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Fターム[4D076AA12]の内容

Fターム[4D076AA12]に分類される特許

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【課題】有機溶剤を含有する排ガス処理装置に使用されるガス回収装置において、ガスの濃度に応じて装置の運転状態を調整し、消費エネルギーを低減することを目的とする。
【解決手段】有機溶剤ガスは、吸引手段1によって液化手段2に供給される。液化手段2は、吸引手段1によって導入された有機溶剤ガスから有機溶剤を回収する。ガス濃度測定手段3は、有機溶剤ガスに含まれる有機溶剤の濃度を測定する。ガス濃度測定手段3で測定したガス濃度は、液化条件調整手段4に送られる。液化条件調整手段4は、ガス濃度に応じて液化手段2の運転条件を調整する。上記構成において、液化手段2は、ガス濃度をもとに液化条件調整手段4で設定された運転条件で運転するため、有機溶剤ガスの濃度が変動した場合においても、適切に液化手段2が動作するので、有機溶剤ガスから有機溶剤を確実に回収できるとともに、消費エネルギーを低減することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】メチルイソブチルケトンとベンジルアミンを、イミンの形成が抑制された条件下に操作性良く分離しうる方法を提供する。
【解決手段】メチルイソブチルケトンとベンジルアミンの混合物を水と混合し、得られた油水二相系の混合物を蒸留する。この蒸留により、低沸点側の留出液として、メチルイソブチルケトンと水の混合物を得ることができると共に、高沸点側の留出液として、又は缶出液として、ベンジルアミンを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】塗装工場や印刷工場などから排出される有機溶剤ガスを、捕集し回収する有機溶剤回収装置において、排出される有機溶剤ガスを小型で低消費電力である回収装置で液化回収させることができることを目的とする。
【解決手段】有機溶剤ガス1を圧縮・冷却し液化で回収する装置において、ダクト2に有機溶剤ガス1を送風する送風手段3および冷却する冷却手段4を設けて有機溶剤ガス1を送風手段3により冷却手段4に高速に衝突させ液化した有機溶剤含有溶液5を回収する回収手段6を設ける構成において、有機溶剤ガス1の液化を圧縮と冷却による2つの作用を相乗的にさせているので、送風手段3をポンプや圧縮機のような大型装置を使う必要がなく、また、冷却温度も顕著に低くすることもなく、排出される有機溶剤ガス1を小型で低消費電力である有機溶剤回収装置ができる。 (もっと読む)


【課題】ポリスチレンゲルを効率よく蒸留してポリスチレンゲルが含有する溶剤を回収し、かつポリスチレンを効率よく熱分解して熱分解油を回収することができ、またポリスチレンゲルを効率よく蒸留してポリスチレンゲルが含有する溶剤を回収し、かつポリスチレンを回収することができる装置及び方法を提供する。
【解決手段】蒸留分解釜、コンデンサー、リボイラー、ガスヒーター、第1液容器及び第2液容器を具備し、蒸留分解釜、コンデンサー、リボイラー及びガスヒーター、第1液容器及び第2液容器を所定の順序で連通したポリスチレンゲルの処理装置。ガスヒーターは、ポリスチレンゲルの溶剤蒸気を溶剤の沸点以上に加熱することができ、ポリスチレン熱分解油の蒸気をポリスチレン熱分解油の蒸気の沸点以上に加熱することができる。蒸留分解釜には、沸点以上に加熱したポリスチレンゲルの溶剤蒸気や沸点以上に加熱したポリスチレン熱分解油の蒸気が入る。 (もっと読む)


【課題】 洗浄液が溶解したリンス液を蒸留して再生する際に、洗浄液及びリンス液を廃棄する必要のない蒸留装置を提供する。
【解決手段】 蒸留装置20の蒸留槽21内に、熱源22が設置されている。また、蒸留槽21の上方には、冷却コイル23を有したリンス液回収槽24が設置されている。また、蒸留槽21内には、熱源22によりリンス液を気化して当該リンス液に溶解する洗浄液を回収する洗浄液回収槽25が設置されている。洗浄液回収槽25は、リンス液の液面の上限を検出する第1のセンサ26A及び当該下限を検出する第2のセンサ26Bを有している。また、熱源22の熱により気化されたリンス液を冷却コイル23へ導くための開口部25Mを有している。また、蒸留槽21及び洗浄液回収槽25には、リンス液もしくは回収された洗浄液を通す第1の導入管31、第1の排出管41、第2の導入管、第2の排出管42が接続されている。 (もっと読む)


【課題】 変色等の劣化の少ない再生樹脂物を得ることのできる発泡樹脂の処理方法を提供することである。
【解決手段】 発泡樹脂製の廃材を溶剤にて溶かして樹脂溶解物を得る溶解装置10と、溶解装置10にて得られた樹脂溶解物から溶剤をろ過して除去する前溶剤除去装置12と、前溶解除去装置12での処理を経た前記樹脂溶解物を加熱攪拌して前記樹脂溶解物から溶剤を蒸発させる溶剤分離釜30と、溶剤分離釜30の内圧を大気圧より低い所定圧力に減圧させる減圧装置40とを有する構成となる。 (もっと読む)


メタノール及び水を含有する混合物からメタノールを回収する方法において、それぞれの段階から次の段階にかけて圧力を減らす、熱統合を伴う多段階の蒸発、並びに、それぞれの段階から次の段階にかけて圧力を高める、熱統合を伴う後接続された一連の蒸発段階を含む方法。本方法は、メタノールの回収に必要なエネルギーを減らす。
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【課題】 部品点数を減らすことでコスト低減と省スペース化を達成する。
【解決手段】蒸留釜10内で気化した溶剤ガスを凝縮液化するための凝縮コイル19を溶剤を貯留するためのバッファタンク27内に配設するとともに、凝縮液化した溶剤を吸引するためのエジェクタ22を備える再生溶剤循環流路26に循環する溶剤の温度上昇を抑えるための冷却コイル25もバッファタンク27内に配設する。再生溶剤循環流路26からバッファタンク27に戻った溶剤はまず冷却コイル25で冷却され、温度が下がった溶剤が凝縮コイル19と熱交換を行うことにより、凝縮コイル19に導入された溶剤ガスは冷却されて凝縮液化する。これにより、従来、凝縮コイル及び冷却コイルをそれぞれ備えるコンデンサが不要になる。 (もっと読む)


水溶性有機物と水との混合物を蒸留塔11により蒸留し、蒸留塔11の塔頂11aからの留分を膜分離器14により透過蒸気Fと非透過蒸気Fとに分離する水溶性有機物の濃縮方法において、留分を一旦凝縮して凝縮液とし、蒸発器13内で凝縮液を加熱することにより蒸留塔11の操作圧力より高圧力の蒸気Fとし、蒸気Fを膜分離器14に導入し、混合物から水を分離する方法。
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【課題】
次工程の処理に悪影響を及ぼす不要溶媒を未留去溶液から蒸発留去させ、次工程の処理に悪影響を与えない必要溶媒に溶質を溶かした留去済溶液を連続的に回収処理できるようにする。
【解決手段】
必要溶媒(B)として不要溶媒(A)より沸点の高い液体を用い、温度コントローラ(2)により必要溶媒(B)の沸点より低く、且つ、不要溶媒(A)の沸点より高い温度に維持される蒸発管(4)を傾斜して配し、その上端側から必要溶媒(B)を添加した未留去溶液(Y)を供給して管内壁(4a)に沿って流下させる溶液供給系(5)と、管内壁(4a)を流下する間に不要溶媒(A)を蒸発留去させた留去済溶液(Y)をその下端側で回収する溶液回収系(6)と、蒸発管(4)内に下端側から上端側に向かう気流を生じさせて管内で蒸発した不要溶媒蒸気をその上端側の排気口(12out)から送り出す払拭エア供給系(7)を備えた。 (もっと読む)


【課題】 廃芳香族ポリカーボネートを安価で大量に処理し、高純度の芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液を得るとともに、芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液を得る際に発生する廃有機溶媒溶液から、廃液中に含有する不純物を経済的に且つ効率的に除去し、高純度の有機溶媒を回収する方法を提供する。
【解決手段】 廃芳香族ポリカーボネート樹脂を有機溶媒に溶解し、この有機溶媒溶液中のポリカーボネート樹脂をアルカリ金属水酸化物水溶液の存在下に分解して、分解後の反応溶液を有機溶媒相とアルカリ水溶液相とに分液し、(i)芳香族ジヒドロキシ化合物のアルカリ水溶液を得、且つ(ii)有機溶媒相は、薄膜式蒸発濃縮機により処理して有機溶媒を回収する方法。 (もっと読む)


【課題】 溶液またはスラリ状物質を加熱することにより気化したアルコール類や有機溶剤等の揮発性成分ガスが、再び溶媒中に溶解してしまうのを防止して、揮発性成分を高効率で除去することのできる、新規な溶液またはスラリ状物質からの揮発性成分の除去方法並びにその装置の開発を技術課題とした。
【解決手段】 揮発性成分を含んだ溶液またはスラリ状物質を加熱し、前記揮発性成分を気化させて溶液またはスラリ状物質中から除去する方法において、前記溶液またはスラリ状物質中にキャリヤガスG0を供給し、このキャリヤガスG0中に気化した揮発性成分ガスG1を取り込むことにより除去を図ることを特徴として成り、気化した揮発性成分ガスG1はキャリヤガスG0中に取り込まれるため、再び溶媒中に溶解してしまうのを防止して、揮発性成分を高効率で除去することができる。 (もっと読む)


希薄な硫化水素を含む物理溶媒32を受け取り、かつ実質的に硫化水素を含まないストリッピングガス51、52が高圧フラッシング容器110および中圧フラッシング容器112の少なくとも1つによって提供されるバキュームストリッパ118を備えたプラント。意図される構成は有利には、二酸化炭素および硫化水素を含んだ酸性ガスを処理するための物理溶媒の使用範囲を拡大し、また硫化水素4ppmというパイプライン仕様の大半を満たすのに使用され得る。
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【課題】廃棄物として排出されたポリ塩化ビニルを溶解処理する為の処理装置を提供する。
【解決手段】ポリ塩化ビニルをポリ塩化ビニル溶解剤に溶解させるための溶解槽、ポリ塩化ビニルを溶解したポリ塩化ビニル溶解剤を濾過する濾過装置、濾過したポリ塩化ビニル溶解剤を水と接触させてポリ塩化ビニルを析出させるための析出槽、析出したポリ塩化ビニルを水洗する水洗装置からなることを特徴とするポリ塩化ビニルの処理装置。 (もっと読む)


【課題】 前記蒸留装置内への空気の流入を確実に防止することができる廃棄物処理システムを提供する。
【解決手段】 可燃性溶剤を含有する液体状又はスラリー状の廃棄物を処理するシステムであって、前記廃棄物を所望の固形分濃度に調整する調整槽と、 前記調整槽とポンプを介して配管接続され、前記調整槽において調整された廃棄物を減圧下において蒸留し、固形物と液体とに分離する蒸留装置と、前記調整槽内の前記廃棄物の残量を監視し、該残量が所定の設定値になったときに前記蒸留装置への前記廃棄物の供給を停止させる制御装置とを備えることを特徴とする (もっと読む)


減容化ゲル状ポリスチレン樹脂を連続的に且つ効率的に処理して溶剤及び樹脂を分離回収する減容化ゲル状ポリスチレン樹脂分離回収装置を提供する。
減容化ゲル状ポリスチレン樹脂を常圧もしくは減圧下で加熱することにより溶剤と樹脂とを分離回収する装置であって、蒸発した溶剤を連続的に取り出す溶剤回収部を上部に有すると共に溶剤が除去された樹脂を回収する樹脂回収部を下部に有する装置本体10と、装置本体10内に配設されると共に内方に熱媒体を流通させる管20と、熱媒体流通管20に接触するように減容化ゲル状ポリスチレン樹脂を導入する手段14と、熱媒体流通管20に接触して下方へ流れ落ちた樹脂を保持する樹脂保持部13と、樹脂保持部13の樹脂を加熱する手段25と、同樹脂を攪拌する手段26とを具備する。
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【課題】溶液から溶剤を連続して効率的に分離・回収する。
【解決手段】洗浄溶剤と樹脂組成物を混合した廃液を収容する蒸留槽14の側面に廃液を加熱するジャケット20を配設する。蒸留槽14内に回転軸15に対して移送翼部17をテーパ状に配設した回転翼18を回転可能に設ける。移送翼部17は下端部17aが廃液Aの液面下に位置すると共に上端部17bは廃液の液面から露出する。蒸留装置7は、回転翼18を回転させ、移送翼部17によって廃液を上端部に移送して蒸留槽側面のジャケット20の領域に吐出させて洗浄溶剤を加熱・気化させる。気化した洗浄溶剤を溶剤回収管24から回収し、残渣を排出管31から排出する。廃液供給管6から連続的に廃液を供給することで、廃液の液面高さLを移送翼部の下端部から0.1H〜0.5Hの範囲に維持して、連続して洗浄溶剤を分離回収する。 (もっと読む)


【課題】イソブテンを含有する炭化水素混合物からt−ブタノールを製造する方法を提供する。
【解決手段】イソブテンを含有する炭化水素混合物と水とを固体の酸性触媒を用いて反応器カスケード中で反応させることによりt−ブタノール(TBA)を製造する方法において、少なくとも1つの反応器に2つの異なったイソブテン含有炭化水素混合物を交互に送入し、その際、該混合物の一方が、他方の混合物よりも高いt−ブタノール含有率および高い含水率を有する。
【効果】イソブテンの反応率ひいてはt−ブタノールの収率が向上する。 (もっと読む)


プラスチックの溶媒処理方法であって、以下の工程:
(a)プラスチックを、溶媒、及び該溶媒と相溶性があり且つ該溶媒によるプラスチックの溶解を改良することのできる少なくとも1種の相分離剤(PSA)と接触させることにより、該プラスチックを溶解する工程;
(b)該溶液を、少なくとも1種の非溶媒と接触させることによって該プラスチックを沈殿させ、沈殿したプラスチック粒子を含有する溶媒/非溶媒混合物を得る工程;及び
(c)該混合物から該溶媒を実質的に除去し、及び固体プラスチック粒子を回収する工程、
を含み、工程(a)の後であるが工程(c)の前に、PSAの少なくとも実質的な部分を該溶液又は該混合物から回収するストリッピング工程(d)を行い、前記ストリッピング工程(d)は、蒸発した溶媒を置換し且つ該溶液又は該混合物におけるポリマー濃度が実際に影響を受けないように保つのに十分な量の溶媒を含むストリッピング組成物を用いる、方法。
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イオン性液体が添加溶剤として使用される抽出精留から得られ、高沸点物質、及びイオン性液体を含む底部流を後処理する方法であって、底部流を500ミリバール未満の圧力で操作される蒸発段階に供給するか、又は不活性ガス、又は蒸気を使用して操作されるストリッパーに供給することを含み、及び存在する高沸点物質の大半が、蒸気の状態でイオン性液体から分離されることを特徴とする方法。 (もっと読む)


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