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Fターム[4D076CD33]の内容

Fターム[4D076CD33]に分類される特許

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【課題】淡水化のために必要な海水の循環量を低減し、エネルギー効率を上げる分離装置を提供する。
【解決手段】外筒1の内側に内筒2を設け、内筒の内側に円筒状の熱交換隔壁3を設ける。外筒の上部には配管25を介してコンプレッサー27及び加熱器28が設けられる。加熱器により加熱された水蒸気の熱は、前記熱交換隔壁を媒介して内筒に噴射した水粒子に輻射熱として伝わり、蒸発させる。熱交換隔壁内の水蒸気は凝縮して淡水として底に溜まる。一方、内筒内の水蒸気は開口14から出ると共に塩粒子は自重で落下する。水蒸気は外筒の出口から配管を通って加熱器により加熱され、熱交換隔壁に噴射される。このプロセスを連続的に行うことで淡水と塩粒子とが分離される。この海水淡水化装置100によれば、淡水化を行う量だけを循環させればよいので、少ない動力エネルギーで済むうえ、塩分濃度の濃い鹹水を生じさせないので、装置と環境への負荷が小さい。 (もっと読む)


【課題】淡水化した蒸留水を圧縮して海水蒸発の熱源として利用するとともに海水の予熱に効果的に利用でき、システム全体として熱効率を高めることの可能な海水の淡水化システム及びその方法を提供する。
【解決手段】蒸発器(4)で海水と圧縮機(5)にて圧縮された蒸気とを熱交換し、海水供給流路(7)、蒸留水還り流路(13)、濃縮水還り流路(14)に配設された熱交換ユニット(15)により海水と蒸留水及び濃縮水とで熱交換を行う海水の淡水化システム及びその方法であって、気液比計測装置(30)により熱交換ユニットに流入する蒸留水の凝縮水に対する蒸気の気液比を計測し、蒸留水気液比調整部を有する制御装置(20)で気液比計測装置により計測される気液比を調整する。 (もっと読む)


【課題】エネルギー効率が高く、コストが低く、装置を小型化することができる淡水化装置および淡水製造方法を提供する。
【解決手段】原水を蒸発させた後、凝縮して淡水を生成する淡水化装置であって、原水を貯留する原水タンクと、原水タンク内に設置され、原水を気化させて水蒸気を生成する気化器と、水蒸気を凝縮させて淡水を得る凝縮部と、原水タンク内から水蒸気を吸引し、圧縮し、温度が高められた水蒸気を凝縮部へ送出する水蒸気ポンプが、原水タンクと凝縮部とを接続する接続部に設けられた水蒸気送出部と、水蒸気ポンプから送出された水蒸気および/または淡水が備える熱エネルギーを原水に付与する熱交換器とを有し、熱交換器が原水の気化を促進する役割を果たすことにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】
水の安全保障を確保するために、災害時や緊急時あるいは常時に、生活用水叉は工業用水を海水から熱エネルギーを使わず簡便に造水するための減圧脱水・淡水化方法である。雰囲気の気圧を下げ、含水物から不飽和湿り空気を発生させる第2処理と、昇圧状態で飽和湿り空気に変換する第3機能と、結露を誘起して真水を回収することが第4機能である。このように、従来の熱エネルギーの必要性を無くし、結露のために冷凍行程を無くすことが、本発明が解決しようとする課題である。
【解決手段】 含水物試料を空気雰囲気にする第1機能と、この空気雰囲気を航空機の翼体形状物又は圧縮機を用いて減圧し、不飽和湿り空気を発生させる第2機能と、昇圧して飽和湿り空気に変換する第3機能と、親水性結露面を核として結露・液化させる第4機能を順次繰り返すことにより真水と被脱水物とを分離回収する。 (もっと読む)


当初温度Tを有するブラインから、少なくとも1部分を個体として分離するためのシステムと方法であり、前記のブラインを受け取る晶析装置インレット、前記のブラインの少なくとも一部から発生した第一の圧力P1を有する蒸気を排出する晶析装置第一アウトレット、および、前記の当初温度Tよりも低い最終温度T2を有するスラリーを排出する晶析装置第二アウトレットから成る晶析装置と、前記スラリーを受け取る分離器インレット、前記スラリーから分離した個体の一部分を排出する分離器第一アウトレット、および、実質的にTと等しい温度を有する残余液体を排出する分離器第二アウトレットから成る分離器と、前記の蒸気を受け取るコンプレッサーインレットと、前記の圧力P1より高い第二圧力P2を有する圧縮蒸気を排出するコンプレッサーアウトレットから成るコンプレッサーと、前記圧縮蒸気を受け取るコンデンサー第一インレット、前記分離器から排出された残余液体を受け取り、前記圧縮蒸気から放出された潜熱を吸収し、圧縮蒸気を濃縮するコンデンサー第二インレット、T1に実質的に等しい温度を有するアウトレット液体を排出するコンデンサーアウトレットとから成るコンデンサーから構成されるシステムである。
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【課題】低沸点物質の蒸留時にも品質と収率を低下させない蒸留システム及び蒸留方法を提供する。
【解決手段】供給原料中に存在する2成分系以上の混合物質を沸点差によって低沸点物質と高沸点物質に分離する蒸留システムにおいて、前記低沸点物質が蒸発し、上部蒸気11として排出され、前記高沸点物質が下部で凝縮される蒸発分離器100と、水供給源から導入された水が、前記上部蒸気と熱交換し、前記上部蒸気及び水が各々凝縮及び蒸発する凝縮蒸発器500と、前記凝縮蒸発器から蒸発した水蒸気を断熱圧縮する圧縮機600,700,800を含んで構成され、前記圧縮機で圧縮された水蒸気の熱を前記蒸発分離器での混合物質の分離のための蒸発熱源として供給する。 (もっと読む)


【課題】極低温の液体貯蔵タンクにおいて生成されるボイルオフガスを処理するためのプロセスおよびシステムが提供される。
【解決手段】このプロセスは、ボイルオフガスを圧縮する工程と、液体留分および冷却された気体留分を生成する方法で、前記圧縮されたボイルオフガスを冷却する工程と、前記液体留分と前記冷却された気体留分とを分離する工程と、次いで、前記液体留分を前記極低温の液体貯蔵タンクに再び向かわせる工程とを含む。圧縮されたボイルオフガスは、混合冷媒と逆流した熱交換において冷却ゾーンを通して通過させることによって冷却される。 (もっと読む)


【課題】水等の蒸発性液体を間接加熱し減圧状態で沸騰蒸発することによって発生した蒸気を,圧縮し,この圧縮した蒸気を前記液体を間接加熱するための熱源とするように構成して成る蒸発装置において,蒸気の圧縮比を高くする。
【解決手段】前記蒸気の圧縮を,前段の遠心式圧縮機12による圧縮と,これに続く,後段の容積式圧縮機13による圧縮とで行うように構成する。 (もっと読む)


1つの実施形態では、方法は、熱伝達要素の上の領域内で流体の第2のボリュームから流体の第1のボリュームが沸騰した後に、熱伝達要素の上の領域から熱伝達要素の下の領域へと流体の第1のボリュームを移動させるステップを含む。流体の第1のボリュームは、流体の第2のボリュームの不純物濃度より低い不純物濃度を有する。熱伝達要素の下の領域は、熱伝達要素の上の領域の温度より高い温度を有する。方法は、また、熱伝達要素の上面で流体の第1のボリュームから流体の第3のボリュームへと潜熱を伝達するステップも含む。流体の第1のボリュームが凝縮すると、潜熱が放出される。 (もっと読む)


【課題】水熱処理後の廃液及び固液分離(脱液)工程からの液分の着色成分の処理を改良して、ランニングコストや処理設備の小型化を図る。
【解決手段】水熱処理容器1内に供給した下水汚泥Sに対して、高温高圧処理装置たとえば加圧及び高温下で水蒸気を加えて水熱処理する水熱処理装置と、水熱処理後の処理汚泥を固液分離手段にて固液分離する脱液装置3と、脱液汚泥に対して乾燥処理する乾燥装置5と、前記水熱処理後に処理容器1からの廃液と前記脱液装置3からの液分とを受けて、これを濃縮する濃縮装置10と、濃縮装置10での濃縮液21は前記脱液汚泥と共に前記乾燥装置5へと送る装置を備える。 (もっと読む)


【課題】被処理液が濃縮される一方で生成される無機塩等の結晶によるポンプや管路の閉塞を確実に防ぐことのできる、新規な高速旋回式蒸発装置の運転方法の開発を技術課題とした。
【解決手段】蒸発缶2の流出口22付近には濃度計54が具えられ、この濃度計54によって検出された液体成分L1の濃度が所定値以上にならないように装置の制御要素を調節するとともに、前記濃度計54によって検出された濃度の単位時間当たりの変化量が異常値を示したときには、停止操作を行うことを特徴として成り、濃度の単位時間当たりの変化量が異常値を示したときに、無機塩等の結晶が生じたものと判断して装置の運転が停止されることとなるため、結晶の生成を初期の段階で検知してポンプや管路の閉塞等、装置にとって致命的な不具合を確実に回避することができる。 (もっと読む)


【課題】水溶液を蒸発することで発生する水蒸気を圧縮機11にて圧縮して,当該水溶液を蒸発するための熱源とするようにした自己蒸気圧縮式蒸発装置において,沸点上昇の高い水溶液に適用できるようにし,且つ,圧縮機にスケールが付着することを回避する。
【解決手段】前記水溶液の蒸発を行う蒸発缶1から前記水溶液を間接加熱する熱交換器4に至る蒸気ダクト8に,前記圧縮機11を設けるとともに,この圧縮機の下流側の部位に,水蒸気を更に圧縮するようにした後段圧縮機12を設ける一方,前記蒸気ダクトのうち前記圧縮機11の吸い込み側の部位及び前記後段圧縮機12の吸い込み側の部位に,前記熱交換器における凝縮水の一部を水蒸気に対して注入するための注水部13,14を設ける。 (もっと読む)


【課題】スペースの無駄を無くし、洗浄作業が容易な竪型蒸発缶を有する蒸気再圧縮式濃縮装置を提供すること。
【解決手段】処理対象液を供給する上方の液供給部21と、処理対象液を蓄える下方の液貯留部23と、液供給部22と液貯留部23の間に筒状の缶本体35が縦方向に置かれ、その缶本体に形成された気密な濃縮室36を複数の伝熱管31が縦方向に貫通して配置された濃縮部22A〜22Dとを備える竪型蒸発缶11とを有し、液供給部21から伝熱管31内に入って流れ落ちる処理対象液を加熱して蒸発させ、その蒸気を液貯留部側23から引いて断熱圧縮し過熱蒸気にして濃縮室36に送り込み、濃縮室36を貫通する伝熱管31内の処理対象液が蒸発する際、潜熱が奪われた過熱蒸気が凝縮してでききる濃縮室36内の蒸留液を採取するようにした再圧縮式濃縮機10。 (もっと読む)


【課題】 薬品を使用することなく有機性廃液などから放流可能な蒸留液を連続式に取り出す有機性廃液の処理装置および処理方法を提供すること。
【解決手段】 処理液dを蒸発させてアンモニア濃度の低い浄水と高濃度のアンモニア水とを凝縮して取り出すようにしたものであって、処理液dを蒸発させる第1蒸発器18と、第1蒸発器で蒸発しなかった残渣fを蒸発させる第2蒸発器20と、第1蒸発器18で蒸発した蒸気eを高温側凝縮部と低温側凝縮部との2段階で凝縮する第1分縮器19と、第2蒸発器20で蒸発した蒸気hを高温側凝縮部と低温側凝縮部との2段階で凝縮する第2分縮器21とを有し、第1分縮器18の高温側凝縮部で凝縮した蒸留液bと、第2分縮器21の低温側凝縮部で凝縮した蒸留液cとを処理液dの一部として第1蒸発器18へ還流させるようにした有機性廃液の処理装置1。 (もっと読む)


【課題】本発明は、含有する水分の種類、組成、含有量の多少を問わず、様々な含水物質に適用でき、かつ、水分除去を効率良く行うことのできる脱水方法および脱水システムを提供することを目的とする。
【解決手段】常温常圧の条件下で気体である物質の液化物を含水物質に接触させ、該液化物に該含水物質中の水分を溶解させて水分高含有の液化物を得る工程(1)、および、該水分高含有の液化物中の常温常圧の条件下で気体である物質を気化させることにより気体として水分から分離する工程(2)を含むことを特徴とする液化物を用いた含水物質の脱水方法。 (もっと読む)


本発明の複数の実施態様は、液体を蒸留するための新奇の加圧蒸気サイクルを対象とする。本発明のいくつかの実施態様においては、未処理の液体を受け入れるための流入部の要素と、この液体を蒸気に変えるために流入部に結合された蒸発器と、蒸気を集めるためのヘッドチャンバと、内部駆動軸および蒸気圧縮用回転可能ハウジング付き偏心回転子を有する蒸気ポンプと、圧縮蒸気を蒸留製品に変えるために蒸気ポンプに連絡している凝縮器とを含む液体浄化システムが開示される。本発明の他の複数の実施態様は、本システムを特に効率化するための熱管理などのプロセスの拡張を対象とする。 (もっと読む)


ブレード熱交換器は、回転軸に対して軸方向に延びる複数のブレードを含み、該ブレードは半径方向に細長いものとなっている。該ブレードは、前記軸を中心として配置され、互いに隔離された濃縮用及び蒸発用複合チャンバを形成するようにハウジング内に配設される。該ブレードの少なくとも幾つかの内部が濃縮用複合チャンバを形成する。該ブレードの外部とハウジングの内面とが協働して蒸発用複合チャンバを形成する。 (もっと読む)


本願発明のある実施例によると、蒸気圧縮蒸発システムは、複数の容器を直列に有し、各容器は、非揮発性成分を有する給送管を有する。複数の容器の第1のセットは、蒸気圧縮蒸発器を有し、複数の容器の第2のセットは、多重効用缶を有する。機械式圧縮器は、一連の蒸気圧縮蒸発器の最後の容器と結合され、前記容器からの蒸気を受け取る。タービンは、機械式圧縮器と結合され、機械式圧縮器を駆動する。ポンプは、冷却液を機械式圧縮器へ届ける。タンクは、機械式圧縮器と結合され、液体及び機械式圧縮器から受け取った蒸気を分離する。複数の熱交換器は、個々の容器の内側に結合される。第1のセットの最初の容器内の熱交換器は、タンクから蒸気を受け取り、少なくとも一部の蒸気は、前記容器内で凝縮される。凝縮熱は、蒸発熱を第1のセットの最初の容器へ供給する。また第1のセットの最初の容器内の少なくとも一部の蒸気は、第1のセットの次の容器内の熱交換器へ届けられる。凝縮、蒸発、及び届ける段階は、第2のセットの最後の容器に到達するまで続く。 (もっと読む)


予め定められた圧力の範囲内及び温度範囲内にある炭化水素ガス入口流れからCOを分離する方法であって、入口流れを分別蒸留にさらして、COボトム生成物流れ及び蒸留オーバーヘッド流れを提供する工程と、蒸留オーバーヘッド流れを、一次還流ドラムの入口を通過させて、一次還流液体流れ及び炭化水素蒸気流れを生成する工程と、炭化水素蒸気流れを膜分離にさらして、炭化水素生成物流れ及び透過流れを提供する工程と、透過流れを圧縮する工程と、圧縮済み透過流れを一次還流ドラムの入口に再循環し、それによってCO液体生成物及び炭化水素ガス生成物を提供する工程と、を含む方法。
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イオン性液体が添加溶剤として使用される抽出精留から得られ、高沸点物質、及びイオン性液体を含む底部流を後処理する方法であって、底部流を500ミリバール未満の圧力で操作される蒸発段階に供給するか、又は不活性ガス、又は蒸気を使用して操作されるストリッパーに供給することを含み、及び存在する高沸点物質の大半が、蒸気の状態でイオン性液体から分離されることを特徴とする方法。 (もっと読む)


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