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Fターム[4C093FC26]の内容

放射線診断機器 (83,329) | データの収集 (1,531) | 補正、較正 (1,265) | 散乱線補正 (69)

Fターム[4C093FC26]に分類される特許

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【課題】定量的に散乱線補正を行なうことができ、正確で、かつ、精度のよい光子計数型X線CT装置の提供。
【解決手段】光子計数型X線CT装置1は、最大エネルギーが特性X線の最大ピークエネルギーより大きいか等しい第1エネルギー領域に相当するX線光子に基づいて第1減弱係数マップを生成する減弱係数マップ生成部63と、第1減弱係数マップを第2エネルギー領域の第2減弱係数マップに変換する減弱係数マップ変換部64と、第2減弱係数マップに基づいて散乱線シミュレーションを行なって散乱X線光子の散乱光子分布を生成するシミュレーション実行部65と、第2エネルギー領域に相当するX線光子に基づいて再構成前のデータを生成し、再構成前のデータを散乱光子分布で補正処理して補正データを弁別するエネルギー弁別部62と、補正データに基づいて第2エネルギー領域に相当する、散乱線補正された画像を再構成する画像再構成部67と、を有する。 (もっと読む)


【課題】乳房X線撮影装置において、散乱割合が乳房内で大きく異なる場合であっても、正確で精度のよい散乱線補正を行なうこと。
【解決手段】乳房X線撮影装置1は、圧迫された乳房の乳房厚を取得する乳房厚取得部51と、乳房にX線を照射させて撮影を行なうように撮影台装置11を制御する撮影制御部52と、検出されたデータに基づいて、乳房の原画像を生成する原画像生成部53と、乳房厚と原画像とに基づいて、複数回の散乱線補正間で異なる複数の散乱割合画像を順次生成する散乱割合画像生成部56と、複数の散乱割合画像に基づいて、複数の散乱線補正画像をそれぞれ生成する散乱線補正画像生成部57と、を有する。 (もっと読む)


【課題】ワイド・コーンX線計算機式断層写真法(CT)システム等での散乱による雑音又はアーティファクトを減少させる。
【解決手段】散乱X線の反転型追尾を用いて散乱情報を導くアプローチが開示される。幾つかの実施形態では、X線放射線の線源から検出器へ進む追尾方式とは反対に、検出器のそれぞれの位置からX線放射線の線源まで散乱線を追尾する。一つのかかるアプローチでは、反転型追尾は密度積分容積を用いて具現化され、これにより実行される積分ステップが減少する。 (もっと読む)


【課題】散乱割合画像作成のための被曝を必要としない方法を提供すること。
【解決手段】まずX線を被写体等価物質に照射して透過させ、スリットを経たX線の出力Cnと、スリットを経ないX線の出力Cbをそれぞれ検出する。次に、前記出力Cnと前記出力Cbの比から前記被写体等価物質による散乱割合を求める。次に、被写体をX線により照射し、該被写体を透過するX線を検出することにより得られるX線データに基づいて、前記被写体の画像を生成する。次に、前記被写体等価物質による散乱割合に基づき、前記被写体の画像から散乱割合画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】経過観察時のスキャン断面位置を、診断時のボリュームデータを基に設定された断面位置に正確に位置合わせできるX線CT装置を提供する。
【解決手段】X線CT装置1は、診断時のスキャノ画像を生成する診断時スキャノ画像生成部62と、スキャノ画像を基にスキャン条件を設定しボリュームデータを生成するボリュームデータ生成部64と、断面位置設定部65によりボリュームデータを基に設定された断面位置を記憶装置に記録する断面位置記録部66と、経過観察時のスキャノ画像を生成する経過観察時スキャノ画像生成部69と、天板を移動し経過観察時のスキャノ画像と診断時のスキャノ画像を位置合わせする位置合わせ部70と、記憶装置から断面位置を取得する断面位置取得部71と、経過観察時のスキャノ画像を基にスキャン条件を設定し取得された断面位置の画像を生成する経過観察時断面データ生成部73と、画像を表示する表示装置45とを備える。 (もっと読む)


【課題】X線CT装置において、血管内腔の評価に適した画像を提供すること。
【解決手段】X線CT装置1は、造影領域と、造影領域の周辺に存在する石灰化領域とを検出する血管・石灰化領域検出部52と、造影データの造影領域に対応する、単純データにおける推定造影領域を推定する血管領域推定部53と、単純データを基に、推定造影領域の周辺に存在する石灰化領域を検出する石灰化領域検出部54と、造影データのCT値プロファイルを基に造影データの石灰化領域に含まれるコア領域を演算すると共に、単純データのCT値プロファイルを基に単純データの石灰化領域に含まれるコア領域を演算する石灰化コア領域演算部55と、造影データと単純データとのコア領域を基に造影データと単純データとを位置合わせして、単純データに、造影データの石灰化領域を合成して合成データを生成する合成処理部58と、合成データを表示する表示装置46と、を有する。 (もっと読む)


【課題】造影前後の画像から血管の3次元画像を生成するX線アンギオ撮影装置において、3次元の血管画像とともに高精細の組織の3次元画像を発生する。
【解決手段】X線アンギオ撮影装置は、略C形のアーム60と、アーム支持機構と、アーム回転駆動部22と、アームに搭載されるX線管12と、アームに搭載されるX線検出器14と、造影後の複数のコントラスト画像の角度間隔が、造影前の複数のマスク画像の角度間隔よりも広くなるように回転駆動部を制御する回転コントローラ23と、コントラスト画像とマスク画像との差分画像に基づいて第1の3次元画像を再構成し、マスク画像に対して感度補正をして感度補正されたマスク画像に基づいて3次元の非血管画像を表す第2の3次元画像を再構成する再構成部34と、画像を表示する表示部37とを具備し、表示部は合成画像表示状態、第1、第2の3次元画像表示状態を切り替えて表示可能である。 (もっと読む)


【課題】被検体のX線吸収率が変化する境界における散乱線を補正する散乱線補正方法、及びX線CT装置を実現する。
【解決手段】被検体1の投影情報P(i,j)から、X線吸収率が変化する境界位置およびこの変化の大きさからなる境界情報D(i,j)を抽出し、この境界情報を用いて、境界位置における変化の大きさに対応する量G(i,j)を散乱X線量S(i,j)に乗算し、境界位置における散乱線を補正することとしているので、境界位置が存在する断層像に対し、散乱線に起因して断層画像に生じるアーチファクトを減じることを実現させる。 (もっと読む)


【課題】X線CT装置のクロストーク補正時の演算量の低減と、演算スループットを向上させる。
【解決手段】X線を発生するX線発生部と、前記X線発生部から被写体を透過したX線を検出するための複数のX線検出器を有するX線検出部と、前記X線検出部で得られた信号を補正し画像を再構成する画像生成部を備えたX線CT装置において、前記複数のX線検出器におけるクロストーク補正を前記画像生成部において実施する際に、局所的に減衰する成分の補正のみを先に実施し、クロストークの全体成分の補正については画像再構成と同時に実施する。 (もっと読む)


【課題】短い時間でしかも精度の良い骨塩定量測定が可能なX線画像診断装置を提供すること。
【解決手段】エネルギーの異なるX線を発生するX線管と、このX線を単色化する線質フィルタと、このX線の照射範囲を制御するX線絞り器と、このX線を検出する平面状のX線検出器と、前記線質フィルタにより単色化された、高エネルギーと低エネルギーのX線に対してそれぞれ、広範囲なX線照射領域を設定してX線画像を取得する第1の画像取得手段と、狭範囲なX線照射領域を設定してX線画像を取得する第2の画像取得手段と、第1の画像取得手段で得られたX線画像に含まれる散乱線の影響を、前記第2の画像取得手段で得られた同一エネルギーのX線画像を用いて補正を行う散乱線補正手段と、前記散乱線補正手段で補正された高エネルギーと低エネルギーのX線画像に基づいて骨塩量を算出する骨塩量算出手段と、を有することを特徴とするX線画像診断装置。 (もっと読む)


【課題】X線CT装置において、被検体の構成元素の違いを映像化し、例えば、石灰化した組織部と造影剤による血管の像を十分に分離させること。
【解決手段】X線CT装置のX線発生器21は、X線を発生するX線管31と、第1の管電圧と第2の管電圧とをX線管31に印加するために、2つの電圧を出力可能な高電圧電源32aと、2つの電圧の出力を切り替えることで、X線管31に印加する管電圧を第1の管電圧又は第2の管電圧に切り替えるHVSW33a,33bと、スキャン中にHVSW33a,33bによる切り替えのタイミングを制御するコントローラ26と、切り替えのタイミングに応じて、スキャンによって得られるデータが、第1の管電圧によってX線管31から照射されるX線に基づくものであるか、又は、第2の管電圧よってX線管31から照射されるX線に基づくものであるかを判断し、その判断に応じたデータ収集を行なうDAS24と、を有する。 (もっと読む)


【課題】放射線グリッドの吸収箔の影が放射線検出器に写り込むことにより透視画像に重畳する縞模様を確実に取り除くことができる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の放射線撮影装置によれば、吸収箔の歪みが発生しやすい同期型のX線グリッド5を備えている。吸収箔の形状がイビツであると、元画像P0からX線グリッド5の影を除去することが難しい。そこで、本発明によれば、複数のグリッド画像Gを予め撮影しておいて、これらの中から適切なグリッド画像Gを選択し、選択されたグリッド画像Gを用いて元画像P0に写り込んだX線グリッド5の影のパターンを消去するようになっている。本発明によれば、元画像P0からX線グリッド5の影のパターンを正確に除去することができる。 (もっと読む)


【課題】誤差を抑制することができる放射線撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】推定手法を所定の値に基づいて選択する推定選択部48を備えることで、当該画素の統計誤差によるバラツキが他の画素のバラツキ以上に大きく拡大され、画像上で目立つ恐れがある場合には、直接線透過率Cpが当該画素において所定の値未満の場合であるとして、当該画素に対する周囲の画素での推定直接線強度Pの補間演算により当該画素の推定直接線強度Pを推定する。したがって、当該画素の統計誤差によるバラツキが他の画素のバラツキ以上に大きく拡大され、画像上で目立つ恐れがある場合であっても、当該画素に対する周囲の画素での推定直接線強度Pの補間演算により当該画素の推定直接線強度Pを推定することで、周囲の画素に対して当該画素の画素値が画像上で目立つことなく、誤差を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】被写体や構造物で散乱を受けた散乱X線は、X線焦点位置ずれを検出するための検出器(シフト検出器)に入射し、ノイズ源となるため、位置ずれ検出精度を低下させる。特に、被写体に起因する散乱X線は、線量を測定前に見積もることが困難であり、精度良くX線焦点位置ずれを算出するためには、上記散乱X線の補正が課題となる。
【解決手段】上記課題克服の為、本発明では、X線焦点9の位置ずれを検出するための検出器(シフト検出器5)に入射する散乱線量を測定するための散乱線検出器6を設け、そこで計測した散乱線量を用いてシフト検出器5の出力を補正する機能を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被写体の三次元データを高精度に再構成するための複数のX線画像を撮影するときの被写体の被曝量を低減すること。
【解決手段】2つの放射線が同時に曝射されたときに2つのセンサアレイによりそれぞれ撮影された第1同時曝射画像と第2同時曝射画像と、一方の放射線だけが曝射されたときに一方のセンサアレイにより撮影された第1片方曝射画像と、他方の放射線が曝射されたときに一方のセンサアレイにより撮影された第1散乱線曝射画像とを撮影し、その片方曝射画像をその散乱線曝射画像に基づいて補正し、その補正された画像と第1同時曝射画像と第2同時曝射画像とを3次元データに再構成する。 (もっと読む)


【課題】統計ノイズの影響を画像に重畳させない放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る放射線撮影装置は、変化率マップM1を生成する変化率マップ生成部48を備えている。そして、この変化率マップM1は、スムージングされ、平均値マップとなる。平均値マップからは、統計ノイズが平均化されてボカされる。放射線透視画像に変化率マップの有する統計ノイズが重畳することがない。また、スムージングは、放射線グリッドの吸収箔の延伸方向に沿って並んだ変化率の配列についてなされる。すると、縞模様の成分についてはスムージングを施さない構成とすることができる。これにより、変化率マップM1に現れた散乱線の縞模様はスムージングでボケてしまうことがなく、放射線透視画像に表れる模様を除去することができる。 (もっと読む)


【課題】ボリュームデータセット間のCT値の不連続を低減可能なX線CT装置、データ処理装置、及びデータ処理方法の提供。
【解決手段】 X線管5は、X線を発生する。X線検出器6は、X線管5から発生され被検体を透過したX線を検出する。回転フレーム8は、X線管5とX線検出器6とを回転軸回りに回転可能に支持する。寝台3は、被検体を回転軸に沿って移動可能に支持する。架台制御部11は、回転軸に沿って部分的にオーバラップする又は隣接する複数のスキャン領域に複数のスキャンを実行するために、回転フレーム8と寝台3とを制御する。再構成処理部17は、X線検出器6からの出力に基づいて、複数のスキャン領域にそれぞれ対応する複数のボリュームデータセットを発生する。境界補正部19は、複数のボリュームデータセットの境界部分のCT値に基づいて複数のボリュームデータセットのCT値を補正する。 (もっと読む)


【課題】放射線グリッドの影が放射線検出器に対して移動したとしても診断に好適な放射線透視画像を取得できる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線撮影装置によれば、エアー画像、ファントム画像δおよび被検体画像を基に補正画像を取得する構成となっている。この補正画像の取得において、吸収箔の影が写りこんでいない明画素B1,B2に係る明方程式と、吸収箔の影Sが写りこんでいる暗画素集団Kに係る暗方程式を連立させて解くことで直接放射線の成分を求める。これにより、被検体画像補正部は、連立方程式を確実に解くことができ、診断に好適な補正画像を取得することができる。 (もっと読む)


【課題】CTライクイメージングにおいて、従来に比して高速で散乱線補正を実行することができる散乱線補正方法、散乱線補正装置を提供すること。
【解決手段】投影画像から生成された縮小画像を用いて散乱線を推定し、これを拡大処理して投影画像に関する散乱線分布を取得する。得られた散乱線分布を投影画像から差し引くことで、当該投影画像に関する散乱線補正を実行する。また、各投影方向についての一次X線画像及び散乱線分布を逐次近似計算により求める場合において、隣接する投影方向の既に同定済みである散乱線画像を、次の逐次計算における最初の推定値(初期設定値)として利用する。 (もっと読む)


【課題】放射線源を複数備えた放射線画像撮影装置において、散乱線の影響を十分に除去するとともに、複数の放射線の強度と分布のばらつきの影響を抑制する。
【解決手段】多数の放射線源1aからファンビームの放射線を射出させるとともに、放射線の照射範囲が重畳または隣接しないような一部の放射線源1aの群からのみ同時に放射線を射出させるようにし、被写体が存在しない状態において、放射線源の群を順次切り替えて放射線を放射線画像検出器に照射することにより各画像補正データを取得し、各画像補正データのそれぞれについて、所定の閾値よりも高い値の有効領域を決定し、被写体を設置した状態において、放射線源の群を順次切り替えて放射線を放射線画像検出器に順次照射し、有効領域に基づいて取得した各放射線源の群に対応する各放射線画像データを上記各画像補正データに基づいて補正する。 (もっと読む)


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