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Fターム[4D006KB17]に分類される特許

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【課題】RO膜装置による脱塩処理を行う施設において、RO濃縮水を当該施設内で特別な処理を行うことなく利用することにより、施設外へのRO濃縮水の排出量の低減ないしはRO濃縮水の排出をなくし、水の有効利用効率を高めると共に排水処理にかかる負荷とコストを削減する。
【解決手段】原水をRO膜装置で処理して高品位水(透過水)を製造する高品位水製造設備と、該高品位水を使用する高品位水使用系列と、該高品位水よりも水質が劣る低品位水を使用する低品位水使用系列とを有する施設において、RO濃縮水の少なくとも一部を前記低品位水と共に前記低品位水使用系列で使用することを特徴とする水処理システム。 (もっと読む)


【課題】ホウ素濃度の低い純水を効率よく製造することができる純水製造装置を提供する。
【解決手段】超純水製造装置は、活性炭装置1と、ヒータ2と、膜式濾過装置3と、原水タンク4と、前処理装置5と、電気脱イオン装置6と、一次純水のサブタンク7とから構成されている。そして、前処理装置5は、第1の逆浸透膜(RO)装置8と、第2の逆浸透膜(RO)装置9と、脱炭酸膜装置10とにより構成されている。この前処理装置5は、原水W0の水質に応じて、塩化物イオン濃度100ppb以下の処理水W1を電気脱イオン装置6の脱塩室に導入し得るように設計されている。 (もっと読む)


塩素アルカリ処理工程用の濾過器洗浄方法および装置が提供される。濾過器洗浄液は、濾過器を洗浄するために塩素アルカリ処理工程からの製造過程の流体を用いる。製造過程の流体は、製造過程の流体が漂白剤などの活性塩素値を含有する塩素アルカリ処理工程中の1箇所から引き出すことが可能である。次に、濾過器は塩素アルカリ処理工程から単離し、濾過器を洗浄するために活性塩素値を含有する製造過程の流体と接触させることが可能である。活性塩素値を含有する製造過程の流体は、濾過器に付着する有機物質を酸化するように動作することが可能であり、それによって濾過器を洗浄する。洗浄後、活性塩素値を含有する製造過程の流体は、それらが引き出された箇所またはその近くの箇所で塩素アルカリ処理工程に戻すことが可能である。濾過器は薄膜濾過器であることが可能である。濾過器は延伸ポリテトラヒフルオロエチレンを含むことが可能である。 (もっと読む)


水中に存在する無機および/または有機種を分離除去する複数の処理段階に水流を通過させる水処理、特に超純水の生産のための方法であって、次亜臭素酸水溶液が、上記段階の少なくとも一つにおいて、水流に添加される方法が記載される。さらに、水流から、無機および/または有機種を分離除去するための一つ以上の手段を含む、前記のような方法を実施するための水処理システムであって、少なくとも一つの次亜臭素酸塩供給ラインを介して前記水流に接続される、次亜臭素酸液を生成するための少なくとも一つの装置によって特徴付けられるシステムが記載される。 (もっと読む)


【課題】電気脱イオン装置を長時間停止して、濃縮室に無機炭酸や硬度成分が残留した水が拡散逆流してきたとしてもスケールの発生を防止することが可能な電気脱イオン装置を提供する。
【解決手段】電気脱イオン装置1は、複数のカチオン交換膜4及びアニオン交換膜5間にそれぞれ形成された複数の脱塩室2と濃縮室3とを有し、濃縮室3は、バイポーラ膜10により陰極側濃縮室3Aと陽極側濃縮室3Bとに区画されている。脱塩室2には被処理水W1の流路R1が接続され、脱塩室2出口側は脱イオン水(処理水)W2の流路R2となっている。流路R2は分岐し、分岐流路R3及び各流路R3a〜R3dがそれぞれ陰極側濃縮室3A、陽極側濃縮室3B等に連通しており、脱塩室2の脱イオン水W2の一部が濃縮室3に導入される。濃縮室3の循環水を脱イオン水で希釈した状態で逆止弁20を備えた各排出流路R4a〜R4d及び合流排出路R4から濃縮水W3を排出する。 (もっと読む)


【課題】プロセス内で使用する水の有効利用を図った工業的に有利に塩化ナトリウム水溶液の電解方法を提供する。
【解決手段】原塩溶解工程、濾過工程、キレート樹脂処理工程、イオン交換膜方式の電解工程、脱塩素工程および脱芒硝工程を含む塩化ナトリウム水溶液の電解方法において、キレート樹脂処理工程から排出され且つ硬度成分を含むキレート樹脂再生排水にアルカリ剤を添加して硬度成分を析出させ、析出した硬度成分を固液分離して得た処理水を回収し且つ必要なpH調節を行って原塩溶解工程に循環し原塩の溶解水として使用する排水回収工程を設けた塩化ナトリウム水溶液の電解方法。 (もっと読む)


【課題】従来から電気脱イオン装置の脱塩室及び/又は濃縮室に充填されているイオン交換樹脂と同等又はそれ以上の機能及び強度を有し、かつイオン伝導性を有する充填材を用いる電気脱イオン装置を提供する。
【解決手段】電気脱イオン装置1は、陰極6と陽極7との間に、複数のアニオン交換膜5とカチオン交換膜4とを配列して脱塩室2と濃縮室3とを形成してなり、脱塩室2及び/又は濃縮室3に、微細状のイオン交換体を保持する連続気泡構造の発泡体8が充填されている。 (もっと読む)


【課題】pHが7を超える被処理水中に存在する有機質不純物を紫外線照射とイオン交換樹脂の組合せにより除去するにあたり、紫外線照射による分解の効率を上げてランニングコストを低減させること。
【解決手段】微量の有機質不純物を含むpHが7以上の被処理水に、紫外線を照射して前記有機質不純物を有機酸及び/又は炭酸に分解し、しかる後前記有機酸及び/又は炭酸を除去する方法において、紫外線の照射に先立って被処理水のpHを7未満にすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】難分解性有機物を効率よく分解除去することができ、かつ後段における脱塩の負荷を抑制することができる一次純水製造プロセス水の処理方法を提供する。
【解決手段】ペルオキソ硫酸を生成させる生成工程と、一次純水製造プロセス水に対して該ペルオキソ硫酸を、ペルオキソ硫酸濃度が所定濃度となるように添加する添加工程と、該添加工程を経た該一次純水製造プロセス水に紫外線を照射し、該一次純水製造プロセス水に含まれる有機物を分解除去する分解工程とを含むことを特徴とする一次純水製造プロセス水の処理方法。ペルオキソ硫酸を用いているため、ペルオキソ硫酸塩を用いる場合のように後段でこの塩を脱塩する必要がなく、脱塩の負荷が抑制される。ペルオキソ硫酸の生成工程を有するため、自己分解の進んでいないペルオキソ硫酸を用いることができる。このため、難分解性有機物を効率よく分解除去することができる。 (もっと読む)


【課題】炭酸を含有するホウ素含有水から、逆浸透膜法を用い、ホウ素濃縮液と透過液とに分離する処理方法において、該ホウ素含有水から予め炭酸を経済的かつ効率的に除去し、これにより効率的にホウ素を濃縮分離し、ホウ素濃度の高い濃縮液とホウ素濃度の低い透過液を得ることができるホウ素含有水の処理方法を提供する。
【解決手段】炭酸を含有するホウ素含有水から、逆浸透膜法を用い、ホウ素濃縮液と透過液とに分離する処理方法であって、前記ホウ素含有水のpHを4.5〜5.5に調整した後、空気吹き込みに付し、該ホウ素含有水中の炭酸を炭酸ガスとして除去する工程(A)、続いて、ホウ素含有水のpHを10.5〜11.5に調整した後、逆浸透膜法に付す工程(B)からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】最小限の前処理装置の構成を維持したまま非定常運転時においても電気脱イオン装置のスケール障害を生じることなく、所定のレベルの純水を供給することの可能な純水製造装置を提供する。
【解決手段】純水製造システムは、RO装置4とこの処理水ラインL1に設けたシリカセンサ7と電気脱イオン装置6とを備える。電気脱イオン装置6の処理水ラインL2に流量コントロール可能な三方弁8を設け、ろ過水槽3への循環ラインL4と、サブシステムへの送水ラインL3とを設ける。原水水質が変動したり、RO装置4の膜が劣化したりしてシリカセンサ7によるRO処理水W2のシリカ濃度の測定結果が基準値を超えた場合には、電気脱イオン装置6の処理水の一部をろ過水槽3に戻しRO装置4のシリカ濃度を低減させてRO処理水W2の水質を改善し、これにより電気脱イオン装置6への給水の水質を改善する。 (もっと読む)


【課題】水道水中の不純物をほぼ完全に除去すると同時に、次亜塩素酸ナトリウム等からの遊離塩素による腐食等の悪影響を無くし、且つ塩素臭の残らない純粋な水を容易に得ることができる水質改善システムを提供する。
【解決手段】原水に含まれている残存有機物・細菌類を排除する前処理フィルター2と、該前処理フィルター2を通過した濾過水から塩分、不純物、有害物質を除去する逆浸透膜装置3と、該逆浸透膜装置3により塩分、不純物、有害物質を除去した後の純水を貯留しておく貯水タンク4と、該貯水タンク4に循環ポンプ6を介して中性電解水を常時供給する中性電解装置5とから水質改善システム1を構成する。 (もっと読む)


標的化学種を含有する液体廃棄物を処理する方法であって、該液体を第一に還元剤又は酸化剤のいずれかを該液体から除去するための触媒を含有する筐体に運ぶ方法が記載される。続いて、該液体を逆浸透又はナノ濾過膜に運んで、該標的化学種の豊富な未透過物及び該標的化学種に乏しい透過物を得る。該未透過物を該膜から上流にある該液体に戻し、該浸透物がさらなる処理、例えば中和プラントに付され得る。 (もっと読む)


【目的】ボイラ水のブローを抑制しながら、蒸気ボイラでのキャリーオーバーを抑制する。
【構成】ナノろ過膜を有するクロスフロー型ろ過装置55でろ過処理した補給水を貯水タンク40へ供給し、蒸気ボイラ20へ供給するボイラ給水として貯留する。この際、クロスフロー型ろ過装置55へ供給される補給水の電気伝導度を測定し、この電気伝導度が所定値を超える場合はクロスフロー型ろ過装置55でのブロー量を多く設定する。これにより、貯水タンク40に貯留されるボイラ給水は、各種のイオン成分が効果的に除去されたものに調製されるため、蒸気ボイラ20において濃縮が進行してもキャリーオーバーの原因となる電気伝導度の上昇が抑制される。 (もっと読む)


【目的】ボイラ給水への薬剤の添加によらずに、蒸気ボイラおよび復水経路での腐食並びに蒸気ボイラでのスケール生成を効果的に抑制する。
【構成】ナトリウム型陽イオン交換樹脂が充填された複数の樹脂ユニットを含む樹脂ユニット群を有する軟水化装置53、ナノろ過膜を有するクロスフロー型のろ過処理装置55および脱酸素装置56で補給水を処理し、これにより得られる脱酸素処理されかつ炭酸塩が除去された軟化水をボイラ給水として貯水タンク40に貯留する。軟水化装置53とろ過処理装置55との間において、補給水の硬度分濃度、酸消費量(pH4.8)および水温をそれぞれ測定し、硬度分濃度が所定濃度を超えたときは樹脂ユニット群において樹脂ユニットを他のものに切替え、酸消費量(pH4.8)が所定値を超える場合はろ過処理装置55からのブロー量を多くし、水温が所定温度未満のときは補給水の流量を下げて脱酸素装置56に通過させる。 (もっと読む)


【目的】ボイラ給水への薬剤の添加によらずに、蒸気ボイラでの腐食およびスケール生成を効果的に抑制する。
【構成】ナトリウム型陽イオン交換樹脂が充填された複数の樹脂ユニットを含む樹脂ユニット群を有する軟水化装置53、ナノろ過膜を有するクロスフロー型ろ過装置55および脱酸素装置56で補給水を処理し、これにより得られる脱酸素処理されかつ塩化物イオンおよび硫酸イオンが除去された軟化水をボイラ給水として貯水タンク40に貯留する。軟水化装置53とろ過装置55との間において、補給水の硬度分濃度、塩化物イオンと硫酸イオンとの合計イオン濃度並びに水温をそれぞれ測定し、硬度分濃度が所定濃度を超えたときは樹脂ユニット群において樹脂ユニットを他のものに切替え、合計イオン濃度が所定値を超える場合はろ過装置55からのブロー量を多くし、水温が所定温度未満のときは補給水の流量を下げて脱酸素装置56に通過させる。 (もっと読む)


【課題】有機物汚染によるRO膜フラックスの低下などを防止する目的で、pHを9.5以上で原水をRO装置へ供給する方法では、有機物などの阻止率が十分ではないという問題があった。
【解決手段】原水を逆浸透膜処理装置へ供給する水処理装置において、逆浸透膜処理装置が、原水をpH9.5以上で供給するものであって、且つ、阻止率向上剤によって処理された逆浸透膜を備える水処理装置。原水を逆浸透膜処理装置へ供給する水処理装置において、逆浸透膜処理装置が、原水をpH9.5以上で供給するものであって、且つ、その一次側に阻止率向上剤を供給するための阻止率向上剤供給手段を有する水処理装置。pH9.5以上で原水を逆浸透膜処理装置へ供給する水処理方法において、定期的に、又は逆浸透膜処理装置の阻止率が低下した際に、阻止率向上剤で逆浸透膜処理装置の逆浸透膜を処理する工程を有する水処理方法。 (もっと読む)


【目的】復水をボイラ給水と混合して再利用する蒸気ボイラ装置において、ボイラ給水への薬剤添加に依らずに蒸気ボイラおよび復水経路の両方の腐食を抑制する。
【構成】蒸気ボイラ20へボイラ給水を供給する給水タンク40には、補給経路50を通じてボイラ給水となる補給水が供給される。補給経路50は、ナノろ過膜および逆浸透膜のうちの少なくとも一つを用いて補給水をろ過処理するためのろ過処理装置55と、脱酸素装置56とを有している。給水タンク40へ供給される補給水は、蒸気ボイラ20の腐食を促進する塩化物イオン等の成分および復水経路30の腐食を促進する炭酸ガスの発生原因となる炭酸塩等のアルカリ成分がろ過処理装置55において除去され、また、蒸気ボイラ20の腐食を促進する溶存酸素が脱酸素装置56において除去される。 (もっと読む)


【課題】 塩水を脱塩化して淡水を製造するための、ナノろ過膜、逆浸透膜及び熱式蒸留ユニットを用いた脱塩方法において、スケール成分の析出を抑制しながら、高い回収率で、かつエネルギー効率に優れた方法を提供する。
【解決手段】 塩水をナノろ過膜でろ過することによってスケール成分を含むイオン含有量を低減させる。そのナノろ過水を、低めの塩濃度の上流側ナノろ過水とそれよりは塩濃度の高い下流側ナノろ過水とに分流して取り出し、その上流側ナノろ過水を半透膜に導くことによって、半透膜において淡水をより高い回収率かつ少ないエネルギー消費量で得る。下流側ナノろ過水を熱式蒸留法に導くことによって、より高い回収率で淡水を得る。この結果、システム全体で高い回収率で、かつエネルギー効率に優れた脱塩が可能となる。 (もっと読む)


電気透析セルおよびキャビテーションユニットの一方または両方を備えている液体または水処理装置。キャビテーションユニットは、液体をキャビテーション気泡が形成される絞りへと流し、次いでキャビテーション気泡が内破する出口へと流すことによって、液体にキャビテーションを生じさせる。絞りは、開口を含んでおり、そのような開口は、流れの方向に対して垂直である平面においてわずかに離間している長い壁によって形成されている。電気透析セルは、処理対象の水の一部分のみを電気透析セルを通って案内するための導入流路、および電気透析セルの生成物を残りの水へと戻すための出口流路を備えるように構成されている。
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