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Fターム[4F205HM03]の内容

Fターム[4F205HM03]に分類される特許

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【課題】
炭素繊維強化プラスチック製支持バーは、軽量で高剛性という優れた性能を持つが、成形後の加工性という点においては、金属素材に対して優れているとは言えない。特に切断や穿孔などの機械加工性については、割れや欠けなどの現象が生じやすく、不良品を生じる原因となっていた。
本発明は、上記従来技術の背景に鑑み、炭素繊維強化プラスチックの持つ軽量、高剛性という優れた特性を維持しつつ、機械加工性の悪さを改善し、加工時に不良を起こすことのない炭素繊維強化プラスチック製支持バーを提供せんとするものである。
【解決手段】
長さ1.5〜3.0m、長手方向に垂直な断面積50〜400mmである炭素繊維強化プラスチックの表面に、破断伸度が3〜20%である繊維を強化材とした繊維強化プラスチックが配されていることを特徴とする繊維強化プラスチック製支持バー。 (もっと読む)


【課題】中子治具を検討することにより均等な肉厚製品を得、高真円度を有し、反りねじれに優れ、安価で軽量のシャフト製品を提供する。
【解決手段】複数本の繊維系に熱硬化性樹脂組成物を含浸させ、金型を通過させながら硬化させる引抜成形により得られる引抜成形品の製造方法であって、金型1が、成形品の外形を形成する外型2と、冷却媒体が通過可能な中空部分を有する中子治具3とからなり、該中子治具3を外型2温度よりも低温にして成形を行う中空引抜成形品の製造方法。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化、複雑化および高コスト化を招くことなく、繊維の送り速度を増速し得る樹脂含浸装置を提供する。
【解決手段】繊維Fに樹脂を含浸させるための樹脂含浸装置1において、繊維Fが通過すると共にその通過方向に向かって先細りとなる先細通路21を備えたブロック体2と、先細通路21の入口近傍において、繊維Fに対して樹脂を供給する樹脂供給装置3と、を備え、繊維Fが供給された樹脂を伴って先細通路21を通過していくにつれて、その樹脂が、先細通路21によるくさび効果により加圧されて繊維Fに含浸せしめられるようにした。 (もっと読む)


【課題】繊維強化複合材料成形装置において、一方の繊維束における端部と、他方の繊維束における端部とを重ね合わせて接合された長尺繊維束を、より均一に積層して繊維強化複合材料を成形することである。
【解決手段】成形中の繊維束14における端部と、新品の繊維束44における端部とを重ね合わせて、重ね合わせた繊維を絡ませて接合し、長尺繊維束48として繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形装置10であって、成形中の繊維束14と新品の繊維束44との接合部46は、成形中の繊維束14における端部と、新品の繊維束44における端部とから、各々端部の繊維量に対して所定量の繊維を切断し、所定量の繊維が切断された各々端部を重ね合わせて、重ね合わせた繊維を気体流で絡ませて形成される。そして、各々端部の繊維量に対して2分の1の繊維を切断することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸繊維の樹脂が巻き付けによって染み出すことを抑制できると共に、樹脂含浸繊維層の内部での剥離を抑制できる、成形体の製造方法、成形体、並びにタンク。
【解決手段】樹脂含浸繊維を硬化させてなる樹脂含浸繊維層(4)を有する成形体の製造方法において、樹脂含浸繊維層(4)を形成するための一連の工程を備える。一連の工程は、樹脂含浸繊維を所定分巻き付ける巻付け工程と、巻き付けられた樹脂含浸繊維の樹脂をゲル化するゲル化工程と、を有する。そして、一連の工程では、巻付け工程及びゲル化工程を実行後、さらに巻付け工程を実行することで、ゲル化されたものの上に新たな樹脂含浸繊維を所定分巻き付けるようにした。 (もっと読む)


【課題】多層FRP層中のマトリックス樹脂の含有量、繊維体積含有率をコントロールすることができるFRP部材の製造方法を提供する。
【解決手段】基材20にフィラメントワインディング法を用いてマトリックス樹脂12a、12b、12cを含む繊維を巻き付けて多層FRP層を形成し、前記多層FRP層を加熱硬化させてFRP部材を製造するFRP部材の製造方法であって、前記多層FRP層の単層毎又は複数層毎に、硬化開始温度の異なるマトリックス樹脂を用いる。 (もっと読む)


【課題】繊維束を接合するにあたり、接合部の肥大化を抑制するとともに、高張力の負荷にも耐え得る高い接合強度を得る。
【解決手段】第1の繊維束41と第2の繊維束42とが接合部44において長手方向に接合されてなる繊維束接合体40である。接合部44は、第1の繊維束41の端部41aと第2の繊維束42の端部42aとを、同軸上で重ね合わせずに配置した状態で、第1及び第2の繊維束41、42よりも細い第3の繊維束43を介して接合して構成したものである。 (もっと読む)


【課題】高い捩り強度、共振周波数仕様のプロペラシャフト用FRP筒体において、毛羽発生や糸切れ発生を防止し、設計通りの共振周波数、捩り強度を発現する層構成としたプロペラシャフトとその製造方法を提供する。
【解決手段】引張弾性率230〜280Gpaの強化繊維を含む層(a)と、引張弾性率280〜900Gpaで、かつ引張弾性率が前記層(a)の強化繊維の引張弾性率より少なくとも50Gpa高い強化繊維を含む層(b)を少なくとも含むFRP筒体に継手要素を結合したことを特徴とするプロペラシャフト。 (もっと読む)


【課題】引き抜き成形用エポキシ樹脂組成物が引き抜き成形において、十分含浸できる粘度であり、優れた速硬化性を有しながら、引き抜き成形時の粘度変化が小さく、並びに耐熱性が優れた成形品を提供する
【解決手段】
(a)エポキシ樹脂、(b)酸無水物、および、(c)イミダゾール誘導体を含む引き抜き成型用エポキシ樹脂組成物であって、(a)エポキシ樹脂が、25℃における粘度が3000mPa・s以下の2官能エポキシ樹脂を全エポキシ樹脂100重量部中に60〜100重量部含むエポキシ樹脂であり、(c)イミダゾール誘導体が、1位に置換基を有するイミダゾール誘導体を含むイミダゾール誘導体であることを特徴とする引き抜き成形品用エポキシ樹脂組成物。
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【課題】硬く機械的強度が高く強度のばらつきの小さな建築部材を製造でき、また成形する金型の温度、圧力等の品質管理に必要な条件数が少なく管理が容易で品質の安定性に優れ、さらに容易に長尺の建築部材を製造できる建築部材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、横断面が略円形,略楕円形又は略多角形のいずれかの棒状に形成された建築部材の製造方法であって、天然繊維5が撚り合わせられ又は編組され若しくはスライバ状にされた繊維集合体9と接着剤若しくは合成樹脂3とを型10内に収容し、(a)接着剤若しくは合成樹脂3を硬化させて、又は、(b)合成樹脂を溶融させた後に型10から引き抜き冷却硬化させて成形体15を形成する成形体形成工程を備える。 (もっと読む)


【課題】従来に比べ高速の引取速度、例えば40m/分を上回る引取速度にて長繊維強化樹脂ストランドを製造することができるようにすること。
【解決手段】含浸ヘッド9の下流側に冷却装置12と撚りローラ16A,16Bとをこの順に備え、強化用繊維束2に含浸ヘッド9により溶融樹脂を含浸させるとともに、樹脂含浸強化用繊維束に撚りローラ16A,16Bによる撚りを付与し、長繊維強化樹脂ストランド4を製造する装置において、強化用繊維束2を一対の加熱ローラ220,230に交互に複数回巻き掛けることで加熱することにより、予め加熱された強化用繊維束2が含浸ヘッド9に連続的に導かれるようにした加熱ローラ装置200と、加熱ローラ220,230に巻き掛けられる強化用繊維束2に対してバックテンションを付与するバックテンション付与装置とを備えている。 (もっと読む)


【課題】繊維束断面が扁平な状態で巻かれたボビンから供給される繊維束を、扁平の程度が小さくなるのを従来よりも抑制した状態で配列することができる配列ヘッドを提供する。
【解決手段】配列ヘッド11は棒状に形成されるとともに、繊維束を案内する案内孔12は、断面形状が扁平で、かつ配列ヘッド11の基端から先端まで延びるように形成されている。配列ヘッド11は、長手方向と直交する断面における形状が円形で、案内孔12が扁平な矩形状に形成されている。配列ヘッド11は、案内孔12の扁平な側と垂直の方向から見た場合、先端に円弧状突出部11aを備えている。配列ヘッド11は外径が一定で、案内孔12の断面積は先端部及び基端部を除いて一定に形成されている。配列ヘッド11は、案内孔12の扁平な側が互いに分かれる状態に2分割する平面に対して対称に形成されている。 (もっと読む)


【課題】強度の高い容器を提供する。
【解決手段】容器50の製造方法は、樹脂4を含浸する繊維5に第一の張力を加えて中空体3に巻きつける工程と、第一の張力で巻きつけた樹脂含浸繊維の樹脂4を硬化させて第一フィラメントワインディング層10aを形成する工程と、樹脂4を含浸する繊維5に第一の張力よりも大きい第二の張力を加えて第一フィラメントワインディング層10aに巻きつける工程と、第二の張力で巻きつけた樹脂含浸繊維の樹脂4を硬化させて第二フィラメントワインディング層10bを形成する工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】繊維束の開繊装置及び繊維束の開繊方法において、繊維束の繊維をより分散させて、繊維束の繊維を更に開繊させることである。
【解決手段】繊維束12の方向に略直交して配置され、繊維束12と接触する接触面を含むガイド部14と、ガイド部14を挟んで配置され、繊維束12をガイド部14の接触面に押圧する第1押圧部16と第2押圧部18とを備える繊維束の開繊装置10であって、ガイド部14は、ガイド部14を超音波振動させる超音波振動発生装置を有する。ガイド部14は、複数のボビンから供給される複数の繊維束12を接触面で開繊した後、開繊した繊維を組にする。また、ガイド部の接触面が、凸面であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】破壊試験に頼ることなく品質の良否を的確に判断することができるようにし、もって品質管理に要するコスト負担の低減に大きく寄与するフィラメントワインディング方法および装置を提供する。
【解決手段】樹脂を含浸させた繊維束2を、その巻出し量および張力を制御しながら被巻付け部材に巻付けるフィラメントワインディング方法、装置において、前記繊維束2を被巻付け部材に繰出す巻付けローラ51を支持するブラケット50に、巻付けローラ51から繰出された繊維束2の幅を検出する幅センサ(光センサ)67を設け、フィラメントワインディング方法の実行中、該幅センサ67により、空孔の発生と密接に関係する繊維束2の幅を連続して測定し、その測定結果を記録した繊維束幅線図に基づいて、品質の良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】装置を停止することなく繊維への樹脂含浸量を管理することができるフィラメントワインディング装置を提供すること。
【解決手段】樹脂を溜めた樹脂槽19と、樹脂槽19に繊維を供給する繊維束供給部12と、を備えたフィラメントワインディング装置11において、樹脂槽19内の樹脂重量を計測する荷重計25と、繊維束供給部12から供給される繊維の長さを計測する繊維長計測部26と、荷重計25により計測された樹脂重量と繊維長計測部26により計測された供給繊維量とに基づいて、繊維への樹脂含浸量を管理する制御部30と、を備えた (もっと読む)


【課題】回転部材表面における繊維の滑りを抑制することができるフィラメントワインディング装置を提供すること。
【解決手段】ワーク(回転部材)16を回転させながらワーク16の表面に樹脂含浸繊維を巻き付けるフィラメントワインディング装置11において、ワーク16の表面に巻き付けられた前記繊維をワーク16に押圧するホールド冶具(押圧具)51を備える。このホールド冶具51は、ワーク16の表面に沿って移動可能に構成している。 (もっと読む)


【課題】回転部材の被巻付け面における繊維の滑りを装置の大型化を招くことなく速やかに検出することができるフィラメントワインディング装置を提供する。
【解決手段】複数の繊維fを束ねて繊維束Fとして回転部材16に巻付けるフィラメントワインディング装置11において、回転部材16に複数の繊維束f,Fを供給する繊維供給手段12と、回転部材16に供給される繊維束f,Fの速度を検出する速度検出手段50と、速度検出手段50により検出された繊維束f,Fの速度に基づいて、異常を判定する異常判定部30と、を備える。異常判定部30は、回転部材16の被巻付け面における繊維束Fの滑りを異常として判定する。 (もっと読む)


【課題】繊維に樹脂を含浸して繊維強化複合材料を成形するための樹脂含浸装置及び繊維強化複合材料成形装置において、樹脂含浸用ローラに付着した繊維屑を除去することである。
【解決手段】樹脂16を溜める樹脂槽12と、樹脂槽12に溜められた樹脂16に一部が浸漬し、回転により樹脂槽12から樹脂16を表面に付着させて汲み上げる樹脂含浸用ローラ18とを有し、この樹脂含浸用ローラ18の表面に繊維14を接触させることにより、樹脂16を繊維14に含浸して繊維強化複合材料を成形するための樹脂含浸装置10であって、樹脂含浸用ローラ18に先端が当接するようにして配置され、樹脂含浸用ローラ18に付着した樹脂を含む繊維屑を樹脂含浸用ローラ18の表面から除去する除去部材24と、除去部材24に取り付けられ、繊維屑を含む樹脂から繊維屑を分離するフィルタ28を有する。繊維強化複合材料成形装置は、上記の樹脂含浸装置10を備える。 (もっと読む)


【課題】繊維に樹脂を含浸し、前記樹脂含浸繊維を巻回部材に巻回することにより繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形装置において、樹脂の含浸不足を検知することである。
【解決手段】本発明に係る繊維強化複合材料成形装置10は、炭素繊維等の繊維に、エポキシ樹脂等の樹脂を含浸し、前記樹脂含浸繊維を巻回部材に巻回することにより繊維強化複合材料を成形する繊維強化複合材料成形装置であり、樹脂含浸装置22が、樹脂が付着した繊維36を、所定の幅を有する間隙に通して樹脂の含浸量を調整する樹脂含浸量調整手段と、樹脂含浸量調整手段により除かれた余分な樹脂の樹脂量を計測する樹脂量計測手段とを有し、計測した樹脂量から樹脂の含浸不足を検知する。また、本発明に係る繊維強化複合材料成形装置10は、流量計により、樹脂含浸量調整手段により除かれた余分な樹脂の樹脂量を計測する手段を有している。 (もっと読む)


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