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Fターム[4F205GB26]の内容

Fターム[4F205GB26]に分類される特許

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【課題】ダイから吐出される積層ドープの厚さムラを抑えつつ、高速の積層流延法を行う。
【解決手段】フィードブロック(70)は流路(131)〜(133)を有する。合流部(135)にて、流路(132)、(133)が流路(131)に接続する。各ドープ(54)、(59)、(64)は流路(131)〜(133)を通じて、合流部(135)にて積層ドープ(80)が形成される。流路132上の入口(132a)の近傍、ピン(138)の上流側におけるドープ(59)の流速をU1,U2とするときに、ポンプ47とピン(138)とを制御して、U2/U1が3以上10以下である場合には、積層ドープ(80)内のドープ(54)とドープ(59)との界面の乱れが抑制され、界面の乱れに起因する積層ドープ(80)の厚みムラを抑制することができる。高速の積層流延法では、界面の乱れが誘発しやすいため本発明が有効である。 (もっと読む)


【課題】基材フィルムを使用しないでハードコート層を形成でき、ハードコート付粘着フィルムの全体厚みの薄膜化が可能な上、ハードコート層中に透明性など光学特性を低下させる滑材などを含ませる必要がなく、生産性に優れたハードコート付粘着フィルムの製造方法およびハードコート付粘着フィルムを提供する。
【解決手段】離型性を有するセパレーター15の一方の面上に、エネルギー線硬化により常温でのボールタック(JIS Z0237に準じた傾斜式ボールタック測定方法、傾斜角度30度)が1以上となる粘着剤層形成用の樹脂層Aと、エネルギー線硬化により常温でのボールタックが、0となるハードコート層形成用の樹脂層Bを順に多層コーティングした後に、エネルギー線を照射して前記樹脂層A、樹脂層Bとを同時に硬化させることにより、ハードコート層12,13の一方の面に粘着剤層14が積層された粘着フィルムを一度に形成する。 (もっと読む)


【課題】ポリウレタン樹脂への滑剤添加によって表面の摩擦係数を低下させるとともに、搬送面への滑剤の流出を防止することができる、熱可塑性ポリウレタンベルト及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】熱可塑性ポリウレタンベルト1は、ベルト本体層2と、このベルト本体層2に埋設された心線3とを有し、ベルト本体層2の内面側にはガイド部4が形成されている。また、ベルト本体層2は、ガイド部4が設けられた内面層5と外面層6の2つの層を有し、内面層5は、少なくとも滑剤を含んだ熱可塑性ポリウレタンからなる。 (もっと読む)


【課題】膜厚が均一であり、長尺物でも形成でき、原料ロスが少なくて済み、常に新しい原料を使用するので、異物や泡を含むことが防止できる複合ベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】管状基材層(34)の外側表面に弾性体層を成形する方法であって、前記管状基材(34)の外径と所定の間隙を有し、前記管状基材(34)の外表面に対して外側から弾性体前駆体溶液(35c)を吐出する吐出スリットリング(25)を有する吐出成型機(40)により、前記管状基材層(34)および前記吐出スリットリング(25)から選ばれる少なくとも一方を移動させながら、前記弾性体前駆体溶液(35c)を前記吐出スリットリング(25)から前記管状基材層(34)の外表面に対して吐出し、所定の膜厚にキャスト成形する。 (もっと読む)


【課題】位相差フィルムの厚みムラおよびクロスニコル時に観察されるムラを小さくすることが可能な、セルロースアシレートフィルム、光学補償フィルム、偏光板、液晶表示装置およびセルロースアシレートフィルムの製造方法を提供することである。
【解決手段】実質的な表面層のセルロースアシレートの水酸基のアシル基による置換度Aとフィルム全体のセルロースアシレートの水酸基のアシル基による置換度Bとが、それぞれ次式(I)、(II)を満たし、かつ波長λnmの光に対する面内レターデーション値Re(λ)が30nm≦Re(590)≦100nm、波長λnmの光に対する膜厚方向のレターデーション値Rth(λ)が100nm≦Rth(590)≦250nmを満たすことを特徴とするセルロースアシレートフィルム。
(I)2.90≦A≦3.00
(II)2.70≦B≦2.90 (もっと読む)


【課題】多層流延により製膜を行う際にドープ中の添加剤成分量を精度よく調節する。
【解決手段】ドープ製造ライン10に、基層用、支持体側外層用、エア側外層用ドープ流路48〜50を設ける。各流路48〜50の途中に、添加剤63,68,69を投入する第1〜第3添加剤投入装置52〜54を設ける。添加剤投入前の原料ドープ35の成分量を第1近赤外分光分析計110によりオンライン測定して、各添加剤63,68,69を投入する第1〜第3補正添加量を決定する。各補正添加量に基づき調製された各層用ドープ43〜45の成分量を第2〜第4近赤外分光分析計112,128,130によりオンライン測定する。各層用ドープ43〜45の添加剤63,68,69の成分量が目標値に達していない場合には、第1〜第3補正添加量を補正する。多層流延により製膜を行う際に、各層用ドープ43〜45中の添加剤成分量を精度よく調節することができる。 (もっと読む)


【課題】マット剤の凝集を防止する。
【解決手段】ドープ製造設備10には、第4タンク33から溶液製膜設備40へポリマー溶液22を送液する第1送液ラインL1が設けられている。第1送液ラインL1には、上流側から順に、ポリマー溶液22に対して希釈液である希釈液34を添加するための第1添加口41と、ポリマー溶液22と希釈液34とをインライン混合して混合液42を生成する第1インラインミキサ43と、混合液42にマット剤、セルロースアシレート、希釈液からなるマット剤液36を添加するための第2添加口44と、混合液42とマット剤液36とを混合して第1ドープ45を生成する第2インラインミキサ46とが設けられている。マット剤を含む液体のセルロースアシレート濃度が低下することがないので、マット剤の凝集を防止できる。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造の塗布装置で、均一な膜厚の無端ベルトを容易かつ確実に製造することのできる無端ベルトの製造方法、この方法によって製造された無端ベルト、この無端ベルトを使用した画像形成装置及び無端ベルトの製造装置を提供する。
【解決手段】高粘度の第1塗布液層51は、所定の厚みで適切に形成されると共に、高粘度塗布液層の欠点である第1塗布液層51の上面51aのスパイラル状の痕跡5aが、この第1塗布液層51上面51aを被覆する低粘度の塗布液層である第2塗布液層52で被覆されて平坦な表面5bを有する塗布液層5が形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、遠心成形法により成形される発光性製品のカール現象を抑えるとともに、蓄光性能を向上させる白色層を発光性製品に設けることを目的とする。
【解決手段】第1の熱硬化樹脂に顔料を混合した第1の混合物を加熱しながら遠心成形することにより形成された隠蔽層と、前記隠蔽層上に、第2の熱硬化性樹脂に前記第2の熱硬化性樹脂よりも比重の大きい蓄光顔料を混合させた第2の混合物を注入し、加熱しながら遠心成形することにより得られる蓄光層と透明層とを有し、前記蓄光層が製品厚みの略中心に位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】肉厚の薄い表層を備え、低コストで容易に成形できる高耐久性のブレード部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ゴム基材を架橋させたゴム部材からなるブレード本体と、このブレード本体の厚さ方向の一方面側に設けられた樹脂層とからなり、前記ブレード本体と前記樹脂層とが遠心成形により一体的に成形されたものであり、前記樹脂層が前記ゴム基材とは異なる真密度を有し且つ融点が前記遠心成形の成形温度以下である樹脂からなる。 (もっと読む)


【課題】フイルムの光学特性に影響を与えることなく、生産性を向上させる。
【解決手段】TACと溶媒とが含まれるドープを調製する。ドープを3層に分けて流延ダイ80から流延する。冷却ドラム82上に流延膜84を形成する。流延膜84を湿潤フイルム92として剥取ローラ85により剥ぎ取る。湿潤フイルム92をピンテンタ72及びクリップテンタ73により搬送する。ピンテンタ72及びクリップテンタ73の搬送速度V1と冷却ドラム82の回転速度V2との比率であるテンタドロー比を110%以上150%以下に設定する。ピンテンタ72及びクリップテンタ73内で湿潤フイルム92を乾燥させてフイルム96を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、大面積に微細な凹凸構造が設けられた薄型シートを高精度に高速に製造する手法を提供することにある。また、その手法により製造された生産性、均一性の高い光学フィルム、ワイヤグリッド偏光子、及び位相差フィルムを提供することにある。
【解決手段】凹凸構造が設けられた光学フィルムの製造方法において、凹凸構造が設けられたエンドレスベルト状またはロール状モールドに第1の樹脂が溶媒中に溶解された溶液を塗布し、モールド上に樹脂溶液層を形成する工程、該樹脂溶液層中の溶媒が完全に乾燥する前に、前記樹脂溶液層と、前記樹脂溶液中の溶媒を吸収する第2の樹脂を含むフィルム支持体とを貼り合わせる工程、該樹脂溶液層と前記フィルム支持体とが貼り合わされた光学フィルム中の溶媒が完全に乾燥する前に、前記光学フィルムを該モールドから剥離する工程、からなることを特徴とする凹凸構造が設けられた光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 流延製膜法によりポリイミド系多層フィルムを製造するにあたって、焼成後のフィルムにおける脱ピン不良を防止するとともに、化学イミド法を採用し、多層フィルムの支持体からの引き剥がし性を向上させた場合であっても、多層ゲルフィルムの支持体からの引き剥がし性を向上し、かつ、多層ゲルフィルムの層間の剥離を有効に回避する技術を提供する。
【解決手段】 例えば、エンドレスベルト上に、熱可塑性ポリイミド系ワニス/耐熱性ポリイミド系ワニス/熱可塑性ポリイミド系ワニスからなる多層液膜10を形成し、これを多層ゲルフィルム20に転化する場合、同一の組成物からなる熱可塑性ポリイミド系ワニスからなる両最外層の液膜11および13を、耐熱性ポリイミド系ワニスからなる中心層の液膜12よりも幅の広い幅広液膜として合一させ、多層液膜10の両端部が上記熱可塑性ポリイミド系ワニスの液膜のみからなる単層構造とする。 (もっと読む)


【課題】フィルム表面への揮散性物質の析出が防止されたポリマーフィルムを製造する。
【解決手段】溶媒とポリマーとを混合して調製した原料ドープに添加剤を含有させて、基層用ドープ、支持体面層用ドープ及びエア面層用ドープを流延用ドープとして調製する。このとき、基層用ドープにのみレタデーション制御剤、紫外線吸収剤、劣化防止剤のうち少なくとも1種類以上の揮散性物質を含有させる。各ドープを流延ダイ89から走行する流延バンド85上に流延して基層120aの両面にエア面層121a及び支持体面層122aを設けた複層構造の流延膜70を形成する。基層120aにのみ揮散性物質が添加されるので、揮散性物質のフィルム表面への析出が防止されたフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】生産性を向上させて平面性に優れるポリマーフィルムを製造する。
【解決手段】有機溶媒とセルロースアシレートとを含む原料ドープに添加剤を入れて、基層用ドープ、支持体面層用ドープ、エア面層用ドープを調製する。このうち少なくとも2種類以上は粘度に差異を持たせる。走行する流延バンド85上に流延ダイ89から各ドープを共に流延し、基層120a、外気に面するエア面層121a、支持体面層122aからなる3層の流延膜70を形成する。基層120aの膜厚t1、支持体面層122aの膜厚t2、エア面層121aの膜厚t3をt2≦t3≦t1とする。流延バンド85から剥ぎ取った流延膜70の両側端部を把持手段で把持し、幅方向に延伸しながら乾燥させる。エア面層のレベリング効果を向上させ、かつ流延膜を効果的に乾燥することで、生産性を向上させて平面性に優れるフィルムを製造する。 (もっと読む)


【課題】支持体から流延膜を容易に剥ぎ取り、かつ光学特性に優れるフィルムを製造する。
【解決手段】ドープ製造設備10により溶媒及びセルロースアシレートを含む原料ドープに添加剤を投入して複数種の流延用ドープを調製する。この流延用ドープを流延バンド85上に流延ダイ89から共に流延して、基層と、基層の両面に接する支持体面層とエア面層とからなる流延膜70を形成した後、これを流延バンド85から剥ぎ取り湿潤フィルム75とする。そして、湿潤フィルム75を乾燥させてフィルム76を得る。酢化度が低くCaや脂肪酸の含有量が調整されたセルロースアシレートを用いて支持体面層を形成させるようにしたので、流延バンド85から流延膜70が剥ぎ取りやすい。また、スタティックミキサーにより原料ドープと添加剤とが均一に攪拌混合されたドープを用いるため、レタデーション値等の光学特性に優れるフィルム76を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】しわ伸ばし効果と、蛇行防止効果を発現させて湿潤フィルムを乾燥する。
【解決手段】走行する流延バンド12上にドープを流延して流延膜13を形成した後、剥取ローラ35で流延膜13を支持しながら流延バンド12から剥ぎ取り湿潤フィルム15とする。流延膜13を渡り部16に送る。パスローラ60,62には、径が中央から両側端に向かって略同等或いは径が中央から両側端に向かって次第に小さくなる第1ローラを使用し、湿潤フィルム15の支持体面側を接触させる。剥取ローラ35,パスローラ61,63には、径が中央から両側端に向かって次第に大きくなる第2ローラを使用し、湿潤フィルム15の反支持体面側を接触させる。乾燥装置43から乾燥風を供給し乾燥を進めた湿潤フィルム15をテンタ18に搬送する。これによりしわ伸ばし効果と蛇行防止効果を発現させて湿潤フィルム15を搬送することが出来る。 (もっと読む)


【課題】光軸ズレのないポリマーフイルムを製造する。
【解決手段】ポリマーと溶媒とを含んだドープを支持体上に流延して形成した流延膜を支持体から剥ぎ取って湿潤フイルム21とする。テンタ24では、湿潤フイルム21の両側端部をクリップ101で把持し、レール間隔がフイルム搬送方向に向かって次第に大きくなるよう配置されたレール102に沿ってチェーン100を走行させることで、湿潤フイルム21を幅方向に延伸する。基準チップセンサ106aによりチェーン100の任意の1つに取り付けたセンサチップを検出後、光電式センサ105aにより各クリップ101の通過を順次検出する。各センサから得られる信号を位相差として検出し、その経時変化を読み取ることで、チェーン100の緩みやクリップ101の位置ずれをオンラインで管理する。光軸ズレの発生を抑制し光学特性に優れたフイルム23を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】安価な熱可塑性ウレタンを用い、しかも黄変しにくい表皮の備えた自動車用内装品とする。
【解決手段】少なくとも基材11と表皮12とを備えている。表皮12は、車室表面意匠表皮である第1表皮13と、第1表皮13に積層した第2表皮14とを有している。第1表皮13の組成物は、無黄変ウレタンである。第2表皮14の組成物は、発泡した黄変ウレタンである。 (もっと読む)


【課題】位相差フィルムの膜厚ムラを小さくすることで、表示品位に優れた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】フィルム内の任意の点を中心として、直径60mmの範囲内の膜厚の最大高低差(P−V値)が1μm以下、または膜厚のRMS値が0.15μm以下、または60mm×60mm四方における配向角度の最大値と最小値の差が0.40度以下であることを特徴とするポリマーフィルム、その製造方法、それを用いた偏光板、及びこの偏光板を用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


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