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Fターム[4F205GB26]の内容

Fターム[4F205GB26]に分類される特許

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【課題】段ムラの発生が抑制されているTACフィルムを得る。
【解決手段】TACとジクロロメタンなどとからドープを調製する。流延バンド34を2個の回転ローラ33に巻き掛けて無端で走行させる。流延ダイ側の回転ローラ33の表面温度を3℃に調整する。流延ダイからドープを流延バンド34上に流延して、流延膜69を形成する。流延膜69を剥取ローラ77で支持しながら湿潤フィルム76として流延バンド34から剥ぎ取る。湿潤フィルム76を乾燥してTACフィルムを得る。流延バンド34が回転ローラ34に巻き掛けられる位置を接触開始位置Aとし、流延膜69が剥ぎ取られる位置を剥取位置Bとする。接触開始位置Aと剥取位置Bとが回転ローラ33の中心軸33aとしてなす角度θを135°とする。流延膜69は回転ローラ33により冷却されてゲル化が進行して機械的強度が上昇する。 (もっと読む)


【課題】 表面が平滑なフィルムを得る。
【解決手段】TACと混合溶媒と添加剤とからドープを調製する。ドープを流延ダイ31から流延バンド34上に流延する。流延バンド34上に流延膜69が形成される。流延バンド34の移動に伴い流延膜69が搬送される。ラビリンスシール50から下流側に1000mmの位置に急速乾燥送風口73を配置する。送風口73のノズル73aから乾燥風57を流延膜に当てる。乾燥風57の風速を12m/sに調整する。流延膜69の表面に薄膜69aが形成される。薄膜69aが形成された後に流延膜69全体が乾燥される。流延膜69が自己支持性を有するものとなった後に流延バンド34から剥ぎ取る。テンタ式乾燥機で加熱延伸した後に乾燥室で乾燥してフィルムを得る。 (もっと読む)


【課題】流延膜の厚みムラを抑制、解消して平滑なフィルムを製造する。
【解決手段】走行する流延支持体86の上に、互いに異なる第1,第2ドープ61,62を流延し、流延膜87の露出面側をゲル化して、流延膜87の一部をゲル層171とする。このとき、第2ドープ62の表面張力よりも大きな収縮力をもつようなゲル層171を生成させる。これにより、流延膜87はゲル層171の収縮力により自己平滑性をもつようになり、流延支持体から剥がされて乾燥されたフィルムは厚みムラがなく、良好な面状となる。 (もっと読む)


【課題】 流延膜中で溶媒が発泡するのを抑制して流延膜を乾燥する。
【解決手段】 基層と少なくともこの基層に接する1層以上の外層とからなる流延膜80を共流延により形成する。外層を形成するドープの粘度を40Pa・s以下とする。流延膜80を形成した直後に、流延バンド73と対面するように備えた第1送風口82aから、温度が50〜160℃,静圧を50〜200Paとした乾燥風を、いずれも各範囲内で略一定で送り出す。第1送風口82aの内部を仕切り部材で少なくとも3つに区画し、流延膜80の両側端部近傍の上方の区画にメッシュ板を備えて乾燥風の風量を制御する。流延バンド73の走行する向きに備えた第2送風口83aから、温度が50〜160℃,風速を5〜20m/秒とした乾燥風を、いずれも各範囲内で略一定で送り出す。流延膜80の内部や両側端部近傍で溶媒が発泡するのを抑制して、平面性に優れたフイルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】製膜速度を向上させながら、平面性に優れたフイルムを製造する。
【解決手段】原料の異なるドープを複数種用いて、基層と基層に接する少なくとも1層の外層とからなる多層構造の流延膜を共流延により形成する。外層を形成するドープの粘度を35Pa・s以下とする。流延膜52が形成された直後に、流延バンド70の走行する向きに向かうように備えた送風口82aから70〜130℃の範囲内で略一定となるように調整した乾燥風を、流延バンド70の走行する向きに対して略平行に送り出す。流延バンド70の裏面側に設けたヒータ84により、乾燥温度が40〜80℃の範囲内で略一定となるように調整しながら加熱する。このように流延膜52を乾燥することで、製膜速度を向上させて、平面性に優れたフイルムを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の第1の目的は、透湿性と寸法安定性に優れたセルロースエステルフィルムを提供することにある。また、本発明の第2の目的は、製造時の剥離性が良好な、透湿性と寸法安定性に優れたセルロースエステルフィルムおよびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】添加剤のセルロースエステルフィルム最外層の含有量が内部における含有量よりも多いことを特徴とするセルロースエステルフィルムおよぶそれを共流延で製造することを特徴とするセルロースエステルフィルムの製造方法によって達成された。 (もっと読む)


【課題】高速製膜下でカールが少ない可塑剤を含む光学フィルム及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】少なくとも3種以上のドープを使用し、該ドープを支持体上に同時または逐次流延した後、剥離後乾燥させて作製する光学フィルムの製造方法において、各ドープ可塑剤濃度が下記式に従うことを特徴とする光学フィルムの製造方法。
B面用ドープ可塑剤濃度<A面用ドープ可塑剤濃度≦A、B両面に挟まれる層の少なくとも1つの層用ドープ可塑剤濃度。
(式中、可塑剤濃度とは固形分あたりの可塑剤量であり、B面とは前記支持体側の表面層であり、A面とは空気側の表面層をいう。) (もっと読む)


【課題】 光硬化性樹脂組成物の層と基材シートとの密着性が良好で、且つ、優れた外観を有し、さらに優れた諸物性(耐磨耗性、耐候性、耐薬品性、加工性、保存安定性等)を有する光硬化性シート及び成形品を与えることのできる光硬化性キャスト液組成物を開発する。
【解決手段】 光硬化性樹脂組成物(A)と溶剤(S)を含む光硬化性キャスト液組成物であって、該溶剤(S)が、溶解度パラメーターδtが20.0〜26.0(J1/2/cm3/2)であり、3次元溶解度パラメーターの水素結合力の成分δhが10.0〜22.0(J1/2/cm3/2)であり、且つ、常圧における沸点が80〜170℃である有機溶剤(S1)を必須成分として含む光硬化性キャスト液組成物を用いる。 (もっと読む)


【課題】 所望のRe,Rthを有するTACフィルムを得る。
【解決手段】 TACを混合溶媒に溶解してドープを得る。ドープに所望の添加剤を溶解して中間層用ドープ,支持体側面用ドープ,エアー面用ドープを得る。流延ダイ71に上流側にフィードブロック70が、ビード背面側には減圧チャンバ91が取り付けられている。流延ダイ71は流延室85に設置されている。流延室85には、流延ビードへの風圧振動を抑制する振動吸収チャンバ110が取り付けられている。各ドープをライン43〜45からフィードブロック70に送液した後に流延ダイ71から流延バンド72上に流延して流延膜90を形成する。流延膜90を流延バンド72上で自己支持性を有するまで乾燥させた後に湿潤フィルム121として剥ぎ取る。湿潤フィルム121を乾燥して得られるTACフィルムは光学特性に優れる。 (もっと読む)


【課題】硬化性樹脂を転写材料として用いるフレキシブルな転写体について、基板,転写層の厚みばらつきを小さく厚さを均一にする。
【解決手段】表面に機能形状を有するスタンパ12に対して、硬化性樹脂13を回転中心もしくはその中心近傍に塗工し、塗工樹脂上にフレキシブルなフィルム11を接液して、遠心力で硬化性樹脂13を周端に展延する。硬化性樹脂13中に空気を巻き込みにくく、フィルム11は回転時の遠心力で放射方向に緊張力が掛かり、スタンパ12に対して平行に配置される。スタンパ12とフィルム11の隙間は硬化性樹脂13が終端まで展延し厚みが均一となる。フィルム11を塗工樹脂上に接液させるため、硬化性樹脂13と接液する面と反対側の面に、保護フィルム11aを貼り合わせて圧縮応力により凹状もしくはU字型とする。化学もしくは熱エネルギーを供給し硬化性樹脂13を硬化後に剥離して厚みの均一なフレキシブル光ディスクを得る。 (もっと読む)


【課題】 最表皮層形成用の第1パウダーと裏面側層形成用の第2パウダーとを混合して表皮製造型に投入し、この表皮製造型により最表皮層と裏面側層とを積層状に一括的に成形することができる、樹脂製表皮の製造方法を提供する。
【解決手段】 最表皮層形成用の第1パウダー14の溶融時粘度が裏面側層形成用の第2パウダー15の溶融時粘度よりも低く、且つ第1パウダー14の平均粒径が第2パウダー15の平均粒径よりも小さくなるように設定し、第1,第2パウダー14,15を混合して表皮製造型11に投入して加熱し、この表皮製造型11によりその型面12側に最表皮層5が位置するように最表皮層5と裏面側層6とを積層状に一括的に成形する。 (もっと読む)


少量の水との接触に対して耐性を有する水溶性フィルム、及びポリビニルアルコールのような水溶性フィルム形成組成物から、フィルムの表面に適用された塩を有する水溶性フィルムを製造する方法、及びそれから作製される物品を製造する方法。 (もっと読む)


【課題】 多層押出法により製造される多層ポリイミドフィルムにおいて、イミド化法として化学キュア法を採用した場合であっても、その接着性を飛躍的に高いものにできる技術を提供する。
【解決手段】 多層押出法により多層押出ポリイミドフィルムを製造する際に、少なくとも1層のポリイミド層を化学キュア法(化学脱水剤および触媒を添加してイミド化する方法)でイミド化するとともに、複数のポリイミド層のうち、上記基盤層となるポリイミドおよび表面層となるポリイミドにおける100〜200℃の範囲内の線膨張係数を、それぞれK1およびK2としたときに、これら線膨張係数が、関係式:K2/K1>1.1を満たしている。これにより、メタライジング法により形成された金属法と多層押出ポリイミドフィルムとの接着性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 表面の凹凸の大きな記録媒体への二次転写性に優れ、凹部分にもきれいに画像を転写することができる導電性ベルトを提供する。
【解決手段】 ベース層、弾性層および表層の少なくとも3層が内周面から外周面に向かって順次積層されている導電性ベルトであって、IRHD硬さ試験マイクロ法により積層状態の前記ベルトの表層側から測定した硬度が60以下であり、前記ベース層は、厚さ50〜150μmで、引張弾性率が2000MPa以上かつ内周面側の表面電気抵抗率が10Ω/□以上1011Ω/□以下で、前記弾性層は、厚さが400〜1500μmで、JIS
A硬度が60以下かつ体積抵抗率が10Ω・cm以上10Ω・cm以下、前記表層は、厚さが3〜30μm、複素弾性率が250MPa以下である。
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【課題】 厚みムラが抑制され、耐湿熱性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】 セルロースアセテートプロピオネート(CAP)を原料としてドープを調製する。フィードブロックが取り付けられている流延ダイ70からドープを流延する。ドープは流延ビード80aを形成して流延バンド72上に流延されて流延膜80を形成する。流延ダイ吐出口70aと流延ビード接地位置Aとを結ぶ直線L1と、吐出口配置位置方向である直線L2とがなす角度θを0°≦θ≦70°とする。流延膜80を形成した後に1分以内に5m/s以上30m/s以下の乾燥風を送風する。流延膜の幅方向よりも幅広に乾燥風を送風する。以上の方法により流延膜80にはレベリング効果が発現して、厚みムラが抑制されているフィルムが製造される。 (もっと読む)


【課題】
優れた光透過率と機械的特性および耐薬品性を有し、気泡などの欠陥がなく背面露光感光ドラムの透明支持体あるいは転写、定着など電子写真方式の画像成形装置等の部材に有用な透明なポリイミド複合管状物、及びこのポリイミド複合管状物を低コストで簡易的に製造できる方法を提供すること。
【解決手段】
機械的特性の高い内層及び光透過率の高い外層からなる少なくとも2層のポリイミド樹脂被膜からなる管状物であって、前記被膜の光透過率が波長550nmにおいて50%以上であり、引張強度が15kgf/mm以上、引張弾性率が350kgf/mm以上の特性を有する透明ポリイミド複合管状物及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ポリメチルペンテン系樹脂を高濃度で安定に溶解できる液状組成物及びそれを用いて得られたオレフィン系樹脂シートを提供する。
【解決手段】 本発明の液状組成物は、メチルペンテン単位を含有するオレフィン系樹脂(A)が、ハロゲン原子を含んでいてもよい炭化水素類(B)、及びエーテル類(C)を含む混合溶剤に溶解した液状組成物であって、炭化水素類(B)とエーテル類(C)との割合(体積比)が、炭化水素類(B)/エーテル類(C)=33/67〜80/20である液状組成物を調製する。炭化水素類(B)は、メチル基を有していてもよいC5-7シクロアルカンであり、エーテル類(C)が1個のエーテル結合を有する3〜7員環状エーテルであってもよい。 (もっと読む)


【課題】支持体からのセルロースアシレートフィルムの剥離性を向上させるとともに、二酸化ケイ素微粒子の凝集を抑制する。
【解決手段】二酸化ケイ素微粒子と25℃の水中における酸解離定数(pKa)が1.9〜4.5である酸とのいずれか一方を、ポリマーとしてセルロースアシレートを用いたポリマー溶液22に混合して第1液47とし、この第1液に前記微粒子と酸とのうちの他方を添加してドープとする。あるいは、溶剤と二酸化ケイ素微粒子と前記酸とを、酸の濃度が0.5重量%となるように混合して第2液とし、この第2液を送液されているセルロースアシレート溶液にインライン添加してドープとする。これらの方法により、セルロースアシレートフィルムは良好に支持体から剥離されるとともに微粒子の凝集が抑制されるので、光学的特性に優れたフィルムを高速で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、共押出−流延塗布法と化学キュア法により製造される接着フィルムにおいて、層間剥離の無い形状良好な接着フィルムを、効率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも2種以上のポリイミド層を有する多層フィルムの製造方法であって、ポリイミド樹脂の前駆体を含む溶液・ポリイミド樹脂を含む溶液から選択される少なくとも2種以上の溶液を共押出によって支持体上に流延して2層以上の複数層を形成する工程を含み、前記共押出に用いる溶液の少なくとも1つの溶液には化学脱水剤及び触媒を含有し、化学脱水剤及び触媒を含有せしめる溶液に含まれるポリアミド酸中のアミド酸ユニット1モルに対して0.5〜4.0モルの化学脱水剤と0.05〜1.0モルの触媒を用い、かつ、化学脱水剤および触媒を含有する溶液の粘度が23℃において200〜2000Poiseであることを特徴とする、多層フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ポリイミド系化合物の製膜法において、フィルムの幅方向の膜厚分布を制御し、均一な厚みを有するポリイミド系フィルムを作製する。
【解決手段】 ポリイミド系化合物と該ポリイミド系化合物の前駆体との群から選択される樹脂の溶液をダイに供給して拡幅、流延し、製膜するポリイミド系化合物フィルムの製造方法において、前記溶液の粘度を、前記ダイに前記溶液を供給する供給路において調整し、更に、粘度調整した後のポリイミド系化合物のワニスを押出ダイに導入する前に、その粘度を測定し、粘度が一定になるように調整する。 (もっと読む)


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