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Fターム[4E066CA08]の内容

電子ビームによる溶接、切断 (971) | 被溶接材 (258) | 継手形状 (72) | 突合せ継手 (36)

Fターム[4E066CA08]に分類される特許

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【課題】溶接部の品質の向上、追加工程や後加工の省略あるいは削減による製造コスト削減、かつ溶接部の確実な検査による安定した品質を有するロングステムタイプの等速自在継手に好適な外側継手部材の溶接方法および外側継手部材を提供することにある。
【解決手段】トルク伝達要素19が係合するトラック溝30を内周に形成したカップ部12と、カップ部12の底部に形成された軸部13とを2つ以上の別部材で構成し、カップ部12を形成するカップ部材12aと軸部13を形成する軸部材13bとを接合してなる等速自在継手10の外側継手部材11の溶接方法において、カップ部材12aと軸部材13bは、その端部72、73、74、75を突合せたとき密閉された中空空洞部47が形成される形状を備えており、中空空洞部47が大気圧以下の状態で、カップ部材12aと軸部材13bの突合せた端部72、73、74、75を溶融溶接することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Ni基超合金部分と鋼部分とを有するタービン用ロータおよびその製造方法であって、Ni基超合金部分と鋼部分との接合部分がタービン用ロータとして十分な機械的特性を備え得るものを提供する。また、上記タービン用ロータのために好適な、Ni基超合金材と鋼材の接合方法および構造を提供する。
【解決手段】タービン用ロータの製造方法が、析出硬化型Ni基超合金より成る第1のロータディスクと固溶強化型Ni基超合金より成る中間材とを電子ビーム溶接により接合するステップと、この接合体について前記析出硬化型Ni基超合金を時効硬化させるために適した第1の温度で時効硬化処理を行うステップと、中間材と鋼より成る第2のロータディスクとを電子ビーム溶接により接合するステップと、この接合体について鋼を焼なますために適した第2の温度で焼なまし処理を行うステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】溶接部の品質の向上、後加工の省略あるいは削減による製造コスト削減、かつ溶接部の確実な検査による安定した品質を有するロングステムタイプの等速自在継手に好適な外側継手部材を提供することにある。
【解決手段】トルク伝達要素19、41が係合するトラック溝30を内周に形成したカップ部12と、該カップ部12の底部に形成された軸部13とを備えた等速自在継手10の外側継手部材11であって、前記カップ部12を形成するカップ部材12aと前記軸部13を形成する軸部材13a、13bとからなる2つ以上の部品を接合することにより前記外側継手部材11が形成され、前記接合により中空空洞部47が密閉される構造のものにおいて、前記接合が溶融溶接によるものであって、前記部品のいずれかに前記中空空洞部47に通じる通気孔29を設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接合強度に優れ、信頼性の高い接合体、接合体の製造方法及び電池パックを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る接合体10は、第1金属部材1と、第2金属部材2と、接合部3とを含む。第1金属部材1は、Alを含み、Cuの含有量が5.7重量%未満である。第2金属部材2は、Cuを含み、Alの含有量が9.4重量%未満である。接合部3は、第1金属部材1と第2金属部材2とを接合する。また、接合部3は、Si、Ni、Mn、Co、Zn、Ge、Au、AgおよびPdからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む。 (もっと読む)


【課題】溶接部の品質を向上させることができる中空エンジンバルブの溶接方法を提供する。
【解決手段】一端に傘形形状を有する中空軸状の弁傘部材11と軸状の軸端封止部材12とを互いに溶接することにより得られる中空エンジンバルブの溶接方法において、弁傘部材11における中空軸部11bの端面21と軸端封止部材12の端面31とを突き合わせることにより形成される溶接部に、弁傘部材11及び軸端封止部材12の軸心に対して点対称となる2方向から同時に電子ビームEを照射すると共に、突き合わされた弁傘部材11及び前記軸端封止部材12をその軸心周りに回転させることにより、弁傘部材11と軸端封止部材12とを溶接する。 (もっと読む)


【課題】降伏強度が355MPaクラス以上で、板厚が50mm超の電子ビーム溶接用高強度鋼板を突合せ溶接して、破壊靭性値δcが十分に高い溶接継手を形成する。
【解決手段】溶接構造体の突合せ溶接継手において、(a)溶接金属部の硬さが母材の硬さの110%以上220%以下であり、かつ、(d)溶接溶融線と接する溶接影響部(HAZ)の旧オーステナイト粒径が100μm以下であり、必要に応じ、(b)溶接金属部の幅が母材板厚の20%以下であり、及び/又は、(c)熱影響を受けていない母材部の硬さの95%以下の硬さに軟化している溶接影響部領域の幅が3mm以上であることを特徴とする耐脆性破壊発生特性に優れた電子ビーム溶接継手。 (もっと読む)


【課題】ギガサイクル域の振動に対しても耐えることが可能な疲労特性を有し、かつ十分な破壊靱性を有する溶接継手を提供する。
【解決手段】この溶接継手は、一対の鋼材と;前記一対の鋼材間の突合せ溶接部に、高エネルギー密度ビームにより溶接されて形成された溶接金属と;を備え、前記一対の鋼材のCの含有量が0.01〜0.08質量%の範囲であり、前記溶接金属の質量%の組成を用いた下記数式(a)により算出される変態開始温度Msが、250℃以下であり、前記突合せ溶接部に圧縮残留応力が付与されている。
Ms(℃)=371−353C−22Si−24.3Mn−7.7Cu−17.3Ni−17.7Cr−25.8Mo・・・(a) (もっと読む)


【課題】 ディーゼルエンジンなどの内燃機関用の燃料は噴射装置の一種である高圧型コモンレールの燃料噴射圧力の高圧化に対応して、インジェクションノズルを長期にわたって高い応答性を維持できるようにする。
【解決手段】 ディーゼルエンジンの高圧型コモンレールのインジェクションノズル1の先端構造を、その先端内孔部に配置されたノズルの噴出孔11を間欠的にカバーするニードル2の先端部22を金属ガラスによって形成した。 (もっと読む)


【課題】溶接部の保護を簡易化することができる回転部材の溶接構造を提供する。
【解決手段】ギヤ部3を有するギヤ部材5と、このギヤ部材5が組み付けられる軸部材7と、ギヤ部材5と軸部材7との間に設けられギヤ部材5と軸部材7とを一体回転可能に固定する溶接部9とを備えた回転部材の溶接構造1において、溶接部9が、ギヤ部材5に設けられギヤ側溶接面11を有するギヤ側溶接部13と、軸部材7に設けられギヤ側溶接面11に軸側溶接面15を対向して位置する軸側溶接部17とからなり、ギヤ部材5に、ギヤ側溶接面11よりも突出する保護面19を有する保護部21を設けた。 (もっと読む)


【課題】Ni基超合金に対して異種金属である鉄鋼材料を溶接により接合するに際して、両者を溶け合わせた金属とNi基超合金との境界に割れの無い健全な溶接継手を得ることが可能であるNi基超合金に対する鉄鋼材料の溶接方法及び溶接継手を提供する。
【解決手段】Ni基超合金であるタービン翼車4と、鉄鋼材料であるロータ軸2とを各々の境界部で溶接により互いに溶け合わせて接合するに際して、電子ビームEBの照射位置を制御して、タービン翼車4のNi基超合金とロータ軸2の鉄鋼材料との境界部で互いに溶け合わせて成る溶接金属6の混合比を0.5〜0.8とする。 (もっと読む)


【課題】大入熱で施工しても靭性を回復させることができる電子ビーム溶接方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電子ビーム溶接方法は、2つの母材1の突き合わせ部に設けられた開先2を含むよう第1溶接ビード3を形成する工程と、第1溶接ビード3よりも幅が狭い第2溶接ビード4及び第3溶接ビード5を、開先2を外し、且つ、第1溶接ビード3の一部を含むよう突き合わせ部を中心として対称な所定位置に、第1溶接ビード3形成時よりも小入熱で形成する工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】洋上風力発電用鉄塔の基礎部分を建設するのに最適な、母材、熱影響部、及び、溶融金属部の破壊靱性が適度にバランスした電子ビーム溶接用鋼材と、該鋼材に形成した電子ビーム溶接継手を提供する。
【解決手段】所定の鋼成分を有し、下記(1)式で定義する電子ビーム溶融部焼き入れ性指標CeEBWが0.42〜0.65であり、かつ、インサートメタルを溶接部に挟持して形成した電子ビーム溶接継手の溶融金属部のCTOD値δWM、熱影響部のCTOD値δHAZ、及び、母材のCTOD値δBMが、下記(2)式と(3)式を満足することを特徴とする電子ビーム溶接用鋼材。CeEBW=C+1/4Mn+1/15Cu+1/15Ni+1/5Cr+1/5Mo+1/5V・・・(1)、0.8≦δBM/δWM≦1.25・・・(2)、0.15≦δHAZ/δWM≦1.1・・・(3) (もっと読む)


【課題】洋上風力発電用鉄塔の基礎部分を建設するのに最適な、母材、熱影響部、及び、溶融金属部の破壊靱性が適度にバランスした電子ビーム溶接用鋼材と、該鋼材に形成した電子ビーム溶接継手を提供する。
【解決手段】所定の鋼成分を有し、下記(1)式で定義する電子ビーム溶融部焼入れ性指標CeEBWが0.42〜0.65であり、かつ、インサートメタルを溶接部に挟持して形成した電子ビーム溶接継手の溶融金属部のCTOD値δWM、熱影響部のCTOD値δHAZ、及び、母材のCTOD値δBMが、下記(2)式と(3)式を満足することを特徴とする電子ビーム溶接用鋼材。CeEBW=C+1/4Mn+1/15Cu+1/15Ni+1/5Cr+1/5Mo+1/5V・・・(1)、0.8≦δBM/δWM≦1.25・・・(2)、0.3≦δHAZ/δWM≦1.1・・・(3) (もっと読む)


【課題】洋上風力発電用鉄塔の基礎部分を建設するのに最適な、母材、熱影響部、及び、溶融金属部の破壊靱性が適度にバランスした電子ビーム溶接用鋼材と、該鋼材に形成した電子ビーム溶接継手を提供する。
【解決手段】所定の成分組成を有し、下記(1)式で定義する電子ビーム溶接焼入れ性指標CeEBが0.49〜0.60であり、かつ、電子ビーム溶接した後の溶融金属部のCTOD値δWM、熱影響部のCTOD値δHAZ、及び、母材のCTOD値δBMが、下記(2)式と(3)式を満足することを特徴とする電子ビーム溶接用鋼材。CeEB=C+9/40Mn+1/15Cu+1/15Ni+1/5Cr+1/5Mo+1/5V・・・(1)、0.3≦δWM/δBM≦1.1・・・(2)、0.3≦δHAZ/δBM≦1.1・・・(3) (もっと読む)


【課題】部品強度や耐久性等の部品性能を低下させることなく溶接割れを防止するに好適なビーム溶接部材およびこれを備えた差動装置を提供する。
【解決手段】前記第1,2部材の溶接用開先部14,24より内周側の軸方向端面を第1部材と第2部材との嵌合部分11,21まで互いに離間させて貫通空間を形成する。即ち、前記第1,2部材の溶接用開先部14,24の半径方向内周側に形成される貫通溶接のための貫通空間が、第1部材と第2部材との嵌合部分11,21まで内周側に拡大されている。 (もっと読む)


【課題】溶接欠陥を防止するに好適なビーム溶接部材およびこれを備えた差動装置を提供する。
【解決手段】第1部材としての例えばデフリングギヤ2は第2部材としての例えばデフケース3の外周に内周部21を嵌合させて支持され、第1部材と第2部材とが互いに当接する環状の面の一方側において外部空間に臨む端部に形成した溶接用開先部14,24に、フィラーワイヤを供給しつつ溶接用開先部14,24を貫通させて、前記溶接用開先部より奥側の第1,2部材間に設けた貫通空間Aに達する貫通溶接により接合されたビーム溶接部材である。そして、前記第1,2部材の貫通溶接のための貫通空間Aが、第1部材若しくは第2部材に設けた連通孔40を介して外部空間と連通されている。 (もっと読む)


接続部(120a,120b)を溶接する方法は、接続部の第1の側(114a)に対してレーザーなどの高エネルギー密度熱源(110)から第1の出力(110’)を導くことを含む。この方法はさらに、接続部の第2の側(114b)に対してガスメタルアーク溶接トーチなどのアーク溶接熱源(112)からの第2の出力(112’)を導くことを含む。第1の出力(110’)は、接続部の第1の側(114a)から第2の側(114b)に向かって延在する、溶融金属プールに囲まれたキーホールを生成する。いくつかの実施形態では、さらに、接続部の第1の側(114a)において第2のアーク溶接熱源から第3の出力が導かれてもよい。アーク溶接熱源により生成された第2の溶融金属プールは、第1の溶融金属プールおよび第3の溶融金属プールと一緒になって共通の溶融金属プールを形成する。これが凝固して溶接部を形成する。 (もっと読む)


【課題】入熱量の偏りに起因する溶接対象物の溶接変形量を最小限に抑える。
【解決手段】溶接対象物を回転させながら溶接用ビームを照射することで前記溶接対象物を溶接する溶接装置であって、一次溶接に供する一次溶接パターンと、二次溶接に供する二次溶接パターンとを含む溶接パターンに基づいて前記溶接用ビームの出力及び前記溶接対象物の回転状態を制御する制御部を備え、前記一次溶接パターンは、前記二次溶接パターンに基づいて前記溶接対象物の溶接を行った場合に生じる変形を相殺する方向に変形を生じさせるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】超極厚(例えば、厚さ50mm超)の鋼板を加工し、溶接して、大型溶接鋼管ユニットを製造する場合において、(i)大型溶接鋼管ユニットを能率よく製造することができる、鋼板の加工方法、及び、加工した鋼板の溶接方法を確立し、(ii)引張応力が残留しないか、又は、圧縮応力が残留し、ギガサイクル域の振動に耐える疲労特性を有し、かつ、充分な破壊靱性を有する溶接部を備える大型溶接鋼管を提供する。
【解決手段】鋼板の圧延方向に長尺で、圧延方向に垂直な幅方向に円弧状をなす、3つ以上の円弧状長尺鋼材を、圧延方向端面で突き合わせ、該突合せ面を、高エネルギー密度ビーム溶接で溶接したことを特徴とする耐疲労特性に優れた大型溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】電子ビーム装置を1台使用することでシャフトとタービンホイールの電子ビーム溶接が可能であり、しかも従来の電子ビーム溶接によって生じていたシャフトの溶接変形を低減することが可能なタービンロータ及びタービンロータの製造方法を提供する。
【解決手段】タービンホイールと、棒状に形成されたシャフトとを電子ビーム溶接により接合するタービンロータの製造方法において、前記シャフトのタービンホイールとの接合部は、シャフト中心側から順に少なくとも平面部と溝部を有しており、前記タービンホイールのシャフトとの接合部の平面に、前記シャフトの平面部を対面して接触させて面当て部を形成し、前記タービンホイールとシャフトの外周側から前記溝部が存在する深さまで電子ビーム溶接を行って、周方向に前記溝部まで溶接部を形成する。 (もっと読む)


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