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Fターム[4F205AR02]の内容

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樹脂圧 (5)

Fターム[4F205AR02]に分類される特許

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【課題】生産効率に優れたノルボルネン系重合体フィルムの製造方法を提供すること、および光学特性に優れたノルボルネン系重合体フィルムを提供すること。
【解決手段】下記の触媒(A)と下記の助触媒(B)との存在下で、少なくとも1種のノルボルネン系単量体を含む単量体成分を付加重合し、得られたノルボルネン系重合体を溶媒に溶解または分散させた液をキャスト成形法により成形することを特徴とするノルボルネン系重合体フィルムの製造方法;
触媒(A):周期律表第8〜10族元素より選択された一種の遷移金属に、少なくともシクロペンタジェニル系配位子が配位した錯体
助触媒(B):有機アルミニウム化合物(a)、触媒(A)と反応してカチオン性遷移金属化合物を生成できるイオン性化合物(b)および触媒(A)をなす錯体の配位子の解離を促進する化合物(c)より選択された少なくとも一種の化合物。 (もっと読む)


【課題】 流延膜中で溶媒が発泡するのを抑制して流延膜を乾燥する。
【解決手段】 基層と少なくともこの基層に接する1層以上の外層とからなる流延膜80を共流延により形成する。外層を形成するドープの粘度を40Pa・s以下とする。流延膜80を形成した直後に、流延バンド73と対面するように備えた第1送風口82aから、温度が50〜160℃,静圧を50〜200Paとした乾燥風を、いずれも各範囲内で略一定で送り出す。第1送風口82aの内部を仕切り部材で少なくとも3つに区画し、流延膜80の両側端部近傍の上方の区画にメッシュ板を備えて乾燥風の風量を制御する。流延バンド73の走行する向きに備えた第2送風口83aから、温度が50〜160℃,風速を5〜20m/秒とした乾燥風を、いずれも各範囲内で略一定で送り出す。流延膜80の内部や両側端部近傍で溶媒が発泡するのを抑制して、平面性に優れたフイルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 セルロースアシレート溶液を濾過した後の金属フィルタを残留異物量の少ない再生品とする。
【解決手段】 焼結繊維からなる金属フィルタを有する濾過装置によりセルロースアシレート溶液を濾過する。目詰まりにより濾過効率が低下したら、新たな濾過装置に切り替える。洗浄溶剤タンクから、目詰まりした濾過装置に新規洗浄溶剤を送り込み、循環ポンプをONにする。金属フィルタの入り口付近での圧力を2MPa以上10MPa以下としながら、洗浄溶剤を循環させる。この洗浄溶剤中のドープ濃度が0.05%以下の場合に、循環を停止し、さらに配管を切り替えて洗浄溶剤を排出する。洗浄後の金属フィルタを取り出して焙焼する。濾過装置に新規金属フィルタをセットする。洗浄後焙焼した金属フィルタの再生品によりセルロースアシレート溶液を濾過したドープからは、平面性や光学特性に優れたフイルムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制されたポリマーフィルムをつくる。
【解決手段】 ポリマーと溶媒とを含むドープを流延ダイ30から吐出する。ドープは、流延ビード38を形成しながら流延ドラム31に接地し、流延ドラム31の走行に伴い流延される。減圧チャンバ36により、流延ビード背面38a側を(大気圧−300)Paに減圧する。流延ドラム31からの同伴風を遮る遮風板70,71を減圧チャンバ36の内部に設ける。遮風板70,71の上半分には空気の通路となる開口90が形成されている。流延ビード接地位置Aと遮風板70との距離L(mm)を20mm〜100mmとすることで同伴風が遮られる。流延ビード38に同伴風があたることが抑制される。流延膜39は流延ドラム31から剥ぎ取られて乾燥されポリマーフィルムとなる。 (もっと読む)


【課題】 光学ムラ及び横ダンムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACと溶媒と添加剤とからドープを調製する。流延ダイ30から回転ドラム31上に吐出速度20m/分で流延する。ドープは、流延ビード38を形成して回転ドラム31上で流延膜39となる。流延ビード背面38aの近傍領域Aのガス濃度を30%とする。減圧チャンバ36により流延ビード背面38aの減圧度を大気圧−500Paとする。流延膜39が回転ドラム31上で自己支持性を有するものとなった後に剥ぎ取りフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】 所望のRe,Rthを有するTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACを混合溶媒に溶解してドープを得る。ドープに所望の添加剤を溶解して中間層用ドープ,支持体側面用ドープ,エアー面用ドープを得る。流延ダイ71に上流側にフィードブロック70が、ビード背面側には減圧チャンバ91が取り付けられている。流延ダイ71は流延室85に設置されている。流延室85には、流延ビードへの風圧振動を抑制する振動吸収チャンバ110が取り付けられている。各ドープをライン43〜45からフィードブロック70に送液した後に流延ダイ71から流延バンド72上に流延して流延膜90を形成する。流延膜90を流延バンド72上で自己支持性を有するまで乾燥させた後に湿潤フィルム121として剥ぎ取る。湿潤フィルム121を乾燥して得られるTACフィルムは光学特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】液晶表示装置(LCD)に用いられる偏光板用保護フィルム等に利用することができ、押され故障がない高品質なセルロースエステルフィルム、及びその製造方法を提供する。このセルロースエステルフィルムを用いて、光学特性に優れた偏光板及びこの偏光板を用いた液晶表示装置は、長期間に亘って安定した表示性能を維持することができる。
【解決手段】溶液流延製膜法によるセルロースエステルフィルムの製造方法であって、ウェブを支持体から剥離ロールにより剥離する際のウェブの平均残留溶媒量を20〜120重量%となし、ウェブが支持体と接触していた面が移送ロールに接触する際のウェブの平均残留溶媒量を12〜80重量%、及び同ウェブの表面残留溶媒量を0.5〜10重量%となし、ウェブが剥離ロール及び移送ロールから受ける面圧を500〜3000Paとし、かつウェブがロール1本当たりと接触する時間を0.01〜0.72secとする。 (もっと読む)


繊維強化複合材料から形成される管を製造するための装置において、内部のマンドレル空洞(5)と、繊維強化材料(9)により巻き付けられて、複合材料の積層体(10)を形成する外表面(7)とを有する細長状中空マンドレル(3)と、異なる温度の伝熱流体がマンドレル空洞(5)を通って循環し、温度が上昇した流体が循環する場合、熱が複合材料の積層体を硬化あるいは形成するために、流体から複合材料の積層体に向けてマンドレル(3)を通って伝わることを可能にするための流体流れ手段(11)と、を備えている。
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【課題】 貯蔵しているドープが溶液製膜に適するかを評価する。
【解決手段】 ポリマーと溶媒とから膨潤液42を得る。冷却装置44で冷却溶解させる。加熱装置46で膨潤液を加熱してポリマーの溶解を進行させてドープ56を得る。ドープ56をろ過装置47でろ過した後にフラッシュ装置51で濃縮する。ろ過装置55でろ過した後にストックタンク50に貯蔵する。貯蔵前のドープ56の所定ろ過量をt1(m3)を測定する。2週間経時後のドープ56の所定ろ過量t2(m3)を測定する。ドープろ過量比(t2/t1)が0.5以上であれば、フィルム中の異物の原因となる微小未溶解物の発生が抑制されており、溶液製膜に適するドープであると評価できる。 (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とを非ハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】 支持体上に流延することにより形成されたフィルムを短時間で剥離して、良好な面状と優れた溶液安定性を有するセルロースアシレートフィルムを製造すること。
【解決手段】 下記式を満足するセルロースエステルとフッ素原子を有する重合体とをハロゲン系有機溶媒に溶解したセルロースエステル溶液を支持体上に流延し、支持体上に形成されたセルロースエステルフィルムを支持体から剥離する。
2.50≦A+B≦3.00
0≦A≦1.75
1.25≦B≦3.00
(Aはセルロースの水酸基に対するアセチル基の置換度、Bは炭素数3〜22のアシル基の置換度) (もっと読む)


【課題】ハンドレイアップ法において、成形圧力・成形温度を高めるとともに成形速度を速めることで、FRP成形体強度の向上と成形時間の短縮を図ること。
【解決手段】型を準備して(S1〜S4)ハンドレイアップ法の工程を実施する。ガラスクロスを型内に敷いて(S5)不飽和ポリエステル樹脂・硬化剤・硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならし(S6)、ガラスマットを積層体の上に敷いて(S7)不飽和ポリエステル樹脂及び硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならす積層を約5分で行い(S8)、積層体が所定の厚さになるまで繰り返し約1時間で完了する。積層体の上に電気ヒータを備えたプレス機を置いて、約140℃に加熱しながらプレス機によって約0.7kgf/cm2で加圧する(S9)。積層体の内部の空気が押し出されて密な構造となり、高温で加熱されることによってより強度の高いFRP成形体となる。 (もっと読む)


【課題】 光硬化性または熱硬化性を必要とせずに、精度の高い、高分子成形体、特に光学用部材を製造する方法を提供すること。
【解決手段】 任意の形状を付与した支持体に高分子の溶液を塗布、支持体上に保持したままで乾燥する高分子成形体を製造する方法において、支持体からの剥離時に残存する揮発物が10重量%以下である芳香族高分子または脂環式高分子の成形体を製造する。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACと溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ30から回転ドラム31上に流延する。ドープは、流延ビード38を形成した後に回転ドラム表面31a上に流延膜39を形成する。流延ビード背面38aを減圧チャンバ36により減圧にする。減圧チャンバ36は、4室の減圧室70〜73から構成される。複数の減圧室を設けることにより、流延ビード38に同伴風があたることが抑制される。流延ビード38の形成は、連続的に安定して均一に行われる。流延ビード38の安定化により流延膜39の厚みムラが抑制される。流延膜39を乾燥すると厚みムラが抑制されているフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


パウダースラッシュ成形用金型に対して、パウダーを均一に付着させることができるパウダースラッシュ成形機およびパウダースラッシュ成形方法を提供する。そのため、金型加熱部と、パウダースラッシュ部と、金型冷却部と、を備えたパウダースラッシュ成形機およびそれを用いたパウダースラッシュ成形方法において、金型加熱部に、金型の下方から、流速15m/秒以上の熱風を、吹き付けるための熱風吹出部と、金型加熱部の炉内底面の角部または辺部に沿って設けられ、金型を加熱した後の熱風を回収するためのエネルギー回収部と、を備えるとともに、炉内底面に、熱反射板を設けることを特徴とする。
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【課題】 厚肉部を部分的に有するスラッシュ表皮を簡単に成形する。
【解決手段】 原料収容ボックス1の内部に、成形しようとするインパネ表皮(溶融樹脂層M)の厚肉部(厚肉層m1)に対応するように粉体樹脂原料Rをスラッシュ成形型3の成形面3aに対して加圧するエアバッグ15を設ける。 (もっと読む)


熱可塑性ポリエステルの回転成形のため、及びそこから製造される中空成形品のための方法が開示される。熱可塑性ポリエステルは、少なくとも10分の結晶化半時間及び0.55〜0.70dL/gのインヘレント粘度を有する。追加の熱可塑性ポリマーを、多層化物品を製造するために、用いることができる。 (もっと読む)


本発明は、構造形状体を製造するための連続的プルトルージョン法において、a)1枚以上の織物シートに、(i)三又は四官能性エポキシ樹脂である少なくとも一種類のエポキシ樹脂、及び(ii)異なった反応性を有する少なくとも二種類の反応性基を含む硬化剤系、の組合せを含む樹脂組成物を含浸させ、b)前記含浸させた織物シートを熱に掛けて前記少なくとも一種類のエポキシ樹脂と前記硬化剤系とを部分的に反応させ、その結果前記樹脂組成物の粘度を増大し、そしてc)前記部分的に反応させた含浸樹脂組成物を、熱及び(又は)圧力を用いてゲル化する、連続的プルトルージョン法を与える。 (もっと読む)


【課題】二次元方向に規則的に形成された格子状パターンの孔内に埋設された機能性材料がサブミクロンサイズで規則的に配列した有機薄膜とその製造方法を提供すると共に、当該有機薄膜を利用し、ピックアップレンズの回折限界を超えた記録密度で記録・再生が可能でかつ低エラー率で、記録・再生信号の優れた光記録媒体を提供する。
【解決手段】基板上に、疎水性有機溶媒に可溶なポリスチレンブロック重合体(共重合体に占める体積比:90vol%以上)と、難溶な他のブロック重合体とからなるポリマーの疎水性有機溶媒溶液をキャストした後、機能性材料溶液をキャストするか該溶液に浸漬して格子状パターンの孔内に機能性材料を埋設して有機薄膜とする。有機薄膜を記録層として基板上に設けた光記録媒体とする。有機薄膜に形成された格子状のパターンの孔を最小単位とし、照射光により機能性材料の光学特性を変化させて記録・再生を行う。 (もっと読む)


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