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Fターム[4C090CA39]の内容

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【課題】 触媒硫酸量を低減することなく、分子量の低下を抑制しつつ、結合硫酸の量を
低減できるセルロースエステルの製造方法を提供する。
【解決手段】 硫酸触媒の存在下、セルロースをアシル化剤でアシル化した後、熟成工程
において、連続的又は複数回(例えば、3回以上)に分けて間欠的に塩基(カルシウム成
分など)を添加して熟成し、結合硫酸量の少ないセルロースエステルを製造する。この方
法により、結合硫酸量を10〜150ppm程度に低減できるので、カルシウム含量も1
0〜110ppm程度に低減できる。セルロースエステルは、光学フィルム(例えば、偏
光板の保護フィルム)などとして有用である。 (もっと読む)


【課題】耐熱性が高く、補強効果に優れたセルロースナノファイバーと、前記セルロースナノファイバーを効率よく製造する方法、前記セルロースナノファイバーを含有する複合樹脂組成物、前記複合樹脂組成物を成形してなる成形体を提供する。
【解決手段】本発明のセルロースナノファイバーは、平均重合度が600以上30000以下であり、アスペクト比が20〜10000であり、平均直径が1〜800nmであり、X線回折パターンにおいて、Iβ型の結晶ピークを有し、水酸基が修飾基により化学修飾されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、多糖類の結晶形態に依存することなく、多糖類を短時間で、かつ、均一に溶解することが可能な溶媒、該溶媒を用いた成形体の製造方法および多糖類誘導体の製造方法を提供することである。
【解決手段】下記式で表わされるテトラアルキルアンモニウムアセテートおよび非プロトン性極性溶媒を含有し、該非プロトン性極性溶媒の含有割合が35重量%以上である溶媒を用いる。
【化1】


式中、R、R、RおよびRはそれぞれ独立して、炭素数3〜6のアルキル基を表す。 (もっと読む)


【課題】天然由来の素材から簡易な方法で製造される貫通孔が形成された粒子及び多孔質膜を提供する。
【解決手段】β-1,3-グルコシド結合により構成されるグルカンを含有する粒子であって、該粒子の対向する位置に一対の開放口を有する1個の貫通孔が形成されており、該貫通孔の軸に垂直な断面の形状が環状であることを特徴とする前記粒子、並びに該粒子を含有する多孔質膜。 (もっと読む)


【課題】ナノサイズの自己集合体を形成でき、温度感応性と生分解性を同時に有し、且つ薬物伝達体への使用に適したグリコールキトサン誘導体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】グリコールキトサンをアセチル化剤でアセチル化反応してグリコールキトサン誘導体を製造する。 (もっと読む)


【課題】延伸されることで光学的性能を出す、セルロースアセテート光学フィルムにおいて、優れた延伸性と延伸された後に優れた光学的性能を得るためのセルロースアセテートを得る。
【解決手段】アセチル基総置換度が2.27〜2.56であるセルロースジアセテートであって、分散度Mw/Mnが3.0超7.5以下、かつ6位置換度が0.65〜0.85、かつ酢化度分布半価幅が1.0〜2.3、且つ粘度平均重合度が182以上213以下であることを特徴とする位相差フィルム用セルロースジアセテートを提供する。本発明の位相差フィルム用セルロースジアセテートは、6%粘度が120〜230mPa・sであることが好ましく、また、重量平均分子量Mwが205,000以上235,000以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】β1,4グリコシド結合の切断によるセルロース主鎖の化学修飾による高機能な特性を有する化合物の提供。
【解決手段】下記一般式(1)


(式中、R0は、アセチル基を表し、R1は、それぞれ親水性モノマー、疎水性モノマー、両親媒性モノマーのいずれかがラジカル重合した基を表し、n1、m1は、それぞれ繰り返し単位の数を示す自然数を表している)などで表されるトリアセチルセルロースブロック共重合体。 (もっと読む)


【課題】簡便な方法にて、良好な熱可塑性及び強度を有するセルロース組成物を得る製造方法の提供。
【解決手段】綿状のセルロースおよび粒状のアルキルセルロースの混合物を、酸無水物によりアシル化するアシル化工程を備えることによる熱可塑性セルロース組成物の製造方法。該アルキルセルロースとしては、炭素数1以上4以下のアルキル基を有するものであることが好ましく、特に、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルエチルセルロース及びヒドロキシエチルエチルセルロースからなる群から選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。該混合物における綿状のセルロースと粒状のアルキルセルロースの混合比(綿状のセルロース/粒状のアルキルセルロース)が質量基準で100/50〜100/10であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】輸送途中に分解・解離することなく、標的細胞へ輸送後、エンドソーム内で初めて還元反応、加水分解反応、酵素反応などにより切断される、がん細胞への標的指向性薬物送達システム(TDDS)に好適に用いることができるシクロデキストリン化合物を提供する。
【解決手段】下記一般式bで表される化合物。
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【課題】補強効果に優れたセルロースナノファイバーと、前記セルロースナノファイバーの製造する方法、前記セルロースナノファイバーを含有する複合樹脂組成物、前記複合樹脂組成物を成形してなる成形体を提供する。
【解決手段】本発明のセルロースナノファイバーは、平均重合度が600以上30000以下であり、アスペクト比が20〜10000であり、平均直径が1〜800nmであり、X線回折パターンにおいて、Iβ型の結晶ピークを有することを特徴とする。 (もっと読む)


アセチル化セルロースエーテル及びそれを含む物品に関し、アセチル化セルロースエーテルは、1〜2のアルキル基置換度(DS)、0〜1のヒドロキシアルキル基置換度(MS)及び1〜2のアセチル基置換度(DS)を有する。 (もっと読む)


【課題】剛性、曲げ強度、耐熱性、成形加工性、耐衝撃性、及び難燃性に優れた成形材料を提供すること。
【解決手段】セルロースに含まれる水酸基の水素原子が、
下記A)で置換された基を少なくとも1つ、及び
下記B)で置換された基を少なくとも1つ含むセルロース誘導体と、
熱可塑性ポリフェニレンエーテルとを含有する成形材料。
A)炭化水素基:−R
B)アシル基:−CO−R(Rは炭化水素基を表す。) (もっと読む)


【課題】高い剛性(曲げ弾性率)、良好な曲げ強度、及び高い熱変形温度といった性能と、さらに良好な耐衝撃性(シャルピー衝撃強度)、優れた成形加工性、及び寸法安定性とを有する成形材料及び成形体を提供する。
【解決手段】セルロースに含まれる水酸基の水素原子が、
下記A)で置換された基を少なくとも1つ、及び
下記B)で置換された基を少なくとも1つ含むセルロース誘導体と、
有機繊維とを含有する成形材料。
A)炭化水素基:−R
B)アシル基:−CO−R(Rは炭化水素基を表す。) (もっと読む)


【課題】繊維径の分布が小さいセルロースナノファイバーを用いた樹脂複合体であって、線膨張係数が小さく、透明性に優れた樹脂複合体とその製造方法を提供する。また、そのためのセルロースナノファイバーの製造方法を提供する。
【解決手段】セルロースナノファイバーを含有する樹脂複合体であって、当該セルロースナノファイバーが、その表面にアシル化処理を施された植物由来のセルロース繊維集合体であり、Iβ型結晶化度が40〜60%の範囲内であり、平均繊維径が4〜200nmの範囲内であり、かつ当該平均繊維径Daとその標準偏差Sの比である変動係数(S/Da)が0.15以内であることを特徴とする樹脂複合体。 (もっと読む)


【課題】置換度分布や置換基分布が制御されたセルロース混合エステルを効率よく製造する方法、およびその製造方法により得られる熱流動性や溶剤溶解性に優れたセルロース混合エステルを提供する。
【解決手段】セルロースとイオン液体からなる混合物へ2種以上のエステル化剤を添加することを特徴とするセルロース混合エステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】良好な熱可塑性、強度及び耐熱性を有し、成形加工に適したセルロース誘導体及び熱成形材料を提供する。
【解決手段】 A)炭化水素基、
B)アシル基:−CO−RB1とアルキレンオキシ基:−RB2−O−とを含む基(RB1は炭化水素基を表し、RB2は炭素数が3のアルキレン基を表す。)、及び、
C)アシル基:−CO−R(Rは炭化水素基を表す。)
を有する水に不溶なセルロース誘導体を含有する、熱成形材料。 (もっと読む)


【課題】脱着蒸気の再生の省エネ化を図る。
【解決手段】脱着気体の再生方法10は回収工程11と分割工程12と凝縮工程13と混合工程14と加熱工程15と供給工程16とを有する。脱着工程18では処理後吸着剤21に過熱蒸気22を接触させる。過熱蒸気22との接触により、処理後吸着剤21は溶剤の吸着に利用可能な処理前吸着剤23となり、過熱蒸気22は溶剤含有蒸気24となる。回収工程11では溶剤含有蒸気24を回収する。分割工程12では回収された溶剤含有蒸気24を第1蒸気24a及び第2蒸気24bに分割する。凝縮工程13では溶剤27が凝縮するまで第1蒸気24aを冷却する。混合工程14では第1蒸気24a及び第2蒸気24bを混合して混合物29をつくる。加熱工程15では混合物29を加熱して過熱蒸気22をつくる。供給工程16では脱着工程18が行われる装置へ過熱蒸気22を供給する。 (もっと読む)


【課題】光学異方性が小さく、耐熱性の優れた光学フイルムを提供する。
【解決手段】酢酸基およびプロピオン酸基を有する脂肪酸セルロースエステルからなる光学フイルム。 (もっと読む)


本発明は、酸の形態または薬学的に許容される塩のいずれか1つの形態の式(I)


の十糖類(式中、Acはアセチル基を表し、Rは式−OHまたは−OSO−の基を表す。)、およびこの調製の方法に関する。式(I)のオリゴ糖は、抗血栓剤として有用である。
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本発明は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液、ならびに該セルロース溶液の製造方法に関する。本発明の別の側面は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造される成形品に関する。本発明の別の態様は、少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造されるセルロース誘導体を含む組成物に関する。本発明の別の態様は、セルロースおよび少なくとも1種のテトラアルキルアンモニウムアルキルホスフェートを含むセルロース溶液から製造される、位置選択的に置換されたセルロースエステルを含む組成物に関する。本発明の別の態様において、本発明のセルロースエステルは、液晶ディスプレイ用の保護フィルムおよび補償フィルムとして使用される。
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