得る方法を提供することである。
【解決手段】回収ε−カプロラクタムを、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ土類金属水酸化物、アルカリ土類金属炭酸塩、アルカリ土類金属炭酸水素塩から選ばれる少なくとも1つの塩基性添加物を添加することにより、塩基性添加物の存在下で2回以上単蒸留を繰り返すことを特徴とする回収ε−カプロラクタムの精製法。 (もっと読む)


【課題】ポリウレタン加工したナイロン繊維を、有機溶媒と加熱処理してポリウレタン成分を除去した後、ポリウレタン成分の除去されたナイロン繊維を解重合してラクタムを回収することにより、効率的にケミカルリサイクルする方法を提供することである。
【解決手段】
ポリウレタン加工したナイロン6繊維およびナイロン12繊維から選択されるナイロン繊維を、有機溶媒中で加熱処理し、前記ポリウレタン成分を有機溶媒に溶出させる工程(a工程)、前記有機溶媒中のナイロン繊維を取り出す工程(b工程)、ポリウレタン成分が除去されたナイロン繊維を解重合してラクタムを回収する工程(c工程)を含むことを特徴とするポリウレタン加工したナイロン繊維のケミカルリサイクル方法。 (もっと読む)


【課題】シクロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応に使用したゼオライト触媒の活性を、効果的に向上させ、こうして触媒を再生、再使用することにより、ε−カプロラクタムを長期間にわたり高収率で製造する。
【解決手段】シクロヘキサノンオキシムのベックマン転位反応に使用したゼオライト触媒を、第3アミン及び水を含み、実質的にカルボン酸を含まないガスと接触させ、こうして再生した触媒の存在下に、シクロヘキサノンオキシムをベックマン転位反応させる。 (もっと読む)


【課題】オキシム化合物の転位反応により対応するアミド又はラクタムを製造する方法であって、多量の副生成物を生じることなく、高い収率で簡易にアミド又はラクタムを製造する方法を提供する。
【解決手段】下記式(1)で示す構造を環の構成要素として含む環状化合物及びフッ素系アルコールの存在下、オキシム化合物を転位させ、対応するアミド又はラクタムを生成させるアミド又はラクタムの製造方法。
【0101】
【化1】


(式(1)中Zはハロゲン原子又は−OR基を示し、Rは有機基を示す。) (もっと読む)


【課題】凝縮器内でのシクロヘキサノンオキシム等の析出を抑制し、熱効率の低下や閉塞を抑制し、またブライン冷却等の設備が不要で経済的な粗カプロラクタムから低沸点成分を凝縮分離するカプロラクタムの精製方法を提供する。
【解決手段】蒸留塔、第1凝縮器、第2凝縮器、乾式真空ポンプおよび第3凝縮器を順に連通して配置し、乾式真空ポンプで吸引して蒸留塔、第1凝縮器、第2凝縮器を減圧にし、粗カプロラクタムを蒸留塔に供給して蒸留し、塔底から高沸点成分を含むカプロラクタムを分離し、蒸留塔から留出するガスを第1凝縮器において70〜100℃の温度で凝縮させ、第1凝縮器における未凝縮ガスを、第2凝縮器において第2凝縮器の凝縮液を冷却した液と接触させて凝縮させ、第2凝縮器における未凝縮ガスを乾式真空ポンプを介して第3凝縮器で凝縮させて粗カプロラクタム中の低沸点成分を分離することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シクロヘキサノンオキシムの気相ベックマン転位反応において再生を行なわなくても長期間にわたり良好な活性を保つことができるε−カプロラクタム製造用触媒とその製造方法およびこれを用いてなるε−カプロラクタムの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のε−カプロラクタム製造用触媒は、主成分がペンタシル型ゼオライトであり、半径0.3μm以上の細孔容積が0.05mL/g以上、かつ累積細孔容積が0.60mL/g以上である。本発明のε−カプロラクタム製造用触媒の製造方法は、ペンタシル型ゼオライトからなる触媒粉末に細孔付与剤を混合し、該混合物を成形したのちに焼成し、その後イオン交換処理を施す。 (もっと読む)


【課題】シクロヘキサノンオキシムの気相ベックマン転位反応において活性劣化が起こり難いε−カプロラクタム製造用触媒およびこれを用いてなるε−カプロラクタムの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のε−カプロラクタム製造用触媒は、ペンタシル型ゼオライトを必須とする触媒成分を、体積当り幾何学的表面積が4000m2/m3以上の担体に担持させてなる。本発明のε−カプロラクタムの製造方法は、触媒存在下でシクロヘキサノンオキシムを気相ベックマン転位させる反応によりε−カプロラクタムを製造する方法において、前記触媒として前記本発明のε−カプロラクタム製造用触媒を用いる。 (もっと読む)


【課題】高温高圧水を反応媒体とする流通式反応装置を用いて、環状ケトンから直接ラクタム化合物等の含窒素有機化合物を合成することを可能とする含窒素有機化合物の製造方法、及びその装置を提供する。
【解決手段】高温高圧水(温度200℃以上、圧力20MPa以上)を反応媒体とする流通式反応装置において、環状ケトン化合物から、ヒドロキシアンモニウム、その塩、又はアンモニアと酸化剤との反応により直接ラクタム等の含窒素有機化合物を合成する含窒素有機化合物の製造方法、及びその装置。
【効果】例えば、ナイロン6の原料であるε−カプロラクタムを、シクロヘキサノンから一段工程により直接生産することが可能である。 (もっと読む)


【課題】金属装置内に腐食を生じさせることなく、ポリアミドの解重合反応を行なうことが可能なポリアミドの解重合方法及びポリアミドのモノマーの製造方法を提供することである。
【解決手段】ポリアミドに炭素数2以上のアルコールを作用させて、ポリアミドの解重合反応を行なうことを特徴とするポリアミドの解重合方法及びポリアミドのモノマーの製造方法である。前記アルコールは、2級又は3級アルコールであるか、或いは炭素数が4以上であり、超臨界状態で作用させる。 (もっと読む)


【課題】カプロラクタム重合体を主成分とする嵩密度の低い解重合原料を、嵩密度を高めた後に解重合することにより、解重合工程における解重合原料の飛沫同伴を防ぐ方法を提供することである。また、解重合原料を溶融し、解重合するに際し、溶融工程における、溶け残りを無くすことにより解重合工程への供給を円滑化する方法を提供することである。
【課題手段】
カプロラクタム重合体を含む解重合原料を、嵩密度を高める処理を施した後、解重合することによりカプロラクタムを得ることを特徴とする、カプロラクタム重合体を含む解重合原料の解重合方法、嵩密度を高められた解重合原料を、溶融し、解重合することによりカプロラクタムを得ることを特徴とする、請求項1に記載のカプロラクタム重合体を含む解重合原料の解重合方法。 (もっと読む)


不均一系オキシム化および転位によるアミドの生産する方法であり、本発明は、脂肪族や環状脂肪族を原料とし、オキシム化および転位によるアミドの生産する方法を提供する。当該方法には、不活性溶媒の存在の条件下、ケトン、過酸化水素水およびアンモニアは触媒反応によってケトキシム溶液を生成し、有機層の生成物は発煙硫酸の作用下、ベックマン転位反応を行い、加水分解および中和をした後、アミドが得られることが含まれる。本方法は、従来のヒドロキシルアミンのオキシム化またはアンモニアのオキシム化のプロセスを短縮することができ、シクロヘキサノンオキシムの転位反応の温度を低下させ、さらに硫酸の消費および副生成物を低減できる。 (もっと読む)


【課題】タール化して固着するミストでもガス流路等が短期的に閉塞することなく長期間使用できるミスト分離装置およびこれを用いてε―カプロラクタムを長期間安定して製造する方法を提供することである。
【解決手段】シクロヘキサノンオキシムを蒸発させる蒸発工程と、得られた蒸発ガスの中のミストを分離するミスト分離工程と、ミストを分離したシクロヘキサノンオキシムの蒸発ガスを触媒の存在下で気相ベックマン転位反応させる反応工程とを含むε―カプロラクタムの製造方法において、前記ミストを分離するために使用されるミスト分離装置20であって、容器2の一端にガス流入口51が、他端にガス流出口32が設けられ、かつ容器内に複数の鎖22を少なくとも一列に容器2の上部から吊下げて、ガスの流れ方向と交差するミスト捕集用スクリーンを形成したものである。 (もっと読む)


ラクタム、特にε−カプロラクタムは、発熱反応の熱の少なくとも一部が、連続する反応ゾーンのそれぞれの間で除去される、連続して配置された複数の断熱固定床反応ゾーンにおける気相中での、アミノニトリル、特に6−アミノカプロニトリルの加水分解環化によって製造される。かかるやり方での反応の実施は、反応器それ自体のためにより少ない資本を必要とする。かかる反応システムを出る生成物は、追加の冷却または保管の必要がなく蒸留装置に直接供給できることも見出されている。 (もっと読む)


本発明は、アミノニトリルからのラクタムの製造の分野に、および特に6−アミノカプロニトリルの気相加水分解環化によるε−カプロラクタムの製造に関する。ACNの気相環化反応から得られるε−カプロラクタム(CL)、6−アミノカプロニトリル(ACN)および水を含む粗液体カプロラクタムは、水素化触媒の存在下に水素と接触させられて粗液体カプロラクタム中のACNを、ヘキサメチレンジアミン(HMD)およびヘキサメチレンイミン(HMI)を含む生成物に転化させる。粗液体カプロラクタム中のテトラヒドロアゼピン(THA)はこの水素化中にHMIに転化される。HMDおよびHMIはACNと比較してより低い沸点を有し、こうしてそれらは、その後の蒸留操作でCLからより容易に分離される。こうして、より少ない蒸留位置で、かつ、より低い圧力降下およびより低いベース温度でACNからCLを製造する方法が成し遂げられる。 (もっと読む)


本発明は、出発物質として特に不飽和モノニトリル化合物、より特定的にはペンテンニトリル、例えば2−、3−又は4−ペンテンニトリル(単独で又は混合物として)(以下においては、混合物についてはPNと称し、そしてそれぞれについては2PN、3PN及び4PNと称する)を用いることによって得られる、シアノ吉草酸アルキル化合物からのラクタムの製造方法に関する。この方法は、シアノ吉草酸アルキルの水素化及び環化を実施してアミノカプロン酸アルキルを中間で分離することなくε−カプロラクタムを得ることから成る。 (もっと読む)


【課題】 触媒の存在下にオキシム化合物のベックマン転位反応を行うにあたり、強酸を使用せず、オキシム化合物を転位せしめて高効率にアミド化合物を製造する方法や、かかるアミド化合物を製造する際に用いるオキシム化合物のベックマン転位反応用触媒を提供すること。
【解決手段】 ベックマン転位反応用触媒として、(1)芳香環を構成する原子として、脱離基を有する炭素原子を少なくとも1つ含み、(2)芳香環を構成する原子として、ヘテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のいずれかの原子の一方又は両方を少なくとも3つ含み、(3)前記へテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のうち2つが前記脱離基を有する炭素原子のオルトあるいはパラ位に位置する、ことからなる芳香環含有化合物の存在下、ニトリル系溶媒中で、オキシム化合物のベックマン転位反応を行うと、強酸を使用することなくオキシム化合物から温和な反応条件下、高収率でアミド化合物が得られる。 (もっと読む)


本発明は、6−アミノカプロニトリル(ACN)およびヘキサメチレンジアミン(HMD)の、ACN、HMD、テトラヒドロアゼピン(THA)、アジポニトリル(ADN)および低沸点物(LB)を含む混合物からの蒸留による分離の分野に関する。ナイロン−6,6の製造に好適である、HMDを含む留出物流れを生成するための方法が開示される。混合物の蒸留からの残滓流れは、カプロラクタムおよびカプロラクタムからのナイロン−6の製造での使用に特に好適である、ACNおよびTHAを含む留出物を生成するためにさらに蒸留することができる。本発明の方法のプロセス条件は2−シアノシクロペンチリデンイミン(CPI)の生成に不利である。
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本発明は、1)6−アミノカプロニトリルと水を含む混合物(I)を、触媒の存在下で、カプロラクタム、アンモニア、水、高沸点物質、および低沸点物質を含む混合物(II)に転化する工程、次いで、2)混合物(II)からアンモニアを除去し、カプロラクタム、水、高沸点物質、および低沸点物質を含む混合物(III)を得る工程、次いで、3)混合物(III)から部分的にまたは完全に水を除去し、カプロラクタム、高沸点物質、および低沸点物質を含む粗カプロラクタム(IV)を得る工程により製造された粗カプロラクタムを精製する方法であって、a)粗カプロラクタム(IV)と以下のb)〜g)工程の蒸留条件下においてカプロラクタムの沸点より高い沸点を有する無機酸とを第1の蒸留装置C1に供給する工程、b)第1の蒸留装置C1において粗カプロラクタム(IV)と無機酸とを蒸留し、第1の蒸留装置C1の塔底域から第1の支流を搭頂域から第2の支流をそれぞれ排出する工程、c)上記b)工程で得られた第2の支流を第2の蒸留装置C2に供給する工程、d)第2の蒸留装置C2においてb)工程で得られた第2の支流を蒸留し、第2の蒸留装置C2の塔底域から第1の支流を搭頂域から第2の支流をそれぞれ排出する工程、e)上記d)工程で得られた第1の支流を第3の蒸留装置C3に供給する工程、f)第3の蒸留装置C3においてd)工程で得られた第1の支流を蒸留し、第3の蒸留装置C3の塔底域から第1の支流を搭頂域から精製カプロラクタムをそれぞれ排出する工程、および、g)上記f)工程で得られた第1の支流を第1の蒸留装置C1に供給する工程、を含む方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】不純物としてのクロロラクタムを含む6〜12の炭素原子を有する環式ラクタムを、金属触媒、溶剤および残基−NH2、−NH−またはN<を有する化合物の存在下で、水素化反応で精製する方法。
【解決手段】上記残基−NH2、−NH−または−N<は水素化反応で生じるHClを捕獲するアミンの残基であり、上記溶剤はアミンによるHClの捕獲で形成されたアミンクロロハイドレートを可溶化できる有機溶剤であり、クロロラクタムの形での有機塩素元素のモル%に対するアミンのモル%のモル比は0.5以上にする。 (もっと読む)


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